池村千秋のレビュー一覧
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アメリカを代表する日本研究者である著者が、日本、アメリカ、スウェーデンの子育て世代へのインタビューと国際比較データをあわせて分析することで、日本の人口減少、少子化の原因を指摘し、その解決に向けた政策提言を行う。
具体的には、日本の少子化の原因は男女の役割に関する硬直的な社会規範であると主張し、その解決のために、①子どもを保育園に入れづらい状況をできる限り解消する、②既婚者の税制を変更する、③さらなる法改正により、男性の家庭生活への参加を促す、④ジェンダー中立的な平等を目指す、ということを提案している。
著者の主張は、データに基づく国際比較や詳細な子育て世代のインタビューに裏付けられており、かな -
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元ヤフーの方の輪読講座で使用。
やってみてわかったけどマネージャーってつくづく難しい。そんな自信がない管理職の元では部下も不安だったろう、彼らにとってのキャリアに関わることだから失敗はしないほうが良いけどあまり上手く出来なかった。もちろん毎年、少しずつ自分も成長していったのは実感出来てるけど、もっと早く良いマネージャーになりたかった。
マネージャーのいろんな大変なことは経験してみないとわからないが、経験する前に知っておきたかった。この本はそれを助けてくれるかもしれない。説教くさくないのが良いし、MBAとかビジネススクールとかグロービス的なモノを軽くディスってるのも小気味良い。
メモしたいくつか -
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ネタバレリンダグラッドンにより、新しい働き方。今までの職場の重要性から、働く人を大切にする考え方へ。2時間かけて通勤する日本では絶対的に有効な2時間✖️5日で10時間、月であれば30時間以上。年間となると300時間以上を無駄にしてきたと言える。もちろん、その時間を読書やポッドキャストに費やした人はいい。
タタのチャンドラセカランさん、非常に優秀な多々グループの創業家一族で、素晴らしい方だと思うが、オンライン学習の可能性を感じさせるコメントも印象的。働き方は全く新しいフェーズに移行していくべき時期に来ている。
まず、働き方を柔軟に、という考え方は、子供との時間、勉強する時間、といったプライベートな時間 -
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ネタバレ評価
・ジョンコッター先生は、組織に起こりうる変化に対して現実目線で希望を見出すような書き方をしてくれ、とてもパワーをもらった気持ちになる
感想
・この本に書いてあるようなことを、自さでも考えていきたい。
内容
人間:変革とイノベーション
力学:大きな成果を上げる企業とそうでない企業
1.変化の科学
▫ 現在
1960年ー1990年で特許は3倍、さらに30年で4倍
インターネット上にあるデータのうち90%は、2年間以内のもの(IBM)
▫ 変化の妨げ
○ 準備不足
○ 能力不足
○ 変化を嫌う
▫ 少数の英傑なマネジメントだけでは、上記の安全安心を求める大多数を変えることはできな -
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前半はほぼ例示。先延ばしすることはいかに機会のみならず健康や人間関係を損なうか、ということが延々と書いてあり、ちょっと退屈。だが、それを読んでいるうちに先延ばしている自分の細かいタスクが済んでいって、そこはものすごい価値がある気がした。
後半は、いろいろと具体例が書いてあるが、最終章は進研ゼミのマンガのように、先延ばしさえ克服できれば人生全部うまくいく的な物語が展開。あとがきで、極端なやり方はそれはそれでよくない、と否定はされているものの、胡散臭さがぬぐえなくなってしまう。
とは言え、各章40前後の論文が引用されており、バックグラウンドはしっかりしていると考えられる。真実は直感と大きく違わ -
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「ワーク・シフト」「ライフ・シフト」といった著作や「人生100年時代」の生みの親であり、パンデミック以前から「働き方改革」の第一人者として世界をリードしてきた著者が、新型コロナを機に一気に加速したリモートワークの動きを踏まえ、このような大きな時代の変化を機会と捉えて仕事のやり方を根本的に変える手法を提案する一冊。
新たな働き方を適切にデザインするためには、仕事をする「場所」と「時間」の柔軟性を高めることが、仕事の生産性を決める要素である個人の「活力」と「集中」、組織内外の「連携」と「協力」に与える影響を、人生のマルチステージ化や機械との協働が普通になる未来の視点から考慮する必要性があり、その -
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育児に関する制度について、アメリカ、スウェーデン、日本の比較をしている本書。
結論として、制度自体は整っているが、男性が働き、女性が家事育児をするという社会規範がある限り、人口減少対抗策は機能せず。まずは、このような性別分業的な規範を早い段階で打ち破るべしという内容。スウェーデンの共働き・共育てモデルで参考になるのは第一子から第二子までを短期間で出産する場合には、育休の補助が増加するというもの。日本の若い年代でも、キャリアウーマンはやはりキャリアとの天秤の中で子供を作るタイミングを遅らせることになることは既に傾向としてあるが、スウェーデンの場合、スピードボーナスというこの制度によって、出産のタ -
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ネタバレ・経験知の重要性
・エキスパートは罠に気づき、迅速に判断し、具体的状況認識し、自分の知識の欠陥も知っている。
・GPSのルートに従う運転手(初心者)と、自分でルートを探せる運転手(エキスパート)
・エキスパートは閃きがある→子供にはない、経験知がないから。
・自分が何が足りないかを知っている。
・人的ネットワークも知識のうち。
・マネジャーは外から得る知識と組織で育む知識を区別する。
・信念は知識に対してフィルターになる可能性がある。個人、専門分野、組織、文化のレベルで信念がある。欧米の合理主義もある意味で信念の一つでしかない。信念同士は衝突する。→自分の信念が思い込みだと思うと変化が起こる。