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「人生100年時代」の生き方を構想し、 「日本社会のこれから」の指針を示した 世界トップ経営学者リンダ・グラットン。 彼女が本書で描くのは「働き方の今」と「近い未来」だ。 新型コロナが私たちの働き方にもたらした変化は重大だったが、 まさに現在進行で現われつつある「大きな潮流」を詳らかにし、 また、世界中のさまざまな企業の現場事例をもとに、 私たちの「仕事のあり方」、ひいては「働く意味」 「人生の豊かさ」を“リデザイン(再設計)”していく。
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Posted by ブクログ
職群と生産性要素の紐づけ、キャラクターによる組織理解の深化。単なる理論書に留まらず、実践的でありながら未来志向を持つ内容となっています。「企業のパーパスと個々の能力の融合を通じて生産性を高める」点。組織が単なる業務効率を超え、人間らしさを取り戻すプロセスが力強く描かれています
コロナ禍において、働く場所・時間・コミニュケーションの新しいあり方を企業がいかにリデザインしてきたかを描く。経営者視点の記載も多いが、マネージャーやリーダーにも参考になる。個人的には在宅勤務のメリデメについて考え直すきっかけになった。
私は今絶賛就活中だが、良いタイミングで読めたと思った。 今社会ではどんな事が問題になっているのか、何を変える必要があるのか、無いのかを知る事ができた。技術、文化、社会が大きく変化している今日だからこそ課題が多くある。しかし、それを単純に表面だけで評価し、変革をもたらすと、それによって不公平が生まれ...続きを読むたりもする。 多くの経営者の疑問、思考、試行、結果、調整の過程が記されていて本当に勉強になった。 自分はまずは雇われる側だから読んでもそんなにかな、と思ったが、そんな事はないと思った。雇われる側だからこそ必要である心構えがあると知った。 読む前まで雇われる側が言う意見は傲慢かな、と思っていたが、そんなことはなく、それが水平に言える環境がある事が雇用関係でwin-winな関係である事がわかった。
「人生100年時代」を訴える著者の新著。リアルかリモートかを含め、新しい働き方について、何が必要か、どのようにして構築するかなど、事例・発言を交えながら説く。社内ばかりではなく、外部とのネットワークで仕事をすることがよいと。サッカーのワールドカップの日本戦を見ながら共通する点があるかと思ったのは、海...続きを読む外にでて活躍する選手が増えたことによって、スキルなどを学んだことが強豪と戦える土台を築いたのだろうと思った。自社組織、社員の成長などを考えている方にもおすすめ。
上司がファクトフルネスなどのベストセラーを持ち出すのが好きなので、読み始めた。 この本の主目的は、知識を与えることではなく、職場をリデザインするヒントを与えることにあると思うので、 この本で得られた示唆をもとに職場変革をどのように進めるか考え、実践していきたい。
在宅勤務からオフィス出社に戻す動きが出ている中、今さらかなと思って読んでみたが、かなり面白かった。在宅勤務or出社だけでなく、様々な取り組みが紹介されているし、自社に合った仕組みを考えるフレームも提示してくれる ロックダウン中に長期間の在宅勤務を強いられた身としては、社内外の「弱いネットワーク」が...続きを読む形成できず仕事に広がりが出ない。実際、大規模な調査でも長期間の在宅勤務は選好されないようだ。 一方、出社が原則になると通勤が憂鬱だし、勤務時間のフレキシビリティが損なわれ、在宅良かったなぁとも思った。 では来たくなるオフィスを目指しては? 富士通のシェアードオフィスのように1箇所に大きなオフィスを持つのではなく複数の小さな拠点を持つのは?色々な可能性が見えてくる
コロナ後の働き方についての提唱。 場所・時間にとらわれない働き方はコロナ後だけではなく、グローバル企業(グローバルなプロジェクト)で働く上でも必要な考え方。 リデザインを4つのプロセスで回していく、という考え方を元に章立てされているが、この4つは基本的にデザイン思考。いくつかの企業での実践事例や具体...続きを読む的なペルソナを用いた仮説で構成されており、とても読みやすかった。
テクノロジーの進化とコロナ禍が強制的にもたらした働き方の変化の中で、コロナ禍の終息以降どのような働き方を目指していくべきか、がテーマの本。タイムリーな話題であることと、LIFE SHIFTシリーズの満足度が高かったので手に取りました。 研究事例をベースに、シンプルな枠組みで働き方をデザインするための...続きを読むプロセスを整理されている点、また各プロセスで論点とすべき事項を整理されている点は流石の読みやすさです。 何だか印象深くてメモしたのは次の一文。 「人とのつながりが増えれば増えるほど、人は少しずつ受動的に、機械の歯車のようになる。」
「ワーク・シフト」「ライフ・シフト」といった著作や「人生100年時代」の生みの親であり、パンデミック以前から「働き方改革」の第一人者として世界をリードしてきた著者が、新型コロナを機に一気に加速したリモートワークの動きを踏まえ、このような大きな時代の変化を機会と捉えて仕事のやり方を根本的に変える手法を...続きを読む提案する一冊。 新たな働き方を適切にデザインするためには、仕事をする「場所」と「時間」の柔軟性を高めることが、仕事の生産性を決める要素である個人の「活力」と「集中」、組織内外の「連携」と「協力」に与える影響を、人生のマルチステージ化や機械との協働が普通になる未来の視点から考慮する必要性があり、そのためには業務の実態や個人の価値観の理解、新たな仕事の進め方の構想と検証といったプロセスを、リーダーやマネージャーに加えて全てのメンバーが主体的に参画する「コ・クリエーション」によって実践し続けることが肝要であると著者は主張する。 「在宅かリモートか」「対面かオンラインか」といった単純な二択の議論ではなく、働く場所と時間を業務の特性に合わせて最適化する継続的な取組みを通じて、個人の生き方と組織のパーパスを一致させることが、企業の存続と未来を大きく左右する時代に入ったことを痛感する。業種やポジションを問わず、これからの働き方を能動的に変えていくための考え方やノウハウが満載の良書。
コロナで働き方がどう変わったか? なんとなく課題や不満、利点が頭にチラチラ浮かぶ状態を、色々な観点からしっこり明文化してくれて整理がつく。 最後のパートは新ライフスタイルにおけるリーダー論。ここだけ別でも良かったかな
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