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あなたの中にある「マネジメントの常識」は本当に正しいか? 『戦略サファリ』『マネジャーの仕事』など、経営学の大家ミンツバーグ最新刊! よりよいマネジメントを目指すすべての人へ。
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Posted by ブクログ
初めて全部読んだかも。 なんだかんだとミンツバーグの本は買っておきながら読んでないことが多いのだが、それは近しい思考だから、内容わかるため? マネジャーの仕事以来のファンなのだが、ここ最近の著作は買ってもいない。もう少し積読減ったら読もう。
組織論の大家であるミンツバーグのマネージャーに向けたストーリー集。 仕事における思考の再整理のヒントを掴みたく、手に取った。 ショートストーリー形式で、短い隙間時間でも読み進められた。 内容は、目から鱗というよりは、自分がすでに考えていたことを整理してくれる本であった。 考えていること、やるべきこと...続きを読むを思い浮かべながら、ゆっくり読み進める時間は、とても有意義だった。 印象に残ったのは、下記の内容。 ・マネジャーの選考では、候補者にマネジメントされた経験のある人の声を聞け ・人は変化するものばかりに目を向けがちだが、ほとんどのものは変わっていない。変わっていないものにも注意を払うべき ・IMPMにおけるマインドセット(振り返り/分析/広い視野/協働/行動) ・物事の全体像は高い場所から見下ろして描く必要は必ずしもない(グローバルとワールドリーの違い) ・ベストよりグットを目指す(自分自身と競うことが重要)
アイロニックな表現が多用されていますが、それが、また、面白い。 答えはなくて、グッドなことを続けることでマネジャーとして成長できそうです。
地に足のついたマネジメントに大変共感 決めるために実行するのではなく、実行するために決める。小さく始めて大きく学ぶ 雑草型の戦略形成 リーダーシップよりコミニティシップが重要 効率化の落とし穴 コストは便益より数値化しやすいため、単なる倹約の推進になることが多い。 活力ある経済をはぐくむの...続きを読むは、新しいものを築く人たちであって、既得権にしがみつく人たちではない。民主的な社会の土台を強化するのは、みずからの才覚で成功する人たちであって、生まれながらの特権で地位を手にする人たちではない。 必要なのは進むべき道をみずから切り開く人達なのである。
ミンツバーグらしいMBAなんて役に立たない。数値化なんてまやかしだ。人の心が数字でわかるか!マネジメントは現場を理解してナンボ。等々相変わらず面白い。
元ヤフーの方の輪読講座で使用。 やってみてわかったけどマネージャーってつくづく難しい。そんな自信がない管理職の元では部下も不安だったろう、彼らにとってのキャリアに関わることだから失敗はしないほうが良いけどあまり上手く出来なかった。もちろん毎年、少しずつ自分も成長していったのは実感出来てるけど、もっと...続きを読む早く良いマネージャーになりたかった。 マネージャーのいろんな大変なことは経験してみないとわからないが、経験する前に知っておきたかった。この本はそれを助けてくれるかもしれない。説教くさくないのが良いし、MBAとかビジネススクールとかグロービス的なモノを軽くディスってるのも小気味良い。 メモしたいくつかのフレーズ。 「マネジャーには際限なくあらゆることが降りかかる」 「メールでは、言葉による情報しか伝わらない。声の調子も聞こえないし、身振り手振りも見えない。雰囲気も感じ取れない。しかし、マネジメントで重要なのはそういう情報だ。電話で話すとき、私たちは笑ったり舌打ちしたりする。会って話せば、うなずいたり首を振ったりして、賛意や不同意を表現する。観察力の鋭いマネジャーは、こうした手がかりを見逃さない。」 ・しかし、変わっていないものにも注意を払う必要がある。 ・判断に迷う場合は、まずやってみる以外にない。実行するために決めるのではなく、決めるために実行するのだ。 ・人々に学習する能力があり、学習を支援する体制が整っていれば、どこからでも戦略は生まれる。機会さえあれば、誰もが新しいアイデアを考えつき、それが戦略に発展していく。 ・既存の戦略を活用すべきときと、新しい戦略に転換すべきときを見極めるのが、マネジャーの大切な役割になる。 ・大勢の人が一体となり、ゆっくり足並みをそろえて、混沌とした状況の中を前進していく——これと同じことが組織でもできればいいのではないだろうか。 生きた牛のような組織をつくるためのヒントは、牛のように歩くことの中にある。みんなが一体になって仕事をし、一体になって歩くことが重要なのだ。マネジメント論ではリーダーシップが神聖視されるが、それよりも重要なのは、言うなれば「コミュニティシップ」だ。 ・リーダーが不要なわけではない。特に、新しい組織にコミュニティシップを確立したり、既存の組織でそれを維維持したりするためには、リーダーの役割が欠かせない。不要なのは、過度にリーダーシップを重んじる姿勢だ。誰か一人を選んでリーダーの座に据え、その人物を組織づくりの唯一の最重要人物と位置づけ、途方もない金額の給料を支払うようなことは、もう終わりにしたほうがよい。コミュニティシップの中に組み込まれた「必要最低限のリーダーシップ」が一番だ。 ・マネジャーや、経営を論じる専門家や大学教授は、変革を説くことには慎重であるべきだ。それよりも、もっとコミュニティシップに関心を払ったほうがよい。 ・最高幹部たちに必要なのは、ほかの階層のマネジャーたちが何を考えているかを知ることだ。 ・やることがないマネジャーほど危険なマネジャーはいない。マネジャーとは、そもそも精力的な人たちだ。そうでなければ、マネジャーにはなれない。そんな人物にマネジメント不可能な職務を与えると、その人は自分にできる仕事をひねり出す。 あとは省略。同意できるキーワードの宝庫でした。
アート、クラフト、サイエンスという3つの要素のなかの、サイエンスが過剰に評価されている状況に警鐘を鳴らし、現場に根ざしたのコミュニティシップの重要性を説く内容。「より多く」ではなく「より良く」を重視しよう、という主張にも共感できた。
ミンツバーグ教授の新刊。 教授のブログから選んだものを本にしたものであり、これまでの教授の著作とは、少しテイストが異なる。エッセイ集的な印象を受ける本。内容自体は、これまでの教授の著作での主張に沿ったもの。 マネジメント・マネジャー・リーダーシップに関するもの。株主至上主義・資本主義に関するもの。組...続きを読む織や戦略に関するもの、などが収められている。 マネジメント、あるいは、リーダーシップに関する本は山ほどあるが、私はミンツバーグ教授の書かれているものが一番好きだ。 マネジャーには、ジレンマ的な、いまいましいことが、次から次に降りかかってくる。そういった中でも、何とか成果を出すのがマネジャーの役割。置かれている状況や、目指すべきものが、マネジャー一人一人異なるので、どんな場合にも通じるようなマネジメントの方法論というものはない。マネジャー一人一人が、現実を見ながら、考えながら、個々の場面に対処していくしかない。
あまり頭に残らず。 ようは現代経営批判。 リーダーシップよりも繋がり。組織は誰もが引っ張っていけて本当の組織という思想。
■著者はマギル大学の工学部機械工学科を卒業し、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院にて1965年に経営学修士及び1968年に博士を取得。現在、カナダのマギル大学の教授である。 ■「マネジメントは、リーダーシップを振りかざすことではなく、地に足をつけて現場に関わっていくことであるべきだ。」この言...続きを読む葉にこの本の全てが集約されている。 ■もともとは同氏のブログに書き留めたものの中から、特に有意義だと思える42本を選んで、マネジャーが寝る前にベッドで読めるような本を作りたいと考えて編成された本である。 ■日本人、日本のことが結構出てくる。著者は日本にも造詣が深いように感じる。日本語訳も自然で読みやすかった。
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ヘンリー・ミンツバーグ
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