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悩めるマネジャーたち〔社長・部長・課長・現場責任者〕に捧げる福音の書! 「リーダーシップは要らない。」 現場を知りつくした現代経営学の巨匠が「管理職」に求められる姿勢・行動・思考を説く――実践的マネジメント論の真髄をこの1冊に凝縮。
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Posted by ブクログ
理論からマネジメントを語るのではなく、実在する29人のマネージャーの行動からマネジメントを考察した傑出の一冊。 著者のミンツバーグ氏は、ドラッカーほど有名ではありませんが、理論ではなく実践を重視する異色の経営学者であり、ドップリとその世界にハマってしまいました。 マネジメントは、専門技術ではなく「...続きを読むアート・クラフト・サイエンスが合わさった実践の行為」であり、このいずれかが突出しても、あるいは欠けてもマネジメントに弊害があるという指摘はよく心得ておく必要があると思います。 特にアートの部分はもっと重要視されるべきでしょう。 ・アート…ビジョン、創造的発想 ・クラフト…経験、現実に即した学習 ・サイエンス…分析、体系的データ そして、マネジメントに唯一で最善の方法はなく、何が正解かはその時々の状況で変わると言います。 第6章「有効なマネジメントとは」において、その手がかりが示されますが、本書からはお手軽な処方箋は得られません(氏も本書でそのことを意図していません)。 むしろ、『マネジメントは実践の行為であり、様々な経験と試練を通じて、仕事の場で学ぶものである』と、実践の大切さを強調するほか、『組織を…積極的に関わり合う人々のコミュニティとみなすことほど、自然な発想はない。そのようなコミュニティでは、誰もが敬意を払われ、ほかの人たちに敬意を払う。マネージャーは、人々とともに働く人物でなければならない。人々を支配する人物であってはならないのだ』と、「コミュニティシップ」の大切さを強く語りかけ、シンプル・自然・健全なマネジメントと組織の在り方を問いかけます。 マネージャーが実際に苦悩する要素が盛り込まれた本書は、日々試行錯誤するマネージャーに共感と勇気を与えつつ、考え、行動することの大切さを教えてくれる一冊だと思います。 本書に引用される『おかげで気が楽になりました!他のマネージャーたちは計画し、組織し、指揮し、調整し、統制しているのに、自分だけしょっちゅう仕事を中断され、目先の問題への対応にあたふたと追われ、事態の収拾がつかなくならないように、問題に蓋をすることに躍起になっているのだと思っていました』という多くのマネージャーの共感の声が、ミンツバーグ氏の現実に立脚したマネジメント論の秀逸さを物語るものなのでしょう。
マネージャーとは?を自問自答していた時に、常に手元にあり、勇気づけてくれた本。この本に出会わなければ、今のキャリアにたどり着けていないと感じる。
マネジャーとは何か、あるいは、マネジメントとは何か、について書かれた本はヤマほどあるが、私としては、ミンツバーグが書いたものが、一番しっくりきて好きだ。 マネジャーには、多くのジレンマ的な状況が待ち受けている。それに、何とか折り合いをつけて成果を出していくのがマネジャーだと思う。 マネジャーは、教室...続きを読むではつくれず、さまざまな経験と試練を通じて、マネジャー自身が仕事の場で、仕事そのものと振り返りを通じて学ぶものである。 こういったことが、ミンツバーグの論のエッセンスだと理解している。 まさに、その通り。
日々不安を抱えながらマネジメントを遂行している人達にとって安心感を与えてくれる良書ではないだろうか。 ”成功するマネージャーも欠陥を抱えている。そもそも欠陥のない人間など一人もいない。マネージャーとして成功する人は、欠陥が少なくともその環境では致命的な弊害を生まないのである” マネージメント業務...続きを読むは、終わりがなく、忙しい。その中で完璧を目指そうとすると大きなストレスを抱える。その結果全体像が見えなくなり致命的な弊害を生じてしまう。これは、マネジメントとして最悪のシナリオだ。 そうならないためには、アート、クラフト、サイエンスの三要素をなんらかの形でブレンドさせることが不可欠であると説く。別にマネージャー個人が三要素をあわせもつ必要はなく、チーム全体で三つの要素をすべてもっていれは良い。 また、優れたマネージャーは振り返りを重んじるケースが多いようだ。どのように振り返るかは、チェックリストも掲載されているので、参考にして実際にやってみることにする。
マネージャーとしての考え方や行動が実例を持ちながら記されており、とても身近に感じられる内容で、とても参考になった。
『マネジャーの実像』という450ページにもわたる大著を3分の2ほどのボリュームに編集し直し、加筆が入ったのが本書である。 先日読んだ『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(入山章栄 著)によると、ミンツバーグは経営戦略論の中でもポーターから始まる今主流の"コンテンツ派"では...続きを読むなく、"プランニング派"に属し、その中でも「考える前にまずはやってみるべき」という学習主義をベースにしている。 そんなミンツバーグが、29人ものマネジャーの観察を基に、その機能・仕事の仕方などを分類、系統立てた。 管理をする立場の者にとっては大きくうなずけるであろう内容が多く、「マネジメントとは『いまいましいことが次々と降りかかる』仕事で、永遠にひとときも開放されることがない」「電話や会議や電子メールを終えて『仕事に戻る』のではなく、こうしたコミュニケーションこそがマネジャーの仕事である」といった文を読んで、世のマネジャーは皆同じ悩みを抱えているのだと勇気をもらえる方も多いのではないだろうか。 だからといって、特効薬的な解決策が示されているわけではない(当たり前だが)。マネジャーという仕事と実際の現実、管理の次元や枠組みなどを知り、自分はどのようなタイプかを見つめ直し、どのようなやり方をミックスさせて自分らしいマネジメントを行うか。それを考える機会を得る上では、とても良い本だと思う。 リーダーシップよりも、コミュニティシップに基づくエンゲージメント。 トップダウンではなくミドルマネジャーによるアップアンドダウン。 1980年代の日本的経営のファンというミンツバーグらしい主張も印象的である。 難を言えば、やはりエッセンシャル版。 よいとこ取りなだけに、頭に残りにくい面はあるかもしれない。
以下の三つを頂点とする「マネジメントの三角形」など、共感しやすい発想を述べている。 ①アート、ビジョン、創造的発想 ②クラフト、経験、現実に即した学習 ③サイエンス、分析、体系的データ
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エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論
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