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これはグーグルの物語である。
グーグルは何を考え、何をめざしているのか。
『マッキントッシュ物語』でアップルの全貌を暴いた著者が、巨人の内側に密着取材。
これまでベールに包まれていた謎を解き明かす渾身のドキュメント。
徹底的な隠蔽戦略で見つけたネットの「金の鉱脈」、ジョブズが憎んだアンドロイド携帯、中国市場での失態、フェイスブックに挑むグーグル+、クラウドコンピューティング戦略。
誰も描かなかったグーグルの歴史のすべてが、ここにある。
【各紙の書評】
・グーグルの興隆というエキサイティングなストーリーを、これほど深く描いた本があるだろうか。(ボストン・グローブ紙)
・レヴィはアメリカ屈指のテクノロジージャーナリストだ。彼は、これまで書かれたどのグーグル本よりも、面白い本を書き上げた。グーグルに関する本はこれからもたくさん出るに違いない。だが本書ほど、グーグルを生き生きと描き出すことができるものは稀だろう。(ワシントン・ポスト紙)
・世界で最も影響力のあるネット企業の思考を読み解く、最高の入門書だ。(ウォール・ストリート・ジャーナル紙)
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Posted by ブクログ
Googleの創業者2人が一線から退くというニュースをきっかけに読んでみた.1990年代末の創業〜2010年頃までの話.インターネット小史のようにもみえる.
社風:強烈な理想主義,不可能と思われるような目標設定,大学の研究室のような雰囲気を保つ,ユーザ視点での品質にこだわるetc.
技術:アルゴリズム至上主義,どのHDも確率的に壊れるということを前提に設計されたシステム,ページランク,アドセンス,アドワード,Gメール...
人物:多くのエンジニアや社員が生き生きと描写されていて面白い.
出来事:chrome開発によるfirefoxとの決別,androidでappleとの対決へ.. 中国での攻防,プライバシー/独占への批判
Facebookの登場 オープンなwebにおける客観的なアルゴリズム至上主義vsクローズドで主観的な人間関係を中心としたSNS
Google+では結局Facebookの後追いになってしまった.大きくなりすぎたGoogleにはかつてように革命的なプロダクトを生み出す力がなくなったのか?
→人工知能,自動運転へ?
Posted by ブクログ
面白い!
Wiredの記者であるスティーブン・レヴィがグーグル公認のインサイダーとしてグーグラーたちに密着し、その内部の様子が書かれている。
ラリーとサーゲイの構想から起業、発展までのスピード感。その根底にある理想と理念、そこに加担していく頭脳明晰な天才たち。
エンジニアに対する圧倒的信頼。
そして大企業になってしまった後の苦悩、フェイスブックの追撃やマイクロソフト・ヤフーとの葛藤。
そしてまだまだグーグル自身の、そして世界の可能性と未来を信じて疑わない姿勢。
特にクロームとアンドロイドの開発の件は彼らの思想が明快に描かれていて興味深かった。
グーグルのスローガンの一つでもある「Don't be evil」。
あとがきにも書かれているが、この本の裏テーマはグーグルが果たして邪悪になってしまったか、ということ。
今後のグーグルの身の振り方から目が話せない。
一読をおすすめします。
Posted by ブクログ
Google本は数ある中、この本ほど確信に迫ったルポがあったであろうか。Google自身が掲げる「全ての情報をオープンに」というスタンスからはほど遠いほど彼らは謎に包まれている中、これは大変な偉業だと思う。
分厚い本であるが文句なくおススメ。オモロイ!
今や世界最大のNWインフラとサーバーを擁し(しかもほとんど自社製で、そのコストはムーアの法則よろしく年々下がっている)、また有り余る資産とユーザーデータを集めたGoogleの最終目標は人工知能を使って人間の能力を拡張することである。彼らの目標はデータやプライバシーではないのだ。それは突き詰めると恐ろしくもあり、また独善的ではあるが、しかしGoogleなしのインターネットなんて考えられないわけで、広く薄く、我々はそれに手を貸している。なんとも複雑ではある。
しかし、この会社。風土とは言え失敗を恐れない。逆に失敗しなくなった時は、「らしさ」を失った時だ。
「Googleもっとやれ!」
「もっと物議かもせ!」
無責任ながらそう考えている。
Posted by ブクログ
グーグルのことを知りたければこの本で必要十分。
2人の創業者やエリック・シュミットはもちろん、今話題のマリッサ・メイヤーをはじめ、これだけの重要人物たちの生の声を聞けるとは思わなかった。それだけでも貴重な本。会社内部だけでなく、グーグルを取り巻くIT業界や政治の世界との関係もしっかり書かれており、深く知りたいところは深く、浅くてもいいので外の世界とのかかわりを俯瞰的に知りたいところはそのようにと、読者の知的好奇心をしっかり満たしてくれている。
そして、世間を賑わせた数々のグーグル的話題の内部事情やそのときの当事者の思いもしっかり読める。たとえば僕らはいまやグーグルに対してその無機質さ、冷酷さにある種の恐怖を感じつつあるが、グーグルの人々も世の人のために始めたことがいつしか恐れの対象となりつつあることに苦しみ、葛藤していることを知った。(そして、すこしほっとした。)
まとめると、グーグルという会社の歴史、IT業界の歴史、その中でのそれぞれの人間模様をすべて同時に楽しめるので超絶お薦めの一冊。
惜しむらくは、章ごとにときどき時間の巻き戻しが起きているため、読んでいて「ん?この話のときはまだ○○は入社前だったっけ?」といったように、頭の中で時系列の整理が難しかった。もちろんこの会社の短い歴史の中であまりに多くのことが起こりすぎているので仕方ないところだが、巻末に年表があったらよかったかもしれない。
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ビジネス・実用
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