池村千秋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は今絶賛就活中だが、良いタイミングで読めたと思った。
今社会ではどんな事が問題になっているのか、何を変える必要があるのか、無いのかを知る事ができた。技術、文化、社会が大きく変化している今日だからこそ課題が多くある。しかし、それを単純に表面だけで評価し、変革をもたらすと、それによって不公平が生まれたりもする。
多くの経営者の疑問、思考、試行、結果、調整の過程が記されていて本当に勉強になった。
自分はまずは雇われる側だから読んでもそんなにかな、と思ったが、そんな事はないと思った。雇われる側だからこそ必要である心構えがあると知った。
読む前まで雇われる側が言う意見は傲慢かな、と思っていたが、そんなことはなく、それが水平に言える環境がある事が雇用関係でwin-winな関係である事がわかった。 -
Posted by ブクログ
人口が急減する日本。なぜ出生率も幸福度も低いのか。
ハーバード大学ライシャワー日本研究所の所長による現代日本への現状把握と考察
結論:日本人が幸福で、出産率を上げるためには、「夫が積極的に育児と家事に参加すること」そのためには、男性の育児休業を義務化して強制的に実施することだという
気になったことは次の通りです。
・新しく生まれてくる子どもの数が減り、しかも平均寿命が目を見張るほど上昇しているため、日本では人口が減少しているだけでなく、社会の高齢化が驚異的なペースで進んでいる。
・日本は、人間ファーストではなく、労働ファーストです。
・日本の人たちは人生への満足度が低い。そして、国際的な研究により、人生への満足度が高い人ほど、子どもをもうける確率が高いという強力な実証データが得られている。
・仕事と家庭の両立を支援するための制度や、政策が充実している国では人々の幸福感が高まり、その結果として子どもの数も増えると考えている。
・子どもが親と一緒に過ごす時間をどうやって増やすか。日本では、母親が仕事を辞めるか、勤務時間を減らすかを選択すべきだと考えている。
・日本の男性は、他のポスト工業社会に比べて、子どもと一緒に過ごす時間が極めて少ない。日本人は、父親が家族と一緒の時間を過ごすことを必ずしも重要視していない。
・日本では、女性の育児休暇取得率 81.6%に達しているのに対して、男性は、12.7%にとどまっている。
・日本では妻の母親や夫の母親による支援を頼りにする人が多い。
・育児休業を取得する男性の割合が増加すると、その地域の女性が第二子を産む確率が高まることを明らかにした。夫の参加が当たり前だという社会規範は、若い女性たちの出産に関する意思決定に影響を及ぼす。
・どちらの国でも、夫の給料が妻より大幅に高い場合は、夫が育児休暇を取得する確率が低かった。
・女性の睡眠時間が男性より少ない国は日本だけだ。
・有償労働と、無償労働の時間を合計すると、日本人女性の週平均労働時間が男性にほぼ匹敵すると聞くと、驚く人も少なくないだろう。
・日本の男性は家庭で家事と育児の15%しか分担していない。
・夫が家事と育児に積極的に参加すれば、妻が仕事と家庭を両立しやすい
・夫が家事を多くこなしている夫婦では、妻がより多くの子どもを欲しがる傾向がみられる
・夫が幼い子どもの世話をすることに時間を費やせば、妻は、夫が家庭を大切にするつもりなのだと理解する。
・赤ちゃんを入浴させる時間までに帰宅する父親がふえれば、日本の出生率が高まるかもしれない。夫の育児参加の重要性は極めて大きい。
・雇用の保護がほぼ皆無のアメリカでは、日本のような国よりも頻繁に転職が行われる。正社員、非正規労働者、パートといった概念はなかなか理解できない。アメリカでは終身雇用に類する仕組みが失われて久しく、正規被雇用者という言葉を聞いても意味が解らない人がほとんどだろう。今日のアメリカに終身雇用という考えはほぼ存在しない。
・日本の男性たちがどのように生きるかはみずからの願望や選択よりも、勤務先の会社の意向によって決まっている面が大きい。
目次は、以下です。
序章 日本の驚くべき現実
第1章 日本が「家族を大切にする社会」だという神話
第2章 日本では男性は育児休業を取れないという神話
第3章 なぜ男性の育児休業が重要なのか
第4章 日本の職場慣行のなにが問題なのか
第5章 スウェーデンとアメリカに学べること
第6章 「社畜」から「開拓者」へ
謝辞
参考文献 -
Posted by ブクログ
組織論の大家であるミンツバーグのマネージャーに向けたストーリー集。
仕事における思考の再整理のヒントを掴みたく、手に取った。
ショートストーリー形式で、短い隙間時間でも読み進められた。
内容は、目から鱗というよりは、自分がすでに考えていたことを整理してくれる本であった。
考えていること、やるべきことを思い浮かべながら、ゆっくり読み進める時間は、とても有意義だった。
印象に残ったのは、下記の内容。
・マネジャーの選考では、候補者にマネジメントされた経験のある人の声を聞け
・人は変化するものばかりに目を向けがちだが、ほとんどのものは変わっていない。変わっていないものにも注意を払うべき
・IMPMにおけるマインドセット(振り返り/分析/広い視野/協働/行動)
・物事の全体像は高い場所から見下ろして描く必要は必ずしもない(グローバルとワールドリーの違い)
・ベストよりグットを目指す(自分自身と競うことが重要) -
購入済み
オススメ
この本の出会いは人にオススメされたからです。漫画版と小説版があって、私は漫画版を読んだことありません。しかし小説版でも丁寧に描写されていて、読みやすかったです。ビジネス本初心者でしたが、さらっと読めて良かったです!
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Posted by ブクログ
ネタバレヒトがなぜ先延ばしをしてしまうのか、さらにどうすれば先延ばしをやめることが出来るのか、科学的な根拠に基づいて書かれた本である。
個人的に面白い、使えると思ったのは以下の3点。
①先延ばし方程式
モチベーション=期待×価値/(衝動性×遅れ)
筆者はモチベーションを上記の式で定義しており、確かにギリギリになって強制的にモチベが上がるのはこの式に則っているのかと納得した。
説明文の中でも、「我々が物事を先延ばしにするのは、現在を具体的に考え、将来を抽象的に考えるからである」という記述には特に感心した。
②脳内コントラスティング法
脳のミラーニューロンという神経細胞の働きを利用した先延ばし改善方法。
まず、実現したい状態を具体的に思い浮かべる。次に理想と現在の自分を対比させる。これによって単に楽観主義を生み出すのではなく、やる気を高めることができる。
前者だけをイメージすると逆効果を生むらしく、気を付けようと戒められた。
③超短期のミニゴール
ゴールを具体的に定めること、それに向かうために必要な行動を例えば10分行うこと。
超短期で少しやってみるだけで、精神的に大きかったハードルはいとも簡単に取り除けることを知った。少しやってみるだけでその後思っていたよりも長く続けられることは多い。
この本を読んでから実際、運動、英語学習、読書を毎日少しだけでも続けられているので、万人にオススメしたい良書であると思う。
唯一悪いところをあげるとすれば、先延ばし界隈の現状、先延ばしを行うことによる弊害の部分の文章ボリュームが少し大きすぎたことぐらいか。