人が置かれた物理的な状態と心理との関係や、心理を表す言葉と物理的な感じ方の関係について、丁寧に紹介した本。
実は、「なぜ?」にはまったく答えておらず、いろいろな実験からわかった(わかったと考えられる)ことを紹介しているだけなのですが、感覚的に納得できる部分が多いためか、ちゃんと説明してもらった気
...続きを読むになるのが不思議。
たとえば、「気が重い」ときには、モノを重く感じる、とか、「温かいものを持った状態で人に接する」ときには、相手を温かい人と捉える、とか、「柔らかい椅子に座って交渉するときには、態度が柔らかくなる」など、言われるまでは気づかないが、言われてみると納得、という事象がいくつも紹介されています。
なお、「赤を身につけるともてる」のも、一つの事例ではありますが、赤を利用することがマイナスになるケースもあるので、要注意。
詳しくは、この本を読んで確認してみてください。