森沢明夫のレビュー一覧

  • 青森ドロップキッカーズ

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    森沢さんって青森県民だったっけ?と思う位ローカルな情報が溢れていて、青森にゆかりのある人間としてはそっちの方面でも興味深く読めました。
    カーリングは興味ありませんでしたが、この本読んで少し興味が出たかもしれません。
    いじめを受けている少年がカーリングと出会って変わっていく姿はめちゃくちゃベタですね。でもそのベタな表現が森沢さんには良く似合う。特にこれと言って新味も有りませんが癒され要素は満載なのではないかと。

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    2023年10月27日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    ネタバレ

    森沢さんの話やっぱり好き!いつももっと続いてほしいと思ってしまう。
    いじめの部分、やはり外に別の世界があれば強くなれるのかな、と思った。子供に読んでほしいなと思った。

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    2023年10月25日
  • 雨上がりの川

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    ネタバレ

    不登校、いじめ、家族、母娘、居酒屋で知り合った知人、洗脳する人される人、いろんな人たちの心の動きがうまい具合に混ざり合って、最後はホワっと温かくなります。でも今まで読んだ森沢明夫さんの本よりも、少し怖さを感じました。コールドリーディングの怖さでしょうか。

    「人は誰でもそれぞれ事情を抱えているもので、そういう事情を抱えながら右往左往して生きてきた結果、今のその人があるんだよ」
    「人を傷つける人は、自分の心が傷ついている可哀想な人。人を騙す人は、人に騙されて世界を信頼できなくなった淋しい人」
    印象に残ったことばです。

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    2023年10月24日
  • きらきら眼鏡

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    あなたへ、を読んだ後で森沢さんに興味を持って続けて読みました。
    こちらはこちらで、若者向きの爽やかな作品でしたが、私的には、あなたへ、の方が歳のせいか合っていた気がします。

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    2023年10月15日
  • 癒し屋キリコの約束

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    癒されました。
    霧子さんとカッキー、常連客との癒しや家業。癒しを求めて昭和堂を訪れる人達。
    霧子さんの言葉が沁みます。

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    2023年10月09日
  • あなたへ

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    サプライズがなくても、特別な何かが起こらなくても、愛する家族がいて、平穏な日が、また明日も訪れる毎日、それが幸せなんだな…って思えました。「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。」また本を読むことで、素敵な言葉に出会えました。

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    2023年10月06日
  • ヒカルの卵

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    2023年79冊目
    森沢明夫さん/「ヒカルの卵」
    養鶏農家「ムーさん」が、限界集落の町おこしのために、卵かけご飯

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    2023年10月06日
  • ぷくぷく

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    49/100
    都内で暮らす、恋に臆病なイズミ
    引っ込み思案なのは誰にも明かしていない心と体の「傷」があるから…
    そんな彼女をいつも見つめているユキ

    ユキは露天商で掬われた金魚だ

    金魚が主人公?
    エーッ
    と思って読み続けて最後まで…

    見事な森沢ワールド
    前に読み終えた本の人物が登場しており独特な雰囲気を出している。

    愛おしくて情け溢れる一冊!

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    2023年10月04日
  • 雨上がりの川

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    作者さん大好きですが今まで読んだ作品とはちょっと違っていてびっくりしました。
    結末はやっぱり優しいのですけどね。
    コールドリーディング、怖いな。
    人の優しさや柔らかい部分に触れて信じ込ませるって辛いな。
    この本のお話は良い形で再出発出来るけれども、現実には同じような体験をして深く傷ついたままの人もいるのだろうな、、、と。
    ヒヤリとする作品でした。

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    2023年09月30日
  • 恋する失恋バスツアー

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    やっぱり好き。森沢明夫さんの本。
    こうなるんやろなぁって、もう読み始めてすぐに分かったけど、でも良い。優しい気持ちになれるし。

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    2023年09月28日
  • 癒し屋キリコの約束

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    人を癒すことのできる人は人の悲しみがわかる人。
    すなわち自身も悲しみを抱えている人なんだと改めて思った。
    すごくハッとするフレーズが森沢先生の著書にはあるのだけれど「人は長所で尊敬され、短所で愛される」っていう言葉に、すごくグッときました。

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    2023年09月16日
  • 雨上がりの川

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    ミステリーやちょっと重い本に疲れたら、定期的に森沢さんの本を読みます。
    家族崩壊、霊能者、不登校…と何やら不穏なキーワードが並びますが、それらを軽やかに扱いながらいつものほんわかな結末になるのはさすがの手腕。
    『人にはそれぞれ事情がある』。そんな風に思えれば人生も好転しそうだけど、なかなか難しいんですよね。

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    2023年09月08日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    モノにも心が宿っていると思って生きてみると楽しそうだしその方が素敵だなと思った。私もそうしてみよう。
    「日常の中にある小さな幸せにひとつでも多く気づきながら、日々の幸福をかみしめていればいいのだ」この考え方好き。もっともっと気づきながら生きていこう〜!

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    2023年09月04日
  • 恋する失恋バスツアー

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    読んでいる途中で結末が見えてくるような王道的ストーリーだが、登場人物がそれぞれ良い味を出して(基本的に良い人で)、ほのぼのと良い本。

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    2023年09月03日
  • あなたへ

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    夫婦愛に涙がこぼれました。
    病に冒され、残り少ない人生を愛おしむように過ごす妻・洋子さんと英二。
    二人の間に流れる時間が悲しくも、たまらなく優しい。

    最期の願いを叶えるため、キャンピングカーで奥さんの故郷へ旅に出る英二。
    洋子さんが最後に伝えたかったこととはーー。

    洋子さんの想いのこもった手紙を読んで涙腺崩壊でした。
    夫への愛と感謝、溢れる想いがたまらない。
    こんなふうに人生を終えるまで寄り添い、想い合えるって本当に素敵。
    大事な人と一緒に年齢を重ねられたら良いなぁ。
    素敵な夫婦愛の物語でした!

    『他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる』

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    2023年09月03日
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便

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    泣けました。亡くなった母のことを思い出し、主人公の葛藤と自分を重ね合わせました。泣けるけど爽やかであったかい、何とも言えない気持ちです。

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    2023年07月29日
  • 雨上がりの川

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    ほぼハッピーエンド、春香ちゃんが新たな道へ進みたいという前向きな気持ちになってよかった。

    人はだれでもそれぞれ事情を抱えているもので、そのうえで右往左往しながら生きている
    千太郎先生のこの教え。
    本を読むたびに毎度思う。ほんとそれ、って。

    春香ちゃんも、パパさんも、この人生の先輩に出会えてよかった。
    しおんさんは詐欺働いていたけど、その優しい理由を知れてよかった。

    温かい気持ちで読み終えられました。
    面白かった。

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    2023年07月18日
  • ぷくぷく

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    ぷくっ ぷくっと吐き出される言葉が静かで、ゆったりした気持ちになる。詩を読んでいるような感覚にもなる。「そうだね」と同意できる言葉、いい言葉がある。
    初めての森沢明夫作品だったが、他の作品も読んでみたい。

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    2023年07月09日
  • 雨上がりの川

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    マンションの前に川が流れている。川面にも映る2つの空を幼い娘も気に入って、ここに住むことに決めたのだ。川面に映る空は、人の心に宿る逆さの気持ちの表れか‥。
    しかし彼女が中学2年の時、陰鬱ないじめを受ける。ありふれた日常が少しずつ壊れていく。それから近隣に住む人たちの、それぞれの物語が語られる。
    その登場人物はひょんなところで繋がっていて、推理小説のようにどうなるのだろうと先の展開が気になる。
    舞台は梅雨の陰鬱な天気の中で、読み進める私も心配になる。
    しかし、事態は一気に解決へと導かれる。恨みはなし。なんとも爽快な終わりかたをする。

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    2023年06月27日
  • 雨上がりの川

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    虐め、不登校、洗脳、心理学、
    日常に起こりうる問題を家族がそれぞれに
    問題に向き合う。その向き合い方に
    ついて考えさせてくれて
    最後は、清々しい終わり方をする。

    家族の問題に向き合っているだけ救われる。

    現実には、毒親から逃げるより方法が
    ない場合もある。

    この本では心理学の知識がキーパーソンに
    なる。

    読書から現実の生き方のヒントになる人が
    いると良いなと思った。

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    2023年06月25日