森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ物語の語り手である二人の成長を描いた青春小説で、爽快な読後感を味わうことができました。
好きな子がいるのに年上の女性に見惚れたり、いじめを受ける現実から逃れようと空想に耽る宏海は、リアリティのあるキャラクターでありながら、どこか頼りない雰囲気の男の子でした。
ですが、カーリングに真剣に取り組むことで根性を身につけ、やがていじめに抵抗します。
終盤では快活な性格の少年へと成長し、かつていじめを受けていた陰鬱な面影はどこにも見当たらなくなりました。
もう一人の語り手である柚香は、かつてのチームメイトから向けられた嫌悪や、今のチームメイトを十分に信頼できなかったことへの罪悪感、そしてトップチー -
Posted by ブクログ
爽やかな読後感。
真面目な主人公・拓也らしい。未来への希望にニンマリしながら読み終えました。
離島に暮らす幼なじみの子どもたち三人。子どもから大人になった、心に重しを抱える幼なじみの再会が描かれていました。
三人の幼なじみとその妹たちがみんな素直で明るくて真っ直ぐで、見ていて清々しい。彼らの無邪気なやり取りを眺めているだけで、何だかホッとするし元気をもらえます。
ですが今回は始まりから重たく心に「ズーン…」ときた。
子どもの頃のショックな体験ってトラウマになったりする。むしろどんどんひどくなってしまうこともある。
誰が悪いとかじゃないのに、苦しかっただろうな…
「どこに救いがあるんだろう