森沢明夫のレビュー一覧
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’青森三部作’の二作目。
舞台は青森市で、私は以前に住んでいたことがあるので、よく散歩に行った、合浦公園や、ご飯を食べに行ったアスパムなど、懐かしい名前がたくさん出てきました。
第1作の『津軽百年食堂』は弘前市で、本作は青森市、次に読む予定の『ライアの祈り』は八戸市で、三部作で青森の観光名所案内や特産品をちりばめた’ご当地小説’だそうです。
いじめられっ子の中学生の苗場宏海とその幼なじみの工藤雄大がカーリング選手の沢井柚香とその妹の陽香に出会い、青森ドロップキッカーズというカーリングのチームを組むスポーツ小説です。青森ドロップキッカーズは優勝を目指していますが、さて…。
「カーラーは、不当に勝つなら、むしろ負けを選ぶ。カーラーは、ルール違反をしたとき、自ら申告する。カーラーは、思いやりを持ち、常に高潔である」というカーリング精神があるそうです。
最後は一体どうなるのやらと思いましたが、こんな結末ありなの!と思える爽快なラストでした。
森沢明夫さんにしてやられたと思いました。
『津軽百年食堂』と登場人物がリンクしている場面もあり楽しめました。 -
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この世の常識は「森沢明夫の小説は最高である♪」だけ!
、、、めっちゃかわいいじゃん大先生。。インスタもツイッターも即フォローしちゃった♡
わたしは自他ともに認める真面目ニンゲンで、その上責任感がとにかく強くて、行動力もある みたいな風に思われているんだけど、それがいいことなのはわかってるけど、反面つらいこともかなりあって、、
1回挫けてしまうとなかなか元に戻れなくなるんだけど、そういうわたし自身を認めてくれてるような本で、なんかすっごく癒された。
でも何かを変えたくなったら、冒険的なチャレンジしてみようかな。だってわたしの人生はわたしだけのもので、何かに支配されるなんて無駄だから!時間貧乏性に生きよう♪
わたしは常識に縛られすぎてるんだなあと常々思っていて、気づいたときにはそれを意識的にゆるめるようにしているんだけど、常識なんてクソくらえだ!くらいに常に頭の中で覚えておくようにしよう。
空を見て幸せ、海を見て幸せ、生きてることが幸せ、、
幸せのハードルを低く!(わたしの場合、志が多分常に高すぎるので)志も低く!
「予祝」って考え方、知らなかったけどめちゃくちゃいいなあ〜。
いま悲しいこと、つらいことが起きてても、そのあとには楽しいこと、うれしいことが待っている。だからその前祝い。
、、そう思えば、いまのわたしの状況も悪くはないのかも、しれない。心が死んでるのでなかなか強くそう思うことができないけれども……
わたし、自分の名前がいまはすごく好き。だからモテるのか〜!笑 ちなみに子どもの頃は、名前に濁点が入ってる&漢字一文字&みんなは「あやか」とか可愛い名前なのに何これって…って思ってて全然気に食わなかったんだけど、モテなかった。笑
大先生の書いてること、合ってると思う。
卵かけご飯めっちゃ食べたーい! -
購入済み
虹の岬の喫茶店
森沢明夫さんの作品は大好きで、中でもこの作品はお気に入りです。
登場人物が皆温かくて癒やされました。
作品の中に出てくる歌を聴きながら情景を思い浮かべました。映画化もされているようなので見てみたいと思います。 -
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青森の弘前市に三代続き、百周年を迎える、津軽蕎麦のお店の四代目を巡るお話です。
百年前の初代の賢治が蕎麦屋を開こうとして、お嫁さんのトヨを迎える感動的場面もありますが、主人公は三代目店主の息子の陽一です。
陽一は本当は店を継ごうと思っていたのに、父の反対があり、東京の制作会社を辞めてフリーターになってしまい、バルーンアートを教えるピエロの仕事をしています。
そんな時陽一が同じ弘前の高校の三つ後輩だったフォトグラファーを目指す七海と出逢い、同郷の二人は当たり前のように惹かれ合います。
東京でフォトグラファーとして独り立ちしたい七海と実家の大森食堂を継ぎたい陽一。
二人の未来は果たしてどうなるのかというお話です。
私も青森には住んでいたことがあり、懐かしく読みました。東京で同郷の人と出会ったら盛り上がってしまうのはよくわかります。
大森食堂は津軽蕎麦の店ですが、青森はお鮨が美味しかったのはよく覚えていますが、お蕎麦は知りませんでした。食べ損ねてしまいましたね(笑)。
結びの文章が「だってそれが女将の粋ってものだから」という陽一の母の明子の言葉で終わっていますが、全体を通してポンポンと出てくる女性たちの軽口がちょっと控えめな男性陣より粋に思える物語でした。
そしてとても温かいものがこみあげてくる物語でした。 -
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ミーコという一人の女性の半生を7人の人物が語る連作短編集。
ミーコにはモデルとなった女性がいるそうですが、ストーリーは完全な創作だそうです。
みんな、その年のクリスマスイブのミーコの話をします。
ミーコは両親がいなくて、祖父母に育てられ、シングルマザーになり風俗と介護の仕事をしている女性ですが、ミーコは皆から本当の愛情を得ていました。
そして、ミーコの方も、祖父に作ってもらった宝箱に、自分の大切なものをしまっています。
ミーコの愛すべきとても可愛らしい人柄がわかります。
ミーコ自身。
ミーコの祖父。
小学校の同級生。
中学の養護教諭。
ミーコと恋愛をした大学生。
ミーコの勤め先のオーナー。
26歳になったミーコの娘、チーコ。
がミーコについて、語ります。
どの話も、優しく愛情深いミーコの個性が際立ち、クリスマスには毎年、お汁粉を作るミーコの習慣がツボでした。
森沢語録
「ミーコの目は、毎日、小さな宝物を見つけるためについている」
「あんたの手は、人に「ありがとう」って言われるためにある。一生、ありがとうの手にしなさい」
「人は生きているだけで幸せ」
「人間の心は傷つけたくても傷つかないようにできている。傷つかないで磨かれるだけ」他。 -
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『津軽百年食堂』 森沢明夫さん著
弘前で百年、津軽蕎麦を提供しつづけてきた「大森食堂」の初代店主・賢治と、三代目の息子・陽一の視点を中心に、それぞれの青春の思い出や、地元弘前に対する思いが述べられたお話。
・陽一くんと七海ちゃんが「東京の人」について愚痴り合うシーン
・弘前への帰路で、陽一が自由だった高校時代と自分専用の枠の中に居続ける今とを比較するシーン
この2つのシーンでは、自分の思いを伝えたい、変わりたいけど現状から離れられずにいる、現代人あるあるのもやもやが伝わってきて、共感してちょっと苦しくなりました。自分に素直になるって、難しいんですね。。。
終盤、陽一くんとお父さんとのやり取りに目頭が熱くなって、涙がぽたり。。。
人との絆、職への思い……百年を超えてつながっていくものに、胸(と目頭)が熱くなりました。
青森が舞台のお話は初読みだったんですけど、いいお話でした〜お蕎麦の出汁みたいにあったかかった〜。森沢さんの本はどこが舞台でも良き。 -
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作者の森沢さんが数年前から気になっていらっしゃったという『買い物弱者』ために奮闘する20歳の女性の物語です。
森沢さんは、実際に三重県の紀北町で「移動販売」を起業し、集落の買い物弱者たちを救っているという東真央さんの「まおちゃんのおつかい便」を取材してこれは小説になると確信したそうです。
そして「おつかい便」と「家族」というふたつの切り口から現代を生きるぼくらの「幸せの本質」を手探りしてみようと思って書いた作品だそうです。
私も車はペーパードライバーで乗らないので、こんなおつかい便があったら便利だろうなあと思いました(実際生協さんを頼んでいます)
この物語は、主人公の20歳の女子大生だった、たまちゃんこと葉山珠美が、大学を辞めて最愛の静子ばあちゃんのために起業しようとするところから始まります。
たまちゃんのお母さんの絵美はたまちゃんが12歳の時に交通事故で無くなり、たまちゃんは父の正太郎と再婚相手のフィリピン人のシャーリーンと暮らしていますが、シャーリーンのことをまだ母親とは認められません。
この物語では、たまちゃんとシャーリーンが喧嘩をしながら助け合いながら二人の距離を縮めていこうとするところも読みどころでした。
そして森沢語録
・裕福と幸福は違う。
・人生の『小さな冒険』に踏み出せない人は『勇気』が足りないのではなく『遊び心』がちょっぴり足りないだけ。
・人生はたった一度きりの『遊びのチャンス』
・人は人に「ありがとう」と言ってもらったときにこそ、いちばんピュアな幸福感を味わえる。 他 -
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『森沢カフェ』 森沢明夫さん著
帯の言葉の通りです。「人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ集」です。私はコーヒー(と森沢さん)が大好きなので、このカフェがあったらほぼ毎日通うでしょう。笑
全74エピソード。くすっと笑えて、心がほっこりあたたかくなって、おお〜なるほど!、となる話ばかりです。 「森沢明夫」という作家さんを知っていることに、とても幸せを感じています。最後の1エピソードを読み終えた後、自然と涙が出てきました。。この作家さんの存在を知ることができて、本当に良かった!と。
物事がうまくいかない時、顔を下にばかり向けていないで、顔を上げて視野を広げたら、ふと目に、鼻に、小さな幸せを感じるものが現れるのかも…。そう前向きに思えます。
新型コロナウイルス感染拡大のため全国各地で自粛生活が続いている今こそ、まわりにある小さな幸せを広い、じっくり味わいながら生きていきたいですね。 -
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ネタバレ凄く良かった!
ジムで筋肉作りに勤しむゴンママことマッチョなオカマママと、その仲間たちの物語。
読み始めは、あまりにもうだつの上がらない登場人物が出てきたので、あれ?救いようのある話になってくれるのだろうか?と不安になったけど、彼を含め登場人物たちは、ものの考え方を変え、次第に好転してき、幸せというものを感じれるようになっていく。
ものの考え方次第・・と気付くきかっけをくれるのが、「スナックひばり」のゴンママや美少女バーテンダーのカオリちゃん。
どのエピソードも、ゴンママやかおりちゃんの温かさがこちらにも届き、登場人物に親近感を感じながら読めた。
登場人物のキャラクター(特にゴンママ)に笑え、感動でなける本。
心が疲れている方にもお勧めの一冊。