【感想・ネタバレ】森沢カフェのレビュー

あらすじ

短くて、ゆるくて、人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ集

自分を変えたいときの秘訣 「真面目ニンゲン脱出法」
笑顔と幸せの関係 「最後に笑うのは誰だ?」
小説のような感動の実話 「おばあちゃんとハル」
嘘みたいな本当の話 「営業しないで売る方法」

など、読めば読むほど人生が楽しくなる74の珠玉のエッセイが収録。

幸せのハードルは低く――
<不治の病に冒された人や余命宣告を受けた人は、目の前の世界がきらきらして見えると言います。
おそらく彼らは「この世に生きている」という、多くの人たちにとっては当たり前のことに、しみじみとしたありがたみや幸せを感じずにはいられないのでしょう。
彼らは病気によって不幸を味わいますが、その一方では、幸せのハードルが一気に下がって、空が青いだけで泣けちゃうような感性を獲得したのですね。(本文より)>

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Posted by ブクログ

作者のエッセイ集。
森沢明夫さんの作品は好きで何冊か読んでいますが良い意味でやっぱりなと思える人柄でした。
人には誰しも善意と悪意がありますが、作者は善意を引き出すのが上手いのだと思います。そこには優しさがあるからなんだなと。相手に対してだけではなく自分にも優しい。
楽しいか自由かを羅針盤に生きている作者はこれからもあたたかい世界のお話を届けてくれるのだと思います。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

MRさんのおすすめレビューを見て、これは読まなくちゃ!と手に取った。
新しい年が始まったタイミングで読めて、本当によかった!
元々「潮」で「小さな幸せ探検隊」という名前で連載されていたエッセイなのだそう。このタイトルに全てが凝縮されているなと思う。
日々の暮らしでの心の持ち様、幸せの見つけ方…気負わずとも自然に気持ちが楽になってしまうような文章がたくさん。
読めば読むほど人生がハッピーになるエッセイ集という言葉通り、今とてもハッピーな気持ちになっています!
こんな人柄の大先生だから、数々の心温まる物語が生み出せるのだなと妙に納得してしまった。
森沢作品が読みたくなってきたぞ。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

★10位付けたい!!!! 位森沢先生の素敵なエッセイ
でした。普段は男性作家さんのエッセイは
どことなく哲学的だったり無機質に感じて
敬遠しがちなのですが、ユーモラス(一部声出して笑いました)で、愛情溢れる方なのだなぁ。と思わずにいられない事が文章からハッキリと伝わりました

だからこその、先生の作品なのだと再確認出来ましたし、来年2025年は森沢明夫先生の作品を
網羅するぞ!と目標も出来ました!
(めちゃくちゃ高い目標です)

ひとつ残念なことにこちらの著書、新品購入が
どんどん難しくなってるようで私も必死に探して運良く文庫を手に入れる事が出来ました。
中古本でも中々高値になっていますので
お探しの方はお急ぎを。。

今年も終わりに近くなってこんな良書に
巡り会えるなんて。ココロもポカポカです
オススメです!

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2024年12月17日

Posted by ブクログ

★5.5
最高です!是非おすすめです
この本を読んで森沢明夫さんの本を全部読みたくなりました
すっかり森沢明夫さんの人柄にファンになってしまいました

今回この本を旅のお供にして、11月末に旅行に行きました
しかし!!子供が体調不良になり、計画していた事がほぼできない、ご当地グルメもほとんど味わえず、、、という状態でした。
もちろん仕方ないのです
でも、残念だったなという思いも消えず、、、

そんな帰りの飛行機で、この本を読んで森沢明夫さんの「小さな幸せ」を見つける才能や、前向きな考え方にすっかり魅了されました

知ってました??
森沢明夫さんの作品に常に「仕掛け」があって、「多層構造」になってるんですって!!
素敵なお話だなーと表面しかわかっていない私。恥ずかしい、、
稀にスーパー読者が現れるそうです!!
これを読んで、スーパーまでなれなくても読み手のプロになれるくらい、森沢明夫さんの本を読み込んでみたい!と思いました。

この本のおかげで、元気で健康なら旅行はまた行けるから、今回の旅行もあとでまた良い思い出になるなと思えたのでした

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2024年12月03日

Posted by ブクログ

前向きになれて生きやすくなるエッセイ。
遊び心を持つこと。楽しむこと。未来志向でいること。私の人生のピークはこれからやってくる‼

Reminiscence~回想~ 柏木広樹feat.葉加瀬太郎&西村由紀江
とてもきれいな曲ですね。

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

おやすみ前の楽しみにと、少しずつ読んでいたエッセイ。なんと74編も!
森沢さんが感じた「小さな幸せ」がつまった贅沢なエッセイ。他作品にも通じる“人生がハッピーになる秘訣”がここにもたくさん!!

『人生は、たった一度きりの遊び』
『叶わなくてもいい夢を、たくさん待っていること』
『人は長所で尊敬され、短所で愛されるもの』

私も、まだまだこれからの人生をとことん遊び倒さないとな~って思いました。
森沢さんの体験に共感したり、ほっこりしたり、ユーモアも感じられる素敵な1冊。
本作で「予祝」という言葉を初めて知りました。

一日頑張った自分へのご褒美にも、人生を今より少しキラキラさせる参考書としてもピッタリ。
笑って元気がでるエッセイ「青空ビール」「ゆうぞらビール」もおもしろかったけど、本作はまた違った意味で良かったです。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

あぁだからほっこり心が温まる本が書けるんだな。これからの人生が少しでもプラスに向くよう、努力じゃなくて、遊び心で生きていきたいな。

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2022年03月17日

Posted by ブクログ

森沢さんの小説は本当に心温まっていつ読んでもいい。そんな森沢さんは以前写真集の編集者だったという。その一行だけで驚きと目からウロコだったのでランクイン(笑)。このエッセイの中にも写真というキーワードが沢山出てくる。内容は全く写真集とは関係ないんだけどね(笑)。会ってみたいな森沢さんと。

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2022年03月08日

Posted by ブクログ

読み終わってすごく優しい気持ちになった。出会えてよかった。疲れた時とかリラックスしたい時にまた読みたい。

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2022年01月07日

Posted by ブクログ

この世の常識は「森沢明夫の小説は最高である♪」だけ!

、、、めっちゃかわいいじゃん大先生。。インスタもツイッターも即フォローしちゃった♡


わたしは自他ともに認める真面目ニンゲンで、その上責任感がとにかく強くて、行動力もある みたいな風に思われているんだけど、それがいいことなのはわかってるけど、反面つらいこともかなりあって、、
1回挫けてしまうとなかなか元に戻れなくなるんだけど、そういうわたし自身を認めてくれてるような本で、なんかすっごく癒された。

でも何かを変えたくなったら、冒険的なチャレンジしてみようかな。だってわたしの人生はわたしだけのもので、何かに支配されるなんて無駄だから!時間貧乏性に生きよう♪
わたしは常識に縛られすぎてるんだなあと常々思っていて、気づいたときにはそれを意識的にゆるめるようにしているんだけど、常識なんてクソくらえだ!くらいに常に頭の中で覚えておくようにしよう。

空を見て幸せ、海を見て幸せ、生きてることが幸せ、、
幸せのハードルを低く!(わたしの場合、志が多分常に高すぎるので)志も低く!

「予祝」って考え方、知らなかったけどめちゃくちゃいいなあ〜。
いま悲しいこと、つらいことが起きてても、そのあとには楽しいこと、うれしいことが待っている。だからその前祝い。
、、そう思えば、いまのわたしの状況も悪くはないのかも、しれない。心が死んでるのでなかなか強くそう思うことができないけれども……

わたし、自分の名前がいまはすごく好き。だからモテるのか〜!笑 ちなみに子どもの頃は、名前に濁点が入ってる&漢字一文字&みんなは「あやか」とか可愛い名前なのに何これって…って思ってて全然気に食わなかったんだけど、モテなかった。笑
大先生の書いてること、合ってると思う。


卵かけご飯めっちゃ食べたーい!

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2021年03月12日

Posted by ブクログ

『森沢カフェ』 森沢明夫さん著

帯の言葉の通りです。「人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ集」です。私はコーヒー(と森沢さん)が大好きなので、このカフェがあったらほぼ毎日通うでしょう。笑

全74エピソード。くすっと笑えて、心がほっこりあたたかくなって、おお〜なるほど!、となる話ばかりです。 「森沢明夫」という作家さんを知っていることに、とても幸せを感じています。最後の1エピソードを読み終えた後、自然と涙が出てきました。。この作家さんの存在を知ることができて、本当に良かった!と。

物事がうまくいかない時、顔を下にばかり向けていないで、顔を上げて視野を広げたら、ふと目に、鼻に、小さな幸せを感じるものが現れるのかも…。そう前向きに思えます。

新型コロナウイルス感染拡大のため全国各地で自粛生活が続いている今こそ、まわりにある小さな幸せを広い、じっくり味わいながら生きていきたいですね。

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2020年07月30日

Posted by ブクログ

森沢さんの「幸せ探し」のエッセイ集。
幸せになりたいなら、自分は幸せを探し、見つけた幸せはみんなと分かち合う。その繰り返し。
そんな感じかな。
 
こういうたぐいの森沢さんの本は、笑いの自己啓発本です(笑)

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2020年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フォローさせていただいている方の本棚に並んでいて、手に取ってみたくなりました。
みなさんの本棚は、本当に宝の山のようで、いつもワクワクしながら覗きに行っています(*´꒳`*)

読書歴が浅いので、初めましての作家さんが多く、森沢さんもその一人でした。

短くて、ゆるくて、人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ本。


印象に残ったのは、

☆自分を変えたいときの秘訣 「真面目ニンゲン脱出法」☆
自分の行動パターンにはないような世界に一歩踏み出す。行動の繰り返し。
自分は生真面目すぎる性格なので、とても参考になった。

☆叶わなくてもいい夢☆
夢を持っているだけで、小さな幸せを感じる。
すごくわかる!生きてくうえでとても大切だと思う。

ちょっと気持ちが落ちてる時だったので、ちょっと元気が出ました。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんに惹かれる理由がわかった。それはきっと若い頃に、バイクの野宿放浪旅を経験しているからだ。
お子さんが生まれてから、趣味よりも大切なものを見つけ、徹底的に子どもと遊ぶ。遊んであげるのではない。子どもと遊ぶ。自分もおんなじだからその感覚がわかる。孫ができたとき、孫といっしょに遊べる「強靭なじいさん」でいようとも書いている。
「強靭」でなくたって大丈夫。孫には子ども以上にメロメロになって、もう会いたくて遊びたくてたまらなくなるから。
『坂道の喫茶店』は、切なかったな。もう一度会えたらいいなと思った。偶然という奇跡はないのかな。
『人はなぜ本を読むのか?』には勇気をいただいた。
「人生の経験値を上げてくれるので、現実の人生も豊かにできる。」「言葉がないと、人は現実にあるものすら認識しない。」
チェリスト柏木広樹さんも初めて知った。
森沢さんの作品のテーマ曲を作ってくれるって?

あ、あった。今浸っている。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

ずっと他人の幸せを喜べる人でいたいな〜

はい、ねこさんの本棚から
ワタクシの大好きな森沢明夫さんのエッセイでごわす

まぁ、ほぼ読んでますからね
森沢明夫さんの小説ほぼ読んでますから、いや小説は全部かな?
読んでないのはノンフィクションとエッセイ
で今回エッセイ初読みです

いやぁなんて言うのかな
素?大林素子?
森沢明夫さんの小説の素みたいな、出汁の素?うん、これだ
出汁の素を感じることのできるエッセイでした

なんていうか普段から気持ちいいくらいポジティブでほんわかしとるのよね〜
そりゃあ、あんな小説が出来るはずだわって素直に思えました

ほんわか大林素子でした(違う絶対)

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

私はかなり良かった。幸せの本質について考えさせられ、共感できた。
今仕事が多忙で日曜日の午後2時間しか読書できないけど、心が解放されて良かった。

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2023年05月14日

Posted by ブクログ

なんて前向きで、愉しい生き方なんだろぅ。
ぼくの小説は遺書でもあります。人生の愉しみ方のヒントが詰め込まれた物語‼️いいなぁ。

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2022年11月21日

Posted by ブクログ

エッセイですね。初めて読む作家さんなのでどうかなと思いましたが、当たりでした。
「小さな幸せ」を主題中心にコラム風に成っているので忙しかった今週にはぴったりでした。
エッセイを読むときはいつも時間がかかります。実際の経験に基づいて書かれているので読み飛ばしが出来ないのと、自分の経験とどうしても照らし合わせて仕舞うからです。
森沢さんの感性と価値判断や物の捉え方が私と良く似ていたので尚更でした。勿論、経験値も境遇や学歴が違いますから、得るところは多数有りました。こんな切り返しが有ったのか、ここは深く捉えておられるなとか、逆にこんな受け流しの方法が有ったのかとか楽しみながら読み進める事が出来ました。基本は楽天主義で人生は幸せを感じながら生きていくのが一番良いに決まっている点です。
森沢さんの作品が評価されているのはこの辺りではないかな。他の作品も手にとってみたいですね。

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2022年04月23日

Posted by ブクログ

元気づけられる言葉ばかりで、読んでいてとてもプラスな気持ちになった!森沢明夫さんの人柄の良さがすごい伝わってきた。私もこんな考え方ができるようになりたい!

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

読み心地の良い癒しのエッセイ。
著者の人柄を感じるユーモアのある言葉を一つ一つ読んでいくうちに肩の力抜いて生きていけそうな気がした。

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2021年03月29日

Posted by ブクログ

著者の森沢さんが日常のなかで感じたことを綴ったエッセイ。
物事をポジティブにとらえ、小さな幸せを見つけながら暮らす著者の考え方がいい!

いつも飲んでいる喫茶店のコーヒーも、ある日突然飲めなくなる日がくるかもしれない。普通と思っていたことが、それがなくなって初めて、実は幸せなことだったと感じるのは、よくあることなのに普段は忘れがち。
だけど、ポジティブ思考でいるだけで、同じ日常でもずっと楽しめるはず。日々を大切に、前向きに暮らしたいと改めて思った。

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

氏のエッセイを初めて読んだ。
なんてポジティブな人なんだ…。
共感、憧れ、感嘆。
私自身は、小さな幸せを感じることは出来るけど、不安を感じたり、不満を抱いたりすることの方が多い。
明日死ぬかもしれないのなら、小さな幸せを大事にしたいと素直に思えた。

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2020年10月13日

Posted by ブクログ

幸せって案外身近にあるものだと気づかせてもらえるようなエッセイ。人生は考え方ひとつで大きく変わる。私も前向きにのんびりと人生を楽しみたいものだ。

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2020年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者である森沢さんの人柄がわかり、また読んだ人が優しい気持ちになれるエッセイ集。
日常を幸せに感じるためのコツが所々に散りばめられていて、私も日々を丁寧に過ごしていこうと改めて思えた。
以下、印象的だった箇所
・SNSに掲載されている「素人写真」を見ると、この世界は美しく、絵になる小さな宝物であふれていると思う。
・性格とは行動の繰り返しの結果なので、あえてポジティブな行動を繰り返すことでいつのまにか性格を変えてみる。
・幸せのハードルは低く。でも、志は高く。
・読書をし、たくさんの言葉を知っている人はこの世界の事象をたくさん認識できる人であり、ゆえに「より多くのモノがある豊かな世界に生きている人」である。
・人生は一度きりのその人だけの「ゲーム」。後悔しないように「わくわく感」を抱き、はじめの一歩を踏み出しましょう。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんの「小さな幸せ」をテーマにした短くてゆるいエッセイ集
読者の日常に「ホッとするような時間」を提供できたら・・・との思いでタイトルを『森沢カフェ』とされたのだとか。

いや〜素敵なカフェ!そして穏やかで前向きな気持ちになれるエッセイ集だった。
森沢さん作品に登場する「森沢語録」がたくさん紹介される。その他にも、普段心がけていることや、小説家としての生き方、私生活といったあらゆる方面に話を転がしてくれるので全く飽きない。目次をみてるだけでなんだかムフフッとなってしまい、読み終わる頃には、すっかり感化されてハッピーな気持ちになれる一冊だった♪

終いには、夫を掴まえて「ちょっと、このテーマ読んでみて〜」と強引にハッピーのお裾分けまでしてしまった。きっと無理やり感想まで求められて迷惑だったに違いない。笑
でも、そんな相手がいることこそ幸せなんだなぁと温かい気持ちになった。

一つ一つがとても短いので、移動中や休憩中など気分転換にもオススメしたい。
それと日々の生活に忙殺されて読書する時間なんて無い!という方にこそ、そっとプレゼントしたいと思った。


以下、数あるエッセイの中から特に印象的だったもの。
えっ?
多過ぎって?(・∀・)

・おもしろ人間図鑑
・名前は親の形見
・生涯「現役」でいるコツ
・ネットのプチ断食
・あたりまえにあるモノほど
・ベストと蛍光ペンの衝撃
・ふたつの魔法の言葉
・相談相手は自分です
・「類は友を呼ぶ」の仕組み
・人はなぜ本を読むのか?
・はじめの一歩を踏み出す方法

私もレビュー書いたら二十一世紀のマリアージュやってみよっと♪

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

自分の名前を頻繁に呼んでくれる人には、不思議とすごく好感をもつ。文中に、名前を呼んでから本題に入る人自身が幸せな状態とあった。すごくわかる気がしたし、自分もなんだか嬉しい。あと、幸せを感じやすい人は空を見る習慣がある?…ボクも観るぞ。

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2021年11月25日

Posted by ブクログ

【感想】
・読みはじめのときさほど期待してたわけではなかった。書名が気に入っただけで。でも、ときどき共感、ときどき身に染むという感じで悪くない世界。
・ちょこっとだけ、ここまでにはなれんワって思いも発生してますけど。
・耳の中であるものを飼っている? おじさんの話がいちばん・・・やったなあ。
・人によっては生き方が変わる一冊になるかも? 個人的には「低空飛行で現状維持を」がモットーなのでそうそう変わらないけど。もっとも「小銭みたいなシアワセ」はいつも探してるけど。

【一行目】人生にはいろいろあるけれど、身の回りをよく見てみると「小さな幸せ」がころころと転がっていることに気づきます。

【内容】
・ごく短いエッセイがいっぱい。基本的にポリアンナ。


▼簡単なメモ

【遊び心】「勇気」よりも「遊び心」を。そして「わくわく感」を抱くこと。
【あたりまえ】《じつは、あたりまえに感じているモノほど、絶対に失いたくない、失ったら困るもの――、なんですよね。》p.165
【あの頃】《あの頃「は」良かった、ではなくて、あの頃「も」良かった、と言うのです。》p.24
【一歩】《「ちょっと怖いけれど、考えると心がわくわくすること」は、とりあえずやってみる》p.254
【おもしろ人間図鑑】腹が立つ人がいたら「おもしろ人間図鑑」に記録しておこう。これはいいかも。
【クオリティ】クオリティを上げるとみんながシアワセになりやすい。
【小銭みたいな幸せ】この本はそういうのを集めているらしい。
【幸せのハードル】低く設定しておいた方がなにかとお得。
【字が下手】《さて、本来なら、ぼくの字は立派な(?)短所なので、愛されポイントであるはずです。しかし、》p.76
【上機嫌】《上機嫌こそが、最大の社会貢献のひとつではないかと》p.55
【常識】《無意味な心の鎖》p.36
【小説家】「先生」ではなく世間の人たちからモノを教わって文章にする、むしろ「生徒」なんだとか。
【人生のピーク】漫画家の山田玲司さんは人生のピークを九十歳に設定しているのだとか。
【睡眠ルール】《眠くなったら寝る。目が覚めたら起きる――。》p.116
【スマホと本を忘れたら】人間観察とかしてたらけっこう楽しめるとか。ぼくの場合はただぼーっとして無になっているような気がする。
【性格】《性格とは、行動の繰り返しの結果である。》p.29
【相談相手】自分の「心」。頭と相談すると理詰めになってしまう。
【ソットボッセ】音楽ユニット。《うふふ(中略)こんなに寒い思いをするなんて、これはもう一生の思い出になっちゃいましたね♪》
【探検】てきとーに町歩きしてグーゼンの出合いを楽しむ。
【探検隊の生き方】「悩むのではなく、考える」「後悔するのではなく、反省する」
【強くなれる力士】素直な人。
【名前】一種の呪。
【ネガティブな言葉】強い。
【ピンチのときの魔法の言葉】「だからこそ」と「それでも」。ここまでポジティブにはなりにくいのでぼくの場合は「それがどうした」です。
【真面目】真面目な人は不真面目への脱却も真面目にやってしまう。それはそれでひとつのやりよう。
【待ち合わせ】《場所がどこであれ「待ち合わせ」そのものに、「小さな幸せ」が含まれているということです。》p.168。「待つ」ってのは信号待ちでもけっこう好きです。
【街の風景】《無数の名もなき人々の手による作品の集合体》p.104
【道に迷う】オートバイで《あえて道に迷いながら近場を走る》p.251。これはぼくもよくやってます。自転車ですけど。
【ゆるい夢】《叶わなくてもいい夢を、たくさん持っていること――。/これって、じつは、とても豊かなこと》p.69。妄想して《ニヤニヤするための夢》p.70
【ラジオ】《親にバレないよう、こっそりラジオを聴く――。》p.181。ぼくもそうでした。お小遣い貯めて買ったAMラジオで。
【羅針盤】《ひとつは、楽しいかどうか? /もうひとつは、自由かどうか?》p.146

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

森沢さんの本がいつもハッピーで温かくなれるのは、日々のことを大切に生きているから、なんだと思った。ヒントがたくさんあった。
・言葉というものは、使うか使わないかを選べる道具です。さらにどんな言葉をいつ誰に向けてどう使うかも選べます。そして使った言葉のエネルギーはきっと未来の自分に跳ね返ってくる。ようするに「言葉が人生を創る」と思うのです。
・ピンチや欠点こそが成功の元になる魔法の言葉
「だからこそ」「それでも」
・言葉があると、その言葉が示すものを人は認識できる。たくさんの言葉を知っているひとはこの世界の事象をたくさん認識できる人

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2020年09月23日

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