森沢明夫のレビュー一覧

  • 夏美のホタル

    購入済み

    心が安らぐ小さな田舎のお話

    読むだけで優しい気持ちになれるし、心も安らぐ。

    疲れた私には結構じんわりと染み込んでくるものがあった。

    ささくれだった心が少しは洗われると同時に、自分の生き方を振り返ることも出来た。

    もちろんフィクションなんで、こんな綺麗で眩しいほどの奇跡の話なんてないけれど、そこに描かれたメッセージは、すべての人に等しく優しく響くと思う。

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    2016年09月06日
  • ミーコの宝箱

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    いきなりハードシーンで、この物語はどこへ進むのか心配になったけど、そこはやはり森沢作品。感動の波で溺れそうになりました(笑)。祖父母との決別は描かれていませんが、随所に見られるミーコのトラウマ、老い先短かい祖父母が下した苦しい決断を考えると想像に難くない。でも最後の最後で厚い氷が解けていく様にほっと胸を撫で下ろした。おかげで森沢作品の中でもお気に入りの一冊となりました。おススメ。そして最後にミーコとチーコが幸せでありますようにと願ってやまない!!
    あらすじ(裏表紙より)
    ミーコは、風俗と福祉の仕事を両立しながら娘のチーコを育てるシングルマザーだ。幼い頃に両親に見捨てられ、躾の厳しい祖母との関係に苦しんだ過去を持つ。苦労の絶えないミーコだが、彼女の特技は、毎日一つ、小さく光る宝物を見つけること。ミーコの宝箱に入っている、一番大切な宝物とは…。一人の女性の半生を通して、母と子、人と人の絆を温かく描き出す。

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    2016年06月06日
  • ミーコの宝箱

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    途中、悲しい内容が辛くても、森沢さんの作品には愛が沢山詰まっているから、いつも光を感じながら読み進められる。そして必ず最後には温かくスッキリした気分に…。今回もそれをずっと感じながら読めた。誰だって沢山の宝を見つけられるのか…素敵です

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    2016年04月01日
  • ミーコの宝箱

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    それはもう予感していたものだった。涙腺の元栓は確かに閉めたはず、でも無理だった。心の底から突き上げる涙の水圧にとても耐えられるものではなかった。僕は文部科学省に提言したい。これこそが真の教育本であると。重松作品の様な暖かい台詞回し、間合い、息づかい、情景描写が読者の心を優しく包み込んでくれる。所々散りばめられた心に染みる言葉も胸を強烈にエグる。誰もが持っている心の宝箱。毎日小さな宝物を見つけ、その積み重ねが人の心を豊かにそして強くする。幸せとは?の問いの答えがこの本にある。

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    2016年03月19日
  • 渚の旅人 かもめの熱い吐息

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    渚の旅、、数々の絶景の名勝、名物の海産・特産・工芸、縁や伝説…そして地元の人々や動植物との温かいふれあいetc. 。先々での旅の醍醐味と風情と色彩と、加えて美味と笑いと釣果も満載!。冒頭の"はじめに"のことわりが著者の心情全てを凝縮!…形容の美しい日本語に刺激されつつ、味わい深い旅エッセイかつ、ガイドブックにもなってしまうこの一冊は天晴れ♪。

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    2014年10月24日
  • 東京タワーが消えるまで

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    何だろうな…森沢さんの本はいつも優しく温かい気持ちになる。
    私は主人公すみれの様にキャリア組でもないし、
    大きな仕事もしてない、間口の広い事務職、
    私の代わりは幾らでもいる。
    それでも好きな事務職していられる有り難さ。
    すみれの父の様にいつでもそこに居てくれる父。
    色んな事を思い出させてくれる本

    「誰かのために」というキャッチフレーズで頑張る
    主人公ゃ仲間に沢山の笑顔をもらえる
    好きな仕事をするからには辛い事も嬉しい事も
    最後は笑顔で乗り越える…そうありたいと
    思わせてくれました

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    2014年07月01日
  • あなたへ

    匿名

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    熟年の夫婦の絆の深さに感銘し、読書に引きずり込まれます。PC画面に疲れますので少し読み進んでいます。

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    2012年10月12日
  • 東京タワーが消えるまで

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    森沢明夫らしい、駆け抜けて、涙があって、最後にハッピーエンドな小説。
    笑顔って自分のためだけじゃないよね。
    みんなに笑顔を与えられる人間になりたいね!

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    2012年06月02日
  • 津軽百年食堂

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    最初の数ページを読んだ時点で、穏やかさに惹かれた。文から、温かくて柔らかな空気が伝わってくる感じ。疲れている時に、読みたくなるタイプ。癒し系。
    青森に旅行に行く時に、電車の中とかで読んだりしたい。

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    2012年03月11日
  • となりの筋トレーー小説家は見た!ジムの愉快な日々

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    外で読むのは危険かも・・・とは思ったのですが、案の定、笑いをこらえながらバスの中で読みました。

    ジムでの何気ない出来事も、森沢氏の視点で丁寧に拾い上げ、面白い考察が入りオチのあるエピソードになってた。読んでて楽しかった!
    ジムでのエピソード自体はもちろん面白かったけど、それよりも森沢氏のような視点や考察があれば、なんでも楽しくなりそう。そういう思考を真似したいと思った。

    肩の力を抜いて読める本です。
    ちょっと笑いたい時にお勧めの一冊。

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    2026年09月25日
  • 虹の岬の喫茶店

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    しみじみと、良い本を読んだなーという気持ち。

    『あなたへ』『本が紡いだ五つの奇跡』は、どちらもめちゃくちゃ泣いたけれど、今回の本は、静かにじんわり。

    夢が持つ力強さと、同時に人を縛るような拘束力。
    夢を持つこと、追うこと、諦めること、誰かの夢を背負うこと。

    そんなことを、それぞれの物語を通して考えさせられた。

    派手に心を揺さぶられるわけではないけれど、読み終わったあとに、静かな余韻が残る一冊。

    ただ、正直に言えば、少し物足りなさもあったかな。
    もう少し心を揺さぶられたかった、というのが本音。

    それでも、しみじみと「良い本だったな」と思える一冊だった。

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    2026年09月25日
  • 夏美のホタル

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    鬱々とした小説や殺人ミステリーものが続いていたので、
    気分転換に読み始めました。

    いい人たちばかりが登場してくるので安心して読める。

    夏の自然を満喫する描写は追体験した気分になりながら読み進めていました。

    御涙頂戴感が若干気になりましたが、
    総合的には読後感よく綺麗な物語で楽しめました。

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    2026年09月20日
  • 青森ドロップキッカーズ

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     青森三部作の二作目です。カーリングにかける友情と青春の爽やかな物語でした。

     主人公は二人立て。一人は中学三年生の少年。中学一年の頃からいじめに遭い始め、毎日何も楽しみのない生活をしていた彼は、ある日カーリングというスポーツに出会う。四人一組で、チームワークと戦略によって特典を競い合う、氷上のチェスとも言われる頭も体力も使う競技だ。初心者向けの無料体験コースを終える頃には、彼はいじめられて縮こまるだけの少年ではなくなっていた。カーリングとの出会いは、彼を素直で元気だった頃の時分に立ち返らせ、現実と向き合う強さに繋がっていく。もう一人の主人公は、全日本選手権での優勝を目指す女性カーラー。チームメイトとの不和や自責の念から一時期はアイスの上にも乗れなくなってしまうが、ひたむきな少年の熱意に動かされ、『青森ドロップキッカーズ』として再びアイスに戻っていく。

     前作、『津軽百年食堂』と今作は青森三部作と呼ばれる作品群の一つだと後書きから知り、折角なので続けて手を出してみることにしました。前作はあたたかな恋と家族と周囲からの愛を感じさせられる一作でした。今作は一転、青春スポーツ小説という感じです。題材がカーリングという、私にはあまり馴染みのない競技ではありましたが、以前冬季オリンピックで見た試合の様子を思い出しながら、丁寧に書かれた競技の説明を読んでいました。初心者の主人公がカーリングを覚えていく過程で、ルールを知らない人でもカーリングがどんな競技でどういうものなのかを自然とレクチャーしてもらえるので、抵抗感なく競技の雰囲気を味わうことができます。スポーツ小説としても面白かったです。

     いじめられっ子の宏海が、カーリングとの出会いを通して生き生きと自分の人生を楽しめるようになっていくのが微笑ましく、前半のしゅんとした性格の彼が明るく快活な少年になっていくのが嬉しかったです。大好きだったおばあちゃんの言葉を大切にしていて、四葉のクローバーを一枚ずつみんなに分けて、一葉のクローバー四人で四葉のクローバーになるところなど、素敵な発想だなあと思いました。
     けれど、いじめの描写は辛かったです。学校の先生は全く気付いていないなんてことはないと思います…。暴行も脅迫も窃盗も全て犯罪です。幸いにして大怪我にはならなかったようですが、殴る蹴るだけでも人間は死に至ることもあります。彼が帰宅した後の家族の動揺を思うと、やるせないです。
     女性側の主人公、柚果もなかなかに悩みが深く、辛い描写も多かったですが、前を向いて歩き出す強さを持った女性だと感じました。そして、支えてくれる周りのあたたかさを感じられるお話でした。

     カーリングと仲間との友情と青春を感じられる良作でした。

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    2026年09月18日
  • となりの筋トレーー小説家は見た!ジムの愉快な日々

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    森沢さん、マッチョな方とは知らなかったです。
    しかもガチ勢だったとは!

    奥様の「使える筋肉、使えない筋肉」は言い得て妙でした。

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    2026年09月17日
  • もしもあなたが小説家だったら人生をどう描くか

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    自分自身が人生の小説家、
    「現状、自分は○○だ。だからこそ△△、」
    この○○に自分のいまをあてはめれば、きっと、あなたの脳は自動的にパッピーエンドへと続く物語「△△」を描き始めてくれると思います。自分の人生をどう描くか、
    この世には、二つのものしかない、一つは、物理的事象。もう一つは、その受け取り方。つまり、何かが起きて、それをどう受け取るか➖この世界(人生)にはそれしかない

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    2026年09月18日
  • もしもあなたが小説家だったら人生をどう描くか

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    平和に楽しく生活していても、まれに試練的な理不尽が降ってきますよね…
    先月からそのお陰で寝不足&体調不良でした(笑)
    受けとり方次第なのか。この理不尽なお陰でこうなれたよって近い未来思っていることを想像しときます。
    きっとこう言うのも人生を面白くするエッセンスなんだね…いつか、ネタにしてやる~‼️
    全く本の感想ではないですが、読んだら少し心が軽くなった気がしました。

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    2026年09月14日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    ネタバレ

    「過去を大切にすることも大事だけど、いまと未来を大切にしないと、いつかその過去まで否定することになるよ」
    わたしの人生は、雨宿りをする場所じゃない。土砂降りのなかに飛び込んで、ずぶ濡れを楽しみながら、思い切り遊ぶ場所なんだよ。あなただって、本当は、そうしたいんでしょ?
    「若い頃ってのは、迷いに迷うのが正解なんだよ。で、ああでもなかった、こうでもなかった、次はこうしてみようって、なるべくたくさんの失敗と修正を繰り返すんだ。そうやってきた奴だけが、いずれ経験豊富な頼り甲斐のある大人になるんだからな
    表現の仕方が上手い。
    今が楽しくて「いつまでもそれが続けばいいな」1秒先はそれが過去になり、その出来事に浸り、現在や未来に目を向けなければ いずれの 来る現在 未来が次々に過去になった時にうつつを抜かしていてこうなったんだなという風に素晴らしい過去が色あせてくるよなぁ と 感じた
    雨宿りをする人生ではなく 土砂降りの中を楽しみながら歩いて行く という表現も雨宿りも しつつ それでも雨を疎ましく思うのではなく その雨さえも楽しんでしまうという生き方が面白いなと思うし 実際にそうしたいな、できる時はそうしたいなと思う
    最後に 悩みについても若い頃でなくても人生というのは 悩み 失敗と修正を繰り返しながら その人自身の深みが出てくるんだな そういった 深みのある人物になりたいなと思った

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    2026年09月13日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    今になっても森沢さんの作品が、温かみのある作品であることがよく分かる作品です。ずうっとこういう作品を作っているのがすごい。

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    2026年09月12日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    星4

    読みたくて、でもなかなか読めなくて。
    やっと読むことが出来ました。
    一つの本にまつわる人々の話で、主人公が変わって行きます。
    私は、老夫婦の話にウルウルしちゃいました。
    俺って、こういう本が好きなんだよなぁって、再認識した程。
    しかし、最後の話で、「こんなのあり得ないでしょ。都合良すぎる」と、夢から覚めちゃいました。
    人によって感じ方は違うかも。
    私には非常に惜しい作品でした。

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    2026年09月12日
  • おいしくて泣くとき

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    ネタバレ

    子ども食堂をやってるお家の心也くんとお父さんから虐待を受けてる夕花ちゃんが主な物語。

    p209 遠くに、逃げたい……と言った夕花ちゃんを少しの間でも遠くに連れて行く心也くんはかっこよかった。

    p255約束ほど結果的に人を傷つけるものはない。
    たとえそれが「優しい嘘」であろうとも。

    p267「大切なのは自分の意思で判断しながら生きているかどうか」

    お母さんからもらった四つ葉のクローバーのパウチをすごく大切だからと夕花が持っててくれよと託すところもかっこよかった。

    そして心也のお父さんもかっこいい。
    ちゃんと息子を信じれる人がこんなにもいるのかな?と思うほどかっこよかった。

    途中に子ども食堂がなくなりかける話になりなんでお父さん達ばかり出るのだろうはやく夕花と心也の話を!と思ってたわたしは最後に素晴らしいどんでん返しをくらい泣いた。

    p398「お支払いはもう、済んでおりますので」
    タカナシ工務店 代表取締役社長 高梨夕花

    なんだよ、夕花ちゃんもめっちゃかっこいいよ。

    そして心也と夕花の再会。
    まさか阿久津さんが幸太くんだなんて!!

    p422 37年という歳月が、きらめく青い空になって、いま、わたしの内側を吹き抜けていった。

    たくさんの苦労はあったけど最後の一文で夕花はいま何からも恐れることなく暮らしてることができてることが分かって嬉しかった。

    ミステリー物じゃないどんでん返し。
    素晴らしくよかった!

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    2026年09月11日