森沢明夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ凄く良かった!
ジムで筋肉作りに勤しむゴンママことマッチョなオカマママと、その仲間たちの物語。
読み始めは、あまりにもうだつの上がらない登場人物が出てきたので、あれ?救いようのある話になってくれるのだろうか?と不安になったけど、彼を含め登場人物たちは、ものの考え方を変え、次第に好転してき、幸せというものを感じれるようになっていく。
ものの考え方次第・・と気付くきかっけをくれるのが、「スナックひばり」のゴンママや美少女バーテンダーのカオリちゃん。
どのエピソードも、ゴンママやかおりちゃんの温かさがこちらにも届き、登場人物に親近感を感じながら読めた。
登場人物のキャラクター(特にゴンママ)に笑 -
購入済み
心が安らぐ小さな田舎のお話
読むだけで優しい気持ちになれるし、心も安らぐ。
疲れた私には結構じんわりと染み込んでくるものがあった。
ささくれだった心が少しは洗われると同時に、自分の生き方を振り返ることも出来た。
もちろんフィクションなんで、こんな綺麗で眩しいほどの奇跡の話なんてないけれど、そこに描かれたメッセージは、すべての人に等しく優しく響くと思う。 -
Posted by ブクログ
縄文文化にのめりこんで恋には晩稲の考古学者と 彼にひかれながら発掘の魅力に目覚める女性が 呑み歩き・食べ歩きしながら恋を育てていく 二人の会話が気持ちよく もう一度弘前に行ってみたくなった 今度は桜の季節に・・・
彼らと並行して描写される縄文時代の人々の暮らしぶりも生き生きと描かれている驚いたことに広い地球には今もそういう暮らしを続けている人たちが居るそうで この考古学者が調査に出かけ 縄文人の暮らしとこの物語が自然な形でつながる おかげで百年どころではすまない時代の奥行きが感じられ とても魅力的な本になっている
ところでこの女性が昔はカーリングにはまっていたという 「青森ドロップキ -
Posted by ブクログ
いきなりハードシーンで、この物語はどこへ進むのか心配になったけど、そこはやはり森沢作品。感動の波で溺れそうになりました(笑)。祖父母との決別は描かれていませんが、随所に見られるミーコのトラウマ、老い先短かい祖父母が下した苦しい決断を考えると想像に難くない。でも最後の最後で厚い氷が解けていく様にほっと胸を撫で下ろした。おかげで森沢作品の中でもお気に入りの一冊となりました。おススメ。そして最後にミーコとチーコが幸せでありますようにと願ってやまない!!
あらすじ(裏表紙より)
ミーコは、風俗と福祉の仕事を両立しながら娘のチーコを育てるシングルマザーだ。幼い頃に両親に見捨てられ、躾の厳しい祖母との関係 -
Posted by ブクログ
お久しぶりの森沢明夫さん。
ひょんな出会いから、一緒に過ごすことになった夏。夏美と慎吾だけではなく、地蔵さんとヤスばあちゃん、たけやの周りの皆にとっても、他の夏とは違う温かくキラキラした夏休み。こんな夏があったら忘れられないだろうな。
その後、悲しい出来事もあるけれど、その時過ごした時間や人が、皆を支えてくれる。森沢さんのお話は、最初から最後まで優しく時間が流れていて、ずっと温かい。
職人として雲月さんが、慎吾に覚悟を問うところもよかった。仏像好きとしては、雲月さんの彫る仏像達もとても素敵な描写で、物凄く見たい。ずっと見ていられるんだろうな。
疲れている今こそ、また森沢さんのお話達が読