森沢明夫のレビュー一覧

  • 大事なことほど小声でささやく

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    登場人物の個性が際立ち、どんどん読み進められる。人間にはたくさんの居場所があることが何より大切なのだ、と、感じる一冊

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    2026年05月01日
  • エミリの小さな包丁

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    数々の魚料理の描写が美味しそうでときめく。基本的に登場人物があたたかくやさしい。読後感もあたたかい。だから、完全なる悪い染みのような人物が、あくまでも物語の転となるトリガーとしての役割としか感じられない部分に少しだけ物足りなさを感じた。
    父と娘、母と子、祖父と孫。それぞれのかかわりが胸に染み入る。釣りが好きだった亡き父のことを思い出してしまった。
    こんな素敵なスーパーおじいちゃん、いいなぁ。キャストを真剣に考えてしまった。映画化できそう。

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    2026年04月30日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    森沢さんのエッセイは3冊目なのでわかってはいましたが、ホントあの泣かせる小説を書いてる作家さんとは思えない(あ、失礼しました)すごいギャップです(笑)

    最初から笑いっぱなしで、どうしてこんな面白い人たちに遭遇してしまうんだろう?て森沢さんの引き寄せの力にビックリ!

    森沢青年は青春を謳歌してましたね。旅先で目にした美しい景色は小説に生かされているし、出会った人たちもヒントになっているのかしら?と思いました。

    新鮮な鮎は食べたくなったけど、あのラーメンは絶対無理〜。サッポロ1番食べると思い出してしまいそう。

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    2026年04月28日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    マッチョなオカマのゴンママを中心に、心に傷のあるそれぞれの登場人物が、少しずつ癒されていく心温まるオムニバス作品。
    それぞれちょっと難がある個性豊かな面々だが、共感できる部分も多く好感が持てる。
    作品の中で歯科医の話は自然に涙が出てくる良い話だった。
    心が癒されるとても良い作品だった。

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    2026年04月28日
  • おいしくて泣くとき

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     幼く淡い恋と、奇跡のような再会の物語です。

     主人公は中学生の心也、夕花、そして夫婦でカフェレストランを営むゆり子の三人。心也は小学生の頃に母を亡くして、大衆食堂を営んでいる父と二人暮らしをしている。その食堂では子ども食堂の活動をしていて、家庭などに事情のある子どもたちが時々食事を食べにくる。幼馴染の夕花もその一人で、心也は彼女に淡い恋をしていた。けれど、夏休みのある日、夕花の家庭の状況を知ってしまう。義理の父に暴力を振るわれボロボロになった夕花を連れて逃げた心也は、夕花に遠くへ行きたいと言われて海へ連れて行くのだが。

     複雑な家庭事情と、全くの子どもではないのに大人にはとても届かない中

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    2026年04月28日
  • 虹の岬の喫茶店

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    喫茶店を通して人とのつながりが描かれていて、ほっとする作品だった。
    やさしい雰囲気で安心して読める。

    最後はまた新しい始まりを感じるような終わり方で、前向きな気持ちになれた。

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    2026年04月27日
  • おいしくて泣くとき

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    ネタバレ

    最後に涙が自然と出てくる作品で
    読後良かったねぇと声をかけたくなりました
    読んだ後もう一度プロローグを読み返して
    繋がるお話が胸を熱くしました。
    心也から始まる物語
    途中、突然ゆり子さんが出てきて違和感を感じつつ
    読み進めるうちにマスターが心也くんになっている事に気がつく
    桜の木
    お母さんが守ってくれたのだなぁとしみじみ
    映画も観てみようと思います

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    2026年04月26日
  • ハレーション

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    最初はあまり文章が合わないかもと、読む手が進まなかったけど、最終章では思わず涙ぐんでいた。

    自分が助けを求めたのがきっかけで、友人の父親が亡くなったら、責任を感じてトラウマになるのも無理はないと思う。

    言葉にすることの大切さや、過去と向き合う勇気など大事なことを、改めて考えさせられた優しい作品。

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    2026年04月22日
  • ヒカルの卵

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    森沢氏らしい、ほっこりするお話。
    さよならドビュッシー、護られなかった者たちへ、と少し苦しくなるお話を続けて読んだので、ほっこり系を求めてヒカルの卵。

    舞台は超ど田舎のどこかの集落。方言がなんとなく親戚のおじさんみたいでさらにほっこり。「〜すっど。」みたいな笑 あとがきに兵庫県但馬市のどこかがモデルって書いてあったから本当に近そう。

    ムーさんのように平和ボケではあるけど、集落のみんなの幸せを願って人生をかけて行動できる人がいて、その無謀さを笑いながらもしっかり裏で支える親友たちがいて、とても素敵な人間関係。羨ましかった。
    儲かってきて、村の人の妬みとかが出てきた時、どうなることかと思ったけ

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    2026年04月17日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    森沢さんの小説はいつも大事な言葉を伝えてくれる。
    本書にも心に響く言葉が小声で(大声で?笑)たくさんささやかれています。
    ちょっと登場人物達のキャラに圧倒されたけど!

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    2026年04月17日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    「身長2メートル越のマッチョなオカマ・ゴンママ」
    このフレーズに惹かれて手にした1冊。
    職種や境遇の異なる人々がゴンママを囲み、ゴンママの紡ぐ暖かくも力強い言葉に勇気づけられる物語。
    人は誰しも苦悩と出会うが、そんな時、ゴンママが私に優しく語りかけてくれている様な、大丈夫だと背中を押してくれている様な、不思議な錯覚に陥った。

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    2026年04月17日
  • 虹の岬の喫茶店

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    美味しい珈琲を淹れてくれる初老の女性の岬の端に建つ喫茶店。
    そこに偶然やって来たそれぞれの思いを抱えたお客たち。
    ここに来たことで前を向けるようになっていく姿が清々しかった。
    やさしい気持ちになれる小説でした。

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    2026年04月12日
  • 虹の岬の喫茶店

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    第一章は、年の近い子どもがいるから終始涙を堪えながら読んだ。。
    人間生きている内に色々と大切なものを失うけど、一方では『アメイジング・グレイス(驚くほどの恩恵)』を授かっている。そのことにさえ気づけたら、あとは何とかなる。
    育児で疲れたり悩むことばかりだけど、私のアメイジング・グレイス、大切にしよう。

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    2026年04月09日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    登場人物それぞれが抱える痛みや葛藤に共感。少しずつ前を向いていく姿に心が温かくなる。主人公が違うオムニバス形式で、読み終えた後にホロリと涙したり優しさがじんわりと残ったりと、日常の大切さに気づかせてくれる一冊だった。
    映画化もされてたみたい。

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    2026年04月08日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    2023.6.5
    ★3.6

    身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。
    昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小
    説。

    登場する人みんな個性的で面白くて優しくてユーモアに溢れた人ばかり。だけど、人知れず悩みを抱えていて、ゴンママが紡ぐ言葉とかおりちゃんが作るカクテルとその意味で光の方へ導いてくれるお話。
    歯科医の四海さんのお話は目頭も心も熱くなってでも最後

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    2026年04月07日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    過去に読んだ小説を振り返ってみても、本書にあるノウハウに裏打ちされた部分が多く、物語の構造を再発見させてくれた一冊でした。

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    2026年04月07日
  • 虹の岬の喫茶店

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    2023.4.25
    ★3.6

    海辺の岬にある小さな喫茶店を舞台に、店主の悦子が、訪れる客一人ひとりに寄り添い、静かに話を聞きながら、その人の一曲をBGMに美味しいコーヒーを淹れてくれる。悩みや後悔、悲しみを抱えた人たち。人生に迷い、立ち止まってしまった人々が、この喫茶店での出会いや出来事を通して少しずつ前を向いていく。

    妻を40歳になったばかりで、亡くした一人娘を育てている男性。
    就職活動が上手くいかない大学生。
    こっそり入ってきた五十路の泥棒まで。
    色々な悩みを抱えた人が、少しずつ変わっていく様子が、とても優しくて、心が落ち着く。
    ラスト、虹見れて良かったなあ。

    #さとの本棚

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    2026年04月05日
  • ハレーション

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    素敵な青春物語。
    人生つらいことはもちろんたくさんあるけど、
    なんとか乗り越えねばね。

    そして、大切な友情・家族。

    大人もいろいろある。
    子供にはどうしようもできないこともね。

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    2026年04月05日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    ドラマが良かったので購入
    こんな阿呆みたいな話ホントかな?
    と思ってしまうほど面白い
    登場人物も皆んな良いキャラで
    毎回くだらない事件?が勃発する
    でも毎日楽しいだろうなぁ
    羨ましい( ^∀^)
    これを読めば元気になること
    間違いなし!

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    2026年04月02日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    もしかして本って、人との関係性を変えたり、誰かの人生を変えるきっかけになったりするのかもしれないと思えた一冊。
    自分の手元に渡った本は、実は何か奇跡が起こった結果なのかもしれない。
    そう思える温かい物語だった。

    絵描きになるかを迷っている健太郎に父親が、画家になるとか才能は二の次で、なるべく好きなことをたくさんやってわくわくする気持ちをたくさん味わえばいいんじゃないか?とアドバイスしたところが素敵だった。

    作中の読者たちが鳥肌が立つと言った「人生は雨宿りする場所じゃない」はそんなにピンと来なかったけど、
    「幸せなんていくら逃げても構わないよ。命さえあればそんなものいつだって取り戻せるんだか

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    2026年03月31日