森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023.6.5
★3.6
身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。
昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小
説。
登場する人みんな個性的で面白くて優しくてユーモアに溢れた人ばかり。だけど、人知れず悩みを抱えていて、ゴンママが紡ぐ言葉とかおりちゃんが作るカクテルとその意味で光の方へ導いてくれるお話。
歯科医の四海さんのお話は目頭も心も熱くなってでも最後 -
Posted by ブクログ
2023.4.25
★3.6
海辺の岬にある小さな喫茶店を舞台に、店主の悦子が、訪れる客一人ひとりに寄り添い、静かに話を聞きながら、その人の一曲をBGMに美味しいコーヒーを淹れてくれる。悩みや後悔、悲しみを抱えた人たち。人生に迷い、立ち止まってしまった人々が、この喫茶店での出会いや出来事を通して少しずつ前を向いていく。
妻を40歳になったばかりで、亡くした一人娘を育てている男性。
就職活動が上手くいかない大学生。
こっそり入ってきた五十路の泥棒まで。
色々な悩みを抱えた人が、少しずつ変わっていく様子が、とても優しくて、心が落ち着く。
ラスト、虹見れて良かったなあ。
#さとの本棚 -
Posted by ブクログ
もしかして本って、人との関係性を変えたり、誰かの人生を変えるきっかけになったりするのかもしれないと思えた一冊。
自分の手元に渡った本は、実は何か奇跡が起こった結果なのかもしれない。
そう思える温かい物語だった。
絵描きになるかを迷っている健太郎に父親が、画家になるとか才能は二の次で、なるべく好きなことをたくさんやってわくわくする気持ちをたくさん味わえばいいんじゃないか?とアドバイスしたところが素敵だった。
作中の読者たちが鳥肌が立つと言った「人生は雨宿りする場所じゃない」はそんなにピンと来なかったけど、
「幸せなんていくら逃げても構わないよ。命さえあればそんなものいつだって取り戻せるんだか -
Posted by ブクログ
森沢作品何作目だろう?
何冊か読んできてるのに肝心の「虹の岬の喫茶店」を読んでなかった。
森沢さん好きの友人が森沢ワールドの中心にこれがある!と言って貸してくれた。
生きることは祈ること!
夢も希望も目標もない。そことかけ離れていく自分がしんどいから、傷つきたくないから、日々淡々と、積み重ねたそこが自分の居場所…と思って生きてきた。
置かれた場所で一生懸命生きていけば良いとここまで生きてきた。
そんな人間がいても良い、日々全力で頑張れる人間ばかりではない…自分はそっち側の人間で良いと…。
だからこれから祈ろう!
祈って生きて行こう!
歳を重ね得てきた重みのある悦子さんの言葉は心に響く言葉ばかり -
Posted by ブクログ
大好きな森沢さんの作品である上にオリンピックでよく見るカーリングが合わさった青春スポーツ物語
思っていた通り爽やかでとても
温かいお話でした。
主人公の宏海くんが最初はいじめられっ子で何事も後ろ向きだった彼がカーリングと出会うことで
身体だけではなく心も大きく成長していきます。
周りにいるいろいろな世代のカーリングの大好きな人達と明るくカーリング精神にのっとりカーリングをする姿は
わくわくドキドキに清々しさも加わり本当に私まで楽しかったです
いつまでもこれからの彼らののびのびとカーリングをする姿を見ていたいなぁとすっかりファンになってしまいました。