森沢明夫のレビュー一覧

  • 森沢カフェ

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    ネタバレ

    フォローさせていただいている方の本棚に並んでいて、手に取ってみたくなりました。
    みなさんの本棚は、本当に宝の山のようで、いつもワクワクしながら覗きに行っています(*´꒳`*)

    読書歴が浅いので、初めましての作家さんが多く、森沢さんもその一人でした。

    短くて、ゆるくて、人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ本。


    印象に残ったのは、

    ☆自分を変えたいときの秘訣 「真面目ニンゲン脱出法」☆
    自分の行動パターンにはないような世界に一歩踏み出す。行動の繰り返し。
    自分は生真面目すぎる性格なので、とても参考になった。

    ☆叶わなくてもいい夢☆
    夢を持っているだけで、小さな幸せを感じる。

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    2025年11月16日
  • ハレーション

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    小さな南の島に住んでいる小学5年生の拓海は、釣りに出かけた海で幼馴染の涼子が飼っている猫が海で溺れてしまったのを見かけ、近くにいた親友風太の父親、亮平に助けを頼む。荒海に飛び込んだ亮平は、拓海の目の前で溺死する。その姿を見た拓海は心に傷を負ってしまい…。

    重い話がメインのはずなのに、爽やかな夏の南の島が眩しくて、さらっと読めた。

    大人になり再会した拓海と風太。辛い状況の拓海の心に無理矢理入り込んだ風太。親の都合で嫌な思いをしたはずなのに、風太がいい奴なのは南の島でのびのび育ったせいなのか、父親のDNAか。

    しかし、拓海の父親は全然父親らしくなかったなぁ。

    幼馴染の3人の未来が明るくなる

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    2025年11月13日
  • ハレーション

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    オバアの言葉沁みます
    みんな優しくて
    いい子
    自分の子供の頃を思い返すと
    こんなに優しくなかったと恥ずかしい

    大好きな海
    大事なふるさとを遠くに追いやって生きていた
    拓海と風太
    それぞれの着地点見つけて
    人生を続ける
    幸多かれと願わずにはいられない

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    2025年11月10日
  • ロールキャベツ

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     気の置けない仲間と、好きな場所で、それぞれ椅子を持ち寄ってかけがえのないひとときを過ごすチェアリング。

     ひとりひとり弱みもあれば強みもある。
    そんな5人がお互いに支えあいながら起業への道を模索していく。

     森沢ワールドの美しい情景の中で、ロールキャベツやおにぎりのおいしそうな匂いまで漂ってきそうだった。
     スタートアップをした5人の続編を出して欲しい。

     「いまの自分こそが、過去から見たらいちばん経験豊富で、未来から見たらいちばん若々しい」
    そうだよな、ホントに。


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    2025年11月09日
  • ハレーション

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    「ハレーション」写真で、光線が強すぎたために、被写体の周辺が白くぼやけて不鮮明になること。

    天真爛漫にふるまう風太。
    真面目にふるまっちゃう拓海。
    レッサーパンダの涼子。

    子泣き島の、3人の同級生。
    それと、拓海の妹である亜美、涼子の妹の杏奈。

    「苦しさを受け入れるのに必死すぎて、幸せに意識を向けられなかったのかもね」
    その言葉が、ずしっときました。

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    2025年11月07日
  • ハレーション

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    18冊目の森沢作品。今回も愛すべき人たち満載のあったかい物語です。小さな島で幼馴染と育つ。昔から憧れです。

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    2025年11月07日
  • 水曜日の手紙

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    心が癒された。
    人を羨ましく思って妬むような気持ちも分かるなぁと思いつつ、その人からもらった言葉がなんとなく頭から離れないこともたまにある。
    水曜日の手紙、私もやってみたい。
    ステキな仲介人によって2人の人生、その家族の人生が多く変わる夢のような物語。こういうの好き。

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    2025年11月02日
  • おいしくて泣くとき

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    最後は素敵な終わり方だと思いました。心温まるお話だと思います。
    2つの話が急に交わり驚きました。少しうまく行き過ぎなところもあるけれど、夕花の今を知ることができてよかった。
    突如として物語に登場しなくなったので、途中からずっと幸太と石村がどうなったのか気になっていました。未来の幸太をみることができたことは良かったです。石村も幸せになっているといいな。
    あと、こども食堂は全然偽善なんかじゃないのに。

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    2025年11月01日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    わかりやすい、とにかくわかりやすい本だった、なんて読みやすいんだ。2時間くらいでささっと読めた。ほんとうに読みやすい。感動した。

    ※「感動した」は表現としてはダメです。「めくる手が止まらない。知らなかったことが溢れていて、新しい場所、新しい景色に出会えたような気になった」が正しい。

    そんなことが書いてあります。ここで描くにはもったいない強い理論がいくつもある。

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    2025年11月01日
  • ハレーション

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    読んでいると終始、森沢さんの作品だなっと。
    読書を始めた初期に“ エミリの小さな包丁”を読んで、森沢さんの作品が大好きになりました。
    久しぶりに今回エミリさんに…

    嘘をつくことでしか自分を守れなかった子ども時代の拓海。父がなくなり故郷を出ていかなければならなかった風太。その他…
    しんどい内容なんだけど、やっぱり人も島も温かくて。みんなキラキラ輝いて見えました。

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    2025年11月01日
  • ハレーション

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    結構ヘビーな事情をサラッと乗越えていくんだよなー
    映画になりそうな景色のキラキラしたお話と対比のグッとくる重さ
    エミリさん!!ってなった!

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    2025年10月26日
  • 雨上がりの川

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    子供の不登校をきっかけにどんどん家庭が壊れていくのはなんだかわかる。当事者になってみないとわからない感覚。第三者の目で見るとそんなのに騙されるなんてあり得ないと思うのだが、それがそうでもない。
    常に自分を客観的に見る目がないと誰でも陥る罠がそこにはある。さすが森沢さん、最後まで読みごたえがありました。

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    2025年10月26日
  • ハレーション

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    森沢明夫さん、ずっとずっとあったかい作品です

    今までに出てきた人もちらほらと出てきて、思わず笑みがこぼれながら読みました

    ふるさと、帰れる場所があるってやっぱり良いものだよなぁ……
    読みながら沖縄の海を思い出し、ばしゃーん!なんて飛び込みたくなるようなそんな気持ちに
    と同時に、幼なじみの関係性とか、嘘をついたことへの罪悪感というか後ろめたさというか
    そんな感情に切なくなりつつ

    でもそこは森沢さん
    あったかい気持ちで読めるんですよね
    読み始めて、あぁ、これはきっとこういう場面があるからそこで私はきっと泣くな、という予感は見事に的中

    わかっていても、泣けました
    心が温かくなる作品です

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    2025年10月25日
  • ハレーション

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    良くも悪くも期待を裏切らないあたたかい展開で、心が疲れてきたなという時に安心して読めます。
    主人公たちがとてもまっすぐでキラキラしすぎていて、大の大人にはとても眩しい。眩しすぎて途中読むのがしんどくなるほどでした。
    途中から人間はこんな美しいまま大人になれないよ、、、と思いながら読んでしまった自分に少し悲しくなりました。

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    2025年10月25日
  • ライアの祈り

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    大好きな森沢さんのお話
    やっぱりいいですね。
    温かくてロマンがたっぷり。
    今回は縄文時代と現代が舞台になっていて、縄文時代にさほど興味を持っていなかった私としては、
    最初キョトンって感じだったのですが、
    いやー。奥が深く興味深くすぐに
    夢中になってしまいました。
    昔昔の縄文時代と前世からつながりのある二人。
    素敵なくまごろうさんと桃ちゃん…
    こういう運命の出逢いはロマンチックですね。
    それから
    くまごろうさんの温かい言葉は
    本当にキュンとしてしまいます。
    なんだか、土偶とか化石とか
    そういう古代のロマンに少し
    興味を持ってしまいました。
    三部作ということを最後に知ったのですがまた機会があれば是

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    2025年10月23日
  • あなたへ

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    優しい。第一章からして不穏な雰囲気があったけど全然そんな事ない。映画のキャストを見て納得。
    おじさんたちに幸せあれ。

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    2025年10月22日
  • ハレーション

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    真夏に読みたかったー!

    自分がきっかけで親友の父親を亡くした拓海とその親友・風太、ばったり再会した二人の絆の物語。
    島の情景や海の描写が美しくて、南の方の島に行きたくなる。主人公たちの抱える事情がかなり重たいのだが、島の雰囲気や登場人物の朗らかさがあって、安心して読める。

    みんながみんな、いろいろな事情を抱えている。どんなに近くにいても、語られなければわからないことばかりだ。でもそれを嘆くのではなくて、「それはもう、しかたない!」と割り切って、それでもわかろうとする努力を忘れない姿勢を大切にしたい。

    終わり方もすがすがしくて、台風一過のような作品だと思った。
    そして物語中盤に、まだ読んだ

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    2025年10月22日
  • さやかの寿司

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    綿飴のようなさやかさんの声に賑やかな
    常連さんのかけあいが面白かった。
    特に成金ジジイをぎゃふんと言わせたときは
    最高でした。
    さやかさんのことはもう少し知りたかったなぁと
    思いました。

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    2025年10月22日
  • ハレーション

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    誰にも言えないことを抱えながら生きていくのは本当に辛い。ましてやそれが自分にとって大切な人の命に関わるものであれば、なおさら苦しい。友達って良いなぁ。そしてこの2人、うまくいきますように。

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    2025年10月19日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    オネエの方の登場する物語は温かいものが多いですね。辛い思いをされていて、自身も苦しくなることもあるのに、周りの人たちを明るく優しく楽しくしてくれる。
    人と出会い、定期的に会える場所。私にはそんな場所はないのでうらやましいです。
    ちょっと下ネタも出てきますが(笑)いい言葉がたくさん。またいつか読み返してみたいです。
    私もゴンママに出会いたいなあ。

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    2025年10月17日