森沢明夫のレビュー一覧

  • さやかの寿司

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    大将がさやかさんという素敵な美味しいお寿司を出してくれる夕凪寿司。まひろは子どもの頃にそこに行った思い出を頼りにのれんをくぐろうとすると、ランチは終わって、賄いだったら500円で食べられると言われて食べてお金を支払おうとしたけれど、店員の未來が怖いと思ってしまい逃げてしまう。未來に追いかけられて背負い投げされたまひろはお店で自分の身の上話をして誤解を解く。
    ネタバレになってしまうので、遠回しにしか書けないが、夕凪寿司に集まる人々がそれぞれに少しの悲しみを抱えながら、そこに集まって、大将のさやかさんの優しさに触れて、幸せになっていく物語。
    登場人物が皆良い人でほっこりする。一人だけ寿司のうんちく

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    2026年06月23日
  • エミリの小さな包丁

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    多くを語らないおじいちゃんが言う言葉ひとつひとつが孫のエミリを思うあたたかい言葉ばかりでした。

    その中でもおじいさんが
    「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃダメだよ」「判断は必ず自分で下すことだ。他人の意見は参考程度にしておけばいい」
    とエミリにかけた言葉に涙がでました。

    また、美味しい料理で距離を縮めていく2人にほっこりし文面からも美味しさが伝わってきて食べてみたくなりました。


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    2026年06月23日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    「音楽が好きな人」は楽器を演奏したり、歌ったりするのが好きな人。
    「写真が好きな人」はカメラを持って旅をして撮影するのが好きな人。
    だから「本が好きな人」は自分で文章を書くのが好きな人。(得意がどうかは別にして)
    だと理解できる。
    たくさんの本を読んで、そこで感じた心の揺らめきや痛みを自分の文章にしていくのは「本好き」の醍醐味だと思う、そこで自分のオリジナリティ、アイデンティティを見つけていくのはきっと意味のあること。
    今回の森沢さんの著書はそんな時の参考になると思う。
    テーマの拾いかた、キャラクターの組立かた、文章の順番や伝わるポイントなどが丁寧に説明されているのが嬉しい。

    ありそうで無か

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    2026年06月20日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    強烈なキャラクターたちとそれに負けないストーリー。ゴンママが他人に与えられた分最後に返ってきて救われたのが良かった。
    阿吽の話と、夢は叶えるもの、過去を正解にするためがとても印象に残った。
    こういうサードプレイス的バーとかスナック行きたい

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    2026年06月17日
  • エミリの小さな包丁

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    よいね 特にエピローグが。
    多くを 幸せはこうあるべきってカタチを求めすぎて疲れちゃう現代人には 刺さる
    そして 前向きになれる

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    2026年06月13日
  • 夏美のホタル

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    お久しぶりの森沢明夫さん。

    ひょんな出会いから、一緒に過ごすことになった夏。夏美と慎吾だけではなく、地蔵さんとヤスばあちゃん、たけやの周りの皆にとっても、他の夏とは違う温かくキラキラした夏休み。こんな夏があったら忘れられないだろうな。

    その後、悲しい出来事もあるけれど、その時過ごした時間や人が、皆を支えてくれる。森沢さんのお話は、最初から最後まで優しく時間が流れていて、ずっと温かい。

    職人として雲月さんが、慎吾に覚悟を問うところもよかった。仏像好きとしては、雲月さんの彫る仏像達もとても素敵な描写で、物凄く見たい。ずっと見ていられるんだろうな。

    疲れている今こそ、また森沢さんのお話達が読

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    2026年06月13日
  • あなたへ

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    ネタバレ

    心が温かくなる話。最初の群像劇をサラッと読み飛ばしてしまって、人のつながりに対してカンが鈍ってしまっていた。どんどんつながっていく感覚が強かったらより感動したかもと反省。そんな状態でも色んな人の関係性が見えてくるのが面白かった。(杉野さんのところはハラハラした、、)

    まじめな島倉さんが、旅の中で奇跡的な出会いを繰り返してそれぞれの人たちが自分の人生を否定せず、新しく生きていこう。と前向きに自然となれるところがとてもよかった。

    なによりも島倉さんと洋子さんの関係、それぞれの夫婦の関係がお互い思いやる優しい感じで憧れる。

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    2026年06月11日
  • ロールキャベツ

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    「過去から見たら今が一番経験を積んでいて、未来から見たら今が一番若い。だから今の自分は最強」
    いい言葉だ。

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    2026年06月11日
  • ハレーション

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    こんな故郷欲しい!
    と思わせれてくれる、爽やかな物語でした。
    登場人物のみんなが魅力的で悪人がいない世界観、、
    続編希望!

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    2026年06月10日
  • ぷくぷく

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    金魚目線の物語は初めて読んだ
    感情が動かされるたびの、ぷく。がほっこりしたり切なかったりした。
    チーコのママの言葉が私の心にも響いた。
    少し辛い部分も多いお話し。

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    2026年06月06日
  • 虹の岬の喫茶店

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    喫茶店の老女が不思議な魅力で誰かの心をほぐす物語かと思いきや、(その部分ももちろんあるが)老女が訪れる人から、たくさんの温もりをもらって、守られている物語のように思えた。

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    2026年06月06日
  • 津軽百年食堂

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    ネタバレ

    大森哲夫
    古びた食堂「大森食堂」を営む。六十四歳。

    大森明子
    哲夫の妻。

    フキ
    哲夫の母。

    桃子
    哲夫の長女。高校卒業と同時に東京に出てきて、デザインの専門学校に入った。その後、小さな編集プロダクションに就職し、数年後に東京出身のサラリーマンと結婚。電撃離婚し弘前市街で一人暮らしをしている。

    大森陽一
    哲夫の長男。東京で一人奮闘している。二十八歳。フリーター。特技はバルーンアート。プロダクション「東京産芸社」所属。

    先代
    哲夫の父。酔っ払って車に轢かれて死んだ。

    先々代
    大森食堂の初代。

    大森賢治
    生まれた時から右足に指がない。とろ。

    トヨ
    行商の娘。行商を辞め、実家の仕事を手

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    2026年06月05日
  • 癒し屋キリコの約束

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    癒しというワードとはほど遠い霧子さんのキャラが際立つストーリー。それぞれのキャラクターがそれぞれに確立されていて、心に分かりやすく入ってくる小説だった。

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    2026年06月05日
  • ハレーション

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    過去のトラウマ、友人や家族たちの秘密や、隠された想いが"ふるさと"を舞台に描かれます。人生の難しさを描きつつも、人の温かさが伝わってくるようでした。夏のギラギラとした海、ハレーションを起こす視界。そんな風景も浮かぶようでした。いつも行き詰ってばかりに見える人生の背中を、どっしりと温かい言葉で背中を押してくれる本だと思います。

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    2026年05月31日
  • 水曜日の手紙

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    水曜日の出来事を書く。
    まったく知らない誰かへ。
    それぞれが行き詰まっていた人生。
    余裕がなくうまく行っていない時は誰かと比べて妬んでしまう。読みながら自分にも言われているような気になってしまった。手紙をきっかけに行き詰まった人生が少しずつ動き出して心が晴れていく感じが爽快だった。前向きな気持ちになれる一冊。

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    2026年05月30日
  • あなたへ

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    亡くなった奥さんの手紙を受け取るためにキャンピングカーで旅に出るお話。

    キャンピングカーに興味なかったのに、この本を読んでから私もいつか欲しいと思うようになりました。
    旅での出逢い、いいですね。

    それに倉橋夫妻はとても素敵な夫婦で、心温まるお話でした。

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    2026年05月30日
  • エミリの小さな包丁

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    田舎のおじいちゃんの、心の広さ、穏やかさに癒された。多くは語らないがどんと構えて味方でいてくれる安心感。幸せよりも満足が大事。自分が居心地がよい場所に、機嫌が良くなる場所にいればよい。良い本でした。

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    2026年05月29日
  • おいしくて泣くとき

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    ネタバレ

    プロローグ
    風間心也
    小学校三年生の一人息子。

    心也の母
    四十路を迎えたばかり。

    耕平
    夫。心也の父。

    谷口
    心也の担任。

    附田
    クラスの問題児。


    第一章 夏のトンボ
    風間心也
    中学生。三年B組。学級新聞のクラス代表を引き受ける。怪我でサッカー部を辞めた。

    矢島
    担任。ヤジさん。四十代なかばの小柄で痩せっぽちなオッサン。音楽教室。

    辻村
    男子バレー部。

    江南
    成績のいい女子バスケ部。

    西田
    野球部で万年補欠。

    青井
    サッカー部のお調子者。

    新井夕花
    学級新聞のクラス代表を押し付けられる。心也とは小学生の頃によく遊んだ幼馴染。二年生のときにテニス部を辞めた。こども飯を利用

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    2026年05月27日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    サクッと読める心があったかくなる人情小説。
    短編的に登場人物にフォーカスした話が続き、色々な年代、性別、状態の人に感じるものがあると思った。

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    2026年05月24日
  • 桜が散っても

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    ネタバレ

    ある事故をきっかけに、離ればなれになった家族の物語。

    プロローグの衝撃的な場面から、いったい着地点はどうなるのか・・と思いながら、ずっと心が重たい状態で読み進めました。
    特に自分と同性同世代の「松下麻美」の章は、苦しかったー・・離婚歴もあるし、どっぷりと共感。
    決断が正しいか間違っているかなんて分かりはしない。そうするしかなかったのでしょう。

    自分の心に正直に生きた夫の忠彦も、結局、そうするしかなかったんだと思う。

    そんな父の行動、母の決断、どちらも子供たちにとっては受け入れられないものだったのでしょうが、
    里奈も建斗も、桑畑村を訪れ、生前の父を憶うきっかけと共に変わっていきます。

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    2026年05月21日