あらすじ
コンドームメーカーのボートで川下りをしたら滝に落下しそうになる。露天風呂で裸になったら虫の大群に襲われる。103歳のスーパーご婦人と道の駅で一夜を共にする。ベストセラー小説家・森沢明夫の若かりし頃はバカで楽しい思い出ばかり。極貧旅行やアウトドア遊び、最高にうまいビール、著者と悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の珍事件の数々を綴る伝説の青春乾杯エッセイが新装版で登場!
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Posted by ブクログ
キャンプ、釣り、ツーリング、料理等のアウトドア好きにはたまらない、こんなことってある?的なとっておきの驚きの話が盛りだくさん。自由でいい、気ままでいい、わんぱくでいい。夏をこよなく愛する著者の野性味溢れる面白おかしなエッセイ集。続編のゆうぞらビールもぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
あとがきに作者が書いてる通り つくづくおバカな青春時代のお話し。最初のゴムボートの話をはじめ自分の経験とかする話しが多く楽しかった、俺の人生も悪くない
Posted by ブクログ
こんなに面白くてバカバカしい青春本当にある!?というくらい濃い人達が登場する本書
下品に爽やかに旅をする森沢さんの飾ってない青春を覗き見してる感覚で笑ってたらあっという間に時間が経ってしまう1冊でした
Posted by ブクログ
まめたカチカチパスタさんの本棚から
タイトル、表紙、感想に惚れ
あぁ、お決まりの作者のエッセイ(椎名誠)以外読みたいなとずっと思っていた僕には開拓精神に刺さるに充分
ジュンク堂札幌店へ仕事終わりにニコニコと購入
まめたさんに伝える
あなたのお陰で新しい作者を知れて嬉しいです、買いましたよと
僕は基本エッセイは通勤時間で読む
地下鉄、である
ちょうど良いのだ。目的地につくまで40ページくらい、往復80ページ。区切りが多いエッセイはぴったしだ
めくる、ビールの絵の中にパニックと書かれている
「お、そうかそうか。酒で失敗するエピソード系なのかな」と一人ごちた
いきなり「オカモトゴム」である
(注、ゴムボートのお話である)
男なら基本避けて通れない名称である
(注、ゴムボートのお話である)
あおぞらビールって蒼井そらのことなのか
(注、ゴムボートの)
僕は困惑する
あと15分ほどで駅は目的地につき
僕は働くのである
税金を納めるため社畜のごとく働くのである
朝である
ゴムボートのお話が終わりお次は
「ハンバーガーショップのトイレに閉じ込められる」お話である
◯んこの次はうんこである
僕は困惑する
あと6分ほどで駅は目的地につき
僕は働くのである
年金を納めるため馬車馬のごとく働くのである
朝である
僕は働いた
今日も働いた
帰り道またあおぞらビールを読む
北海道でキャンプをするエピソードである
おお、我が地元へようこそ
「全裸で股間をアブに刺される」話である
僕は困惑する
僕は10時間働き
まさに帰路、あおぞらビールで宅飲みビールと思っていたのである
夜である
そう、あおぞらビールは旅行をしてビールを飲むなんて話でなかったのだ
旨いビールを飲むため著者が頑張った結果珍事件が起きるお話だったのだ
これは通勤にとてもオススメできる本ではない
駅に着き本を閉じた時に向かいにいたおばあちゃんが僕を見て怯えていたのだ
一体僕はこの本を読みどんな顔をしていたのだろうか
まめたさんありがとう
今日もビールが旨い
ところでカチカチパスタてwwwww
Posted by ブクログ
あおぞら
ビール
このエッセイが最初に出版されたのは
2003年7月31日だそうです。
森沢さんはその奥付の日に合わせて、禁煙を
スタートさせていてその日から1本も吸って
いないそうです。あとがきで森沢さんらしく
自分で自分を褒めていました!^_^
エッセイのなかの出来事は10代後半から
20代前半に起きたマヌケな事件?を集めた
ものだそうです。森沢さんはこのあおぞらビールの
ゲラを読み返して、こういう素っ頓狂な笑える
経験をしまくったからこそ、いまのぼくが
あるわけで、そう思うと、愛すべき青春時代で
あったことは間違いないと述べています。
沢山の笑えるエピソードがあったんですが
たぶんこのエッセイを読む人の感性によっては
笑えない事も沢山あるかも?を感じながら
このエッセイの時間を私なりに楽しく過ごしました。
私自身もきっと友人との青春時代のマヌケな事件を
エッセイにしたら、このエッセイのようにきっと
みんなが笑えるとは限らない感じになるので
そう思うと森沢さんは本になっているのだから
素敵な青春時代を過ごされたんだなぁと思います。
大好きな夏を全力で楽しむ森沢さんと
友人達の出来事が
凄くキラキラしていて私も20代になったみたいに
読み進めていました。^_^
大好きな森沢明夫さんの青春時代!!
素敵な物語を沢山生み出しているのは
きっとこういう青春時代を素敵な友人と過ごして
その色彩や時間の感覚は今も色褪せることなく
鮮やかさを増しながら日々 キラキラしている
森沢さんだからなんだと思いました!
たぶん違うとは思いますが、私が読んだエッセイ
面白いものばかりです
エッセイ=爆笑
ではないですよね?!! ^_^
Posted by ブクログ
audible⭐︎
時にプッと笑ってしまうエッセイ!
森沢さんの心に寄り添う物語から想像できるエピソードもありつつ、活発な20代の思い出が斬新だった。
Posted by ブクログ
プッシュ!!
グビグビ。。。
グッハー!!!!!!
めちゃくちゃ炎天下の下
キンキンに冷えたビールを飲みたくなる!!
あおぞらビール
きっと男子には『わかる!!わかる!!』
ってなるだろう!!
そして女子には『。。。ふーん そーなのね。。。』
ときっとなる!?
が!!
私は。。。
フフフ。。。
ほうほう。。。
フムフム。。。
となり、なかなか面白かった。
さてさて下巻は。。。
ビール片手に
下巻にて感想を!!
まずは。。。。。乾杯!!
Posted by ブクログ
エッセイとは知らず読んで、本当におバカな珍事件の創作だなと思ってしまいました。まさか実話とは。
登場人物の悪友たちが今は立派な社会人になっていることにも驚き。
基本的に放浪生活の話の中でお酒が出てきて(それも尋常じゃない量)野外で飲んだくれる日々を綴っていた。しかも二日酔い確率多し。
こうして身一つで旅に出る経験値を若いころに蓄えておくと老後になった時思い出話にも一層深みが湧きそう。
今の所、野宿どころかキャンプすらしたことない人からすればちょっと羨ましい。
Posted by ブクログ
森沢明夫さんの青春時代の面白い珍事件を
集めたエッセイ本。
どこからどこまで本当やら・・・
少なくとも1.5倍くらいは盛ってるだろうな。笑
肩の力を抜いてとことん
森沢さん節を楽しむには、もってこいの一冊。
最後まで気になったのが
幻のミツコ103歳。
ミステリーのような謎解きが無いので
最後までオチがなくて逆に怖かった。
下品な表現がそこかしこに出てくるので、
独特な言い回しも含めて、正直なところ
好き嫌いが分かれそうな内容だとも思う。
まぁ、ビール好きな私には、
共鳴ポイントも多かったんですが・・・
Posted by ブクログ
森沢さんの青春時代のエッセイ集。
もう本当にこんなことあったの、と言えるほどのはちゃめちゃな事件。
若気の至りというものなのか、でも極貧旅行やアウトドア遊びなど、バカで楽しい思い出ばかり。
103歳のお婆ちゃんがどうなったのか知らないけど気になります。
Posted by ブクログ
あおぞらビール <新装版>
著:森沢明夫
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**あらすじ**
数々のベストセラーを生み出してきた森沢明夫の伝説的名作が帰ってきた。
抱腹絶倒の青春エッセイの金字塔、待望の新装版が登場!
海、川、山……アウトドアや日本各地の放浪旅で、著者と悪友たちが遭遇した、バカバカしくも楽しい出来事の数々。
笑い転げてしまうエピソード満載で、「電車の中では絶対に読まないで!」と言われるほどの青春野遊びエッセイ集。
ページをめくる手が止まらない、爽快で元気が出る一冊。
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**感想**
森沢明夫さんの作品を読むのは初めてでしたが、初めての作品がエッセイということもあり、著者の人柄や空気感がじんわり伝わってくるようでした。
一つひとつのエピソードを読むたびに、「これ本当にあったの?」と思うような出来事が次々と登場します。けれど、その“話を盛ってる感”すらも笑いに変える筆致が見事で、読んでいて自然と顔がほころびます。
作家さんや芸人さんのように、日常の出来事を「どうやって面白く伝えるか」という視点を常に持っている人ならではの語り口で、読む人を飽きさせません。
青年男子のちょっとしたバカさ加減や、仲間との無邪気なやりとりが絶妙に描かれていて、男性なら共感できるシーンも多いはず。
全体的に、朝井リョウさんのエッセイに少し似た雰囲気があり、ユーモアと爽快感に満ちた一冊でした。疲れた時に読むと、自然と笑顔になれる本です。