森沢明夫のレビュー一覧
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とてもいいお話だった〜。
森沢さんの作品はどれも温かくほっこりしていて大好きです。今回も偶然本屋さんで見つけて
買うつもりがなかったけれど表紙の爽やかさに惹かれて買ってしまった本なので、ちょっとわくわくしながら読み始めました♪ 笑笑
でも、いや〜出会えてよかったと思えるような
素敵なお話で、私にとって大事な一冊になりました。
お話は
主人公の翔平が漫画家を目指しながらアルバイトしているのはキッチン風見鶏という
港町にあるレストラン。
そこのオーナーの絵里さんや、元オーナーのお母さんの祐子さん、みんな本当に温かく素敵な人で
翔平くんと仲良くなる寿々ちゃんを見守りつつ
素敵な料理でみんなを幸せにし -
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両親を知らず、祖父母に育てられた主人公のミーコ。彼女の人生と人柄を彼女の周囲の視点で描かれています。
祖父がミーコに伝えた
『ミーコの目は、何のためについていると思う?』
『毎日、小さな宝物を見つけるためだよ』
ということが物語の軸でもあると思う。
そして、ミーコは決して他人と比較をしない。
人生に起きる出来事に本来は意味なんてなく、自分が勝手に意味づけをして、人は生きている。
必ず自分の周りに良いと思えることもたくさんあるのだけど、ついつい誰かと比べた不足を考えてしまう。本当は、自分の周りには幸せなことがあるはずなのに。
主人公のミーコは、幸せを見つけ続けて生きてきたのだろう、と思う。 -
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森沢明夫さんの津軽百年食堂、青森ドロップキッカーズに続く『青森3部作』の完結、『ライアの祈り』
青森といえば三内丸山遺跡に代表される縄文文化もあります。縄文時代から現代を繋ぐ壮大な構想に心が踊りました。
縄文時代は1万年以上も続いた平和で豊かな時代だったとの認識が広まっていますが、人が自然の中で幸せに暮らしていたことを思い起こさせ、そんな想いが、きっと現代にまで続いてきたのじゃないのかな、と考えました。
時代を超えての繋がりだけじゃなく、現代における家族の繋がりなど、森沢さんの作品は人と人の心やさしく温かな繋がりを感じます。
人は幸せだと思えることに満ち溢れていて、本当は誰もが幸せであ -
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森沢明夫さんの青森3部作、津軽百年食堂に続く『青森ドロップキッカーズ』
カーリングを素材に描かれる青春小説なのですが、登場人物のそれぞれに、人生の憂いがありながらも、仲間の存在に励まされながら、成長していく姿が、微笑ましくもあり、清々しさも感じる作品です。
〜いちばん大切なことは、最初の一歩をチョンと踏み出せるかどうかだった。0と1な差は、限りなく大きい。〜
本書にあるこの言葉は、10代、20代において、成長を促してくれる大切な考えだな、と思う。
いい歳したおっちゃんになっても、小説に描かれる青春時代の姿は輝いていると感じます。『青春とは心の若さである』とサミュエル・ウルマンは言ったけど -
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ずーっと気になっていて積読本が何冊もある初読み作家さん!
とても良かった!面白かった!
自称ツイてる養鶏農家のムーさんが周りの反対を押し切り村に世界初の卵かけご飯専門店をオープン!
村の皆を笑顔にする為に、過疎の村を元気にする為に動き出したムーさんの計画は当初反対していた村民達の協力のもと飛躍、奇跡を起こす!
なによりムーさんの人柄が良い!
これがこの本の最大の魅力と勝手に思っている。
何か手を貸さずにはいられないムーさんの人間力が成功の元であろう。
どこか少し鈍感にも思えるムーさんだけど計画に抜かりはなく(大吉と直ちゃんに乗せられた感はあるが…笑)しっかりと軌道に乗せられたのはムーさんの卵 -
Posted by ブクログ
小説や物語を書く授業に苦戦していたけれど、これは授業に活かせそうだ。また、中高生でもわかりやすい表現や例えを用いてくれているので、そのままオススメできるのもすごくいい。
そして森沢明夫さんの作品が好きな人にとっては、作品制作の裏側を知れる一冊にもなっている。
作品をまたいで繋がっている森沢ワールドがどのようにしてできあがっているのかを知って、私は嬉しかったし、フフフって思わず笑顔になっちゃいました。
人生を楽しむことが結果として自身の創作に役立っている、そんな人だからこそ、あのあたたかい作品たちを生み出すことができるのだろうと、納得。
私も久しぶりに小説を書きたくなった!
そしていい作品が