森沢明夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あらすじにあったのは今まで読んできた森沢さんの作品からはイメージしづらい“風俗”の文字。
リアルな描写もあったけれど、この物語には欠かせないピースだと思う。
読んでいくうちに、風俗の仕事に対してだけじゃなく自分の選択や人生へのミーコの覚悟と
目の前のことをありのままに受け止める姿に
圧倒される。
一本筋の通った人ってこういう人なんだろうなぁ。
毎日宝物探しをして、祖父からもらった宝箱に
そっとしまっていたミーコ。
誰かにとってはガラクタでくだらないものが
ミーコにとっては小さくきらきら光る宝物。
その違いは、計りしれないほどの大きな大きな差だと思う。
ああ、わたしが目指したい -
購入済み
とっても良かったです^^
登場人物の心情が事細かに書かれていて、
自分の日常と照らし合わせてみたり、キラキラ眼鏡をかけてみたり、得るものが沢山あって読み終わった後もじーんと心に残るものがありました。
今後の2人が良い方向に向かうことを願います! -
Posted by ブクログ
宝箱にいれるものを毎日考えながら生きる、ということが何を意味するか。
「今日はなにかいいことあった?」
毎日聞いてくれるひとがいる。
応えるミーコがいる。
周りに惑わされることなく、日々感謝して生きてきたミーコ。
その積み重ねが、ミーコのほんとうに大切な宝物、チーコに受け継がれる。
はたからみると不幸なのかもしれない。
でも幸せかどうかは本人が決めること。
チーコは、愛され、幸せになる、と感じさせてくれる、あたたかなお話。
心がけひとつで、人生はこんなにも変わってくる。
そうだよな~、とおもいます。
もっと早く森沢さんの本に出会っていたかった。 -
Posted by ブクログ
いいお話でした。
相変わらずぐいぐい引き込まれます。
「虹の岬の喫茶店」
「津軽百年食堂」
共通点として、アイテム(芸術品)が出てきます。
陶芸作品(カップ)、絵画、津軽塗の引き出し(貝細工あり)、こぎん刺。
実にいい味を出しています。粋です。
japanと小文字で始めれば、これは漆塗り。
日本の伝統工芸ですな~
私は職人になりたかった。
こんなに日本が疲弊し、苦しい30年を送ることになるとは思わなかった。
そこで伝統工芸がきらり、と光るのです。
(どうして銀行員をやめてフォトグラファーになったのか。人のためになっているかどうかは、金額で判断できるものではない、というようなことが書いて -
Posted by ブクログ
青森三部作の三作目。
縄文時代を生きるライアとマウル、親友サラ。
現代を生きる桃子とクマゴロウさん。
遠く離れた時代をつなぐ絆にしびれました。
ロマンを感じるすごく素敵な一冊!
桃子と考古学者 クマゴロウさんの二人のお付き合いにキュンキュン♪ 縄文の知られざる魅力と「幸せのカタチ」を感じました。
マウル、サラ、族長、桃子の母、クマゴロウさん。みんなの気持ちが嬉しくて温かくて、自然と涙があふれてしまいます。
後半は涙、涙でした。
『普通って、なんて幸せなんだろうーー』
家族と一緒に笑っていられれば幸せ。
本当に普通って最高に幸せで、なにものにも代えがたい。
青森三部作、大好きなシリーズにな -
Posted by ブクログ
’青森三部作’の二作目。
舞台は青森市で、私は以前に住んでいたことがあるので、よく散歩に行った、合浦公園や、ご飯を食べに行ったアスパムなど、懐かしい名前がたくさん出てきました。
第1作の『津軽百年食堂』は弘前市で、本作は青森市、次に読む予定の『ライアの祈り』は八戸市で、三部作で青森の観光名所案内や特産品をちりばめた’ご当地小説’だそうです。
いじめられっ子の中学生の苗場宏海とその幼なじみの工藤雄大がカーリング選手の沢井柚香とその妹の陽香に出会い、青森ドロップキッカーズというカーリングのチームを組むスポーツ小説です。青森ドロップキッカーズは優勝を目指していますが、さて…。
「カーラーは、不