津軽百年食堂

津軽百年食堂

693円 (税込)

3pt

2011年4月2日(土)全国ロードショー!百年の刻を超える「こころ」の物語。ふるさと「弘前」を離れ、孤独な都会の底に沈むように暮らしていた陽一と七海。ふたりは運命に導かれるように出逢い、惹かれ合うが、やがて故郷の空へとそれぞれの切なる思いを募らせていく。一方、明治時代の津軽でひっそりと育まれた賢治とトヨの清らかな愛は、いつしか遠い未来に向けた無垢なる「憶い」へと昇華されていき……。桜の花びら舞う津軽の地で、百年の刻を超え、営々と受け継がれていく<心>が咲かせた、美しい奇跡と感動の人間物語。

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津軽百年食堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年12月11日

    とても読みやすいので、サラサラ読めてしまう。だからといって安易な表現やチープな言葉は使っていない。
    スーっと染み込んでくるような感じかな。

    うまく言えないが、ものの例え方や表現方法が、他の作家さんと違ってて森沢カラーがあるように思う。

    とても温かいストーリー。疲れた心に効果抜群。

    1

    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    『津軽百年食堂』
    森沢明夫さん津軽3部作の一作目
    ただ、私は『青森ドロップキッカーズ』を先に読んでしまったので順番が逆転してしまったが…
    未読の方は、先ずはこの作品から読み始めるのがオススメ


    さてさて、物語の舞台は津軽・弘前
    百年続く食堂を守り続ける父と、東京で孤独な社会に生きる息子の物語
    内容...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月17日

    応援せずにはいられないめちゃくちゃ爽やかな恋物語。そして、それに並ぶ家族愛と師弟愛の物語。
    登場する人全てが“粋な”物語。最高でした。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月12日

    いいお話でした。
    相変わらずぐいぐい引き込まれます。

    「虹の岬の喫茶店」
    「津軽百年食堂」

    共通点として、アイテム(芸術品)が出てきます。
    陶芸作品(カップ)、絵画、津軽塗の引き出し(貝細工あり)、こぎん刺。

    実にいい味を出しています。粋です。
    japanと小文字で始めれば、これは漆塗り。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月12日

    青森の弘前市に三代続き、百周年を迎える、津軽蕎麦のお店の四代目を巡るお話です。
    百年前の初代の賢治が蕎麦屋を開こうとして、お嫁さんのトヨを迎える感動的場面もありますが、主人公は三代目店主の息子の陽一です。

    陽一は本当は店を継ごうと思っていたのに、父の反対があり、東京の制作会社を辞めてフリーターにな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月15日

    『津軽百年食堂』 森沢明夫さん著

    弘前で百年、津軽蕎麦を提供しつづけてきた「大森食堂」の初代店主・賢治と、三代目の息子・陽一の視点を中心に、それぞれの青春の思い出や、地元弘前に対する思いが述べられたお話。

    ・陽一くんと七海ちゃんが「東京の人」について愚痴り合うシーン
    ・弘前への帰路て...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月18日

    百年前 不器用に暮らしながらも仲間に愛されていた屋台引きの蕎麦屋に 子供が出来たとわかった時 貧しい暮らしに不似合いな豪華な螺鈿の小引き出しを贈られる すべて手作りの時代 幼な馴染みが仕事で漆塗りの生活雑器を作る傍ら 時間をかけて作ってくれたのだろう 情の深さが伝わってくる 贈り主いわく 「いや お...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月30日

    青森県の文化に興味を持ちました。
    人と人との心の繋がり
    時代を超えて人を思う気持ち
    読んでて癒しになりました。

    遠距離恋愛を迎える2人の
    空はつながってるからって言葉が染みました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月11日

    最初の数ページを読んだ時点で、穏やかさに惹かれた。文から、温かくて柔らかな空気が伝わってくる感じ。疲れている時に、読みたくなるタイプ。癒し系。
    青森に旅行に行く時に、電車の中とかで読んだりしたい。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    森沢明夫さんの作品はどれを読んでもただただ楽しかったです。
    弘前の食堂を舞台にした四世代の物語です。
    二代目がちょっと問題のある人のようでしたが、それは何故なのかももう少しお話が書かれていたらもっと面白かったのではと個人的には思いました。
    こんなに引き込まれるように読み終えてしまうのは、目の前で登場...続きを読む

    0

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