森沢明夫のレビュー一覧

  • 本が紡いだ五つの奇跡
    1冊の本が生まれる前から始まり生まれた後読者がどう受け止め関わっていくかを5編であらわされてました。 配置転換を余儀なくされた編集者が心を救われた本の作者に 本を書いてもらえるように必死にお願いする。そこからの作者の反応。ここがどうしても”ムカつく”1編でしたが残りの3編は誰かを大切に思う気持ちが書...続きを読む
  • 本が紡いだ五つの奇跡
    1冊の本が想像以上に人を繋ぎ一歩を踏み出させてくれる。編集者、作家、読者とそれぞれの視点からのストーリーがあり、登場人物がみんな優しい。
    パイナップル色の夕日とか空の描写の仕方が好き。岬の喫茶店が登場したのも嬉しかった。
  • ライアの祈り
    森沢明夫さんの津軽百年食堂、青森ドロップキッカーズに続く『青森3部作』の完結、『ライアの祈り』

    青森といえば三内丸山遺跡に代表される縄文文化もあります。縄文時代から現代を繋ぐ壮大な構想に心が踊りました。

    縄文時代は1万年以上も続いた平和で豊かな時代だったとの認識が広まっていますが、人が自然の中で...続きを読む
  • 癒し屋キリコの約束
    プロローグが戦慄で、『癒し屋だよね』と一瞬とまどってしまいました。

    ストーリーはとてもほんわかで癒しで読んでて心に残ったフレーズ、考えさせられるフレーズがたくさんでした♡⃝
    後半はプロローグの内容の隠された過去の内容という構成で話に引き込まれあっという間に読めてしまいました。

    心がほっ、とする本...続きを読む
  • 青森ドロップキッカーズ
    森沢明夫さんの青森3部作、津軽百年食堂に続く『青森ドロップキッカーズ』

    カーリングを素材に描かれる青春小説なのですが、登場人物のそれぞれに、人生の憂いがありながらも、仲間の存在に励まされながら、成長していく姿が、微笑ましくもあり、清々しさも感じる作品です。

    〜いちばん大切なことは、最初の一歩をチ...続きを読む
  • 本が紡いだ五つの奇跡
    紙の本が好きなら、書店に続けて欲しいなら、1冊の本が読者に届くまでに思いを馳せるこの本をたくさんの人に薦めたいと思った。
  • エミリの小さな包丁
    おじいちゃんの作る料理が全部美味しそうで、エミリと一緒に心が元気になりました。

    おじいちゃんの人柄の良さと、おじいちゃんの周りの人達の優しさに、とても癒されました。おじいちゃんにずっと元気でいてほしいし、愛犬と一緒に長生きしてほしいなと、おじいちゃんの幸せを願いながら読み進めていました。

    心の底...続きを読む
  • きらきら眼鏡
    森沢明夫さんの作品が読みたいと思い手に取った1冊。

    晴れやかな気持ちになるお話でした。 

    例えるなら数日天気が悪かった後に来る、雲一つない青空のような天気を迎えられたのと同じ気持ちです。

    この本に出会えたことに感謝。

    そして私も今日から『きらきら眼鏡』をかけていきたいです。



  • ヒカルの卵
    ずーっと気になっていて積読本が何冊もある初読み作家さん!
    とても良かった!面白かった!
    自称ツイてる養鶏農家のムーさんが周りの反対を押し切り村に世界初の卵かけご飯専門店をオープン!
    村の皆を笑顔にする為に、過疎の村を元気にする為に動き出したムーさんの計画は当初反対していた村民達の協力のもと飛躍、奇跡...続きを読む
  • プロだけが知っている 小説の書き方
    初心者にはとても勉強になる!

    まさに痒いところに手が届くような本
    分かりやすく説明してくれててありがたい
    読み終わるころには書きたくてウズウズしてた
  • 本が紡いだ五つの奇跡
    こころがぽっと温かくなる言葉がたくさん散りばめられていました。爽やかで、そして前向きになれる素晴らしい作品でした。
  • 水曜日の手紙
    凄い読みやすい一気に読んでしまった、途中から行けるなこれって思うたから。そして満足感があふれたと、久々の森沢明夫さんのやっぱり面白い。出だしから3人だけなのでどんな繋がりがあるのかな思うてて、そんな重大事件もないし、接点ないし、でも繋がる。水曜日の手紙が全てなんだけど、本当にあるとは、そして物語に作...続きを読む
  • おいしくて泣くとき
    はやばいです。非常に驚きのラストで途中まで一切気づかない展開になって自分が鈍感なのか、兎にも角にもマスターが心也なんかもうズルいので、もう両方が同時進行すると思うから、夕花が社長だってうおー、阿久津が幸田だって、そこは早く気付いてくれ。でも母親の出だしの生き様に母親父親心也の思い出の海の出来事甘酸っ...続きを読む
  • キッチン風見鶏
    見出しを見たら、うーんどんなもんかな深刻なイジメの立ち直るまでの道のりかな、新興宗教も絡んでる、盤根錯節の話かとためらいがあった。読み出したら止まらないので、3日でした。春香の春の字が意味があるのがまた良い、元々明るく表情のある娘だった、最後の種明かしではそんな表情が浮かんで、余計安心出来たよ。謎解...続きを読む
  • 雨上がりの川
    見出しを見たら、うーんどんなもんかな深刻なイジメの立ち直るまでの道のりかな、新興宗教も絡んでる、盤根錯節の話かとためらいがあった。読み出したら止まらないので、3日でした。春香の春の字が意味があるのがまた良い、元々明るく表情のある娘だった、最後の種明かしではそんな表情が浮かんで、余計安心出来たよ。謎解...続きを読む
  • ぷくぷく
    出だしが猫かなと思ったら金魚鉢の金魚のユキちゃんでした。出だしから平和である、その部屋だけの物語だろうから、で途中の太陽君がそっちの方かいとツッコミをして、でも良い出会いですね、珈琲屋さんと何気ない日常に、自分の好きな本を書く人だとか。親友のチコちゃんも良い事言っていた。森沢明夫さんが久々で本当に楽...続きを読む
  • 恋する失恋バスツアー
    350ページを一気にスタバで終えました。やっぱり面白いし9人の特徴を覚えて、尚更増しました。妊娠中は最初から気付いたけど、まさかの龍以外全員知っているとは。どんどん人となりが出るのかと思いきや龍と小雪の掛け合いですね、これも新鮮でした。4泊5日が一冊の本になるとか、収まるとか、凄いですよね!ちゃんと...続きを読む
  • 青い孤島
    よかった必ず読み終わった時に残る心地よい物体は感動という栄養分なんだろう。登場時間は少ないのにキャラがクッキリ出てて印象に残るのが毎回凄いって事。青ヶ島のYouTubeを年末年始にずーっと見ていて、それがよかったのかイメージがドンピシャ。飲食店も2店舗で朝昼は民宿で食べる、車で運転して帰ると錆びるか...続きを読む
  • エミリの小さな包丁
    傷心のエミリが、10年以上ご無沙汰しているおじいちゃんを頼って会いに行く。さびれた田舎、凛となる鈴の音、美味しいごはん。心温まる話でした。
  • エミリの小さな包丁
    無口なおじいちゃんとの生活の中で、エミリの成長の物語は感動しました。

    作中の料理を登場人物が美味しそうに食べる事! 私も食べたくなりました。小さな包丁にまつわる物語も良かった。