森沢明夫のレビュー一覧

  • ハレーション

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    とても良かった。「エミリの小さい包丁」のエミリさんもちょっとだけ出てくる。森沢作品の良さをギュッと詰め込んだ作品でした。

    天馬拓海のうちは、子泣き島で民宿てんまを営んでいる。拓海は母に釣りを頼まれた。料理として出すのだ。釣りに行くと猫が溺れていて、周囲にいた風太のお父さんの亮平さんに助けを求めたが、亮平さんは溺れてしまって遺体として引き上げられた。亮平さんはハブクラゲに刺されたのだ。

    天馬亜美は高校に進まないことにした。父母の民宿を継ぐつもりだ。父が失踪した。兄もいなくなった。風太の家もいなくなった。

    拓海はブラック企業で働いていたが辞めた。そして彼女の家を追い出された風太と再会してしま

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    2026年04月08日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    カクテルにいろんな意味があったなんて知らなかった。言葉ってすごいなぁ。心にぴたっと寄り添ってくれるんだもんなぁ〜としみじみ。
    どのお話も悩みを面白く打破していて、くすっと笑っちゃいました。

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    2026年04月06日
  • 癒し屋キリコの約束

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    前半、こんな風に何でも解決出来たらいいのになぁ〜って斜め気分で読んでた。
    濃いめで個性的なキャラクターの皆さまとちょっとドタバタ感がだんだんと心地よく。

    そうだ!今は仕事が一番忙しい時期だから後ろ向き気分だったのだと読みながら気づく。

    前向きな思考になったり、毎日の忙しさに流されそうな時にピッタリな一冊。

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    2026年04月05日
  • おいしくて泣くとき

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    しんやの中学生らしい心情や、その中で大人になろうともがく姿、成長もみれました。最後は衝撃もあり、近年見た中で1番心に響く作品でした。

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    2026年04月05日
  • キッチン風見鶏

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    わりと最近、森沢明夫さんにハマってる。ほっこりする物語が多い。これも良かった。

    キッチン風見鶏は、絵里がシェフ、翔平がホールや雑用をやっている。あと幽霊がすみっこにいてこれは翔平にしか見えない。

    大雨の日、翔平は漫画の賞に落ちてガッカリしていて、絵里はお母さんの祐子が抗がん剤治療をやめたいと言い出したので落ち込んでいた。レストランやめちゃおうかなぁとまで絵里は思っている。

    常連の手島さんには歩くんというお子さんがいるのだが、事故で亡くなった妹さんのお子さんを引き取って育てているらしい。歩くんは気をつかってとてもいい子だ。

    寿々さんは占い師。霊が見える。お客さんの守護霊とお話しして、その

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    2026年04月03日
  • 虹の岬の喫茶店

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    ゆうさんとドライブでたどり着いた岬カフェ☕️ 目の前には海が広がっていて、心地よい海風を浴びながらミルクセーキとコーヒーとピザパンを心ゆくまで堪能して、いざお会計!そこでこの本に出会いました。
    読むとあの空間にすぐに戻れて、ここは埼玉なのに海風を浴びている気分になって、みんなが岬カフェで過ごす時間を店主さんと一緒に隣で見ている気分でした。皆んなそれぞれの生活があって価値観があって人生があって、そしてそれぞれがそれぞれの場所で一生懸命生きてもがいて悩んで、そして一息つく時に選びたい集まりたい、そんな素敵な温かい空間だなあと、本を読んで改めて思いました。出会えてよかったです!!!

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    2026年04月03日
  • おいしくて泣くとき

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    辛いことを一緒に乗り越えた2人がまさかの形で再開、あたたかい。
    優しく、強く育った。よく耐えた。本当に優しい人間とはこういう人間。

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    2026年04月01日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    わかりやすい内容。孤独な時間についてがテーマなのかな。

    第1話 本田は仕事がパッとしないうえに、家でも妻と娘から空気のように扱われている。お腹の贅肉を見て、ちょっと鍛えようかなとジムに入会した。筋肉モリモリのオカマに気に入られて、ダンベルでの鍛え方を教えてもらう。ジムの効果は徐々に出てきていた。ある日娘がフランスに料理修行に行ってシェフになりたいと言い出す。一気に冷戦状態に。妻に食事に誘われて行ってみると、娘が働いているレストランだった。娘から手紙をもらう。

    第2話 美鈴はマッチョで美人な人気漫画家である。高校卒業後すぐに漫画の道に入った。アシスタントの麻美とコツコツバトル漫画を描いている

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    2026年04月01日
  • ハレーション

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    人として“ちゃんと育った”3人の友情物語。沖縄の青い空と海、繊細ながらポジティブな風太が、ドラマ以上にドロドロした事情をカラリ、サラリと脇に追いやり明るい未来想像させてくれる。今作も森沢さんの術中にはまり、後半は涙腺緩みっぱなし。「大人が思っている以上に、子どもは、その繊細な心に無数の傷を負っている。その癒えない傷の痛みと折り合いをつけながら、ゆっくり、ゆっくり“大人と呼ばれる生き物”になっていくのだ」「一見、幸せそうに見える人でも、多かれ少なかれ『事情』を抱えてる」

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    2026年03月31日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    これまでの自分経験から学んできたテクニックと、「その手があったか!」という新しい発見が両方詰め込まれた一冊でした。

    小説だけではなく、書き物や創作関係の作業でも生かせそうな考え方やノウハウを得られます。

    オーディオブックの読み放題で聞いたのですが、紙書籍で買って手元に残しておこうと思える、とてもためになる本でした。

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    2026年03月28日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    シンプルな感想を言わせて頂くと

    面白い!!!

    心温まる小説で
    テンポも良くてスラスラ読める。

    普段、本を読まない人に
    「何かオススメの本ありますか?」
    って聞かれたら、この本を薦めることにする。
    必ず満足してもらえると思う。

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    2026年03月28日
  • さやかの寿司

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    うん、ほんわかして最高‼️‼️

    こんなに丁寧に、自分を持って生きている人たちって、素晴らしい‼️‼️‼️

    ふんわりしてるようで、芯が強い‼️
    こういう人が好き❤️

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    2026年03月26日
  • ハレーション

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    ネタバレ

    久しぶりにここまで読み終わって寂しくなる作品に出会った
    メチャクチャ面白かった
    3人の幼馴染が、大人になってから、それぞれの家族の事情に振り回されながらも心で繋がり続けているところが、胸が痛くなるくらい素敵だと感じた
    舞台は小さな離島だ
    子供は1学年に数人しかいない
    3人の幼馴染もまさに同級生全員だった
    そこに男同士の友情や、恋愛も絡む
    小さな島では、風通しもよくみんなが見守ってくれるという良い面もあるが、悪い噂もあっという間に広まるという悪い面もある
    この幼馴染たちの葛藤が自分の子供時代に重なる
    私も離島の出身だからだ
    島に帰ったら近隣の人で自分のことを知らない人はほとんどいない
    そんな環境

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    2026年03月24日
  • 大事なことほど小声でささやく

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     スナックひばりのオーナーであり身長2メートルのマッチョなオカマ・ゴンママと、ジムに通う仲間たちの心温まるお話。時にクスクス笑い、時に涙がこぼれる、まさに森沢ワールドを満喫できました。 
     スナックひばりの可愛いバーテンダー・カオリちゃん、ジム仲間のケラさん、美鈴ちゃん、シュン君、センセー、シャチョー・・・みんな、それぞれ人生に悩みを抱えながらも今を大切に生きている素敵な人たちです。そして、折に触れ発せられるゴンママの言葉が、皆を勇気づけてくれる・・・もちろん、読者である私も元気と癒しをいっぱい頂きました。
     ゴンママの言葉たちのなかで「阿吽」について語ったところ(p349)を引用します。

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    2026年03月23日
  • ハレーション

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    亮平さんの死から始まったので、どんな展開が起こるのだろとドキドキしながら読みました。森山さんの作品は読み終わった時に、心が穏やかな気持ちになるのが多いけど、今回もそんな作品でした。
    拓海と風太は幼馴染みで何年も会えなかったのに風太と出会ってから自分なかのモヤモヤが解き放たれていくのがとても良かった。家族っていいね。そして自分の事を思ってくれている友達もね。
    途中にエミリさんもでてきたのでびっくりしました。

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    2026年03月18日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    やばいめっちゃすきかもゴンママ
    みんなの物語どれも素敵だサクサク読めた
    四海さんの話と、シュンくんのはなし印象的あと美鈴さんも。美鈴さんみたいな素敵な女性になりたい

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    2026年03月10日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    心に栄養をこれる本。
    ちょっと変わったメンバーが織りなすアンソロジー。一人一人キャラが立っていて、その一人一人に物語がある。
    みんなで楽しく支え合いつつ、肝心なところは自分で立ちあがろうとする強さに痺れました。
    娘のために頑張るケラさんも、マシンガントークの四海さんも、バーテンのかおりちゃんも、ゴンママもみんな大好き!
    こんな人たちと出会いたいと切実に思いました。

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    2026年03月08日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    とっても面白くて心がふんわりと
    あたたかくなる作品です。

    とあるスポーツクラブでトレーニングをするおかまのゴンママとその仲間たち。
    いつも下ネタで和気あいあいと盛り上がる面々だけど、それぞれの日常には辛い事をかかえる一面もあり…

    みんなをいつも笑わせたり元気づけたりしているゴンママにも寂しさや辛さがあり。
    だからこそ、ゴンママは人に優しくいられるんですね。(;;)

    『スナックひばり』私も行きたいって皆思っちゃうよねー♪^^
    文句なしの★5です!







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    2026年03月08日
  • あなたへ

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    ネタバレ

    「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」先日の読書でも出会った。富山の刑務所で木工の作業技官として働く倉島は亡き妻から遺骨を故郷の海に撒いて欲しいという遺書と長崎の郵便局留めでもう一通遺書があることを知り、自家製キャンピングカーで旅に出た。飛騨山中で出会った杉野と一緒に旅をする間に種田山頭火の句が散りばめられていた「ひとりとなれば仰がるゝ空の青さかな」「それもよからう草が咲いてゐる」イカ飯を売る田宮と南原。その出会いも意味があった。時間を大切にするとは、命を大切にすることなのだ。凛。

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    2026年03月03日
  • エミリの小さな包丁

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    あ〜こんな感じなんだろうな、と想像しながら読み進めてゆく。

    この本に出てくる料理たちは涎が垂れるほど美味しそうであり、景色はどれほど美しいのか、と、ぐるぐると考える。不便ではある田舎暮らしにきらきら〜とした要素がぎゅっと詰め込まれている。

    逃げるのではなく、挑む、でここではないどこかへゆくのが良いね。

    ふと、どうにも動けなくなったら、自然の溢れる場所に飛び込もう。逃げるんじゃないよ、次に向かうために。

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    2026年03月02日