森沢明夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ衝撃の事件で始まったこの物語にグイグイ引き込まれてしまいました。
大事な局面で嘘をついてしまった拓海はずっと苦しみ続ける。その苦しみを思うと私まで苦しくなってくる。
でも、それを大人になってから親友が救ってくれる。
なかなかできることじゃない。
本当に清々しい話し。
それにしても、『風太』いい奴だなぁ。
そして拓海には苦しんだ分、幸せになってほしいな。
また違う物語りで拓海の幸せな姿がみられるといいな。
(Word )
・自分の神様は自分だって信じられたらさ、この先なんでも出来ちゃいそうで、心がすごく自由になる気がしない?
・この苦しみもいつかは終わる…そう思うことと同じくらい、この -
Posted by ブクログ
安定の森沢節で安心して読めた。いつも通りの他作品とのリンクは嬉しくなる。久々のエミリさん。初めて読んだ森沢さんの作品がエミリの〜だったので再会した気分。他にも名前だけとかでもチョイと出てくると一体感がある。
物語は嘘と隠し事。
黙っているのは辛い。さらけ出すと相手の反応が怖い。どんだけ相手を信じらるのかというところなんだろう。
初っ端からトラウマを抱えてしまうが、風太の底抜けな明るさや、涼子、亜美、母の優しさに救われる。
特に明るくコミ力お化けの風太はそれだけじゃなかった。風太も拓海をずっと信じていたんだ。
あんな感じで告白劇になるとは予想外だったけど、やはり森沢作品らしく爽やかだった。
-
Posted by ブクログ
森沢明夫さんの作品は、書籍化されているものはほとんど読んできたつもりだった。
けれど、この『大事なことほど小声でささやく』だけは、なぜか手に取っていなかった。
正直に言えば、
「オカマのママの話なのかな?」という先入観があって、
少し避けていたのだと思う。
読まず嫌いとは、まさにこのことだった。
読後、そんな自分を反省しつつ、
森沢さんに心の中で謝っていた。
物語の舞台はスポーツジムとスナック。
そこに集う人たちは、個性的な人ばかりだ。
冴えないサラリーマン、売れっ子の少年漫画家である美女、
スケベな広告代理店の高齢社長、
生意気だけれどどこかシャイな高校生、
マシンガントークの金髪ソフ -
Posted by ブクログ
今年は森沢さんの作品を沢山読んでみたいと思って手に取った作品でした。
子ども食堂を舞台に2つの話が登場。
そのふたつの物語が交差するとき、奇跡が起こる。
なにより心也くんのお父さんが優しくて優しくて、読みながらとても温かい気持ちになった。
そのお父さんから受け継がれる心也くんの成長も最後まで目が離せませんでした!
ふたつの話が出てきた時、どこに接点があるのか考えながら読み進めていました。
最初は、ゆり子さんとマスターの登場に話がみえなくてどのように繋がるのかワクワクしてました。
そこからラストにかけての伏線回収。とても気持ちが良かったです!
400ページ超と少し分厚めの本でしたが、それ