森沢明夫のレビュー一覧
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毎度毎度森沢さんにはじ〜んとさせられます。
子供にとっては父の想い、妻にとっては夫の想い…それぞれが心に亡き父の…亡き夫の想いを秘め、受け取り、それぞれの心に静かに納めていく様が見事に描かれているなぁ。
当たり前だけど夫として捉えた妻、父として捉えた健斗と里奈…抱えた想いはそれぞれで、感じ方も理解も違って当然なのだ。
でもきっと母親的には頭の中では子供にとってはどんなで形であれ父親で、唯一無二の人と分かってはいても心情的には自分と同化してしまっていたんだろうなぁと…。
捉え方が違えば湧いてくる感情も違って、子供達と自分とは「忠彦」の存在が違った感情で心の中にいることにきっと戸惑ったであろう。
夫が残した「花の森」や「壁のアルバム」に麻美が長年抱えた想いをほんの少しでも解放出来ていたらいいな…。
頑なな母の姿は見ていてあまり心地の良いものではないかもしれないけれど、麻美の気持ち…分かるなぁ。
この先少しネタバレ要素あり!
それと同時に目の当たりにしてしまった大好きな場所の…大好きな人の惨劇のショックとそれにより起こった失声症、人生観が変わり、始めて抱えた自分の気持ちをうまく家族にも伝えられず追い詰められ家族の側を離れた忠彦の真意にもなんとなく心を寄せてしまう。
ほんと、いつも、森沢さんの小説は心にくるものがあって考えさせられる。
とても良かった!
風鈴…出てこなかったなぁ…
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Posted by ブクログ
ネタバレゆうぞら ビール も日本各地で
野遊び&水遊びをしていた頃の凄く楽しい
エピソードが満載のエッセイでした!^_^
1. ぎりぎりアウトな日々
みんな楽しいエピソードでしたが、
哀愁のUFOのところが面白いだけでなく
私の思い出とも重なっていたんです!
思い返すと不思議な体験だったなぁ
あれはなんだったんだろうなぁ と思いますが
森沢さん達の凄いところ?はやっぱり
UFOにダメ出ししている!ところですね。
友人と一緒になって 飽きてしまうなんて、、、^_^
2. ニンゲン四角
私的にはここのエピソードが一番ツボにハマりました。
バーチャル釣り師がいくは読み終えてからも
このエピソードを思い出してしまい、友人にも
まるで自分の事の様にエッセイの面白話しをして
しまいました。たぶん上手く伝えられてなくて
私は爆笑で友人は作り笑い?かもでしたが、、、、。
3. そんなバナナ探検隊
ここは、そうですねー
はやく人間になりたい のところです。
鮎を沢山食べた森沢さん!凄いです!
なんで断らないの!とか思う人もいるでしょうが
森沢さんなりに断っていたんです、、、
想いは最後まで伝わらなかったですが。^_^
このエピソードを読んでいて私なりに本の終盤で
わかったことがありました。
このエピソードでいうと、スイカのフレグランス
関係のところが笑えないんです、、、
この行為のところが普通に笑えないので
これは私だけで多くの人は爆笑で通り過ぎるのかな?
と思いますが、、、。
あとがき で森沢さんは
またもや、禁断のアレを書いてしまいました。
ほっこり人情系作家にあるまじき、
アホまる出しなエッセイです(笑)。
ほんと、アホだよなぁ、コイツ♪
と、若かりし自分にツッコミを入れながらも、
でも、そんなおバカな青年が
なんだか憎めないような気分にもなりながら、
本書を書き上げましたと述べています!
いまでもアポロさんと宮島さんとは
歩いて行き来できる近所に住んでいて
親友&悪友であり続けているそうです。
鮎を35匹くれた川漁師のお爺さんも健在で
何年か前にうなぎ漁をやらせてもらったそうです!
今でも夏休みになったら海や川で
思いっきり遊んでいる森沢さん♪
きんきんに冷えたビールをぐびっと飲みながら!
本書を楽しんで下さったあなたに、
心からの感謝を込めて 乾杯♪
楽しいエピソードで沢山笑って、
私自身の青春時代のマヌケなエピソードも
思い返しての凄く楽しい時間でした!!
森沢さん!
何時も沢山の大切なものをいただいています♪
こちらこそ心からの感謝を込めて
乾杯♪ ^_^
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Posted by ブクログ
『笑いが止まらなくなるので
人前ではぜったいに読まないで!』
。。。と紹介文にあったが。。。
お笑いを見ても、動じない私が笑うはずない!!
。。。と自負している!!
誰も何も挑発してないのに、勝手に挑んだ私でありましたが。。。まんまとその笑いにツボったHAHAHA。。。
とくに『ゆうぞらビール』は、クスクス!!ワハハ!!
ニヤニヤ。。。もぉね、止めること出来ない時もあるから、人前で読んだら『大丈夫??』て思われること間違いないっ!!
全国の自然を『股』にかける彼等。
面白エピソード満載!!
これは、暑っつい日に この本片手に、もう片方にはビールを持って読みふけってほしい!!
笑いすぎてビールこぼさないでね。。。huhuhu。。。
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Posted by ブクログ
あおぞら
ビール
このエッセイが最初に出版されたのは
2003年7月31日だそうです。
森沢さんはその奥付の日に合わせて、禁煙を
スタートさせていてその日から1本も吸って
いないそうです。あとがきで森沢さんらしく
自分で自分を褒めていました!^_^
エッセイのなかの出来事は10代後半から
20代前半に起きたマヌケな事件?を集めた
ものだそうです。森沢さんはこのあおぞらビールの
ゲラを読み返して、こういう素っ頓狂な笑える
経験をしまくったからこそ、いまのぼくが
あるわけで、そう思うと、愛すべき青春時代で
あったことは間違いないと述べています。
沢山の笑えるエピソードがあったんですが
たぶんこのエッセイを読む人の感性によっては
笑えない事も沢山あるかも?を感じながら
このエッセイの時間を私なりに楽しく過ごしました。
私自身もきっと友人との青春時代のマヌケな事件を
エッセイにしたら、このエッセイのようにきっと
みんなが笑えるとは限らない感じになるので
そう思うと森沢さんは本になっているのだから
素敵な青春時代を過ごされたんだなぁと思います。
大好きな夏を全力で楽しむ森沢さんと
友人達の出来事が
凄くキラキラしていて私も20代になったみたいに
読み進めていました。^_^
大好きな森沢明夫さんの青春時代!!
素敵な物語を沢山生み出しているのは
きっとこういう青春時代を素敵な友人と過ごして
その色彩や時間の感覚は今も色褪せることなく
鮮やかさを増しながら日々 キラキラしている
森沢さんだからなんだと思いました!
たぶん違うとは思いますが、私が読んだエッセイ
面白いものばかりです
エッセイ=爆笑
ではないですよね?!! ^_^
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Posted by ブクログ
田舎で出会った老人宅に、夏の間居候させてもらうカメラマンを目指す大学生と保育士カップルのお話
以下、公式のあらすじ
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写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。
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夏美の運転でタンデムでツーリング中にトイレを貸してもらった山間の雑貨屋 たけ屋
そこはヤスばあちゃんと息子の地蔵さんのお店
気さくな二人の成すままに自然の体験をする相羽慎吾と河合夏美
写真についてスランプだった慎吾はその光景を写真に写し、卒業制作のため、ひと夏を二人でここに住まわせてもらう事にする
ていく。
近所に住む子供達 拓也、ひとみ 、気難しそうな仏師の雲月さんなどとの交流もあり、人生の様々な岐路としての経験を得る
地蔵さんの本名である恵三の話がよかった
親から子への贈り物
三つの恵
この世に生まれてくる喜び、親に愛される喜び、伴侶と一緒に子供の幸せな姿を見る喜び
自分の子供に産まれてきてくれてありがとうという言葉
一つ目と二つ目はわかるけど、三つ目は達成できてないなぁ
元妻と別れてからも、上の子はちょくちょく合っているけど、下の子はほとんど会えてないわけで
幸せでいてくれればいいんだけど……
「人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こすんだって。だから、自分と他人を比べない方がいいって」
「他人と比べちゃうとさ、自分に足りないものばかりに目がいっちゃって、満ち足りているもののことを忘れちゃうんだってさ」
他人と比べないというのはある程度はできていると思う
上を見ればきりがないし
かといって、自分で勝手に下と思っているのを見ても自分とは違う環境なわけで意味がない
やはり、今の自分がどう足りた生活ができているか、そのためにどうするかを考えた方がいいと思うよ
あと、「才能ってのはな、覚悟のことだ」という雲月さんの言葉
まぁ、それが全てではないけど、楽しむ心、諦めない気持ち、挑戦し続ける気概もある意味で才能だと思う
センスという意味合いの才能とは別に、そこにどっぷりと浸かる方面の才能もあるよね
総じて、悪い人が出てこない話は読んでいて穏やかな気持ちになる
そして、あとがきによると、著者の実体験を元にしたフィクションらしい
ヤスばあちゃんや地蔵さんのような人が実際にいるかと思うと、やはり心穏やかになるなぁ -
Posted by ブクログ
始まりは遺体の発見、あれっ、まさかのミステリーだろうか。
人は贖うことができないのだろうか?自然災害や大きな権力、局所的な視点だと不可能に近いのだろう。宇宙規模、地球規模で考えると因果応報が世の常のように思える。ましてや局所的な時間や場所では・・・。
さて、題名の意味するところはなんだろう。イメージは一時的な栄華は終わっても、またその時期がやってくる、ただ短い間だけれど。といったところだろうかとページを捲る。
主な登場人物は辻村宏樹、山川忠彦、松下麻美、松下里奈、松下健斗、松下春菜。それぞれの視点で描かれている。建設会社の総務部に所属する山川忠彦の葛藤、友人浩之の思いか政治と繋がった企業の思いか。
家族の絆や親友との関係はどうなっていくのかが、この作品の主題であろう。
さて、プロローグの出来事の回収はどうなったのか、これも繋がってくる構成は、さすが森沢明夫さんだと唸らずにはいられなかった。この感想の起で書いた題名に関する予測は全く違っていた。恥ずかしいくらいに。
忠彦の苦悩は家族への思いや自責から、それは時を経て残されていく。離婚の原因は3つに集約されるそうだ。浮気、子ども、お金、そしてお金が理由の時、家族の将来への不安が真因となるのだろう。人の思いはその人の紡がれた人生に寄るところが甚大だと思う。その価値観の重さを重心をどこに置くかによって、すれ違いは起こりやすくなる。家族の花、紫花菜が桜の元で風に揺れる。文章で語らずとも行間に込められた森沢明夫さんの優しさが、わたしの中で顕在化した時、心の奥底から溢れ出す雫を誰が止められようか。
(紫花菜の花言葉を調べてみた。「希望」「永遠の幸せ」。ライカに刻まれたイニシャルと共に。) -
Posted by ブクログ
本を読みはじめる時の自分の気持ちが
いろいろな事が重なってしまいフラットに
できそうにないかも?
森沢さんの物語が読みたい!
大好きな作家さんの物語に縋るように
読み進めていきまさした。
ロール
キャベツ
プロローグ
海の町へと向かう快速列車は、淋しいくらいに
空いていた。
春めいた空は、明るめのパステルブルー。
目的の駅が近づいて、寒がりのわたしは、
コートとマフラーを巻いて、転ばないよう注意深く
席を立つと、父の形見のアコースティックギターを
背負い、ライムグリーンのスーツケースを転がして
車両のはじっこにあるドアの前に立った。ドアが開く。
ひんやりとした清澄な空気がなだれ込んできた。
これが、新たな人生の空気 。
スーツケースの重量によろめきながらも、なんとか
春風の吹くホームに降り立った。
改札口は反対側のホームにあり、そこにいくには
そそり立つ階段をのぼるしかありません。
ふー と呼吸を整えてスーツケースに手を
かけようとしたとき。
タッタッタッ、と背後から軽快な足音が近づいてきて
目の前で止まりました。
なに、この人・・・・・。
野暮ったい感じのジャンパーを着た青年は
たぶん、わたしと同じくらいだろう。
青年は短い早口でまくし立てると、わたしの
スーツケースを持って階段を猛ダッシュで
駆け上がっていきました。
ちょっ、ちょっと
大切なモノを詰め込んだスーツケースが、
見知らぬ男に持ち去られていく。茫然と立ち尽くす。
無理、追いつけない そう思ったとき、
背後からふわっとパステル色の風が吹いた。
大丈夫。あいつの顔はちゃんと覚えてる。
捕まえるから。 きっと 。
凄く弱っていた私には、こんなにも優しい
プロローグが眩しすぎてこころのなかで
目を眇めている感じでした。
でも、この物語に深く入りたい!
この物語の色彩を身体全体であびたい!
どうかと願いながら読み進めていきました。
夏川誠さんは4月から新海国際大学の三年生です。
就職活動の事などで悩んでいます。お気に入りの
場所で景色を見ようと龍宮岬公園にバイクでいき
ました。絶景スポットまであるいて軽トラの脇を
通り抜けようとした時、二人の女性がしゃがみ込んで
なにやら荷台の下を覗き込んでいます。
ピンク頭の女性には見覚えがありました。けっこう
目立っているので同じ大学の学生なら誰でも、
この娘の顔くらいは知っています。
ずっとキラキラしている色彩の中でしたが
眩しさにも慣れて穏やかで優しい言葉が
ずっとこころにしみてくる時間になっていました。
この女性二人
上村風香さん 呼び名は 風香
王丸玲奈さん 呼び名は パン子
そして、夏川誠さん 呼び名は マック
大切な誠さんの親友の
奈良京太郎さん 呼び名は マスター
長沢智也さん 呼び名は ミリオン
この5人 みんなそれぞれ微笑ましいところ
優しくて優しくて想いやりのあるところ
本当に限りない想像力でふれあうみんなが
大好きになっていくんですが、読み終えたときは
大好きすぎて淋しさも感じてしまいました。
わたしにも玲奈さんがした思いと同じような事が
ありました。その人達を嫌いになった訳ではなく
ても、言葉がそれ以前とは同じように心に入って
こないこと。それはきっと信頼や愛情の深さの
ぶんだけ傷ついて、、、、、。 頭の
片隅にもなかった想いを、きいてしまった事が
つらいよねと本当に苦しくて時間が止まりました。
それでも玲奈さんには大切な信頼出来る
仲間達がいます!だから大丈夫ですし 玲奈さんも
前を向いています。
物語を読み終えて 疲れていた気持ちも
それでも という思いになれました!
ちょっと眩しすぎる色彩の中
愛すべき若者たちの中に
わたしも仲間に入れてもらいながら
これからも生きていきたいです!^_^
森沢さんが
ぼくらは未熟な人間であり、 チェアリング部の
仲間たちなような 成長中の人たち
でもあるんですよね。というわけでいつか
未熟ゆえに愛すべきその後を書きたいな、
と思っています。
楽しみです!
森沢さん本当に何時も素敵な物語を
ありがとうございます!
かけがえのない時間を過ごせています♪