森沢明夫のレビュー一覧

  • エミリの小さな包丁

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    読んでいくうちに心が浄化されて、自然と涙が流れてきます。主人公だけじゃない、読み手にも生きる力を与えてくれる、そんな小説でした。
    傷ついた孫娘に、何も言わない。淡々と、日々の生活に溶け込ませるおじいちゃん。自分がどこに立っているか分からなくなってしまったエミリに(ここにいていいんだよ)と、優しく暖かく守っていて。自分も、誰かに対してそうありたいと思いました。
    夏の美しい描写に、作中には素敵な言葉もたくさん散りばめられていました。何かに迷ってしまったり、ちょっとへこたれた時に、この本を読み返していきたいです。

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    2026年08月09日
  • ヒカルの卵

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    裕福と幸福はイコールでは結べない。
    森沢作品らしいほっと心が温まる、笑ありのストーリー
    「幸せの本質」ってほんとにそれかも知れませんね。

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    2026年08月09日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    餞別

    連作短編集
    各編はスポーツジムの会員たちが主人公

    思春期の高校生の娘との関係に悩むサラリーマン
    ジムに通い体を絞ることで得た心境の変化とは?

    人気漫画家の美鈴
    人気すぎてしばらく実家には帰れてない

    学校にも家庭にも居場所がなく
    屈折している男子高校生のシュン
    事務局には通うもののダラダラとトレーニング
    が、ある人物とジムで出会ったことから
    本気てトレーニングに取り組むことに

    マシンガントークが特徴の歯医者だが
    実は無言恐怖症で、その理由が徐々に明かされる

    セロテープで本のカバーの補修をしてはいけない

    零細企業の社長、妻を亡くすもまだまだ現役
    69歳
    ゆとり世代の社員との距離を感じるが
    意外にも、、、
    自身に重ねて読んでしまった

    最後は5人の登場人物にそれぞれ関わる、
    個性的なキャラクター
    身長2メートル筋骨隆々の権田ママ、略してゴンママ
    ゲイ
    全ての作品は彼女の経営するスナック
    彼女の胸の内に秘められている孤独感
    それを癒す言葉

    どの作品にもカクテルとそれを意味する言葉が登場
    気持ちを花言葉に例えて花を贈るように
    カクテル言葉をうまく小道具に使っている

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    2026年08月04日
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便

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    他人の為に何かしてあげたいと思って、実際に腰を上げられる人が少ないなかで、たまちゃんの行動力がすごいと思った。
    そしてシャーリーンとの微妙なヤキモキもリアルで、ちの繋がった家族でさえ気になる部分は多かれ少なかれある中、他人と、そして異国の人と暮らしたら許せない部分はあるよなぁなんて思った。

    何よりお父さんの存在が周りを暖かくしているんだなと思う。
    決して強くは言わないが、分からせるという気持ちもなく人の心にスっと染み込むような言葉選びが上手な方だと思った。
    個人的には、お母さんの事故の言及があった時、たまちゃんは内容よりも、周りが自分に黙っていたことがショックだったんだと思った。
    それもわかった上での「背負う」という選択は、すごい説得力があるなと思った。

    静子おばあちゃんが朗らかで、ずっと自分の祖母と重ねる部分があったので涙が止まらない部分があったが、静子おばあちゃんが悲しいという表現を使ってなかったのを見てハッとした。
    自分の父も苦しかったとは思うが、こういう風に思っていたらいいなと思った。

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    2026年08月04日
  • 青い孤島

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    会社で厄介者扱いされていた主人公が孤島で色々な人と触れ合って居場所を見つける物語。入院中の心細い時間に読んだのでポジティブな気持ちになれてとても良かった。夏にピッタリの本

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    2026年08月02日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    脱!雨宿りの人生を

    わたしは、生きていてあ〜これ正解だったなと思えるようにわたしらしく、かつ自由に生きたいね。今は、淡々と時間が過ぎて、面白味も、わたしらしさもない。早く起きて、ご飯を食べて、家を出て、働いて、家に帰って、ご飯を食べて、寝る、淡々としすぎている。そんな合間合間にわたしらしさをぎゅっと詰め込んでゆきたい。まだ23だし、まだまだこれからだし、最近、わたしの夢を応援されたばかりだし♩ちょっとずつ脱!雨宿りをしていこう。脱!真面目すぎるわたし!

    森沢明夫さんの今までの小説もこれからの小説もまるでひとつの小説のように感じられる。出てくる人たちが、あっ、この小説にも、、出てくるものたちが、あっ、こっちの小説にも、と繋がりがじわじわとあり、読み進めていてきらっとする瞬間が多々ある。(顔にも出ていると思う、にやっと)

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    2026年07月30日
  • エミリの小さな包丁

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    おじいちゃんがあたたかい
    何度もうるっときてしまった

    幸せになれなくても満足できればいい、それだけで少し気楽に過ごせる気がした

    話に出てきた人たちがみんないつまでも幸せでいてくれるといいなと思う

    26.7.22-25

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    2026年07月25日
  • 虹の岬の喫茶店

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    SNSで紹介されていて気になった作品。
    読み進めれば進めるほど温かい気持ちになれるし、最後は少し泣いてしまいそうになったくらい優しくて素敵な作品だった。
    そして、右脚のない犬コタローが登場する度に癒される!

    実際、千葉にあるみたいで2011年に火事で全焼するも常連さんなどの支援により復活。このエピソードを知って、作品の中のカフェ同様に素敵な場所なんだろうなと思えたし、この作品を読めてよかったなと思った!

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    2026年07月24日
  • 夏美のホタル

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    ヤスばあちゃんと地蔵さんがとても優しくて、暖かい気持ちになった。

    読んでいる最中に僕の亡きおじいちゃんとおばあちゃんを思い出し、涙が止まらなかった。
    僕のおじいちゃんとおばあちゃんも優しい人だったから、心通じるところがあって感動した。

    田舎から上京して都会に住んでいる人にも読んで欲しい一冊です。

    もっと森沢さんのいろいろな本を読みたいと感じました。

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    2026年07月21日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    何でしょう…とってもいい本でした。
    これは何かのサイトの広告か?あるいはお勧めの本の紹介・・だったか…
    とてもしみじみいい人…達で、涙は勝手に出てくるし、うれしくなるし。
    10年以上前の…まだまだたくさんあるんですね…こんないい本…

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    2026年07月11日
  • エミリの小さな包丁

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    生きづらいな、周りの評価などが気になるな、という時に読みたい本。
    特に大きな事件は起こらないがとにかく続きが気になる。最後はなんだか泣けてしまったし登場人物全員が好きになった。
    特におじいちゃんが大好き。口数は決して多くないが溢れ出る優しさ。本人の選択を尊重しつつ寄り添ってくれる、最高のおじいちゃんだった。

    読むうちに心がすっと軽くなると共においしい魚料理が食べたくなる話だった。

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    2026年07月10日
  • となりの筋トレーー小説家は見た!ジムの愉快な日々

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    格闘家ならぬ「書く闘家」森沢さんの、26年にもなるジム&筋トレライフで実際にあった笑える事件の数々を綴ったエッセイ。

    ジムで出逢ったおかしな人々、筋トレをめぐるエピソード、森沢さんを襲ったトホホな出来事など、思わずプッと吹き出してしまうような話が、森沢流の軽快な語り口で紹介されている。

    森沢さんの爆笑エッセイ「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」と同様、何か人生において大切なことを学べる、ということはない(笑)
    が、こういう風に肩の力を抜いて気楽に楽しく読める本も、人生において大切。

    普段は宅トレ派だが、久々にジム通ってみたくなったかも。

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    2026年06月27日
  • ロールキャベツ

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    ネタバレ

    この著者はいつもあったかい文章なのでとても好き。
    仲がいいとはいえ、友達のプライベートを別の友達にそんな言うか!?と何度か突っ込んだし、ちょっとあたたかすぎる(出来すぎてる)んじゃ?とも思ったけど、けど総じてとても良い本だった。

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    2026年06月20日
  • エミリの小さな包丁

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    まさかお茶漬けを食べてるだけでこんなに泣くなんて思ってもなかった。

    散りばめられたオノマトペが心地よかったー。

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    2026年06月13日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    【あらすじ】
    身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物には悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。
    いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。
    笑って泣ける人情小説。

    こんなこと書いて大丈夫なのか?と思うほどガッツリな下ネタも交えて展開されるゴンママと愉快な仲間たちの日々。
    森沢明夫さんはこんな作品も書くのか!と少し驚きました。
    笑えて泣ける、とは正にこの作品の良さを言い得ているなと思いました。

    【ゴンママ名言】
    ①
    言葉ってのはね、大事なことほど小声でささやくものなの。その方が相手の心の奥にまでしっかり届くんだから。
    ②
    あなたが生きられるのは、いまこの瞬間だけなのよ。過去と未来を思い煩っても、それは無駄なだけ。
    やり直すことのできない過去を悲しんでいたら、せっかく生きている「いま」が不幸になっちゃうだけでしょ?
    それにね、まだ来てもいない未来を不安がっても仕方ないじゃない。
    大切な「いま」をつまらなくするだけだわ。
    いまこの瞬間だけをしっかり味わっていきなさい。


    「スナックひばり」のような、自分が自分らしくいられる素敵な場所が自分にもあったらいいなと思いました。

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    2026年06月09日
  • エミリの小さな包丁

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    会社で色々あったり、母との同居に嫌気がさした娘が母の父に当たる祖父の家に転がり込む。年頃の女の子の心の再生の話。
    金銭的に豊かでなくても、本当の豊かさ、幸せってこういうことなんだな、と感じさせてくれた物語。

    「何かをするのも何かをしないのも自分で決めていいよ」という言葉が心に残った!人生の夏休み的な本。大好きだった。

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    2026年06月07日
  • エミリの小さな包丁

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    読後感が最高に良かった。
    森沢明夫さんの本はいつも良い気持ちにさせてくれる。

    おじいちゃんが主人公に話すことで、
    思わずメモした一文。

    うらやましいは心がやましい

    人を羨んで落ち込んでしまうこともあるけど、
    心がやましくなったらダメだね。


    海辺の田舎町の様子と、美味しそうな魚料理の描写に
    どこかに移住したくなってしまった。

    幸せなら気持ちになれた一冊でした。

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    2026年05月30日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    一気に読んでしまった笑
    登場人物一人一人にそれぞれ物語があって
    すごく素敵でした!

    どれも素敵でしたが
    書店員とブックデザイナーが好き。
    けど 読者の父親から息子への声掛けも
    すごく素敵でした。

    てか 普通に「さよならドグマ」を
    読んでみたくなりました笑
    てか エミリの小さな包丁のところですよね?
    ちょっとテンションあがりました笑

    森沢明夫さんの本今まで
    読んだことのなかったですが
    もっと読んでみたくなりました!

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    2026年05月30日
  • 癒し屋キリコの約束

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    第1話 喫茶店昭和堂は入ってすぐの入口に神棚と賽銭箱がおいてある。そして美味しい飲み物を入れられない霧子さんが癒し屋を営んでいる。百合子さんはお姑さんと相性が悪かったが、夫が亡くなってからさらに拗れた。

    第2話 キャバ嬢のキララちゃんはストーカーに狙われている。ある日ストーカーを呼び出して懲らしめることに。

    第3話 お母さんが万引きしている少年が来る。喫茶店の面々は後をつけて見たぞと脅し、もうやらないように約束させたが、その後もやっているらしい。

    第4話 耕平さんはリストラされたが、再就職せずにロックンローラーを目指そうかななんて言っている。しかし就職の面接には全落ち。

    第5話 笑窪の可愛い親友の千香ちゃんが、結婚詐欺で300万円取られた。霧子さんの親衛隊に殺害予告の相談をする。殺害予告日は霧子さんの誕生日だった。

    第6話 実は照美はDV夫から逃げ出して匿ってもらっている。離婚届が送られてきて、昭和堂で最後の面会をすることになった。

    第7話 殺害予告日がきた。霧子は涼くんの母のカウンセリングをしていた。だが自殺してしまったのだ。

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    2026年05月26日
  • 水曜日の手紙

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    星5!
    森沢明夫さんの本3冊目!
    1冊目が「虹の岬の喫茶店」
    2冊目が「エミリの小さな包丁」
    で、3冊目!
    好きな感じの本だった!

    うれし涙が出てくる。1冊目読んでからのこれでよかった。縁とかつながりとか奇跡とか感じられる。
    なんかお守りにしたい。

    登場人物たちが、あの人にも…、あの人だったら…って思い合ってるのがいい。

    森沢明夫さんってどんな人なんだろう。
    自分の好きな海とか喫茶店とか出てきてうれしい。

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    2026年05月23日