森沢明夫のレビュー一覧

  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    創作で生じる疑問・悩みを一問一答形式で解説したノウハウ本。著者の作品は読んだことがなかったが、解説されている内容は非常に合理的。一読して「私も書いてみたい!」という気になってしまう。小説をエンターテイメントとして読むだけでなく、「こういう設計なのかな?」と想像しながら楽しむことができそうだ。小説を書くなら手元に持っておきたい一冊。

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    2025年10月05日
  • 虹の岬の喫茶店

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    森沢さんの本にまた感動を頂きました。特にじんときたのは、研師の方のお話。人生最悪でとうとう強盗に入ったのに、この喫茶店の女主人はコーヒーを入れて、研師の人生に寄り添うような音楽と言葉をかけてくれる。強盗しようとまで思った人が人生をやり直そうと思えるだなんて、なんて出会いなんだろう。人はどうしようもなく孤独を感じると自暴自棄になってしまうことがあるかもしれないけど、疲れた心に優しく寄り添ってくれる人がいたら、人生は変わるものかもしれない。困ったら人と話そう、相談を受けたら聞きたいなと思いました。

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    2025年10月04日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    今回も大爆笑させていただきました!
    小説家さんが書くエッセイは何こんなに面白いのだろうか?
    おいしくて泣く時などを書いた森沢さんがこんなコロコロコミックエッセイ版みたいなのを書くとは

    朝井リョウさんやさくらももこさんみたいなエッセイ好きならオススメ!!

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    2025年09月30日
  • ごきげんな散歩道

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    森沢明夫氏の、創作ではないリアルなお散歩エッセイ。
    エッセイなのでオチがあるエピソードばかりではないけれど、ありのままが素敵な言葉で表現されてて、それがなんかいいなー・・って感じました。

    言葉というのは、他人に向けて表現する時だけでなく、自分自身との対話の中で自分の思考を浮き彫りにしていくためにも大切な役割を持っているのかも。
    ただ何となく・・ではなく、明確な言葉の表現ができてこそ、森沢明夫氏のお散歩のように、より人生を満喫できるのかも知れない。
    私もお散歩を、人生を楽しみたい!

    お散歩好きのあなたにお勧めの一冊。

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    2025年09月21日
  • あなたへ

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     亡き妻の遺骨とともに、富山から妻の故郷・長崎の漁師町まで、キャンピングカーでの旅…この4日間に出会った人々が、不思議に繋がり合っていて、驚きと感動の連続でした。一気に読み終えてしまいました。
     妻の遺した手紙に泣けて泣けて・・・
     そして、随所に残る名言に心が揺さぶられました。自分自身の人生の糧としたいと思いました。
    「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
    「人生には賞味期限がない」
    「偶然のいい出会いっていうのは素敵なことが起きる予兆で、それが三つ続いたときに、驚くような奇跡が起きる」

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    2025年09月21日
  • おいしくて泣くとき

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    おおおーそう繋がるんですね(^o^)
    マスターってずるい呼び方ですわ笑

    最近よき作品に出会えること多くて嬉しい。
    こないだの原田マハさんの本と1位2位を
    あらそう1冊に出会えました☆彡

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    2025年09月21日
  • 大事なことほど小声でささやく

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     森沢さんの小説は2冊目。おいしくて泣くときが好きでこの本も読んでみた。想像以上に好きな本だった。また池上冬樹さんの解説もわかりやす面白い。
     各章の主人公の悩みを筋トレやゴンママのカクテルを通じて人生を好転していく話。周りのサポートはあるが、自分が決め努力して人生が変わっていくところが素敵。
     6章ゴンママの未来の不安や、4章の歯科医の四海さんの過去などネガティブな部分が書かれていることにより、ポジティブな感情も際立っている気がする。
     個人的に好きな言葉が3章の高校生俊介君にあげた言葉で「誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい」。昔好きだった人と会った日に読んだからか

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    2025年09月20日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    いやはや。ほろ酔いUFO、鮎30匹
    あおぞらビール続編エッセイ本日の帰宅中読み終わる
    どこまでノンフィクションなのだろうか
    それとも日常文才なのか
    人の日常を読んでこんだけ笑わせてもらえれば大満足でござんす

    僕も酒は飲みますけどね、自分では酒まわりでこんなエピソードトークはないです
    あおぞらの時も思いましたが友人にとても恵まれた作者だなと本当嫌な話がないのでノンストレスで読める地点で素晴らしいです
    ありがとうパスタさん

    北海道あるあるだと思うんですが、小学校の運動会の後そのままジンギスカンみんなで食べるんですよ
    (今は地方もあまりないですけどね)
    大人は酒しこたま飲むわけです
    子供の前で

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    2025年09月19日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    こんなに面白くてバカバカしい青春本当にある!?というくらい濃い人達が登場する本書
    下品に爽やかに旅をする森沢さんの飾ってない青春を覗き見してる感覚で笑ってたらあっという間に時間が経ってしまう1冊でした

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    2025年09月19日
  • 虹の岬の喫茶店

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    優しい物語で、心が少し解きほぐされたような気がしました。
    登場人物たちもそれぞれ、良い意味で周りにいそうな雰囲気を持っていて。感情移入したり、見守りたくなったり、心地よく心を揺らされながら読み進めました。
    少し心が疲れた時に、また手に取りたくなる気がします。悦子さんのコーヒー、飲んでみたいなぁ。

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    2025年09月18日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    新幹線の車内で泣いたなぁ〜
    第三章「ブックデザイナー青山哲也」
    境遇がなんだか似てて、病を知ってからの自分の感情、そして、妻の思い。

    とにかく優しい人たち、温かい人たちが前を向いて生きていけるそんな本。
    作中の「さよならドグマ」も読みたい笑
    これは、みんな思ってるんだろうけど笑

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    2025年09月15日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    面白かった。
    ノンフィクションをもとにした小説だと思うと、更に面白いと思った。
    実在する人物や事柄がにフィクション要素が加わり、とても素敵なお話になっていました。

    車が意識や感情を持って語りだす・・。最初「は?」・・と思ったけど、古いモノや大切にされているモノには魂が宿る・・というのが愚直に表現できていて楽しかった。
    また、ビー玉の存在も面白いと思った。
    接点の無さそうな事柄が、ビー玉ひとつにに導かれるように繋がっていく。さすがだなーと思った。
    最後まで読んで、ニヤニヤしながらプロローグを読み直しました。爽快!

    大切にしているモノを愛おしいと感じたことがある人にお勧めの一冊。

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    2025年09月15日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    優しい本^ ^。
    ゴンママと森沢さんのイメージのギャップが^ ^。
    コミュニケーションが下手で、常連さんのいる場所は少し敬遠してしまう私(チョー人見知り)
    マッチョなオカマさんやっぱり下ネタでてきますね。交し方がサラッとしてて思わず上手いな〜と、参考に^ ^。
    いつも明るくみんなに優しいゴンママも、一人抱えている不安と闘っている。みんなそれぞれ悩みを抱えながら一日一秒生きている。ちょっとした事でも自分にとって笑える幸せがあれば不安も乗り越えられる。

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    2025年09月14日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    みんないろんなことを抱えて、それでも気丈に生きてる。そんなことを思い出せる。歯科医さんのお話で号泣。

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    2025年09月12日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    池上冬樹さんの解説にあるように、いい小説でした。他の森沢作品を読んだけれど、本作につきるとまで書かれている。自分も同意見。今まで読んだ森沢さんの小説は全て星5つですが、本作は星が足りない。

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    2025年09月07日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    『森沢明夫 本が紡いだ五つの奇跡』を読んで。
    作中に登場する本『さよならドグマ』を通して、書き手・描き手・作り手・売り手・読み手、それぞれの思いが重なり、本の力の大きさを改めて感じた。
    人生を変える力があるんだね。

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    2025年09月06日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    創作が好きで、ストーリーを組み立てる勉強のために読んでみた。すごく分かりやすくて感動した。本書を読む前に別の似たような本を読んでいたのだけど、そちらは「小説家になるなんて本当に大変な道なんだから!生半可な覚悟で来るんじゃないぞ!分かったか!?」みたいな内容だったので、あまり自分向きではなかった。
    創作を楽しみたい自分には、本書のポジティブで「書くことを楽しもう!」という空気感が伝わってくる内容がとても心地よかった。

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    2025年09月06日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    ネタバレ

    どんなことに気をつけて小説を書いているのかというのがよくわかった!自分で書く以外に小説を読むときに結構見え方が変わると思う。

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    2025年09月05日
  • ロールキャベツ

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    大好きな森沢さんのストーリー やっぱりいいわーと読み終わったあと呟いてしまいました。
    ザ青春ストーリーで、登場人物もみんな可愛いくて温かくて、
    素敵な人たちばかり。
    みんな仲間のことをすごく思いやって…
    こんな、ちょっとはずいぐらいの、青春したことないから
    すっかり部外者の私まで
    青春気分でした。
    大学生…いよいよ自分の進むべき道を真剣に考えなければいけない、
    この決断が人生ので中で大きな
    岐路にさしかかり迷いや葛藤など
    どんどん押し寄せてくる。
    今思えば、一つの曲がり角にしか
    すぎないけど、その時はめちゃくちゃ真剣で…
    不安やわくわく感が半々で…
    いい時代だったなー 笑笑
    まだまだずっとずっ

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    2025年08月31日
  • 夏美のホタル

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    読後感が良すぎて言葉が出てこないくらい
    素敵な本だった。
    たくさんのシーンで涙して、たくさんのシーンで笑顔になった。
    季節の移り変わりも風鈴の音も、実際に好みで体験しているかのように鮮明に感じられて、私自身の思い出にもなったような気がする。
    エピローグまで読んでからプロローグに戻るの好きで
    この本は特に、それをしてよかったと思った。
    生まれてきてくれてありがとう
    親子のみならず
    大切にしたいね。

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    2025年08月31日