海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

869円 (税込)

4pt

「心」を持ったボンネットバスの奇跡の旅。

運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さな島のボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、時代を超え、運命に導かれながら旅をしていくファンタジー。
旅は、懐かしい昭和40年代の瀬戸内海の島から、大震災に見舞われた山古志村へ……。
少年と、バスと、少年の心を持った魅力的な大人たちが、「生きることの美しさ」を優しく語りかけてくれる、事実をもとに描いた奇跡と感動の物語。驚きのラストに、あなたもまちがいなく「幸せのため息」をつくことでしょう。
「幻の青春小説」と呼ばれた名作の、待望の文庫版を電子化。

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海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    ノンフィクションをもとにした小説だと思うと、更に面白いと思った。
    実在する人物や事柄がにフィクション要素が加わり、とても素敵なお話になっていました。

    車が意識や感情を持って語りだす・・。最初「は?」・・と思ったけど、古いモノや大切にされているモノには魂が宿る・・というのが愚直に表現で

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    森沢明夫さんの幻のデビュー作を読んだ。
    「運転手の親子に深く愛されたことで、バスに『意識』が生じ、そのバスが『命を宿したモノ』として喜びと葛藤を抱えながら出会いと別れを繰り返していくファンタジー」が人気を呼んで映画化の話まで持ち上がったのに出版社が倒産。そんなマイナスな出来事があったのに、大きなプラ

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    やっぱり大好きです作者さんと改めて思いました。
    愛された事で心を持った物達の優しいお話です。
    主役は心を持ったボンネットバスです。
    大切にする事で命が吹き込まれると考え方はとても素敵です。
    事実をもとにした作品であとがきにもそれが書かれています。
    誰かが愛した物がまた誰かに愛されるお話に読み終えると

    0
    2024年01月29日

    Posted by ブクログ

    ☆5

    大切にしてもらった事で《魂》が宿ったボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、運命に導かれながら旅をしていく物語。

    半分はノンフィクションで、半分はフィクションという所も魅力的でした❁⃘*.゚
    読み終わった後、心が綺麗になれるような…そんな素敵な作品でした(*´˘`*

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    電車の中で読むと危険な本です。感動がいっぱい詰まってて、自然と涙が…。とても優しい気持ちになれます。半分フィクションで半分ノンフィクションってことで、実際行ってみたくなりました。

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    ボンネットバスに魂があり心の中で思うシーンがあり感動的でした。廃車になって再生するまでの悪戦苦闘は手に汗握る良い場面でした。山古志での大地震は読んでいてかなしくもあり応援したい気持ちになりました。青いビー玉もいいところで出てきます。半分は実話との事でした。あとがきの写真満載のところはなにか清々しくお

    0
    2021年06月09日

    Posted by ブクログ

    モノの目線で書かれた小説を初めて読んだ。すごい。面白かった。これ読んでから、モノに魂があるのかもしれないって感じるようになったし、もっとモノを大切にしようと改めて思えた。ビー玉貰いに行きたいなあ。

    0
    2021年04月22日

    Posted by ブクログ

    この物語は魂を持ったボンネットバスのBX341が主人公です。
    このバスBX341は実在するバスで、この物語には実在する人物も登場する、半分はノンフィクションで半分はフィクションだそうです。

    この作品のテーマは、モノには<魂>があるということと、2004年10月23日に起きた、新潟県中越地震です。

    0
    2021年01月30日

    Posted by ブクログ

    『海を抱いたビー玉』 森沢明夫さん

    「思う、言う、成るーーそれだけ」
    そう思います。読めば何の話かわかります。笑
    便利な物、新商品が次から次へと開発される時代だからこそ、読みたい一冊です。

    私は、20年以上前、当時住んでいたマンションのエレベーター内で、たまたまその時一緒に

    0
    2020年08月02日

    Posted by ブクログ

    可愛くて、切なくて、優しいストーリー!
    こちら、ボンネットバスに心が宿ってしゃべるというファンタジーな設定。
    バスの運転手やレストア職人などバスの周りにいる人たちの気持ち、ボンネットバスの気持ちが描かれていました。

    “出会い”と“別れ”を人と同じように体験しているのに、感じていることも、思いも伝え

    0
    2025年10月02日

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