森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森沢明夫さん、ずっとずっとあったかい作品です
今までに出てきた人もちらほらと出てきて、思わず笑みがこぼれながら読みました
ふるさと、帰れる場所があるってやっぱり良いものだよなぁ……
読みながら沖縄の海を思い出し、ばしゃーん!なんて飛び込みたくなるようなそんな気持ちに
と同時に、幼なじみの関係性とか、嘘をついたことへの罪悪感というか後ろめたさというか
そんな感情に切なくなりつつ
でもそこは森沢さん
あったかい気持ちで読めるんですよね
読み始めて、あぁ、これはきっとこういう場面があるからそこで私はきっと泣くな、という予感は見事に的中
わかっていても、泣けました
心が温かくなる作品です -
Posted by ブクログ
大好きな森沢さんのお話
やっぱりいいですね。
温かくてロマンがたっぷり。
今回は縄文時代と現代が舞台になっていて、縄文時代にさほど興味を持っていなかった私としては、
最初キョトンって感じだったのですが、
いやー。奥が深く興味深くすぐに
夢中になってしまいました。
昔昔の縄文時代と前世からつながりのある二人。
素敵なくまごろうさんと桃ちゃん…
こういう運命の出逢いはロマンチックですね。
それから
くまごろうさんの温かい言葉は
本当にキュンとしてしまいます。
なんだか、土偶とか化石とか
そういう古代のロマンに少し
興味を持ってしまいました。
三部作ということを最後に知ったのですがまた機会があれば是 -
Posted by ブクログ
真夏に読みたかったー!
自分がきっかけで親友の父親を亡くした拓海とその親友・風太、ばったり再会した二人の絆の物語。
島の情景や海の描写が美しくて、南の方の島に行きたくなる。主人公たちの抱える事情がかなり重たいのだが、島の雰囲気や登場人物の朗らかさがあって、安心して読める。
みんながみんな、いろいろな事情を抱えている。どんなに近くにいても、語られなければわからないことばかりだ。でもそれを嘆くのではなくて、「それはもう、しかたない!」と割り切って、それでもわかろうとする努力を忘れない姿勢を大切にしたい。
終わり方もすがすがしくて、台風一過のような作品だと思った。
そして物語中盤に、まだ読んだ -
Posted by ブクログ
冒頭からゆるーく始まるかと思いきや、
いきなり殺し屋?タイトル癒し屋じゃなかった??
ロングチェアをきぃこ、きぃこと鳴らしながら、お賽銭狙い?ガメツイなぁと思いつつ、悩める人達の心に荒療治な部分はあるけど、気持ちをスッキリさせている。
『ありがとう』普段何気なく使う言葉だけど、
過去の自分を受け入れるためにって。
昭和歌謡の1フレーズが、物語と結びついて素敵!
探すのをやめた時 見つかることもよくある話で
癒し屋だから、最初はコーヒー片手に読んでいたけど、途中、霧子さんにつられて缶ビールあけていた笑
近所に昭和堂のような喫茶店があったらいいな… -
Posted by ブクログ
可愛くて、切なくて、優しいストーリー!
こちら、ボンネットバスに心が宿ってしゃべるというファンタジーな設定。
バスの運転手やレストア職人などバスの周りにいる人たちの気持ち、ボンネットバスの気持ちが描かれていました。
“出会い”と“別れ”を人と同じように体験しているのに、感じていることも、思いも伝えられないバスのもどかしさや哀しみが伝わってきて、何だか切なくなりました。
それでも「モノには魂が宿る」と信じる人がいて、バスを大事に思う人は沢山いる。
登場する人がみんな魅力的で、読んでいて優しい気分になりました。
日常にある小さな幸せを味わう心
人生をおもしろがる心
それらに触れ、デビュー当時か -
Posted by ブクログ
とあるジムで知り合った人々のそれぞれの悩みや葛藤について焦点を当てていく物語。
日々の疲れ、寂しさや不安を感じる心をほんのり温めてくれるような小説だった。
ゴンママは自分の性質に向き合う中で沢山辛い思いをしたのかな。だからこそ周りの人のことによく気づいて皆を元気にできるのだろうか。
ゴンママのスナックみたいな居場所が自分にもあったら、と羨ましくなる。
少しステレオタイプな設定が気になったけど、重過ぎず、優しくて良い小説だった。
ー その瞬間、まるでオセロの黒い列が、端っこから一気にパタパタと白に変わるみたいに、辛かった過去がキラキラした大切な思い出に変わるのよー
という言葉が良かった。