森沢明夫のレビュー一覧

  • ロールキャベツ
    椅子と空と君がいるだけでその空間がかけがえのないものになる。
    仲間と作る幸せな時。今は立ち止まって行こう。
  • プロだけが知っている 小説の書き方
    非常に分かりやすく、すぐ使えるようなテクニックから、創作の悩みまで網羅されています。
    これさえ読めば小説家になれる!とは思いませんが、読む前と後では創作の質が変わるのではないかと期待しています。
  • おいしくて泣くとき
    胸をギュッと掴まれて一気読みした。
    中学生の話と喫茶店の話が交差するから、なんだろうと思いながら最後まで気付かず。見事な伏線回収にスッキリした。
    夕花、頑張ったね。
    石村君もしあわせだといいな。
  • 水曜日の手紙
    感想
    「大事なのは、頭じゃなく、心に従って行動すること」良い言葉だなぁ。しみじみ感じた。

    あと物語は虹の岬の喫茶店とリンクしてるんだなぁ。読んでいて優しい雰囲気を感じた。

    本当にある水曜日郵便局。見知らぬ誰かからちょっと背中を押されて、新たな決心できるかも。ちょっとホッコリする話。

    あらすじ
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  • おいしくて泣くとき
    貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』のオーナーの息子、心也と
    家で義父から虐待を受けていて、子ども飯を食べにくる幼馴染の夕花と血の繋がらない弟の幸太。

    物語は中学生の頃の心也と夕花それぞれの視点と、もう1人ゆり子さんの視点で進んでいく。
    二つの物語に繋がりがなかなか...続きを読む
  • キッチン風見鶏
    幽霊が見えるウェイターさんは、漫画家になる夢を目指して、挫折や葛藤を抱えた青年。
    お客さん1人1人に合わせた料理を出す女性。
    皆それぞれに、心の痛みや、不安を抱えながらも、日々の暮らしの中に小さな幸せを見つけ楽しく、人に優しく、素朴に生きている愛しい登場人物ばかり。
    そして、美味しそうすぎるお料理。...続きを読む
  • 夏美のホタル
    はぁ〜良かった〜本当癒される〜〜
    森沢ワールドどっぷりの温かい内容だった。

    実体験をもとに構成されたフィクションとのことだが、まさに日本の古き良き夏の情景が瞼に浮かぶような作品。
    仏師雲月のプロローグは「おっ、何だなんだ?夏美のホタルだよなぁ?」と頭が?になったが、この雲月の存在によってプラスαの...続きを読む
  • エミリの小さな包丁
    エミリのおじいちゃんが素敵すぎる。

    おじいちゃんが作ってくれる魚料理はどれも素朴なんだけど、とても美味しそうで、それをエミリと二人で食べてるシーンを思い描くだけで幸せを感じられた。

    そして、言葉少なげにエミリに話してくれることが本質をついてて、心が軽くなるような名言がたくさんあった。



  • ロールキャベツ
    Instagramを通じて手に取りました。
    本を読んでいる時間はまるで目の前で等身大の大学生たちの話が進んでいくような感覚と身近な感じを持ちながらグッとくるフレーズにも出会えた本でした。
    少し登場人物たちと年が離れすぎていたために個人的に星をひとつ下げましたが、素敵な本だったと思います。
  • ロールキャベツ
    ただ椅子に座るだけという遊びをする5人の大学生たちの青春ストーリー。
    読みやすい文章に5人のキャラが魅力的で、本の分厚さの割にサラッと読めた。
    正直青春が過ぎてちょっと恥ずかしくなるシーンもあったけど。ラストはスッキリ。
  • 夏美のホタル
    美しい日本の里山の夏を瑞々しく描いた作品。
    メッセージがわかりやすく、高学年以降の児童書としても適している。
  • きらきら眼鏡
    人生をより豊かにするには自分次第。きらきら眼鏡を掛けて小さな幸せを見つけたい。また久々に恋愛関連の本でモヤモヤしたり、キュンとしたり感じた一冊。
  • きらきら眼鏡
    複雑な恋愛感情が描かれている。
    誰もが幸せになってほしいと思うけど、そんな道はない。けれど前向きな気持ちを持つ事が大事
  • 夏美のホタル
    映画化できそうと思ったら、映画化されていた。
    ありがとう、たった5文字のラブレター。
    神は細部に宿る。等々
    心に残る言葉が多かった。
  • 虹の岬の喫茶店
    だいぶ前に読んだのでうろ覚え。
    この作品を読んでから、虹を見るたびにあの麓に行くにはどんな道を進むんだろうって考えたりする。
  • プロだけが知っている 小説の書き方
    書く、書かないはおいといて読み物として楽しい。くだけた口語調なので気負いなく読めた。

    日常のものの見方が変わるようなヒント集だと思う。細かく章立てがしてあるので、欲しい情報にアクセスしやすいし、自分に何が足りてないのか把握するのにも便利。
    日記を書くことにも応用できそう。というかログこそがネタ帳そ...続きを読む
  • 癒し屋キリコの約束
    憎めそうだけど実はいい人。でも、すぐに憎めそうな人になり最後はいい人に、を繰り返す霧子さんにハマります。
  • おいしくて泣くとき
    エピローグの二人の会話、粋だなぁ。
    読みながらにやにやしてしまった。

    二つのストーリーがなかなか繋がらなくて、最後の最後にやっと関係性がわかった時はびっくり。
    えー、ヒントあったぁ?と見返してみたけど、夕花が理系が得意ということくらい?他にもあったのかな。
    色々考えながら読んだのに、全く気づかず。...続きを読む
  • プロだけが知っている 小説の書き方
    小説の書き方の書籍はたくさん出ているが、本気で賞とか狙うにはかなりがんばらないとみたいな印象があった。その点、本書は書くことへのステップがこんなに低くてもいいんだと思わせられる内容になっている。思わず何か書いてみようかなと考えさせられた。
  • 青森ドロップキッカーズ
    森沢さんって青森県民だったっけ?と思う位ローカルな情報が溢れていて、青森にゆかりのある人間としてはそっちの方面でも興味深く読めました。
    カーリングは興味ありませんでしたが、この本読んで少し興味が出たかもしれません。
    いじめを受けている少年がカーリングと出会って変わっていく姿はめちゃくちゃベタですね。...続きを読む