森沢明夫のレビュー一覧

  • 大事なことほど小声でささやく

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    ネタバレ

    巨漢でマッチョなオカマのゴンママを通じて、ちょっと笑えてちょっと泣けるようなお話が詰まっていました。ゴンママが通うジムの個性的なジム仲間たち一人一人にフォーカスを当てた連作短編集のような感じでした。
    始まりの少し暗い雰囲気の真夜中の場面が最後の章である権田鉄雄に繋がり、いつも明るいゴンママに迫るお話となる。ゴンママのキャラクターははじめからとても好きだったが、最後のお話で更に好きになった。

    映画が公開されていたことを知らずに小説を読んでいました。映画もまた見てみたい。

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    2026年07月11日
  • ハレーション

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    お腹に脂肪の浮き輪でも付けたら!?
    亜美と杏奈のやり取りは微笑ましい

    バンザーイ!!!
    西山展望台に馬鹿っぽく愛すべき掛け声が、夏の空を押し上げる
    そして未来への道のりを明るく照らし出す

    めでたく無職になった拓海くんへ、わたしからのエールの一杯だよっ
    そういって純米吟醸をすすめるエミリ
    なんて素晴らしい雇われ店長なんだ!

    拓海がいま自分の未来をイメージできないってのは、それはそれでいいことなのかもな
    風太の慰めにも感じられる言葉に感動
    俺はアラ還だが、焦らずに自分探しをすることとしよう

    おうよ、男に二言はねえぜ
    風太の太い声が五者通話の会話で、頼れる亮平さんの声と重なるっ

    この人の作品によく出てくる「パイナップル色の○○」ってどんな感じなんだろう
    気になる~(-.-)

    わたしの知らぬ間に、立派に育ちおって
    真知子の冗談めかした時代劇風の返しに、拓海は心の汗を大量放出させる

    登場人物の皆さんは「潤み声」を出しがち
    涙腺緩すぎーっ!!

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    2026年07月10日
  • さやかの寿司

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    ネタバレ

    今作もハートフルな温かい読後感。女将のさやかさんのほんわかした語り口に癒される。
    人生の中から「MUST」をなるべく無くしておくことも大事。確かに、効率化を極めることでその他の選択肢を排除してしまうリスクもあるとハッとした。
    今作では名前だけ登場した女優の伊原モナ、別の森沢作品にも登場していた気がする。

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    2026年07月05日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    壮大なことは特に起こらないけど、掛け合いがテンポ良くてキャッチーなキャラクターで面白い
    そんなに昔の出版でもないのに令和の時代にはコンプラに引っかかってもう出てこなさそう
    ゴンママの下ネタは大丈夫だけど、シャチョーのはきっつい笑
    末次庄三郎の謝罪は下ネタ言い過ぎたことを謝罪する話かと思ったのに。チャチョーはちょっと読むの厳しかったかな

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    2026年07月05日
  • エミリの小さな包丁

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    ネタバレ

    子どもからの目線と、親からの目線とは交わらないものなんだろうな。
    これからどんどん多感になるであろう子どもたちとの向き合いかた、どうなっていくのかな。どこの家族も少なからず惑うのだろうけど。
    エピローグだけではなくおじいちゃん目線でもその暮らし、気持ちの機微をみてみたいと思った。

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    2026年06月26日
  • となりの筋トレーー小説家は見た!ジムの愉快な日々

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    大沢明夫のエッセイは初めてですがスイスイ読めました。
    私もジムの住民なのでジムあるあるの話がおもしろかったです。
    怪我のネタが思ったより多くて、ケガに気をつけよう…と改めて思いました。

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    2026年06月25日
  • となりの筋トレーー小説家は見た!ジムの愉快な日々

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    森沢明夫のエッセイ。私はとてもエッセイが苦手なので、小説だと信じて本を開いた瞬間にガッカリ。なんとか読み切りましたが、なんかすごく昭和なノリで面白くはなかったです。

    まぁ、気が合うかどうかなので…

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    2026年06月25日
  • さやかの寿司

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    大将がさやかさんという素敵な美味しいお寿司を出してくれる夕凪寿司。まひろは子どもの頃にそこに行った思い出を頼りにのれんをくぐろうとすると、ランチは終わって、賄いだったら500円で食べられると言われて食べてお金を支払おうとしたけれど、店員の未來が怖いと思ってしまい逃げてしまう。未來に追いかけられて背負い投げされたまひろはお店で自分の身の上話をして誤解を解く。
    ネタバレになってしまうので、遠回しにしか書けないが、夕凪寿司に集まる人々がそれぞれに少しの悲しみを抱えながら、そこに集まって、大将のさやかさんの優しさに触れて、幸せになっていく物語。
    登場人物が皆良い人でほっこりする。一人だけ寿司のうんちくを傾ける嫌な客も出てきたけれど、さやかさんの腕前がより際立つ結果になって、溜飲を下げた。

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    2026年06月23日
  • エミリの小さな包丁

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    多くを語らないおじいちゃんが言う言葉ひとつひとつが孫のエミリを思うあたたかい言葉ばかりでした。

    その中でもおじいさんが
    「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃダメだよ」「判断は必ず自分で下すことだ。他人の意見は参考程度にしておけばいい」
    とエミリにかけた言葉に涙がでました。

    また、美味しい料理で距離を縮めていく2人にほっこりし文面からも美味しさが伝わってきて食べてみたくなりました。


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    2026年06月23日
  • プロだけが知っている 小説の書き方

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    「音楽が好きな人」は楽器を演奏したり、歌ったりするのが好きな人。
    「写真が好きな人」はカメラを持って旅をして撮影するのが好きな人。
    だから「本が好きな人」は自分で文章を書くのが好きな人。(得意がどうかは別にして)
    だと理解できる。
    たくさんの本を読んで、そこで感じた心の揺らめきや痛みを自分の文章にしていくのは「本好き」の醍醐味だと思う、そこで自分のオリジナリティ、アイデンティティを見つけていくのはきっと意味のあること。
    今回の森沢さんの著書はそんな時の参考になると思う。
    テーマの拾いかた、キャラクターの組立かた、文章の順番や伝わるポイントなどが丁寧に説明されているのが嬉しい。

    ありそうで無かった本だったと思う。

    自分も表現者になっていきたい、文章を書くことに喜びを感じていきたい、
    そんな人に是非とも読んで頂きたい一冊だ。

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    2026年06月20日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    強烈なキャラクターたちとそれに負けないストーリー。ゴンママが他人に与えられた分最後に返ってきて救われたのが良かった。
    阿吽の話と、夢は叶えるもの、過去を正解にするためがとても印象に残った。
    こういうサードプレイス的バーとかスナック行きたい

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    2026年06月17日
  • おいしくて泣くとき

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    職場の方にお勧めいただきました。出会えて良かった作品でした!(映画未鑑賞)
    二つの時代が交互に描かれ、少しずつ近づいていき、最後に見事につながる構成がお見事です!
    背景や人の思いが丁寧に描かれていて、物語が進むににつれて少しずつ心がほどけていくようでした。
    「自分で考え、自分で選びながら生きる人は幸せになれる」たしかに!
    何よりエピローグが素晴らしい!散りばめられたピースが最後にピタリとはまり、「そうやったんか!」と思わず膝を打ちそうになる読後感でした。
    ぜひ大切な人にも読んでほしいと思える一冊です。

    石丸くんも幸せになっててくれー

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    2026年06月15日
  • エミリの小さな包丁

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    よいね 特にエピローグが。
    多くを 幸せはこうあるべきってカタチを求めすぎて疲れちゃう現代人には 刺さる
    そして 前向きになれる

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    2026年06月13日
  • 夏美のホタル

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    お久しぶりの森沢明夫さん。

    ひょんな出会いから、一緒に過ごすことになった夏。夏美と慎吾だけではなく、地蔵さんとヤスばあちゃん、たけやの周りの皆にとっても、他の夏とは違う温かくキラキラした夏休み。こんな夏があったら忘れられないだろうな。

    その後、悲しい出来事もあるけれど、その時過ごした時間や人が、皆を支えてくれる。森沢さんのお話は、最初から最後まで優しく時間が流れていて、ずっと温かい。

    職人として雲月さんが、慎吾に覚悟を問うところもよかった。仏像好きとしては、雲月さんの彫る仏像達もとても素敵な描写で、物凄く見たい。ずっと見ていられるんだろうな。

    疲れている今こそ、また森沢さんのお話達が読みたくなりました。

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    2026年06月13日
  • あなたへ

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    ネタバレ

    心が温かくなる話。最初の群像劇をサラッと読み飛ばしてしまって、人のつながりに対してカンが鈍ってしまっていた。どんどんつながっていく感覚が強かったらより感動したかもと反省。そんな状態でも色んな人の関係性が見えてくるのが面白かった。(杉野さんのところはハラハラした、、)

    まじめな島倉さんが、旅の中で奇跡的な出会いを繰り返してそれぞれの人たちが自分の人生を否定せず、新しく生きていこう。と前向きに自然となれるところがとてもよかった。

    なによりも島倉さんと洋子さんの関係、それぞれの夫婦の関係がお互い思いやる優しい感じで憧れる。

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    2026年06月11日
  • ロールキャベツ

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    「過去から見たら今が一番経験を積んでいて、未来から見たら今が一番若い。だから今の自分は最強」
    いい言葉だ。

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    2026年06月11日
  • ハレーション

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    こんな故郷欲しい!
    と思わせれてくれる、爽やかな物語でした。
    登場人物のみんなが魅力的で悪人がいない世界観、、
    続編希望!

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    2026年06月10日
  • ぷくぷく

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    金魚目線の物語は初めて読んだ
    感情が動かされるたびの、ぷく。がほっこりしたり切なかったりした。
    チーコのママの言葉が私の心にも響いた。
    少し辛い部分も多いお話し。

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    2026年06月06日
  • 虹の岬の喫茶店

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    喫茶店の老女が不思議な魅力で誰かの心をほぐす物語かと思いきや、(その部分ももちろんあるが)老女が訪れる人から、たくさんの温もりをもらって、守られている物語のように思えた。

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    2026年06月06日
  • 津軽百年食堂

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    ネタバレ

    大森哲夫
    古びた食堂「大森食堂」を営む。六十四歳。

    大森明子
    哲夫の妻。

    フキ
    哲夫の母。

    桃子
    哲夫の長女。高校卒業と同時に東京に出てきて、デザインの専門学校に入った。その後、小さな編集プロダクションに就職し、数年後に東京出身のサラリーマンと結婚。電撃離婚し弘前市街で一人暮らしをしている。

    大森陽一
    哲夫の長男。東京で一人奮闘している。二十八歳。フリーター。特技はバルーンアート。プロダクション「東京産芸社」所属。

    先代
    哲夫の父。酔っ払って車に轢かれて死んだ。

    先々代
    大森食堂の初代。

    大森賢治
    生まれた時から右足に指がない。とろ。

    トヨ
    行商の娘。行商を辞め、実家の仕事を手伝う。

    後藤
    陽一のバイトの後輩。大学四年生で、大手証券会社に就職が決まっている。

    田中
    アメリカ資本の大型玩具店トイスターの本社の広報室長。

    門田清二
    馬喰を生業とする風来坊。

    渡辺義夫
    津軽塗の職人。賢治と同級生。法螺吹きよっちゃん。

    筒井七海
    斉藤写真事務所のアシスタント。弘前出身。陽一と同じ高校の三つ後輩。

    七海の師匠
    昔はわりと有名な風景カメラマンだった。

    沼田沙織
    ボランティア団体の担当者。

    藤川千鶴子
    大森食堂のはす向かいにある藤川薬局のご主人の奥さん。

    藤川美月
    陽一の同級生で陸上部のマネージャーだった。薬剤師。

    藤川光太郎
    藤川薬局の主人。

    宮沢政宗
    陽一の高校時代の陸上部の仲間。たこ焼きのテキ屋をやっている。

    宮沢健
    政宗の息子。

    七海の父

    七海の母

    青木
    七海の見合い相手。保険会社勤務。

    アキラ
    政宗の舎弟。


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    2026年06月05日