森沢明夫のレビュー一覧

  • 青森ドロップキッカーズ
    カーリングに出会った初心者でいじめられている中学生と、働きながらカーリングの大会の上位入賞目指して頑張っている子が主人公。
    ベテランにはベテランなりの悩みがあり、初心者の方は、出会ったばかりのワクワク感があり。
    最後の方で泣きそうになってしまいました。
  • あおぞらビール
    自分もこんな大学生活を送ってみたかったものです。

    この本に感化されて大学二年生の頃に友人と焼いた石で風呂を沸かすのを実際に試みたのですが、失敗におわりました。

    森沢明夫の作品にハズレはありませんね。
  • 大事なことほど小声でささやく

    しみじみ~~と感動

    さらさら~~って読んだ後で、しみじみ~~と感動した~~
    久しぶりに、読後に、心が、和んだ。
  • 青森ドロップキッカーズ
    泣ける!爽やか!スッキリ!とにかく素晴らしい作品でした。カーリングにも青森にも興味がわきました。青森に行ってみたい!
  • あおぞらビール
    アウトドア派の著者とその友人たちの、自虐ネタ満載の青春エッセイ。
    面白すぎです。
    電車の中など外で読むときは気を付けましょう。笑いを堪えきれないエピソード満載ですから。

    笑いたいときにお勧めの一冊。
  • ミーコの宝箱
    一見したら、なんだか不幸の星の元に生まれた人。でも、置かれた場所から脱却しようと大きなアクションを起こすでもなく、ただそこで手に入れられる幸せを大切にしようとする姿が 無理をしすぎてなくて好き。
    祖母の愛情の裏返しの虐待まがいのしつけは双方報われなくて嫌な感じだけれどら祖父の語り口の箇所はあたたかく...続きを読む
  • 津軽百年食堂
    とても読みやすいので、サラサラ読めてしまう。だからといって安易な表現やチープな言葉は使っていない。
    スーっと染み込んでくるような感じかな。

    うまく言えないが、ものの例え方や表現方法が、他の作家さんと違ってて森沢カラーがあるように思う。

    とても温かいストーリー。疲れた心に効果抜群。
  • 東京湾ぷかぷか探検隊
    森沢さんとうぬまさんの絡みは、これでいいんですよ。という笑いながら読める本。
    視点を変えると、東京湾のお魚のおいしい食べ方。ともみられる。ような気がする。(←フォロー)
  • ミーコの宝箱
    「ありがとうの手」私の手もそうでありたいと思った。
    言葉の1つ1つが心に届く。
    最後の文章に2人の名前が入っていて、幸せが続くように感じました。
  • 津軽百年食堂
    百年前 不器用に暮らしながらも仲間に愛されていた屋台引きの蕎麦屋に 子供が出来たとわかった時 貧しい暮らしに不似合いな豪華な螺鈿の小引き出しを贈られる すべて手作りの時代 幼な馴染みが仕事で漆塗りの生活雑器を作る傍ら 時間をかけて作ってくれたのだろう 情の深さが伝わってくる 贈り主いわく 「いや お...続きを読む
  • 夏美のホタル

    心が安らぐ小さな田舎のお話

    読むだけで優しい気持ちになれるし、心も安らぐ。

    疲れた私には結構じんわりと染み込んでくるものがあった。

    ささくれだった心が少しは洗われると同時に、自分の生き方を振り返ることも出来た。

    もちろんフィクションなんで、こんな綺麗で眩しいほどの奇跡の話なんてないけれど、そこに描かれたメッセージは、すべ...続きを読む
  • 青森ドロップキッカーズ
     先に読んだ本、「ライアの祈り」に明るく魅力的な女性が登場しました。名前は大森桃花。この人がこの本でもうまく脇を固めていた。
    カーリングなんて全く興味はなかったけれど この冬にはカーリングの試合を興味深く観戦すると思う。若者を中心に生き生きと浮き沈みが描かれている。桃花さんが最初に登場した「津軽百年...続きを読む
  • ライアの祈り
     縄文文化にのめりこんで恋には晩稲の考古学者と 彼にひかれながら発掘の魅力に目覚める女性が 呑み歩き・食べ歩きしながら恋を育てていく 二人の会話が気持ちよく もう一度弘前に行ってみたくなった 今度は桜の季節に・・・ 
     彼らと並行して描写される縄文時代の人々の暮らしぶりも生き生きと描かれている驚いた...続きを読む
  • ミーコの宝箱
    いきなりハードシーンで、この物語はどこへ進むのか心配になったけど、そこはやはり森沢作品。感動の波で溺れそうになりました(笑)。祖父母との決別は描かれていませんが、随所に見られるミーコのトラウマ、老い先短かい祖父母が下した苦しい決断を考えると想像に難くない。でも最後の最後で厚い氷が解けていく様にほっと...続きを読む
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~
    清と会えなかったかぁ…(T_T)

    ちょっとクサいセリフもあるけど、かっこいい。福山自動車博物館に行った後だったから、ものすごい感情移入した。

    自分の車も、大切にしてあげなくちゃ。
  • ミーコの宝箱
    途中、悲しい内容が辛くても、森沢さんの作品には愛が沢山詰まっているから、いつも光を感じながら読み進められる。そして必ず最後には温かくスッキリした気分に…。今回もそれをずっと感じながら読めた。誰だって沢山の宝を見つけられるのか…素敵です
  • ミーコの宝箱
    それはもう予感していたものだった。涙腺の元栓は確かに閉めたはず、でも無理だった。心の底から突き上げる涙の水圧にとても耐えられるものではなかった。僕は文部科学省に提言したい。これこそが真の教育本であると。重松作品の様な暖かい台詞回し、間合い、息づかい、情景描写が読者の心を優しく包み込んでくれる。所々散...続きを読む
  • 津軽百年食堂
    青森県の文化に興味を持ちました。
    人と人との心の繋がり
    時代を超えて人を思う気持ち
    読んでて癒しになりました。

    遠距離恋愛を迎える2人の
    空はつながってるからって言葉が染みました。
  • 夏美のホタル
    去年の今頃に出た本なのにランキングの上のほうにあり評判も良かったので買ってみた。

    写真家志望の大学生・慎吾が、彼女の夏美と出掛けた山里で、トイレを借りに入ったよろず屋「たけ屋」に住む年老いた母子・ヤスばあちゃんと地蔵さんに出逢ったことから始まるお伽噺のようなお話。
    「たけ屋」の離れで暮らすことにな...続きを読む
  • ライアの祈り
    多少状況は違えど、かつて私も桃子と同じ負い目を感じていた故に一緒に胸が痛かったり、色々な思いが巡る。それでも元気に前向きな彼女に憧れながら、そうなれない自分にジレンマも(^^;)。私は諦めた事を、最後に桃子は叶えられたことが嬉しい。読み始めから、ドキドキし、映像が浮かぶ…を通り越し、まるで自分がライ...続きを読む