森沢明夫のレビュー一覧

  • おいしくて泣くとき

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    今年に入って森沢明夫さんを知り、はまっています。

    読後、いつもとても清々しい気持ちになるのです。
    毎日どれだけ心がドロドロになっているのかと嘆かわしくも感じますが、気持ちがリセットされるのが心地よいです。

    この物語も、それぞれを想いあい、実直に生きる登場人物たちの様子に、目を覚まされました。


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    2025年05月28日
  • 虹の岬の喫茶店

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    こんな喫茶店があれば行ってみたいと思ったのは私だけだろうか
    悦子さんのような人がいればお会いしたいと思ったのも私だけだろうか
    この喫茶店のお客さん、その後がわかっていないお客さんの行く末を作者に続編として描いて欲しい

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    2025年05月22日
  • ヒカルの卵

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    集落の美しい風景と澄み切った空気。
    自分がそこにいるかのように感じられる、とても幸せな読書時間を過ごせました。

    ツイてるから大丈夫、なんとかなる、となぜか主人公の自信まで自分にうつってしまいそうになります。

    「勇気」という言葉が心に残りました。
    久しく勇気、使ってないなぁ。
    一歩踏み出すのを諦めてしまいそうな時、
    この物語を思い出そう。

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    2025年05月21日
  • 虹の岬の喫茶店

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    岬にある小さな喫茶店では、悦子さんという初老の女性が1人で営んでいる。
    そこに訪れるお客さんたちの6編の話からなる、心温まる短編集となっています。

    悦子さんは、訪れるお客さんにぴったりの音楽をかけてくれて、優しい口調で話しかけてくれます。

    特に、悦子さんの甥がバンドの元のメンバーと過去を語り合うシーンで、
    「過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられている証拠でしょ。
    …その積み重ねそのものが、いまのあなたたちなんだから…」
    という悦子さんの言葉が胸に刺さりました!

    次の章で、前の章の登場人物のその後が垣間見れるのが良かったです。

    また、喫茶店を取り巻く小さな空間の中

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    2025年05月17日
  • さやかの寿司

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    海辺の町の鄙びた商店街にある「江戸前夕凪寿司」は、元大将・江戸川伊助の跡を継ぎ孫娘のさやかが今は大将となり、お客さんの心を穏やかにさせ、最高に美味しいお寿司を握っている。
    常連客も訳アリ客にも丁寧な「仕事」をするさやかに皆んなが癒され、また来ようと思える。
    癒されて、涙も…(特に三章)


    第一章 ハンバーグの石
    母の納骨を済ませた作田まひろが、幼い頃に訪れた寿司店にやってきたものの…優しい雰囲気の大将とは正反対のクールで目力の強い店員の未來にビビって…。

    第二章 自転車デート
    常連さんたちとまひろの歓迎会の最中、入ってきた成金風の男にギャフンと言わせたのは、常連客みんなの思い。

    第三章 

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    2025年05月16日
  • 虹の岬の喫茶店

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    森沢さんの作品を読むのは2冊めです。
    心温まる優しく穏やかなお話です。
    いろいろな経験を積み重ねてきた悦子さんが、様々な理由で訪れた人々に優しく寄り添い、その人柄で包み込んでいく。
    辛い思いをしてきたことが悦子さんの優しさを生んでいるのだと思いました。

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    2025年05月14日
  • さやかの寿司

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    装画のお寿司はもちろん、文中に出てくるお寿司がどれもおいしそうでした。まわらないお寿司屋さんは、なかなか敷居が高いので、こんな感じのお寿司屋さんがあればいいなと思いつつ読み進めました。

    海辺の町のお寿司屋さんは、やっぱり優しい人達が集う場所でした。幼いときから心に傷を抱えていたまひろを受け入れてくれたのは、江戸前夕凪寿司の人達、そして常連さん。大将のさやかさんのほわっとした感じ、祖父の伊助さんの自然体の姿に、本当に実力のある人は、いい感じに力が抜けた人だと思いました。

    成金ウメちゃんの出来事は、最後に胸がスーッとしました。知ったかぶりと偏見で自分を大きく見せたがる人って、いますから。こうい

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    2025年05月12日
  • エミリの小さな包丁

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    表紙のほのぼのとした絵が気に入って購入。
    不倫の末に職場に妻が乗り込んできて修羅場、みんなにバレて鬱になり仕事も住む家もなくなった25歳のエミリ。両親はいるが、離婚していて父親は新しい家族と幸せに暮らしているし、母親は自由奔放で男をとっかえひっかえして今は年下の恋人と暮らしている。頼れるのは15年会っていない田舎の海辺に住む母方の祖父の家しかなく、祖父との生活が始まる。生きることに失望したエミリの心を、毎日をきちんと真面目に正しく淡々と暮らす祖父の手料理と、田舎町の心の優しい人たちが徐々に癒やしてくれる。

    噂好きなおばさんたちや、毒吐きの元親友もいて悩むエミリだったけど、その人たちとの縁を切

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    2025年05月12日
  • 桜が散っても

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    久しぶりの森沢明夫さん。
    やはり文体の読みやすさと、脳内混乱を避けてくれる読者への配慮はピカイチ!

    『桜が散っても』
    森沢文学の真髄!珠玉の家族小説と謳われていますが、私にはそれ以上に、相当重くて辛いお話だった。

    理想的な家族が、ある事故をキッカケに、元の関係に戻れなくなってしまう。

    誰の目線でこの物語をみればいいんだろう・・・

    忠彦、麻美、建斗、里奈
    各章には家族一人一人の想いが詰まっているが、
    それぞれの想いが痛い程に伝わって来て、
    やり場がなく鬱々とした気持ちが膨らみ辛く切ない。

    人生を自らの意志で変えた忠彦の生き方は、他人が、どう評価出来るものでもないのかもしれない。
    ただ、

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    2025年05月08日
  • 水曜日の手紙

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    隣の芝生は青く見える。気分が落ち込んでいる時はネガティブな考えになりがちだなぁ、と共感する部分も。
    「たった一度きりの人生を、どう生きるべきか。」考えさせられるお話でした( ˘꒳˘ )

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    2025年05月04日
  • 虹の岬の喫茶店

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    コーヒーと音楽と素敵な喫茶店が出てきます。
    ぜひ、作中に出てくる音楽を聴きながら美味しいコーヒーもじっくり味わいつつ、ゆっくり読みたい一冊。
    心があったまる素敵なお話です。

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    2025年05月03日
  • エミリの小さな包丁

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    仕事もお金も居場所も失った主人公のエミリが、15年ぶりに再会した祖父との暮らしを通して心の再生をしていく物語。

    エミリと大三おじいちゃんが自然と距離を縮めていく姿がとても素敵でした。口数は少ないけど大きな愛を持ったおじいちゃんは広い海のような人。おじいちゃん自身の経験から紡ぎ出された「自分の存在価値と人生の価値は他人に判断させてはダメ」、「自分自身を自由に動かせるのは、唯一、自分だけ」という言葉は、心に響きました。

    森沢明夫さんの作品は初めて読みましたが、海辺の田舎の情景や登場人物の心情が丁寧に描かれてていて、物語の世界に没入してしまいました。別の作品も読んでみたいです。

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    2025年05月03日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    キレイに繋がったお話でした。

    色んなジャンルの本を読んでると、こんなふうに今の自分に刺さる本に出会える事があって、浅く広く言えばこれも奇跡。

    めっちゃタイプだったので作家読みしたいなぁ。

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    2025年05月02日
  • 水曜日の手紙

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    この本を読んだとき、既に水曜日郵便局は閉局になっていました…残念。
    一番印象に残ったのは、「彼ら」をつなぐ第3章の「光井健二郎の蛇足」。森沢明夫さんの描く世界は、穏やかで優しい。そして、柔らかな、でもうまく言えないけど切ない幸せに満ちている。だから、里穂と重たいお父さんの日々を読み追いながら、涙が出そうになりました。
    書き留めておきたいフレーズはたくさんありましたが、ベストはシンプルに第5章の、洋太へ繰り返し語られた「幸せになれ」。もう大きくなりましたが、我が息子にも、改めてそう言ってあげたいと思いました。

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    2025年04月29日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    ネタバレ

    登場するキャラクターが1人1人個性的であり、悩みの解決方法も読んでいて気持ち良かったです。
    また悩みの解決だけでなく、カクテルの言葉やゴンママの言葉も心に響いて、明日も頑張ろうと思わせてくれます。
    特におすすめの章は、四章です。
    葉月
    「人間はどうして生まれてくるの?」
    四海
    「人はね、人に喜ばれるために生まれてくるんだよ」
    葉月
    「だから、パパとママはわたしを喜ばせてくれるんだ」
    読んだ方に分かる台詞ですが、やっぱりこの手の話は泣きますね。

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    2025年04月29日
  • 桜が散っても

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    ネタバレ

    忠彦は大手ゼネコン会社に勤めていた。危険だと指摘されていた第二の故郷と思っていた桑畑村の開発を止めることができなく、事故が起きた現場を見てしまい、ショックで失声症になってしまった。その後離婚し罪滅ぼしのため、村に移り住んだ。質素なうちで家族の写真を飾り、桜、家族の花ムラサキハナナを植えて咲いてる様子が鮮明に浮かび上がってきた。妻の麻美は子供を育てていかなければならなかった。許せなくて当然だ。子供たちが自立してからは送られてくる手紙お金に対してなんらかのアクションを起こしていたら変わっていたか?切なかった。

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    2025年04月28日
  • 夏美のホタル

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    幼稚園教諭の夏美と、写真家志望の大学生慎吾。
    恋人同士の二人がツーリング途中で立ち寄った山奥の懐かしい造りの店「たけ屋」には、”ヤスばあちゃん" "地蔵さん”と呼ばれる母子が、ひっそりと暮らしていました。
    夏休み、慎吾の卒業制作を撮るために二人は「たけ屋」の離れに泊まり込み、村人たちと親交を深めていきます。

    川で見る無数の蛍の幻想的な美しさに圧倒されて、次々とシャッターを切る慎吾。
    地蔵さんが教えてくれた川遊びのシーンが清らかで美しく、心に残ります。

    物語中に何度も出てくる風鈴の鳴る音に、「凛」という文字が使われていました。
    凛、凛……。
    まるで本の間からほんとうに聞

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    2025年04月25日
  • ライアの祈り

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    森沢明夫さんの作品を初めて読みました。
    縄文時代が長く続いたわけや、祈り、家族とはなど、素敵な考え方だと思いました。
    青森に住んでいたことがあるので、北の聖地までのルートを想像するのも楽しかったです。他の作品も読んでみたくなりました。

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    2025年04月25日
  • 夏美のホタル

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    初めて森沢作品を読んだ
    心の温まる作品だ
    どう生きるかも、すごく勉強になった
    他の作品も読んでみたい
    次は虹の岬の喫茶店かな

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    2025年04月23日
  • 水曜日の手紙

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    ああ、これはアファメーションなのかも。。。
    そう思いました。

    だめだ、だめだ、と言い続けるなら、
    それはどんどんだめになっていきます。

    前向きなアファメーションを繰り返すなら、
    それは明るい未来を引き寄せられるのです。

    引き寄せの法則ともつながるかもしれませんね。

    皆さまもよい一日をお過ごしください。

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    2025年04月22日