【感想・ネタバレ】ゆうぞらビール 〈新装版〉のレビュー

あらすじ

海辺のあやしい洞窟でホームレスとシェアハウスしたり、酔っ払って防波堤に寝転んで夜空のUFOを見物したり、河原でキャンプしていたら鮎を30匹も食べるハメになったり……どうもおかしなことばかり起きるベストセラー作家・森沢明夫の若かりし頃。さすらいのバイク旅や悪友たちとのアウトドア遊びなど、バカ笑いと哀愁に満ちた珍事件と怪事件の数々は、読み出すと笑いが止まらない。『あおぞらビール』に続く青春乾杯エッセイの第二弾、新装版で登場!

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Posted by ブクログ

今回も大爆笑させていただきました!
小説家さんが書くエッセイは何こんなに面白いのだろうか?
おいしくて泣く時などを書いた森沢さんがこんなコロコロコミックエッセイ版みたいなのを書くとは

朝井リョウさんやさくらももこさんみたいなエッセイ好きならオススメ!!

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

いやはや。ほろ酔いUFO、鮎30匹
あおぞらビール続編エッセイ本日の帰宅中読み終わる
どこまでノンフィクションなのだろうか
それとも日常文才なのか
人の日常を読んでこんだけ笑わせてもらえれば大満足でござんす

僕も酒は飲みますけどね、自分では酒まわりでこんなエピソードトークはないです
あおぞらの時も思いましたが友人にとても恵まれた作者だなと本当嫌な話がないのでノンストレスで読める地点で素晴らしいです
ありがとうパスタさん

北海道あるあるだと思うんですが、小学校の運動会の後そのままジンギスカンみんなで食べるんですよ
(今は地方もあまりないですけどね)
大人は酒しこたま飲むわけです
子供の前で

当然子供はお腹いっぱいになったらとっとと帰りたいわけです
小学生だった僕は先生に聞くわけです
父さん見ましたか?

先生はおトイレに行ったはずと答え僕は家の鍵もらおうと学校の中で妹と一緒に探したんです
すると僕と反対方向から妹の
「アッーーーーーーーー!!!」と文字に起こせない叫び
僕は走りました

いました

廊下の真ん中で

大の字で寝てる

父親が

しかも、漏らしてたんですよ

僕は泣きましたよ
父親の醜態に
家に、帰りたかった、だけなのに

完全に酔っ払ってる父親に、ねえ家の鍵は?と苛立ちと謎の悔しさで声掛けました

返ってきた言葉は
「しゅいません、しゅいません」
崩れ落ちる僕
後ろで泣き叫ぶ小2の妹
廊下に広がる父親の人工湖

あの日からかな。親父と呼ぶようになったのは
僕にとって酒エピソードはそんくらいです、わ。

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2025年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゆうぞら ビール も日本各地で
野遊び&水遊びをしていた頃の凄く楽しい
エピソードが満載のエッセイでした!^_^

1. ぎりぎりアウトな日々

みんな楽しいエピソードでしたが、
哀愁のUFOのところが面白いだけでなく
私の思い出とも重なっていたんです!
思い返すと不思議な体験だったなぁ
あれはなんだったんだろうなぁ と思いますが
森沢さん達の凄いところ?はやっぱり
UFOにダメ出ししている!ところですね。

友人と一緒になって 飽きてしまうなんて、、、^_^

2. ニンゲン四角

私的にはここのエピソードが一番ツボにハマりました。

バーチャル釣り師がいくは読み終えてからも
このエピソードを思い出してしまい、友人にも
まるで自分の事の様にエッセイの面白話しをして
しまいました。たぶん上手く伝えられてなくて
私は爆笑で友人は作り笑い?かもでしたが、、、、。


3. そんなバナナ探検隊

ここは、そうですねー
はやく人間になりたい  のところです。
鮎を沢山食べた森沢さん!凄いです!
なんで断らないの!とか思う人もいるでしょうが
森沢さんなりに断っていたんです、、、
想いは最後まで伝わらなかったですが。^_^

このエピソードを読んでいて私なりに本の終盤で
わかったことがありました。
このエピソードでいうと、スイカのフレグランス
関係のところが笑えないんです、、、
この行為のところが普通に笑えないので
これは私だけで多くの人は爆笑で通り過ぎるのかな?
と思いますが、、、。


あとがき  で森沢さんは
またもや、禁断のアレを書いてしまいました。
ほっこり人情系作家にあるまじき、
アホまる出しなエッセイです(笑)。

ほんと、アホだよなぁ、コイツ♪

と、若かりし自分にツッコミを入れながらも、
でも、そんなおバカな青年が
なんだか憎めないような気分にもなりながら、
本書を書き上げましたと述べています!

いまでもアポロさんと宮島さんとは
歩いて行き来できる近所に住んでいて
親友&悪友であり続けているそうです。

鮎を35匹くれた川漁師のお爺さんも健在で
何年か前にうなぎ漁をやらせてもらったそうです!

今でも夏休みになったら海や川で
思いっきり遊んでいる森沢さん♪
きんきんに冷えたビールをぐびっと飲みながら!


本書を楽しんで下さったあなたに、
心からの感謝を込めて  乾杯♪




楽しいエピソードで沢山笑って、
私自身の青春時代のマヌケなエピソードも
思い返しての凄く楽しい時間でした!!

森沢さん!
何時も沢山の大切なものをいただいています♪

こちらこそ心からの感謝を込めて

  乾杯♪ ^_^




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2025年06月28日

Posted by ブクログ

『笑いが止まらなくなるので
人前ではぜったいに読まないで!』
。。。と紹介文にあったが。。。

お笑いを見ても、動じない私が笑うはずない!!
。。。と自負している!!

誰も何も挑発してないのに、勝手に挑んだ私でありましたが。。。まんまとその笑いにツボったHAHAHA。。。

とくに『ゆうぞらビール』は、クスクス!!ワハハ!!
ニヤニヤ。。。もぉね、止めること出来ない時もあるから、人前で読んだら『大丈夫??』て思われること間違いないっ!!

全国の自然を『股』にかける彼等。
面白エピソード満載!!
これは、暑っつい日に この本片手に、もう片方にはビールを持って読みふけってほしい!!

笑いすぎてビールこぼさないでね。。。huhuhu。。。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

最近シリアスな本を読んでいたので、森沢明夫さんの野宿放蕩?ナンセンスエッセイ『あおぞらビール』の続編に思わず飛びついた。
最初のシェアハウスからもうにんまり。話の先が見えても、これがノンフィクションだというのが、何より尊い。ガキ大将だった森沢少年のUFO逸話も、幽霊野宿エピソードは、特にお気に入り。
私も、鎌倉海岸で友達と二人シュラフで寝ていたら、「死体だ死体だ」と騒がれて、慌ててその場から逃げだしたっけ。若いからこそできる旅ってあるよな。
超堅物A君に説教される場面も面白い。目的を達成する旅、写真に収めるだけの旅、実績作りの旅をする人が森沢さんに合うはずがない。A君がこの本を読んでいると面白いな。会社の重役にでもなっているかな。

小説よりエッセイの方が魅力的なのは朝井リョウさんと同じ!すみません。森沢明夫さん。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

「後々ネタになりそうなリスキーな状況におちいったときこそ逆に楽しんでしまおう、という図太さが、長いこと野宿の旅を繰り返してきたぼくらのなかには育まれているのである。」若いときの輝き。そして旅先での出会いで価値観が違ってもいい。「みんなちがって、みんないい。」金子みすゞの一節を引用しているのもいい。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

旅で出会う人たちとの交流は本当に楽しいけれど、森沢さんはスケールが違う!知り合ったおじいさんが親切心でわけてくれた鮎を2日で30匹?一生懸命平らげたエピソードには笑ってしまいました。森沢さんの本はどれも愛情に溢れているけど、ほんと優しい方なんだなぁと思いました。
人前で読んではいけないとのことでしたが、通勤中にいつも本を読んでいるので心配しながら読みました。くすくす笑ってしまいましたが、みなさんスマホに夢中のため、大丈夫でした(^^)

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

あおぞらビールに続く森沢さんのエッセイ第二弾。

気分爽快!The青春って感じでいいなぁ。

バイクで走りたい時に走り
ビールを飲みたい時に飲み
本を読みたい時に読み
遊びたい時には思いっきり遊び
食べたい時に食べ
寝たい時に寝て

エッセイのなかの森沢さんと、小説を書く森沢さんのイメージが違いすぎます。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

森沢明夫さん自身でもおっしゃってるがほんわかあったか作家さんだが、エッセイは大変破天荒、バイクひとつで何日もキャンプ場ではないようなところで旅をして、泳いで、釣りをして。意外な素顔に驚く。こういう日々を送っていて、ほんわかほっこりストーリーを書く人物と結びつかないので逆に面白い。中でも鮎の話が面白かった。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんの青春爆笑エッセイ。たくさんの楽しいエピソードが詰まっている。何度も吹き出した。森沢さんの感動的な物語からは想像できないかなりテイストの違う本。

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2025年07月03日

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