森沢明夫のレビュー一覧

  • ハレーション

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    幼馴染っていいな、ふるさとっていいな。森沢明夫さんの作品には、悪い人が登場しない。穏やかで優しさにあふれた魅力的な人か登場する。
    島で育つということは、狭いコミュニティの中で生きること。生きづらいこともあるだろうけど、それでも心がふっと軽くなるようなラストに、温かい気持ちで読み終えることができた。

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    2026年02月10日
  • 水曜日の手紙

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    人生にとって大切なことを教えてくれた本。
    大人になっても諦めない気持ちとか、何かに没頭できる時間とか…忘れないでいたいものです。

    「自分の心に嘘をつかない」
    「他人を喜ばせて自分も喜ぶ」
    「よかれと思うことはどんどんやる」

    なんて前向きになれるいい言葉!!

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    2026年02月08日
  • 水曜日の手紙

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    「水曜日郵便局」
    水曜日の出来事を綴った手紙を水曜日郵便局に送ると、見知らぬ誰かの水曜日の手紙が届くという。

    主婦の井村直美は、ストレスを抱えて毎日を過ごしている。
    日記帳に向かって毒を吐き続ける日々から逃れたい。
    友人の伊織から教えられた「水曜日郵便局」を思い出し、パン屋のオーナーになるという夢を持っていた直美は空想の手紙を書く。

    「絵本作家」になる夢を持ちながら会社勤めをしていた今井洋輝も、婚約者が言っていた「水曜日郵便局」のことを思い出し、噓いつわりなく手紙を綴ってみた。

    それぞれが自分なりの幸せを見つけられるように言葉に表した二つの手紙が交差し、未来が変わり始めます。
    これまで会ったことも、これから出会うこともない2人が、互いに影響し合って奇跡を起こす。言葉の力ってほんとうに凄いです。
    選んだ道を自分で正解にしていくこの2人に、生きる力をもらえます。

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    2026年02月08日
  • さやかの寿司

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    日々忙しい中で、少しホッとしたいと思ったら森沢さん。私の中でかなり定着しています。今回も落ち着く時間をいただけました。

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    2026年02月07日
  • さやかの寿司

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    ネタバレ

    やっぱり森沢明夫さんの作品は、心が温まるし、目頭が熱くなるし、登場人物たちが愛おしい。
    社長さんのお話が特に好き。視点が変わってそれぞれの想いが交差するのも素敵。
    大切な人を思い合う気持ち、優しいなあって心がほっこりした。好きな言葉がある。自分の人生からMUSTをなるべく消して、むしろもっといい道があるかもって考えながら行動すること。従来の狭い価値観で自分を縛らないで、頭も心もからだも、なるべくのびのびと自由にしておくこと。それができる人はいい結果を産むことが多いよって言葉。心がかるくなった。

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    2026年02月05日
  • ロールキャベツ

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    登場人物がピュアで…可愛く、自分の学生時代とは違う輝き方が眩しい。それぞれの生い立ちや性格が重なり合い、繋がり合って物語がハッピーエンドへと進んでいく。自分がマックなら、パン子を東京に行かせるのかなという心の引っかかりが…最後まで残った。

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    2026年02月02日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    ネタバレ

    物語の語り手である二人の成長を描いた青春小説で、爽快な読後感を味わうことができました。

    好きな子がいるのに年上の女性に見惚れたり、いじめを受ける現実から逃れようと空想に耽る宏海は、リアリティのあるキャラクターでありながら、どこか頼りない雰囲気の男の子でした。
    ですが、カーリングに真剣に取り組むことで根性を身につけ、やがていじめに抵抗します。

    終盤では快活な性格の少年へと成長し、かつていじめを受けていた陰鬱な面影はどこにも見当たらなくなりました。

    もう一人の語り手である柚香は、かつてのチームメイトから向けられた嫌悪や、今のチームメイトを十分に信頼できなかったことへの罪悪感、そしてトップチームを外されたことに苛まれ、一時期カーリングができなくなってしまいましたが、妹や周りの人に助けられながら、これらを乗り越えていきます。

    語り手を阻む存在に根性と成長を以て抵抗し、ついには認めさせてしまったこと、そして語り手もそこにとらわれず、終盤で新たなステージを見据えていたことで、この物語の爽やかなラストノートを感じました。

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    2026年02月01日
  • 桜が散っても

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    ネタバレ

    最初は、家族を優先しなかった忠彦にショックを受けたが、忠彦の状況を考えるとどちらにせよ辛いと思う。家族にも村にも村の人達にも罪悪感がある状態だったと思う。家族は失ったけど、村に対しては死ぬまで貫き通した事が救いだったし、家族への想いもずっとあったし、大事に想ってたのが伝わる最後だった。

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    2026年01月28日
  • ヒカルの卵

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    面白かった。
    森沢さんらしい空気感の作品でしたね。
    期待通りの展開でドラマ仕立てでしたが、
    しっかりと仕掛けもあって良かったです。
    ムーさんの周りで物語を繋いでいく感じ。
    良い物語でした。
    読みやすくておすすめです。

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    2026年01月28日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    アホらしら満点のエッセイ本。
    こんなことするやついる?と思いながらも、自由な生き方が羨ましくもあった。
    青春時代の破天荒さが、今の人生に彩りを与えてくれている部分もある。
    ストレス社会ですが、ビールでも飲みながら、楽しく気楽に過ごしたいものです。

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    2026年01月18日
  • 水曜日の手紙

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    とても良かった。夢を夢で思い続ける苛立ち、かといって、踏み出せない、けどそうした人含めて、色々な人の行動や関わりが互いに影響を与えていく。自分の夢、について考えさせられた

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    2026年01月14日
  • 恋する失恋バスツアー

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    失恋した参加者にどんどん落ち込んでもらうバスツアー!
    寂れた観光スポットに寂れた宿、質素なお食事、バスの中は失恋ソング、今回は添乗員も失恋中という変わり種のツアーとなっております。

    旅行会社にとっては採算がいいというのが面白いです。
    メンバーも非常に個性的で、最後は大円団。
    オチは早々にわかってしまうのですが、それでも想像以上に楽しかったです。
    私が好きなのはやっぱり陳さんですね。

    「それでも」という言葉はマイナスな言葉のあとに使うとプラスの表現が続いてしまう、いい言葉ですね。

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    2026年01月11日
  • 津軽百年食堂

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    マダアゲソメシマエガミノ〜意味わからんけど、国語で習ったアレ思い出した。
    私は北陸の出身の大阪在住だけど、同じ雪国同士だからか、共感できるところ多くて、あたたかい気持ちになった。
    正月に帰省先から戻った直後に読んだからか、故郷っていいなと、普段は思わないのに、思ってしまった。

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    2026年01月10日
  • さやかの寿司

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    てっきりお寿司をテーマにしたグルメ小説かと思いきやヒューマンドラマでしたね…

    そして各登場人物とも割と重い過去を持ってますね…またしても出てくる児童虐待…まさか二人ともなんて…

    それにタイトルから主人公は店主かと思いましたが、未来とまひろですね

    個人的には店主の両親の話とか修行時代とかももっと読みたいところです

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    2026年01月08日
  • ライアの祈り

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    audible⭐︎
    ファンタジー要素もありましたが、物語が進むに連れて過去と未来が重なり合っていくワクワク感があった!

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    2026年01月06日
  • 水曜日の手紙

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     人の感情が素直に書かれていて、その人が動いたことに人生が好転していく素敵な物語だった。
     私は今幸せに過ごしており、夢という大きなものがない。しかし、夢を目指して頑張っている人は改めて格好良いと思った。 
     伊織さんのように幸せに見える人でも何か悩みはある。それを隠して元気に振る舞ってる人には敬意を払いたい。
     水曜日郵便局のサービスが続いていたら、使用してみたかった。大きな夢ではないが、具体的な夢を見つけてみたいなと思った。

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    2026年01月03日
  • キッチン風見鶏

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    ネタバレ

    温かく見守ってくれているような優しい眼差しを感じる物語でした。登場人物みんなが温かく優しくて、心が洗われます。キッチン風見鶏の店名の秘密にも関係する、勉さんが初代のオーナー文太さんとの間に交わされた約束のカレーライスを食べるシーンでは、じんわりとした涙が湧いて来ました。人が人を想う気持ちの温かさを優しく伝えてくれる、じんわりと心が温まる物語でした。

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    2025年12月22日
  • おいしくて泣くとき

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    最後の最後で、物語が1つにつながって、泣きたいほど暖かい気持ちになった。
    中学生の時のエピソードが細やかだったから、そこが現在なのかなと思って、それで星4つ。
    心也のお父さんが、ほんとにかっこいい。親でない素敵な大人が近くにいたら、何とか生きていける、そう思えた。

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    2025年12月20日
  • さやかの寿司

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    登場人物それぞれの視点から物語が書かれていて、スラスラ読み進められました。

    みくちゃんの先輩のことば、「人生の
    中からMUSTをなるべくなくすこと」

    体の向きを変えたら「逆風」が「追い風」になったことから、人生もどちらを向くかで「逆風」から「順風」にできる

    今の私に必要な人生観を教えてもらいました。

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    2025年12月20日
  • 恋する失恋バスツアー

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     失恋して心に傷を負った人たちのために、思い切り落ち込み、そして立ち直るためのバスツアー「失恋バスツアー」。
     その発案者でもあり添乗員でもある龍太郎自身も失恋ほやほや。しかも失恋相手はツアーに同乗する心理カウンセラーの小雪。
     乗客はひと癖もふた癖もある個性派揃いで、序盤からドタバタ劇場のようだった。
     イノシシに追いかけられたり、暴走族にからまれたり、ドタバタで進みドタバタで終わるのかと思いきや、乗客同士の温かい交流や言葉に、私の心までも浄化されてしまった。

     「たとえば人生に何か悪い出来事が起きたなら、その出来事に続けて「それでも」とつぶやいてみるのだ。すると人間の脳みそは自然とその続きの言葉を探し出してくれる」
     「最後に笑うのはーいつも笑ってる人だ」
     「喜びも悲しみも幸せのうち。どちらの感情もしっかりと味わわなければ損だ」

     やっぱり森沢さん!
    読んだ後、いつもきらきらさせてくれる。

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    2025年12月19日