森沢明夫のレビュー一覧

  • きらきら眼鏡

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    切なかった…。そして優しかった。
    終盤は涙腺崩壊しました。
    登場人物がそれぞれに悩みや苦しみを抱え、変化する状況に心を揺らしてるのを感じて何とも言えない気持ちになった。

    読書をしていると、ずっと心に残り励ましてくれる言葉に出会うことがある。
    どんな日常でも物事をプラスに捉えて見てみると、実は幸せはいっぱい。
    物語には寂しさが漂っていてハッピーな雰囲気ではないけど、会話やフレーズが心に沁みてきて優しい気分になりました。
    しんみりした余韻が心地よかった。

    『ふつうは、幸せ。
    過不足がないことは、それだけで奇跡』

    不自由を感じることで感じる幸せな気持ちや感謝の気持ち。
    一度きりの人生。
    本作を

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    2022年02月04日
  • きらきら眼鏡

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    ネタバレ

    初めての作家。
    始まり方が暗くて静かな感じで
    読み切れるか不安になりました。
    話が進みだしてからは面白く読めました。
    好きな人がいて、でもその人には恋人がいる。
    その恋人は余命僅か・・・。
    とっても複雑な気持ちになりますよね。
    明海君の微妙な心情がうまく描かれていたと思います。
    醜い部分も含めて全部。
    他にも書かれていた方がいましたが
    私もあかねさんはずるいと思っていました。
    明海君の気持ちに気づきながらも
    うまく利用しているというか・・・。
    でも、読み終わって、あかねさんを嫌いには
    なりませんでした。
    私自身は明海君に近い性格なので
    明るいあかねさんが羨ましいです。
    「きらきら眼鏡」私もかけ

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    2022年01月29日
  • 森沢カフェ

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    元気づけられる言葉ばかりで、読んでいてとてもプラスな気持ちになった!森沢明夫さんの人柄の良さがすごい伝わってきた。私もこんな考え方ができるようになりたい!

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    2022年01月29日
  • 恋する失恋バスツアー

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    設定が面白かった。登場人物はみんなクセ強だけど、みんなそれぞれ悩みを抱える。
    読み終わった後ほっこりしました。

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    2022年01月07日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    主人公ともいえるボンネットバスが実在のものだったこと、実在の人物が登場していたことを読み終わってから知りました。
    「実話を元にしたフィクション」というのとも違って、半分フィクションで半分ノンフィクションという本は初めて読みました。
    登場人物がみんな素敵で、素敵な人同士の関わり方もまた魅力的でした。

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    2021年12月20日
  • 虹の岬の喫茶店

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    優しい気持ちになれます。

    小さな喫茶店を営んでいる悦子さんがとっても素敵です。そして愛犬も心を癒やしてくれます。訪れるお客さんにも様々な人生があるけど生きる希望や勇気を与えてくれる主人公悦子さんに私も会いたくなりました。

    #癒やされる

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    2021年11月21日
  • ごきげんな散歩道

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    森沢さんの日々の散歩を綴ったエッセイ♬
    森沢さん自身がスマホで撮影された写真も盛りだくさん♡

    とっても素敵なエッセイでした!
    前に読んだ「森沢カフェ」もとても楽しいエッセイだったけど、これはまた違ったテイストのエッセイでした!

    のんびりと五感を研ぎ澄ませながら散歩すると、こんなにも気づきがあるんだなぁ〜♡
    普段せわしなく通り過ぎてしまう場所も、よく見ると色んな"生"がいっぱいあったり、新たなお店を見つけられたり、「ちいさな幸せ」をいっぱい感じられるものなんですね〜

    共感したのはお寺の掲示板!あれ好きだ〜
    書かれてる名言は短い一文だったりするけど、心に響く言葉が多くて大

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    2021年11月01日
  • ごきげんな散歩道

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    森沢さん自身が撮影した写真付き全編カラーのエッセイ集。
    森沢さんの視点を通した散歩道には幸せが溢れてる。幸せはそこらへんに転がってて、後は自分が気付けるかどうか。
    読後、散歩に行きたい!お気に入りのスニーカーとキャップを被って行こうってなる。

    特に好きだったのは、顔見知りのコンビニ店員でネパール人K君との言葉に対するエピソードを綴る「怪しく、深い、霧の夜に」

    言葉=エネルギー。相手にとって気持ちのいい言葉を一生懸命チョイスする。こういう人になりたい。

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    2021年10月14日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    “青森三部作”の2冊目。
    青森でカーリングをやっている姉妹に、いじめられっ子の日常から逃れるためにカーリングを始めた中学生、その幼馴染みでいじめる側にいた同級生のお話。
    1冊目の「津軽百年食堂」とは、主人公の姉・桃子が脇を固めて登場する程度の繋がり。

    カーリングと言えば、つい先日、北京オリンピック最終予選への出場を懸けたロコ・ソラーレvs北海道銀行の試合が、2連敗の後の3連勝という絵に描いたような大逆転劇だったこともあり、なかなか面白かった。
    最終戦の最後のショットまでミスが許されない展開だったが、先を見据えながらも一投毎に変わる戦況に即応する大局観や戦略性、狙った通りにストーンを滑らせ止め

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    2021年09月26日
  • 雨上がりの川

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    安定の森沢明夫さん作品

    大好きな森沢明夫さんの作品。
    面白くてすらすら読み進めた。
    最後に全てわかってそういうことか~と納得した。

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    2021年09月21日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    青森三部作の二作目。
    見た目も性格も違う四人がカーリングを通して絆を深めてゆく青春小説。

    爽やかさと温かさを感じる作品でした♪
    苛められていた宏美が、カーリングを切っ掛けに自分の道を切り開いてゆく。
    『一つでも好きなこと、支えがあれば頑張れる』
    『居場所があれば安心できる』
    カーリングとアスリート姉妹との出会いが、苦しい現実に生きる力をもたらす。

    アスリート柚果の葛藤や不安。宏美の苦しみやカーリングとの出会い。
    それぞれの立場を自分に置き換えて、嬉しかったり悔しかったり、応援しながら読んでいました。
    読後感爽やかで面白かったです。

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    2021年09月12日
  • 夏美のホタル

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    チョット泣いてしまった

    職場の昼休みに電子書籍はよむことが多いのですが、年齢的にも親子の生のリレーといった展開にちょっと泣いてしまった。
    一方で、この作品のような場所に移住してきた私からすると、優しさや軽さだけでなく、重さを感じさせる表現のほうが伝わる部分も多いかなとも感じました。

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    2021年08月14日
  • 津軽百年食堂

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    百年受け継がれてきたお店を守ってきた人たちの物語は、とても優しくて温かい。
    賢治の物語。陽一の物語。どちらもしみじみと良くて、じわりじわりと感動が込み上げてきます。

    恋にキュンとするシーンも良い。
    七海と陽一の二人が初々しくて微笑ましい。若いっていいなぁと、ついついおばちゃん目線。
    陽一の同級生 政宗とその息子の健が最高!

    『摘んじゃうと、せっかくのラッキーが一人だけのものになっちゃうでしょ。でもここに生やしておけば、別の人までラッキーになれるかもしれないじゃない?』

    四つ葉のクローバーのエピソードも良かった。読後、素敵な表紙を見て余韻にひたりました。

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    2021年08月08日
  • 津軽百年食堂

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    穏やかな波

    全体的に落ち着いた雰囲気を保ちながら物語が進みました。ちょっとピンチ(恋人とのケンカとか)があっても、そこまで追い詰められることなくフワァ~っと解決して次へ進んでいきます。登場人物達が、穏やかで優しいので自然に解決するんでしょうね。盛り上がりに物足りなさを感じる人もいるかも?私は、まぁこういうのもあり、って感じでした。ハッピーエンドだし。

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    2021年05月26日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    BX341、こどもだったとき、路線バスが彼だったような気がします。
    珍しい形のバスだったので、憧れがありました。
    そのバスに乗れないと不機嫌になっていたし、乗れたらご機嫌でした。

    表紙絵も綺麗ですね。童話のようなお話です。
    青い、海を象徴するビー玉がでてきます。

    解説まで読み進めて唖然としました。
    信じられません。

    「持ち帰ってもいいそうです」・・・なんともふとももな。こういう遊び心、すきだなー

    「おもしろいからやってみる」そんなストーリー展開が最初から最後まで散りばめられていました。

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    2021年05月20日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    ボンネットバス 可愛くて是非見に行きたい

    榎さんのような職人さんはかっこいい。榎さんに覚醒させられた車達は幸せだ

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    2021年04月26日
  • 森沢カフェ

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    読み心地の良い癒しのエッセイ。
    著者の人柄を感じるユーモアのある言葉を一つ一つ読んでいくうちに肩の力抜いて生きていけそうな気がした。

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    2021年03月29日
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便

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    買い物弱者を救いたい!

    大学を中退して田舎に戻ってきた珠美こと「たまちゃん」

    大好きな叔母が買い物弱者&その地域の人々が買い物弱者を知り移動販売車を始める

    ほっこりする物語ですねぇ~
    弱い物に愛の手を!お返しは「ありがとねぇ~助かるよぉ~」の温かい言葉に
    たまちゃんのやる気炎燃えます!

    けどね…たまちゃんには苦手な相手が…
    父の再婚相手フィリピン人シャーリーンとの関係
    シャーリーンはたまちゃんとの関係を良好するためにあの手この手
    心遣いに気づいたたまちゃん涙がポロリ

    配達日はあいにくの大雨が降ってたまちゃんの体調も思わしくない!
    けど自分を待っている買い物弱者をすくいたいたま

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    2021年02月05日
  • 森沢カフェ

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    著者の森沢さんが日常のなかで感じたことを綴ったエッセイ。
    物事をポジティブにとらえ、小さな幸せを見つけながら暮らす著者の考え方がいい!

    いつも飲んでいる喫茶店のコーヒーも、ある日突然飲めなくなる日がくるかもしれない。普通と思っていたことが、それがなくなって初めて、実は幸せなことだったと感じるのは、よくあることなのに普段は忘れがち。
    だけど、ポジティブ思考でいるだけで、同じ日常でもずっと楽しめるはず。日々を大切に、前向きに暮らしたいと改めて思った。

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    2021年01月17日
  • 森沢カフェ

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    ネタバレ

    氏のエッセイを初めて読んだ。
    なんてポジティブな人なんだ…。
    共感、憧れ、感嘆。
    私自身は、小さな幸せを感じることは出来るけど、不安を感じたり、不満を抱いたりすることの方が多い。
    明日死ぬかもしれないのなら、小さな幸せを大事にしたいと素直に思えた。

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    2020年10月13日