森沢明夫のレビュー一覧

  • 津軽百年食堂

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    カバーの津軽美人はトヨなのだな。故郷を離れ、東京で暮らす同郷の若者が出会う偶然。そして恋人同士になるのだが、互いの将来を想いすれ違いになりそうな危機感。陽一の言動にじれったさを感じるが、七海も含めて応援している自分がいた。巻末の津軽百年食堂リストでは中華のお店が多かったが、弘前を訪れる時には参考になってありがたい。津軽蕎麦が食べたくなった。「救急車を配車いたします」など違和感を感じさせる表現があったが、これは校閲・校正に気付いてほしかった。

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    2017年08月16日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    青春カーリング小説。今回もじんわりあったかい、心がホッとするお話でした。
    カーリングってどんなものなのかまったく知らなかったから、この本で結構奥深いスポーツなんだな!ってびっくりした。4人のチームスポーツだからこそのチームメンバーの団結力、信頼などが試されるし、ちょっとした綻びが勝敗に影響してしまうんだろうね。もちろん基礎的体力、技術力等のフィジカル面はベースにあるけど。
    カーリング精神に則って、雄大が重大な事実を伝える場面には感動した。青春っていいね。まっすぐで、キラキラしてて、ほんとに眩しい。戻れることなら戻りたい(笑)

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    2017年03月13日
  • 青森ドロップキッカーズ

    購入済み

    一歩を踏み出す勇気を…

    …持てないひとに読んで貰ったら前向きになれるんじゃないかな?って思えるようなハートフルな作品。

    下世話な私はもうちょっと波瀾万丈な感じを期待してしまっていたので、作風と期待感の不一致から★を一個減らしてしまったけど、決して面白くない訳では無かったです。

    実際の世の中はもっと打算とか妬みとか嫉みとかまぁドロッとしてると思うけと、読み物として読むならば爽やかな清々しさが残って、切っ掛けは兎も角、「何か初めてみるのも良いかも」と素直に思えました。「何したらいいのか分からない」スパイラルの只中にいる人…特に学生さんとかに読んでもらって何かヒントを掴めるようになるかもよ?って勧めたい感じです。ポジテ

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    2016年12月03日
  • ライアの祈り

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    ネタバレ

    青森の旅本。

    津軽百年食堂をDVDで観て
    こちらに興味を持って読んでみた

    最初は、どこがリンクしてるの???と思って読み始めたもののw どんどん引き込まれ
    ミサンガと祈りの紐がリンクしてる辺りとか
    クマゴロウさんの願いが通じる祈りで感動でしたwww

    縄文時代の幸せ。 本当にその通り。
    数字の5も好きになりましたww

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    2016年01月27日
  • ライアの祈り

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    青森三部作 最終章。
    青森の魅力が詰まってました。

    あとがきでも書いてあるように
    幸せのカタチは人それぞれ。
    不幸のカタチだって人それぞれ。
    普通の幸せのぬくもりを感じられる本でした。

    縄文の魅力も感じられました。

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    2015年11月07日
  • 東京タワーが消えるまで

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    4つ星評価!
    ストーリーもキャラも山・谷も、なんら驚くこともなく至極普通。前半は「ええとこ、3つ星レベルか」と。もう、ホンマにベタなストーリー。でも後半からラスト前では通勤電車で目から、鼻から‥。恥ずかしながら涙が止まらんかった。ベタな話しなんやけどなー。ちょうど僕の心も渇いてたからか、よく泣けた。で、読みあとスッキリ。

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    2015年10月15日
  • ライアの祈り

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    『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ 』に続く「青森三部作」の最終巻。
    青森八戸を舞台に現代(津軽百年食堂の娘・桃子)と縄文時代(猟で歩行困難になりシャーマンに転身した娘・ライア)で呼応する恋の物語です。
    森沢さんの面目躍如というところ。全てが暖かく優しい。
    一言で言えばあり得ない「おとぎ話」かもしれない。しかし、それを承知しながらもしっかり読ませてくれる。そこが森沢さんの良いところだと思います。

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    2016年05月15日
  • 東京タワーが消えるまで

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    『笑う招き猫』『凸凹デイズ』と山本幸久作品を2作続けて読んだあとの一冊。これもテーストの良く似たお仕事小説です。
    主人公が一生懸命打ち込む姿が心地良く。ただ山本作品に比べ、良し悪しは別にしてもっとテレビドラマっぽい印象があるのは何故でしょう。とにかく森沢作品はドラマや映画化に向いてる気がします。
    それにしても結構泣かせの場面が多く。どうも電車の中がメインの読書時間である私はちょっと困ってしまいました。

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    2016年05月29日
  • 東京タワーが消えるまで

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    主人公のすみれが、銀座の路上で倒れている場面からスタートします。

    レコード会社を立ち上げ、入れ込んだバンドをメジャーにするために奔走する日々。忙しい毎日の中、恋人の亮との関係が変化し、育てたバンドとの関係も変わり、新たなミュージシャンとの出会いがあり。

    故郷の父親や母親との関係、友人との関係。すみれの一生懸命な生き方とその行方に感動できました。

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    2013年12月31日
  • 東京タワーが消えるまで

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    インディーズのレコード会社長アラサー女子。信じたバンド、アーティストにすべてをかける。軽く読めて後半は泣けた!!
    2013.7.29

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    2013年07月29日
  • 東京タワーが消えるまで

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    信じた物に夢中になれるっていいなぁ、って思った。ラクしたり諦めたりしてたら夢は叶わないからな〜、勇気がいるけど、そういう人達がちょっとうらやましい?

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    2012年12月09日
  • 東京タワーが消えるまで

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    ライブハウスで出会ったバンド「DEEP SEA」に特別な才能を見いだした佐倉すみれ(32歳、独身)は、彼らを一流のプロに育てるべく、一人でインディーズのレコード会社を設立。


    以後、全てを賭けて彼らのために奔走するが、大切なライブ当日にメンバーが現われない!?



    「誰かを笑顔にするために」ひたむきに人生を駆け抜けるアラサー女子の爽快小説。


    森沢明夫×村上てつや(ゴスペラーズ)対談収録。






    大手に勤めていた、すみれは「DEEP SEA」と出会いビビッときます。

    自ら育てたいっという思いから独立...


    独立といっても事務所と自宅併用で通勤時間たった1秒ヽ(*'0

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    2012年07月08日
  • キッチン風見鶏

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    森沢明夫さんらしい、優しく温かい作品。安心して読めます。
    ただ、女性が笑う時の「うふふ」表記が多くていちいち気になってしまった。。他の作品もこんなだったっけ?

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    2025年12月13日
  • 桜が散っても

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    いつもと違って、人が死んでるところから始まる不穏な出だし。幸せな家族に良くないことが起きるのが目に見える序盤。最後は大団円らしい雰囲気だけど、彼・山川さんはそれで救われたことになるだろうか?檜山さんも救いがなく?どうでしょう。靄っとした読後感ではありますね。

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    2025年12月08日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    読み終わった後、モノを大切にしようと言う気持ちになった。個人的には第一章の清親子とボンネットバスの話が1番好きだった。

    最初のプロローグの清がボンネットバスを見つけるところが見たかったし、最後バスの声が聴きたかったなぁ...

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    2025年11月24日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    エッセイとは知らず読んで、本当におバカな珍事件の創作だなと思ってしまいました。まさか実話とは。
    登場人物の悪友たちが今は立派な社会人になっていることにも驚き。
    基本的に放浪生活の話の中でお酒が出てきて(それも尋常じゃない量)野外で飲んだくれる日々を綴っていた。しかも二日酔い確率多し。
    こうして身一つで旅に出る経験値を若いころに蓄えておくと老後になった時思い出話にも一層深みが湧きそう。
    今の所、野宿どころかキャンプすらしたことない人からすればちょっと羨ましい。

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    2025年11月16日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    森沢明夫さんの青春時代の面白い珍事件を
    集めたエッセイ本。

    どこからどこまで本当やら・・・
    少なくとも1.5倍くらいは盛ってるだろうな。笑
    肩の力を抜いてとことん
    森沢さん節を楽しむには、もってこいの一冊。

    最後まで気になったのが
    幻のミツコ103歳。
    ミステリーのような謎解きが無いので
    最後までオチがなくて逆に怖かった。

    下品な表現がそこかしこに出てくるので、
    独特な言い回しも含めて、正直なところ
    好き嫌いが分かれそうな内容だとも思う。

    まぁ、ビール好きな私には、
    共鳴ポイントも多かったんですが・・・

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    2025年11月10日
  • 新装版 虹の森のミミっち

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     ボロボロになりながらも、目の前の困っている人のために行動したミミっち。おばあちゃんの「ありがとう」の魔法を信じて良かったね!

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    2025年11月09日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    やり切れなさや悲しみの境地から半歩だけ前へ。マッチョなオカマのゴンママが小声でささやくやさしい物語たち。
    筋肉は裏切らない。筋トレいいかも

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    2025年11月07日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    あおぞらビールに続く森沢さんのエッセイ第二弾。

    気分爽快!The青春って感じでいいなぁ。

    バイクで走りたい時に走り
    ビールを飲みたい時に飲み
    本を読みたい時に読み
    遊びたい時には思いっきり遊び
    食べたい時に食べ
    寝たい時に寝て

    エッセイのなかの森沢さんと、小説を書く森沢さんのイメージが違いすぎます。

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    2025年11月05日