森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミーコだけでなく祖父母やチーコ、
ミーコの友人や男友達など何人もの
視点から描かれているわけですが、
結果としては、それがこの作品の
弱点すべてに関わっているような
気がします。
あんなに愛あふれる祖父母とミーコが
なぜ、どこで離れ離れになったのでしょう。
それこそが、その後のミーコの人生を
大きく左右したものだとは、読めばわかり
ますし、チーコを愛してやまないミーコの
母としての生き方は、祖父母との暮らしが
なくてはあり得なかったものでしょう。
そんなミーコを育んだバックボーン自体が
きちんと描かれていないのですね。
どのエピソードを読んでいても、肝心な
ところが欠けているために、必 -
Posted by ブクログ
今までとちょっと雰囲気が違います。
風俗で働くシングルマザーのミーコを主人公にした物語。
ミーコはマグダラのマリアのようです。働きは卑しいけど心は気高く、周りの傷ついた人たちを癒して行く心温まる物語。
でもなんかしっくりこないのです。
一つはミーコを育てた祖父母の関係です。何故ミーコはそこまでかたくなに関係を断ち切ったのか。他の人との関わり方を考えたとき違和感が湧きます。
もう一つはミーコの葛藤がさらりと流されすぎた感じです。その結果、深みやリアリティーが不足している気がします。もしこの物語を重松さんが書いたら、もっと重苦しくて、その中に薄っすらとだけど確かな光を感じるような書き方になるのだろ -
Posted by ブクログ
福島県相馬市、福島県いわき市、宮城県女川町、宮城県石巻市―2011年3月11日の東日本大震災前に著者が旅した東北。そこで出会ったのは住民達の優しさだった。彼らの穏やかで丁寧な暮らしぶりとともに、震災後の今だからこそ伝えたい、そして取り戻さなければならない美しい風景やおいしい特産物など、東日本の魅力を書き綴った旅エッセイ(「BOOK」データベースより)
「オーシャンライフ」という雑誌の企画で、日本の海岸線を7年かけて一周するというもの。
今回は千葉・船橋から福井・高浜までを網羅。
海辺を旅する醍醐味が、これでもかこれでもかとてんこ盛りされ、読み応えあります。
コウナゴ・メヒカリ・ヤキボ