森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大手レコード会社を辞めて、ひとりでレコード会社を立ち上げたパワフルな女性起業家、すみれが主人公。会社といっても従業員は自分だけ。
寝る間もなく仕事に駆け回り、知らないうちに道路に倒れて寝てしまうくらいの多忙っぷり。
そんな仕事に夢中なすみれなので、恋人の亮ともすれ違うことが多く、読んでいる側からしたらヒヤヒヤしてしまう。
所属していたバンドが、辞めた大手レコード会社に引き抜かれてしまったり、亮から別れのメールが来たりと、悪いことは重なり、すみれは失意のどん底に落ちる。
けれど、ここからどうやってすみれが挽回していくのか、立ち上がっていくのかが、このお話の見どころ。
周りの人を頼って巻き込んで -
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『海を抱いたビー玉』森沢明夫
古いものには、魂がある––––そう迷信めいた言い伝えを親から聞かされて育った。特に、人形には必要以上に可愛がってはいけない、と教わった。この物語は、愛されたお陰で魂を宿したバスの物語であり、バスを通して生まれる縁が描かれた群衆劇だ。
大三島での熟れてない蜜柑の甘酸っぱい味がしそうな青春物語、新潟震災を舞台にしたサバイバル物語、広島での心温まる職人物語、悪代官コンビのドタバタ物語など、多様なエピソードが織り交ぜられており、読者を飽きさせない。
物語のテーマは、一貫して「出会いと別れ」である。
「ぜんぶ、思い出に、するの、嫌じゃ……」
本作の第一話で、別れを前 -
Posted by ブクログ
「津軽100年食堂」「青森ドロップキッカーズ」と男勝りでスカッとするサブキャラを演じてきた大森桃子さんが主人公。クマゴロウさんとのロマンスが狩猟民族の縄文時代からの宿命だったとかぁ。太古からの運命とかこうゆうの退いてしまう。終盤にパプアニューギニアのシャーマンが出てきたあたりから眉唾感じてしまいましたし、縄文時代は一夫多妻制だったようだし運命を感じる相手が3人はいても不思議じゃないと思うし苦手な設定でした。
今の状態が幸せだって感じれる感性が大事だってことはわかるけど。5000年以上も離れた人類が今と同等に豊富な語彙を用いて会話してたとは思えないし、言語も黎明期でオノマトペを駆してコミュニケー -
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森沢明夫さんの「小さな幸せ」をテーマにした短くてゆるいエッセイ集
読者の日常に「ホッとするような時間」を提供できたら・・・との思いでタイトルを『森沢カフェ』とされたのだとか。
いや〜素敵なカフェ!そして穏やかで前向きな気持ちになれるエッセイ集だった。
森沢さん作品に登場する「森沢語録」がたくさん紹介される。その他にも、普段心がけていることや、小説家としての生き方、私生活といったあらゆる方面に話を転がしてくれるので全く飽きない。目次をみてるだけでなんだかムフフッとなってしまい、読み終わる頃には、すっかり感化されてハッピーな気持ちになれる一冊だった♪
終いには、夫を掴まえて「ちょっと、このテー