東京タワーが消えるまで

680円 (税込)
3pt

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3.9

18件

私は佐倉すみれ、３２歳、独身。大手レコード会社を辞めて自分でレコード会社を立ち上げた。独立してから予想以上に毎日忙いけど充実した日々を送っていていた。大好きな彼・亮より仕事を優先していたら、ある日「バイバイ」とメールがきてしまい……。もう、私は仕事に生きる！と思った矢先。社運がかかったライブ当日追い打ちをかける事件が起きた！ 2011年春に映画化も決定した『津軽百年食堂』の著者による爽快ジェットコースター物語！

東京タワーが消えるまでのユーザーレビュー

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感情タグBEST3

＃ハッピー＃ほのぼの＃癒やされる

Posted by ブクログ 2014年07月01日

何だろうな…森沢さんの本はいつも優しく温かい気持ちになる。
私は主人公すみれの様にキャリア組でもないし、
大きな仕事もしてない、間口の広い事務職、
私の代わりは幾らでもいる。
それでも好きな事務職していられる有り難さ。
すみれの父の様にいつでもそこに居てくれる父。
色んな事を思い出させてくれる本

...続きを読む

Posted by ブクログ 2012年06月02日

森沢明夫らしい、駆け抜けて、涙があって、最後にハッピーエンドな小説。
笑顔って自分のためだけじゃないよね。
みんなに笑顔を与えられる人間になりたいね！

Posted by ブクログ 2024年04月04日

森沢さんのわりと初期の作品だと思う。だけどもうこの頃には素敵なキラキラワードがたくさん散りばめられて『さすが！』と思わせてくれました。

Posted by ブクログ 2022年08月10日

　タイトルの意味がよくわからなかったが、良い人しか出てこないハッピーなお仕事小説。笑顔を武器に、自身が惚れ込んだアーティストのメジャーデビューに東奔西走する主人公に時折同情を覚えながらも、周囲の人間に恵まれていることに羨ましさも感じる。
　他人を笑顔にするために自分が笑顔でいるなど、所々心に染みる言...続きを読む

Posted by ブクログ 2018年04月12日

なんだかハートフルな？、話。
場面が頭に浮かぶので楽しく読めた。

言葉に力があって好き。
「笑顔ってね、そもそも自分のためにあるんじゃないんだって」
個人的に会ってみたいのは、お父さんとお母さん。
次いでトシちゃん。

Posted by ブクログ 2015年10月15日

4つ星評価！
ストーリーもキャラも山・谷も、なんら驚くこともなく至極普通。前半は「ええとこ、3つ星レベルか」と。もう、ホンマにベタなストーリー。でも後半からラスト前では通勤電車で目から、鼻から‥。恥ずかしながら涙が止まらんかった。ベタな話しなんやけどなー。ちょうど僕の心も渇いてたからか、よく泣けた。...続きを読むで、読みあとスッキリ。

Posted by ブクログ 2016年05月29日

『笑う招き猫』『凸凹デイズ』と山本幸久作品を2作続けて読んだあとの一冊。これもテーストの良く似たお仕事小説です。
主人公が一生懸命打ち込む姿が心地良く。ただ山本作品に比べ、良し悪しは別にしてもっとテレビドラマっぽい印象があるのは何故でしょう。とにかく森沢作品はドラマや映画化に向いてる気がします。
そ...続きを読む

Posted by ブクログ 2013年12月31日

主人公のすみれが、銀座の路上で倒れている場面からスタートします。

レコード会社を立ち上げ、入れ込んだバンドをメジャーにするために奔走する日々。忙しい毎日の中、恋人の亮との関係が変化し、育てたバンドとの関係も変わり、新たなミュージシャンとの出会いがあり。

故郷の父親や母親との関係、友人との関係。す...続きを読む