森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語を通して優しさと愛が溢れた作品でした。
特に心に響いた言葉はこちらの2つ。
①人生の小さな冒険に出られない人は「勇気」が足りないんじゃなくて「遊び心」がちょっぴり足りない」だけなんだって。
②愛している人の死を「背負う」ってことは、その人が味わうはずだった「楽しいことや幸せを丸ごと背負う」ってこと。だから残された人は、太く、長く、人生を楽しまなきゃいけないってこと。
主大学を中退して故郷に戻り、なかなか買い物にいけない高齢者のために移動販売をはじめた主人公のたまちゃん、父親の正太郎、亡き母の後妻となった正太郎の妻でフィリピン人のシャーリーン。
この家族とそれに関わる素敵な人たちの物語 -
Posted by ブクログ
「どの作品が一番好き?」そう聞かれたとき
森沢さんほど返答に困る作家さんはいない。
この作品も、またすぐに読み返したいほど
大切な一冊になった。
村人たちをはじめ、関わるみんなの視点で交互に描かれているから
それぞれが抱える思いや諦め、希望がわかるだけに
やきもきしたり、一緒に悩んだりしながら
これがどんな風につながっていくんだろう
どうなっていくんだろう…って思わず先を急いで読んでしまう。
同じ経験はしてなくても、人知れず不安や悲しみを抱えていた直子にはとっても共感したし
母、富美子との関係性や2人の雰囲気は
いまのわたしには眩しすぎて、羨ましい。
そして -
Posted by ブクログ
森沢作品の優しい余韻に浸りました。
優しくて木訥なムーさんののほほ~んとした話し方や方言にホッとしました。
存在で人を安心させられる人って1つの才能だと思う。
過疎化の問題を取り上げながら、ワクワクするような展開になっています。
養鶏農家のムーさんが営業する卵かけご飯専門店。森の緑に囲まれ、川のせせらぎを聞きながら食べる至福の卵かけご飯。
いいなぁ。都会にはない贅沢。
集落唯一の居酒屋でトミ子婆の作る料理も美味しそうだったな~。
とびきりの素材で大自然の中で味わうご飯、みんなが集う馴染みのお店で食べる絶品お惣菜。
幼馴染みの直ちゃん、ムーさん、大吉の三人。
ケンカしながらも何だかんだお互い -
Posted by ブクログ
森沢明夫のお散歩エッセイ。
書店で掲載されていたweb連載をまとめたもの。散歩で出会った風景や、そこで出会った人とのちょっとした会話。散歩したくなるような、ほっこりする一冊です。
散歩で見つけた空の風景やお花、カフェで飲んだコーヒーなど、森沢さん自身が撮ったスマホの写真もなんだか素敵。
森沢さんは、オートバイで十代の終わりから二十代半ばまで、。日本全国、海辺や川原など、野宿での放浪生活をしていたという。
心を自由に解放しておくと、想像力の翼を広げることができる。
散歩道にいくらでも転がっているもの味わいたいものの存在に気づけるかどうかが大切、
という言葉がすごく良いなと思った。 -
Posted by ブクログ
今からかなり大事なことを言いますのでちょっと静かにしてもらっていいですか?
…はいじゃあ言います
「森沢作品は順番に読んだ方がお得!」
はいご一緒に
「森沢作品は順番に読んだ方がお得!」
はい拍手!
自分はもう完全に手遅れなので、これから森沢明夫さんの作品を読んでみようかなとか、まだ2,3冊しか読んでないという方は是非そうしてください
森沢作品はうっすら繋がっているので、分かっていると「ニヤリ」とするポイントがたくさんあってお得です
うっすらなので読まないと意味が通じないってほどじゃないんですけどか家計を預かる主婦(主夫)ならやっぱりお得なほうが…ええやん
さて本作『きらきら眼鏡』