【感想・ネタバレ】ヒカルの卵のレビュー

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Posted by ブクログ

ずーっと気になっていて積読本が何冊もある初読み作家さん!
とても良かった!面白かった!
自称ツイてる養鶏農家のムーさんが周りの反対を押し切り村に世界初の卵かけご飯専門店をオープン!
村の皆を笑顔にする為に、過疎の村を元気にする為に動き出したムーさんの計画は当初反対していた村民達の協力のもと飛躍、奇跡を起こす!

なによりムーさんの人柄が良い!
これがこの本の最大の魅力と勝手に思っている。
何か手を貸さずにはいられないムーさんの人間力が成功の元であろう。
どこか少し鈍感にも思えるムーさんだけど計画に抜かりはなく(大吉と直ちゃんに乗せられた感はあるが…笑)しっかりと軌道に乗せられたのはムーさんの卵と計画の力も大きい!
「裕福」と「幸福」は違う!…も、印象に残る言葉だった!
「誰かを笑顔に」…誰かを幸せにする為に自分も笑顔で生きる!
ムーさんはまさに幸せの象徴だなぁ

心が温かくなりながら元気のエネルギーに満ちた森沢さんの小説、読んで良かった!
これからもっとたくさん読んでいこう!

最近、好きだなぁと思う作家さんと次々出逢えてツイてるなぁー笑

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

登場人物は優しい人々で、誠実。今を大切に生きるという事が伝わってくるお話。タイトルから想像していた内容よりももっと深い内容だった。心が温かくなった。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

モノの考え方が人とちょっとズレてて、しかも、それがいつもハッピーな方にズレてる愛すべき主人公。そして、まわりのこれまた愛すべき人々の視点で、次々と話が進んでいくこ気味良さ。
裕福と幸福は違う。あったかくなる作品。

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2023年11月09日

Posted by ブクログ



「どの作品が一番好き?」そう聞かれたとき
森沢さんほど返答に困る作家さんはいない。
この作品も、またすぐに読み返したいほど
大切な一冊になった。



村人たちをはじめ、関わるみんなの視点で交互に描かれているから
それぞれが抱える思いや諦め、希望がわかるだけに
やきもきしたり、一緒に悩んだりしながら
これがどんな風につながっていくんだろう
どうなっていくんだろう…って思わず先を急いで読んでしまう。


同じ経験はしてなくても、人知れず不安や悲しみを抱えていた直子にはとっても共感したし
母、富美子との関係性や2人の雰囲気は
いまのわたしには眩しすぎて、羨ましい。


そして、命をいただくということ。
先日、友人と食べたスープカレーには
ラムの他に新鮮な野菜がごろごろ入っていて
あれほど強く感謝と大地の恵みを感じながら
食べたことはいままでなかった。
そんな自分に驚いたし、嬉しかった。
それは直子のヒカルの卵への熱い思いと重なる。



父ちゃんが遺した養鶏場を守っているムーさん。

⁡悲しいこと、悔しいことがあったとき
幼いムーさんが父ちゃんに言われた言葉。
⁡それを読んでいたとき、涙が溢れてきた。
なんの涙かはわからない。
泣き崩れて顔を下げてばかりだったあの頃の自分を思い出したんだと思う。


もうだめかもしれない
もしまた、この先自分のことを諦めそうになったら
わたしは、泣きながらでも絶対に顔を上に向けるんだ。



この一冊まるごと、どのシーンにも
自分と重なるものがあった。
森沢さんの作品は、いつもそう。
わたしの日常と静かにつながっている。


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2023年01月08日

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自称ついてる男、村田二郎。見た目はムーミン顔で温厚そのもの。自分の事よりも周りの人へ喜んで貰う為には、どうしようって素敵な人柄。

素敵な人柄ムーミンを取り巻く仲間達も、素敵な人達で、最初から最後まで心温もりました。

モデルのお店となった、兵庫県豊岡市にある【但熊】にもめっちゃ行きたくなりました。

美味しい卵かけご飯を食べに行って作品の余韻に浸りたいと思います!

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2022年11月08日

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ほっこりした気持ちになれる物語。みんな心根が良くて温かい気持ちになる。困った出来事も、違う面から見ればラッキーと考えるムーさんが素敵だなぁと思う。この世の真理かもしれない。

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2022年07月31日

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過疎の村を元気にしようと奮闘する養鶏場のムーさんとこっそりサポートする友人のストーリー

ムーさんはどんな状況でもきっと幸せになれるんだろうと思う。
だってツイてるから。
一枝さんのように、私も子供たちに「あなたはツイてるから大丈夫」って言い続けてあげよう。

「財産を失うのは小さな痛手だけども、勇気を失うのは人生を失うのと同じ」
この言葉を胸に私も挑戦したいな。

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2022年06月28日

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とっても前向きになれる本でした。
どんな事があっても「自分の事ついてる」と言っている主人公。
私も5度上を見て、ポジティブになります。

幸福と裕福は違う。

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2022年05月20日

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ついてると信じて行動するといい結果に結びつくのかな?言霊?100%そうならないとしても悪いことは口にしてはいけないね。周りの人達も温かい。久しぶりに(普通の卵しかないけど)卵かけご飯食べたいな。

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2022年03月14日

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私、この本好き。
涙が出たりはしなかったけど…何度も読み返したくなる本。
数個出てくる名言?的な表現も私の好みだった。
人は傷つかないってやつとかムーさんのように前向きに生きられる気がする。

ストレートな表現、物語の展開がさくさく読めてしまう一冊だった。

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2021年09月28日

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いつも通り、森沢明夫さんの本温まったーー
いろんな登場人物の目線で書かれていて全然飽きない。みんな人が良くてずっと心がポカポカしてた。
明日は卵かけご飯にしよう。

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2021年04月17日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんの作品。
今回もとても良かったです。
人の捉え方、優しさを見つけるのがとても上手いなと他の作品を読んでも思います。
後は人の弱さ、許す事も、学ばせてもらいます。
その本の世界で生きてみたいと思える作品ばかりです。
モデルとなった場所も行った事があり卵を使った美味しいプリンを購入しました。また行きたいと思っていたお店がモデルとは!確かに美味しかったから納得です。

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2024年03月05日

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ラストで裏切られないと信じて安心して読める。 
話は期待どおりで面白い。
田舎を思い出して懐かしさにつつまれる。
ほっこりしたいならお勧め。

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2024年02月19日

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2023年79冊目
森沢明夫さん/「ヒカルの卵」
養鶏農家「ムーさん」が、限界集落の町おこしのために、卵かけご飯

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2023年10月06日

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読み終わった後幸せな気分になる
余りにも上手く行くから何処かで落ちるとこあるんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど ずーっとツイテル

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2023年03月12日

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ネタバレ

自称ツイてるムーさんが、自分の養鶏場を担保に限界集落の吊り橋を渡った先の森の中に卵かけご飯専門店を作った。天真爛漫で無欲の人は周りがほっておかない、特に田舎は。幼馴染の大吉と直子の大がかりな仕掛けは痛快。陶芸家のワカメくんに関してはなんとなく想像ついたけど、チンピラは考えてもみなかった。居酒屋トミ子の料理、柳生のジジイの野菜はおいしそうだし、源さんのプロ意識もよかった。イタチの生態にはびっくりした。自分では傷ついたと思ってもそれは磨かれてるだけ。顔をいまより五度上向けて歩こう。誰かを笑顔に幸せにするために

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2023年01月31日

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森沢作品の優しい余韻に浸りました。
優しくて木訥なムーさんののほほ~んとした話し方や方言にホッとしました。
存在で人を安心させられる人って1つの才能だと思う。

過疎化の問題を取り上げながら、ワクワクするような展開になっています。
養鶏農家のムーさんが営業する卵かけご飯専門店。森の緑に囲まれ、川のせせらぎを聞きながら食べる至福の卵かけご飯。
いいなぁ。都会にはない贅沢。
集落唯一の居酒屋でトミ子婆の作る料理も美味しそうだったな~。
とびきりの素材で大自然の中で味わうご飯、みんなが集う馴染みのお店で食べる絶品お惣菜。

幼馴染みの直ちゃん、ムーさん、大吉の三人。
ケンカしながらも何だかんだお互い大事に思い合っている。
大人になっても変わらない関係って本当に羨ましい。
幸せのエッセンスが隅々まで届いていて、心お腹も満たされる1冊でした♪

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2022年08月16日

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ホッコリした気持ちになりたい時は森澤明夫さん!
限界集落を、こだわりの卵かけ御飯のお店から活気付けていくのんびり屋の前向きな主人公。出てくる言葉もまた良くて。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

ポジティブが1番という事かな。
全ての歯車が上手く回っていい方に流れて行く。
悪い人はいない。
現実だったらいいのにね。

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2022年06月24日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんの本を読むと、田舎暮らしに憧れる。
ところどころで名言と思う言葉も出てきて素敵な本だった。

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2021年10月12日

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自然豊かな村の描写と、超ど田舎に住む人々の優しさで、とても温かい気持ちになりました。ムーさんみたいな人は身近にいると苛々しちゃうんだろうけど、憎めないんだろうなあと思う。

「ヒカルの卵」の卵かけご飯が本当に美味しそうで、こんな店があったらなあと思ったらなんと、兵庫県の「但熊」がモデルらしい。また旅の目的地が増えました。

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2021年08月04日

Posted by ブクログ

限界集落の村起こしのために世界初の絶品卵かけご飯専門店を開く男の話。

登場人物がみんな優しくて良い人たちで読んでいて気持ちが良い。こんなにトントン拍子に上手くいくかしら?と思いきや、兵庫県に実在する「但熊」というお店がモデルになっているみたい!行ってみたいな

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2021年06月30日

Posted by ブクログ

限界集落の村おこし、大好物のテーマです。
ただ、この作品の主人公のムーさんは
ちょっと今までにないキャラクターでした。
ムーミンのようにのんびりしていて
いつも誰かのために動くムーさん。

上手くいきすぎなのは予想通り。
それでも、ムーさんの性格もあって
温かい気持ちでのんびり楽しく読める
森沢さんらしい作品でした。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

10月-14。3.5点。
田舎で養鶏場を営む主人公。限界集落の状況打破のため、ある商売を思いつく。大反対の幼馴染み、出戻りの同級生女子たちと頭を悩ませ・・・

面白い、一気読みした。
二の手、三の手が上手いし、出戻り同級生やIターンの陶芸家やら、個性豊かなキャラクターが面白い。

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

 限界集落に住み養鶏場を営む人の良い青年が卵かけご飯専門店を開き、地域活性化に貢献するサクセスストーリー。森沢さんらしく登場人物が良い人だらけで、あれよあれよと成功していくが、実際にモデルとなったお店があったらしい。なかなかこんなに上手くいかないとは思うが、フィクションだしほっこり系の話を求めている人にはいいかも。主人公のムーさんのような人には自然と人が集まり、手を貸してくれるものだろう。柳生のジジイや富美子さんも味があって良かった。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

前向きでパワーがあって良い話。
でも、どうしてもうまくいきすぎな気がしてしまう…。

小説の中くらい、うまくいきすぎくらいでちょうどいい!と思っていたはずなのに、
現実に疲れてやさぐれているんでしょうか、わたし。。

違うタイミングで、ぜひ再読しようと思っています。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

良い
とても心地よくて素敵な人たちが描かれた小説だ
随所でなぜか涙が出てしまうほどだ
過疎の農村で鶏卵農家の男がスタートさせる
村おこし計画
たまごかけご飯専門店が第一弾
実際にモデルになった店や鶏卵場もあるそうだが、この小説は あくまでも そうしたモチーフを使いながら 安心して幸せが膨らんでいって最後まで喜ばせてもらえた
途中には伏線も少しあって小説としての楽しみも膨らませてくれている

主人公はムーミンのようなのんびり 天然の幸せ男だ
そろそろ親の介護を考える年になる数少ない地元の同級生仲間に支えられながら
土づくり野菜づくりの名人、都会から来た若い陶芸職人、たまごかけご飯専門店のために来てもらったハーレーにまたがる元寿司職人、登場人物も皆 素敵な人たちばかりだ

そして 豊かな自然の残る里山が描き出される
鶏の飼育、蛍の舞う夏、イワナやヤマメの釣れる沢、休耕地も増えた水田、吊り橋や滝

環境も人も 幸せで 泣けるほどに輝いてる
今の自分には届かないところの暮らしや人たちかもしれないが きっと誰もがこんな暮らしができたら 人として本望なんじゃないかなー と思える
素敵な人たちを描けるこの著者の本なら 他も読んでみたいと思える

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2022年06月20日

Posted by ブクログ

卵かけご飯で限界集落を救う話。
長編で読むの時間かかったけど、さらさらーっと読めた。
幸せとは何かとか、人と人との絆とか、人を信じる大切さとか、夢見る大切さとか、まっすぐ生きる大切さとか、色々詰め込まれた小説だった。
人に優しくしたいと思える、心温まる話だった。
なんかもっと周りの人、身近な人を大事にしなきゃなぁって思った。
森沢さんの作品はやっぱり大好きです。

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

卵かけご飯が食べたくなった。口に出して唱えることの大切さを感じた。悪いことを口に出してしまいがちなので、悪い呪文にならぬよう気をつけたい。

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2022年05月02日

Posted by ブクログ

優しく、ストレートな表現の文章に、優しく善良な登場人物が印象的でした。
些かトントン拍子で進んで行くとは思いつつも、優しい気持ちになれる作品でした。
卵かけご飯が食べたくなります。

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2021年10月02日

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