【感想・ネタバレ】ヒカルの卵のレビュー

あらすじ

「俺、店を出すぞ」ある日、自称・ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも、食事代はタダ、立地は限界集落の森の中、とあまりに無謀。もちろん村の仲間は大反対だ。それでも二郎は養鶏場を担保に、人生を賭けた大勝負に出てしまう。はたして、過疎の村に奇跡は起きるのか? 食べる喜び、生きる素晴らしさに溢れたハートフルコメディ。

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Posted by ブクログ

森沢さんらしい、暖かいお話でした!

過疎地域に住む幼なじみたちから話が始まり、地域全体を巻き込んで幸せにもっていく、ムーさんの熱意!
卵かけご飯から、雇用を産んでいく。活性化し、取り戻す。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

養鶏場を営むムーさんが閑散とした過疎地域である故郷の村おこしに奮闘する物語。

一番はムーさんを筆頭に幼なじみや集落の人たちの温かさ

こんな田舎に卵かけご飯専門店?流行るわけないよねと
長年限界集落で生きてきた人々は負け癖がついている
高齢化も伴い、戦う気力も失われてている
しかし、ムーさんの集落全体の活性化と集落の人たちを生き生きと笑顔にするという熱意が幼なじみの協力と人と人とのつながりを経て気持ちいいほどいい方向に進んでいく

田舎の風景がまるでその土地を訪れているかのように真っ青な空、日向の匂い、風の心地よさ、森の中の葉っぱの擦れあう音、川のせせらぎ、鳥や動物たちの鳴き声が肌で感じられるような気持ち良さで非日常を味わえた

綺麗事ばかりではなく、少し軌道に乗った人間の小ささや醜さ、自然の恐ろしさや動物の惨さも描かれていてストーリーの中でリアリティを産んでいる
作者の「裕福」と「幸福」は必ずしもイコールではないというフレーズがこの物語の全体を通して言えることだろう


森沢明夫さんの本は2冊目になりますが、登場人物がみんな温かい!そこにとても癒され温泉にでもつかっているようにほっこりと心が満たされます!
また他の作品もぜひ読んでみたい♪

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ずーっと気になっていて積読本が何冊もある初読み作家さん!
とても良かった!面白かった!
自称ツイてる養鶏農家のムーさんが周りの反対を押し切り村に世界初の卵かけご飯専門店をオープン!
村の皆を笑顔にする為に、過疎の村を元気にする為に動き出したムーさんの計画は当初反対していた村民達の協力のもと飛躍、奇跡を起こす!

なによりムーさんの人柄が良い!
これがこの本の最大の魅力と勝手に思っている。
何か手を貸さずにはいられないムーさんの人間力が成功の元であろう。
どこか少し鈍感にも思えるムーさんだけど計画に抜かりはなく(大吉と直ちゃんに乗せられた感はあるが…笑)しっかりと軌道に乗せられたのはムーさんの卵と計画の力も大きい!
「裕福」と「幸福」は違う!…も、印象に残る言葉だった!
「誰かを笑顔に」…誰かを幸せにする為に自分も笑顔で生きる!
ムーさんはまさに幸せの象徴だなぁ

心が温かくなりながら元気のエネルギーに満ちた森沢さんの小説、読んで良かった!
これからもっとたくさん読んでいこう!

最近、好きだなぁと思う作家さんと次々出逢えてツイてるなぁー笑

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

モノの考え方が人とちょっとズレてて、しかも、それがいつもハッピーな方にズレてる愛すべき主人公。そして、まわりのこれまた愛すべき人々の視点で、次々と話が進んでいくこ気味良さ。
裕福と幸福は違う。あったかくなる作品。

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2023年11月09日

Posted by ブクログ

自称ついてる男、村田二郎。見た目はムーミン顔で温厚そのもの。自分の事よりも周りの人へ喜んで貰う為には、どうしようって素敵な人柄。

素敵な人柄ムーミンを取り巻く仲間達も、素敵な人達で、最初から最後まで心温もりました。

モデルのお店となった、兵庫県豊岡市にある【但熊】にもめっちゃ行きたくなりました。

美味しい卵かけご飯を食べに行って作品の余韻に浸りたいと思います!

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2022年11月08日

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ほっこりした気持ちになれる物語。みんな心根が良くて温かい気持ちになる。困った出来事も、違う面から見ればラッキーと考えるムーさんが素敵だなぁと思う。この世の真理かもしれない。

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2022年07月31日

Posted by ブクログ

森沢作品、いつもながらほっこり。素朴で飾り気のない登場人物たち。ムーさんは、水面下の鴨の足のごとく、たくさんの人たちが頑張って支えているから「ツイている」のだけど、それにしてもスムーズすぎかな。この内容をこの量で描き切るのは無理があったかもしれない。途中で「こんなにうまくいくはずない」「なんか事件が起こる」と緊張を楽しみながら怖々読んだのですが、起きませんでしたね(笑)。柳生のジジイ、トミ子婆、好きだなぁ。森沢さんの作品には、いつも簡単で美味しそうな料理が出てくるから、思わず作りたくなる。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

大好きな森沢さんのお話
「裕福と幸福は決してイコールではない」柳生のジジィの言葉です。
まさしく
本当にそうだなと思いました。
困った時そっと力になってくれる
頼もしくて素敵な仲間たちがいて
美味しい食べ物があって
それから毎日見惚れるような
素敵な自然の景色があって
こんな心の贅沢ないですよね
面…そこに住む人は
どんどん人口が減って過疎化してしまう。元気がなくなってしまう

今回は過疎地に住む若者ムーさんが、地域活性化のために地域の人たちを巻き込みながら、奮闘するお話です。

ムーさんの人柄がみんなの心を開き温かく優しい気持ちになり、最初は文句を言っていたり反対していた人も巻き込んで、一歩一歩進んでいく。
なんだか清々しく元気が出るお話でした。
やはり森沢マジックですね。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

プロローグでの鶏舎小屋の中の出来事は、なにを意味するのだろうかと思いつつ、読み進めていった。題名から卵の意味も興味深い。

自称・ツイてる養鶏農家のムーさんこと村田二郎が、村おこしに立ち上がった。限界集落の森の中で、卵かけご飯専門店を開くという。食事代は無料、あまりにも無謀で村人からは大反対にあう。しかしムーさんは大勝負に出る。果たして・・・。

ステキなフレーズが散りばめられている作品だった。最も印象に残ったのは、「人の心は決して傷つかない。人生いろいろは全てヤスリだ。擦ると痛い。でもずっと擦り続けると磨かれてピカピカになる」という内容のフレーズだ。気持ちの持ち方によってポジティブな思考になる。

食べる喜び、生きる素晴らしさが森沢明夫さんらしい表現によって奏でられている作品だ。笑える場面もあり、心に訴えかけてくるものが詰まっている。

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2025年06月26日

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過疎地で養鶏場を営む主人公が村おこしで卵かけご飯専門店を開く…
都会とは違う自然のキラキラした風景が見えてくるようでした。人のあたたかさが感じられて、幼なじみの優しいつながりに気持ちがほっこり。ツイていてもここまで順風満帆にはいかないよな、と思いながらも、ハッピーエンドでいいじゃないか!と。
裕福と幸福は別もの。ほんと、その通り。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

集落の美しい風景と澄み切った空気。
自分がそこにいるかのように感じられる、とても幸せな読書時間を過ごせました。

ツイてるから大丈夫、なんとかなる、となぜか主人公の自信まで自分にうつってしまいそうになります。

「勇気」という言葉が心に残りました。
久しく勇気、使ってないなぁ。
一歩踏み出すのを諦めてしまいそうな時、
この物語を思い出そう。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

誰も傷つかない。ただ、ただ、ほっこりとした田舎の農村に住む田舎の人達の温かいお話。
ありがちな話ではあるんですが、丁寧に書かれた文章が心地よくて、世界観にとっぷりと浸かってハマってしまいました。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

森沢明夫さんの作品。
今回もとても良かったです。
人の捉え方、優しさを見つけるのがとても上手いなと他の作品を読んでも思います。
後は人の弱さ、許す事も、学ばせてもらいます。
その本の世界で生きてみたいと思える作品ばかりです。
モデルとなった場所も行った事があり卵を使った美味しいプリンを購入しました。また行きたいと思っていたお店がモデルとは!確かに美味しかったから納得です。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

ラストで裏切られないと信じて安心して読める。 
話は期待どおりで面白い。
田舎を思い出して懐かしさにつつまれる。
ほっこりしたいならお勧め。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

2023年79冊目
森沢明夫さん/「ヒカルの卵」
養鶏農家「ムーさん」が、限界集落の町おこしのために、卵かけご飯

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2023年10月06日

Posted by ブクログ

読み終わった後幸せな気分になる
余りにも上手く行くから何処かで落ちるとこあるんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど ずーっとツイテル

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自称ツイてるムーさんが、自分の養鶏場を担保に限界集落の吊り橋を渡った先の森の中に卵かけご飯専門店を作った。天真爛漫で無欲の人は周りがほっておかない、特に田舎は。幼馴染の大吉と直子の大がかりな仕掛けは痛快。陶芸家のワカメくんに関してはなんとなく想像ついたけど、チンピラは考えてもみなかった。居酒屋トミ子の料理、柳生のジジイの野菜はおいしそうだし、源さんのプロ意識もよかった。イタチの生態にはびっくりした。自分では傷ついたと思ってもそれは磨かれてるだけ。顔をいまより五度上向けて歩こう。誰かを笑顔に幸せにするために

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2023年01月31日

Posted by ブクログ



「どの作品が一番好き?」そう聞かれたとき
森沢さんほど返答に困る作家さんはいない。
この作品も、またすぐに読み返したいほど
大切な一冊になった。



村人たちをはじめ、関わるみんなの視点で交互に描かれているから
それぞれが抱える思いや諦め、希望がわかるだけに
やきもきしたり、一緒に悩んだりしながら
これがどんな風につながっていくんだろう
どうなっていくんだろう…って思わず先を急いで読んでしまう。


同じ経験はしてなくても、人知れず不安や悲しみを抱えていた直子にはとっても共感したし
母、富美子との関係性や2人の雰囲気は
いまのわたしには眩しすぎて、羨ましい。


そして、命をいただくということ。
先日、友人と食べたスープカレーには
ラムの他に新鮮な野菜がごろごろ入っていて
あれほど強く感謝と大地の恵みを感じながら
食べたことはいままでなかった。
そんな自分に驚いたし、嬉しかった。
それは直子のヒカルの卵への熱い思いと重なる。



父ちゃんが遺した養鶏場を守っているムーさん。

⁡悲しいこと、悔しいことがあったとき
幼いムーさんが父ちゃんに言われた言葉。
⁡それを読んでいたとき、涙が溢れてきた。
なんの涙かはわからない。
泣き崩れて顔を下げてばかりだったあの頃の自分を思い出したんだと思う。


もうだめかもしれない
もしまた、この先自分のことを諦めそうになったら
わたしは、泣きながらでも絶対に顔を上に向けるんだ。



この一冊まるごと、どのシーンにも
自分と重なるものがあった。
森沢さんの作品は、いつもそう。
わたしの日常と静かにつながっている。


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2023年01月08日

Posted by ブクログ

森沢作品の優しい余韻に浸りました。
優しくて木訥なムーさんののほほ~んとした話し方や方言にホッとしました。
存在で人を安心させられる人って1つの才能だと思う。

過疎化の問題を取り上げながら、ワクワクするような展開になっています。
養鶏農家のムーさんが営業する卵かけご飯専門店。森の緑に囲まれ、川のせせらぎを聞きながら食べる至福の卵かけご飯。
いいなぁ。都会にはない贅沢。
集落唯一の居酒屋でトミ子婆の作る料理も美味しそうだったな~。
とびきりの素材で大自然の中で味わうご飯、みんなが集う馴染みのお店で食べる絶品お惣菜。

幼馴染みの直ちゃん、ムーさん、大吉の三人。
ケンカしながらも何だかんだお互い大事に思い合っている。
大人になっても変わらない関係って本当に羨ましい。
幸せのエッセンスが隅々まで届いていて、心お腹も満たされる1冊でした♪

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

ホッコリした気持ちになりたい時は森澤明夫さん!
限界集落を、こだわりの卵かけ御飯のお店から活気付けていくのんびり屋の前向きな主人公。出てくる言葉もまた良くて。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ


 終わりまでしっかり描いてくれて
 よかったし 各々の視点で語られるのもよかった。

 友人が公務員で 地方創生に
 頑張っていて 市長なり知事なり
 国政なりにでてほしいんだよね

 この本 の主人公みたいに
 自分の欲じゃなくて
 みんなが 笑えるために
 巻き込んで
 頑張れる人だから
 協力も、応援もしたくなる

 国政もそうだけど
 今だけ 金だけ 自分だけの
 人 と関わると
 失望もするし 疲れもしちゃう
 頑張れなくもなってくる

 それでも
 人の失敗を予想したり
 夢を壊すドリームクラッシャーには
 なりたくないなって思うよね

 ってことで
 友人と重ねてた部分はあるかも

 そして
 頑張れなくなった自分に
 ちょっと 悲しくなったかな

 もちろん 本は面白かった

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

都会に住んでいるので、地方のこのような生き方に憧れます。モデルとなった店がまだあるようなら、行ってみたいと思いました。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

 日本人なら誰もが食べたことのある卵かけご飯。

 実在する店を題材に、
こだわりの鶏、こだわりの卵、こだわりの米、こだわりの水、こだわりの醤油とこだわりの器。

 うまくいかなくても
「俺はいつもツイてっから」が口癖のムーさんと共に、限界集落の村おこしに奮闘する人々。

 「心は傷つかない、磨かれるんだ」は森沢さんの「ぷくぷく」にも出てきたワード。
 風景や自然のカラフルな描写も他作品と共通していてまさに森沢ワールド。

 テーマや題材は違っても、一貫したセンスの中で描かれている森沢さんの作品が大好き。

 いつもより5度顔を上げて歩いてみよう。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

限界集落に住む人たちの温かい話で楽しく読めました。主人公の考え方も行動力も、周りのみんなが助け合う環境も、とても良かったです!

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

限界集落で卵かけご飯のお店を始める。いつでもハッピーな方にズレてるムーさん。何だかんだ言いながら協力してくれる村の人たち。いいなぁ。モデルとなったお店の“但熊さん”。いつか行ってみたい。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

限界集落の村おこし、大好物のテーマです。
ただ、この作品の主人公のムーさんは
ちょっと今までにないキャラクターでした。
ムーミンのようにのんびりしていて
いつも誰かのために動くムーさん。

上手くいきすぎなのは予想通り。
それでも、ムーさんの性格もあって
温かい気持ちでのんびり楽しく読める
森沢さんらしい作品でした。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

10月-14。3.5点。
田舎で養鶏場を営む主人公。限界集落の状況打破のため、ある商売を思いつく。大反対の幼馴染み、出戻りの同級生女子たちと頭を悩ませ・・・

面白い、一気読みした。
二の手、三の手が上手いし、出戻り同級生やIターンの陶芸家やら、個性豊かなキャラクターが面白い。

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

 限界集落に住み養鶏場を営む人の良い青年が卵かけご飯専門店を開き、地域活性化に貢献するサクセスストーリー。森沢さんらしく登場人物が良い人だらけで、あれよあれよと成功していくが、実際にモデルとなったお店があったらしい。なかなかこんなに上手くいかないとは思うが、フィクションだしほっこり系の話を求めている人にはいいかも。主人公のムーさんのような人には自然と人が集まり、手を貸してくれるものだろう。柳生のジジイや富美子さんも味があって良かった。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

森沢さんの作品はどれも心温まるストーリーで優しい気持ちになりますね。
田舎を舞台に繰り広げられる人情味溢れるストーリーに、「田舎っていいな」、と思える一作でした。

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

前向きでパワーがあって良い話。
でも、どうしてもうまくいきすぎな気がしてしまう…。

小説の中くらい、うまくいきすぎくらいでちょうどいい!と思っていたはずなのに、
現実に疲れてやさぐれているんでしょうか、わたし。。

違うタイミングで、ぜひ再読しようと思っています。

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2022年08月10日

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