森沢明夫のレビュー一覧

  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    ドラマ化と聞いて、手に取りました。森沢明夫さんのエッセイ。アウトドア系青春面白エピソード。面白く読めました。

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    2025年07月01日
  • 虹の岬の喫茶店

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    最初は読み進めるのに時間がかかったが、だんだん悦子さんが好きになってきて、後半から最後にかけては一気に読んだ。あたたかい話だったし、岬カフェのようなお店に出会いたいと思った。

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    2025年06月29日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    最近YouTubeで「東京から京都まで歩いてみた」とか「終電乗り過ごして僻地まで行ってみた」とかおすすめに上がってくるが、それのひと昔前のバージョンて感じ。思い立ったら川とか山とか無計画で行っちゃう感じがなんとも良い。今でいう「企画モノ」になるんだろうか、オカモト製のゴムボートだから信用できる、とか寒いけどお金はないから露天風呂作るとか。前者は破れて水浸しになるし、後者は桶が魚屋から借りたものでめちゃくちゃ魚臭くなる。ストーリー全部にオチがあって、大学生が誰にも迷惑をかけずにバカやってる感じが見ていて心地良かった。

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    2025年06月28日
  • 夏美のホタル

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    30度を超えるような日が続き夏の小説が読みたくて。
    こんな経験、間違いなく憧れる。でもこれは尖ってない、斜に構えない主人公たちだから得られる経験だろう。当時の俺には無理だったと思う。田舎の魅力や人と人の出会い、別れ、成長を感じられる作品。心温まる。

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    2025年06月22日
  • 桜が散っても

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    桜と渓流の綺麗な桑畑村に趣味の釣りをきっかけに通うようになった忠彦

    現地でできた親友

    だが子供もでき足が遠のいている時に久々の親友からの電話に自分が勤めてる会社がリゾート開発を進めていると話を聞かされた

    そこで親友に頼まれ会社内でそのことを聞こうとしたち消えないかと周りから話を聞きダメだと知り親友に伝える

    そして久々に行った桑畑村ではリゾート開発が進み土砂崩れが起こりその姿を目の前で見てしまった

    そのことをきっかけに失語症となり家族とは別れることに

    妻が守りたかったもの夫が守りたいと思ったもの

    そして夫が急死し30を過ぎた子供に連絡が行き亡き夫が大事にしていたものをつなぎ守りたか

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    2025年06月20日
  • おいしくて泣くとき

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    森沢明夫氏の本は初めて読んだ。冒頭の母の病のくだり、いきなり命の重みを感じさせる。そのあと前半は少し退屈だったが最後の最後に…涙腺が緩む。この最後の描写をもっと長く紙面を割いて欲しかった。振り返れば青春時代のあの時、いじめにあったら自分ならどうしていたのか、いじめられてたクラスメイトへ差し伸べた気持ちは正しかったのかなどいろいろ考えさせられた。流れ星や四つ葉のクローバーの話は平凡なエピソードだが自分のエピソードにも思いが飛びあたたかな気持ちになる。読みやすくていっきに読むことができた。

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    2025年06月20日
  • さやかの寿司

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    過去の作品の登場人物が出てくるところは森沢さんファンにはたまらないポイントである。今回は名言少なめだった。みんないい人で主人公は想像以上に成長する物語は現実逃避させてくれてテンション上がる。理想も憧れも本の中にはたくさん溢れている。

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    2025年06月20日
  • 本が紡いだ五つの奇跡

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    龍浦には、いろんな物語があるんだね。風鈴も鳴ったね。
    森沢明夫さんの作品は、その一冊を越えたところにも伏線があり、別の本の関わりのない登場人物同士なのに、同じときと場所に生きているという、リアルな繋がりを感じます。作品の中の人物同士は分かっていなくても、森沢明夫さんの作品を読んできた読者からしたら、その繋がりに触れたとき、懐かしさを覚えます。洗練されたストーリーの温かさ、穏やかさ、切なさに加え、それも森沢作品を読む楽しみかな。
    しかし…。題名と内容は相違ないけど(「奇跡」とまで言えるかな)読者には「さよならドグマ」が感動作としか分からない(しかもいつの間にか世に出ていた)。涼元さんや青山さんが

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    2025年06月19日
  • ヒカルの卵

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     終わりまでしっかり描いてくれて
     よかったし 各々の視点で語られるのもよかった。

     友人が公務員で 地方創生に
     頑張っていて 市長なり知事なり
     国政なりにでてほしいんだよね

     この本 の主人公みたいに
     自分の欲じゃなくて
     みんなが 笑えるために
     巻き込んで
     頑張れる人だから
     協力も、応援もしたくなる

     国政もそうだけど
     今だけ 金だけ 自分だけの
     人 と関わると
     失望もするし 疲れもしちゃう
     頑張れなくもなってくる

     それでも
     人の失敗を予想したり
     夢を壊すドリームクラッシャーには
     なりたくないなって思うよね

     ってことで
     友人と重ねてた部分はあるか

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    2025年06月17日
  • ぷくぷく

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    飼われている金魚の目線から書かれた、少しファンタジー味のある物語だった。

    なんとなく、もし自分が飼っている魚がいたら、飼っている魚もこう思ってくれていたらいいなとか思いながら読んでいた。

    オーディブルで聞いたのだけれど、ナレーションの方の声が非常に良くて、ずっと水の中に漂っている気持ちにさせてくれた。

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    2025年06月14日
  • エミリの小さな包丁

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    考えてみれば、人生は一度きりなのだから、誰しも、あらゆることが初めてのことだらけで、だからうまくいかないことも、失敗もあるし、傷ついたり傷つけたり、悩んだり落ち込んだりの連続なのだと思う。
    だけど、できるだけいい気分でいたい。いい気分でいられるためには、自分の心が大事だ。
    自分の機嫌は自分でとる。どこかで聞いたことのあるフレーズで、今まではあまり好きになれない言葉だったけれど、
    おじいちゃんや、心平さんが、エミリに語った言葉たちから、そんなことを考えた。

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    2025年06月12日
  • 森沢カフェ

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    ネタバレ

    著者である森沢さんの人柄がわかり、また読んだ人が優しい気持ちになれるエッセイ集。
    日常を幸せに感じるためのコツが所々に散りばめられていて、私も日々を丁寧に過ごしていこうと改めて思えた。
    以下、印象的だった箇所
    ・SNSに掲載されている「素人写真」を見ると、この世界は美しく、絵になる小さな宝物であふれていると思う。
    ・性格とは行動の繰り返しの結果なので、あえてポジティブな行動を繰り返すことでいつのまにか性格を変えてみる。
    ・幸せのハードルは低く。でも、志は高く。
    ・読書をし、たくさんの言葉を知っている人はこの世界の事象をたくさん認識できる人であり、ゆえに「より多くのモノがある豊かな世界に生きてい

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    2025年06月08日
  • さやかの寿司

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    成金オヤジをやっつける「ギャフン!」サイコー‼︎

    海辺の町の小さな名店「夕凪寿司」を舞台に繰り広げられる人間模様。
    章によって語り口が変わり、最終章ではミックスに。
    他の登場人物も掘り下げてほしい!

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    2025年06月05日
  • ヒカルの卵

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    都会に住んでいるので、地方のこのような生き方に憧れます。モデルとなった店がまだあるようなら、行ってみたいと思いました。

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    2025年06月04日
  • キッチン風見鶏

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    こんな世界があっても良いんじゃない。
    きっと皆んなこの世界があれば救われるし、毎日が笑顔になれる。
    その場所がキッチン風見鶏。
    人との出会いは大切で理解してくれる相手がいるだけで自分は自分で良いのだと思える。逆に出会わなければ自分を認めてあげれないでいる事になってしまうかも。
    おかしいのかおかしくないのか、失敗なのか成功なのかは人との出会いで変わっていく。今の自分だからこそ出会えたと思えれば自分で自分の事を認めてあげれる。
    そんな気持ちにさせてくれるお話でした。

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    2025年06月01日
  • 青い孤島

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    島が大好きで島にすんでみたいなんて思うこともあるけれど、人口も少なく何もない小島、住民は東西で対立し、本当はこんなのおかしいと思いながらも周りから浮いてしまうことをおそれて皆と同じようにふるまわなければと思ってしまう『同調圧力』 、大変そう…
    変わってきているとはいえまだまだあるある。自分の中にもみんなと同じことをしていれば無難、波風はたてたくないという気持ちが強い。
    るいるいさんのように自分の「いいな〜」を信じてどんどん行動できたらいいのにな。

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    2025年05月26日
  • さやかの寿司

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    伝説の寿司職人の孫娘が大将を務める海沿いの街の寿司屋夕凪寿司。

    家族関係に問題を抱えるまひろ、未來、金光が夕凪寿司での出会いをきっかけに自分や人生や家族関係を取り戻していく。

    理解してくれる人が周りにいることで、自己肯定感が低いあまりに人間関係を拗らせてしまうような人々も、人生を前向きに変えられるというメッセージが込められている。

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    2025年05月12日
  • さやかの寿司

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    相変わらず読むと心が震えますね。
    心が洗われる気がします。
    ただ、もう少し最初の設定を丁寧にして欲しかったですね。
    少し安易な気がしました。
    簡単に馴染み過ぎですね。

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    2025年05月08日
  • 夏美のホタル

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    慎吾と夏美の物語でした
    バイクで訪れた山奥の雑貨屋の高齢の母子と出会い
    ひと夏その離れで過ごすことになる
    自然の中での描写はよかったです
    母子の子のほうは地蔵さんと呼ばれ
    ふたりは山や川でのいろいろなことを教わり
    生活していく
    そして成長していくふたりもよかったです

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    2025年05月06日
  • ライアの祈り

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    二つの時代が交錯する小説は数多くあるけど、縄文時代との交錯なんて珍しい!と食いついた。
    どう縄文時代と現代が繋がるのか楽しみでしたが、期待していた方向性とはちょっと違った。
    縄文時代について色々学べるのはおもしろい。
    縄文時代までが唯一の人同士の暴力的な争いがなかった時代なのだと知って驚いた。
    多くを求めず最低限のもので暮らし、他人の幸せを思って誰もが生きていたら争いは生まれないんだな。
    ミサンガのくだりは突然ファンタジーなのと、縄文編の終わり方が物足りなかった。

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    2025年05月04日