森沢明夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの森沢明夫さん♪
これは温かくて優しい気持ちの大渋滞。笑
時折ニヤニヤしたり目頭が熱くなったりで、
まさに森沢ワールド全開の作品!
霊能者であるが故に幼い頃から苦労してきた主人公の翔平。漫画家志望で努力を続ける彼が、同じ能力を持つ寿々と不思議なご縁で巡り合う設定はラブストーリーの要素が強くて、読んでいて妙に小っ恥ずかしかった。いやぁ・・・森沢さんロマンチストなんだなぁ。
戦地で生まれた友情秘話や、余命宣告を受けた母に、お互いを思い合う母娘、亡くなった妹夫婦の子を養子として育てる父子の関係性などなど、どこを切り取っても温かくて優しい巡り合わせがてんこ盛り。
なかでもタイトル『キッチン -
Posted by ブクログ
散歩に外に出たくなりました。
ほんわかするような温かい1冊だなとおもいました。
あまねってぃさんの本棚にお邪魔した際に見つけました。あまねってぃさん、ありがとうございます。
祖父と散歩した道や子ども達と散歩した道。
犬との散歩道、思い出しました。その時の空や風や空気感、そこに咲いている草花やすれ違った方々・・・。
天気が良くスッキリとした日は、今過ごしている地域から、実家からは青々と見える山が小さく見える道が好きです。(故郷は遠きにみて想うもの状態) 条件が揃えば見えるので、両親に応援してもらってるような気持ちになれます。
読んでいて一緒に散歩しているような感覚になれて楽しかったです。 -
Posted by ブクログ
いじめられていた中学生の宏海が、カーリングと出会って、学校以外の居場所を見つけられた時、本当にホッとした。
やはり自分の居場所を複数持っていた方が、人は強くなれるし、幸せになれるんだなと思った。
ひとつの場所の水が合わなくても、別の場所がある。それだけで心が軽くなる。
宏海の強さは、自分で新しい場所を探そうとしたところ。
そしてそれをずっと見ていた雄大も、実は心の優しい子なんだと分かる。
偶然だが、ちょうど原田マハさんの『板上に咲く』を読んだばかりで、棟方志功の人生を追った記憶が新しく、本書でも棟方志功の遺した言葉が印象的な場面で出てきたので、なんだか巡り合わせを感じてしまった。
『津軽百 -
Posted by ブクログ
ネタバレ倉島英二
刑務作業をする受刑者たちに木工を教える指導員。定年後に嘱託として再雇用される。洋子の散骨のため、キャンピングカーで長崎へ向かう。
倉島洋子
英二の妻。悪性リンパ腫。余命六ヶ月を宣言され、亡くなる。元歌手で、刑務所慰問をしていた時に英二と知り合う。
杉野輝夫
キャンピング仕様に改造した紺色のハイエースワゴンに乗る車上荒らし。元女子高の国語教師。
田宮裕司
北海道の物産展で「イカめし」を出店するため日本を回っている。自宅で妻が浮気をしているのを目撃する。
美和
田宮の妻。
南原慎一
年齢は上だが田宮の部下。過去に何かを抱えている。倉島に船が見つからなかったら、大浦吾郎に相談しろ -
Posted by ブクログ
ずっと趣味で小説を書いているものの完全に自己流なので勉強してみようと手に取った一冊。
意外に思ったのは、小説を書くにあたって作家自身の情動的な部分も重視しているのだなーと(あくまでも森沢さんの書き方の場合だが)。
読むための時間は、読者にとっては限られた寿命の一部、つまり「命の一部」と同じ。
読者からお金こそとらないけれどそれはアマチュアだって同じ。
はっとさせられた。
貴重な時間をいただくのだから一筆入魂、全力で書かなきゃだめだよなーと考えさせられた。
内容自体も、もちろん参考になるが読んでいて創作に対するモチベーションが上がったのが何より良かった。