森沢明夫のレビュー一覧

  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便
    買い物弱者を救いたい!

    大学を中退して田舎に戻ってきた珠美こと「たまちゃん」

    大好きな叔母が買い物弱者&その地域の人々が買い物弱者を知り移動販売車を始める

    ほっこりする物語ですねぇ~
    弱い物に愛の手を!お返しは「ありがとねぇ~助かるよぉ~」の温かい言葉に
    たまちゃんのやる気炎燃えます!

    けど...続きを読む
  • きらきら眼鏡
    情景の描写が美しい。自分の立場を登場人物の誰に置き換えても苦しくて切ない。いつかは遅かれ早かれやってくる死。その時を自分は強く受け入れられるだろうかと読みながら何度も考えてしまった。読み終えてタイトルのきらきら眼鏡はとても深いことを知る。偶然は必然というように奇跡的な出会いってあるのかもしれない。
  • 森沢カフェ
    著者の森沢さんが日常のなかで感じたことを綴ったエッセイ。
    物事をポジティブにとらえ、小さな幸せを見つけながら暮らす著者の考え方がいい!

    いつも飲んでいる喫茶店のコーヒーも、ある日突然飲めなくなる日がくるかもしれない。普通と思っていたことが、それがなくなって初めて、実は幸せなことだったと感じるのは、...続きを読む
  • きらきら眼鏡
    古本に挟まれていた名刺からはじまる縁。
    ちょっと怖いようなワクワクするような。自分と同じ箇所に反応している相手なら…と考えてしまうか。
  • 森沢カフェ
    氏のエッセイを初めて読んだ。
    なんてポジティブな人なんだ…。
    共感、憧れ、感嘆。
    私自身は、小さな幸せを感じることは出来るけど、不安を感じたり、不満を抱いたりすることの方が多い。
    明日死ぬかもしれないのなら、小さな幸せを大事にしたいと素直に思えた。
  • あなたへ

    もう少し

    もう少しこの小説の先があればと期待してしまう。
  • 大事なことほど小声でささやく
    筋トレ雑誌「トレーニングマガジン」に連載していた作品を単行本にしたもの。
    なので舞台がジムとジム仲間で、ガタイのどデカいオカマが営むバーに集うジム仲間各人の人情話で構成されているけど、それぞれの逸話がけっこう奥深いのです。
    とりわけ気に入ったのはちっぽけな広告会社の社長の章、著者 森沢さん色が一番感...続きを読む
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便
    『かたつむりがやってくる』森沢明夫さん

    平成最後の一冊(恐らく)は、大好きな作家さんの小説。地下鉄の中で涙と笑いを堪えるのが大変でした。。笑

    都会にある大学を中退し、田舎に戻ってきたたまちゃんがやりたかったことは、「買い物弱者」を救うこと。移動販売を始めるためにいろいろ準備をしていく中...続きを読む
  • 森沢カフェ
    幸せって案外身近にあるものだと気づかせてもらえるようなエッセイ。人生は考え方ひとつで大きく変わる。私も前向きにのんびりと人生を楽しみたいものだ。
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便
    最後にはホッコリとした気分。

    ちょっとしたことで、心がササクレだったりザワザワしたり・・という、たまちゃんの年頃のことを思い出しました。
    それでも、周りの人の温かさや大人たちの優しさを感じ取り成長していくたまちゃん。
    等身大の一人の女性の心情が、とても共感でき一緒に成長でき、最後は温かな気持ちにな...続きを読む
  • ミーコの宝箱
    幸せはどこにあるのか。誰しもが持っている人間の歪みの中でそのテーマを追っていく。幸福なクリスマスイヴの話。
  • 津軽百年食堂
    青森が好きだから読んでみたけど、案の定青森に行きたくなりました。

    よっちゃんが粋すぎませんか?
    完全によっちゃんに惚れました 
    よっちゃん会いたさにもう一度読み返そうと思います
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~
    心が洗われるような読後感の一冊。

    とにかく、主人公(?)のボンネットバスが、ピュアで可愛くて、思わずバスに萌えてしまいました。(そう、このバス君には「心(魂)」があるのです。)
    海の色を連想させる不思議なビー玉と共に、時を超え場所を変えて物語は展開するのですが、これが実話をもとに描かれたというのが...続きを読む
  • ライアの祈り
    まさか、この3作がこんな形でつながっているとは!ヒンジになっていたのは、桃子さんでした。でも登場人物ではなくて、キーワードは「幸せ」です。いろんな形の幸せが、時間と場所をこえて絡み合う、とても素敵な三部作の結末でした。
  • 津軽百年食堂
    素敵な物語に出会いました。青森三部作の「青森ドロップキッカーズ」もとても良かったです。登場人物は違っても、みんな「幸せ」というキーワードでつながれていました。残るは「ライアの祈り」。楽しみにしてます。
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~
    森沢作品で泣かない本はない。
    この作品もだけど、気付かなかった大切なモノ、忘れていた大切な思いを森沢さんは気づかせてくれる、思い出させてくれる。

    この作品も、そんな言葉に溢れていました。
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~
    古いオンボロバスを中心として、色々な人が関わる様々な物語。読んでいて気持ちがやわらぐほのぼの感が心地よい
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~
    父の運転するボンネットバスが大好きな清は、毎日バスに話し掛ける。
    ところがある日、突然の別れが───
    事実を織り交ぜた心温まるファンタジー。

    とても古い物や、人の愛情を一身に浴び続けたものには魂が宿るという。
    ミシッ…
    清と父さんに、渾身の力を込めて 自分の気持ちを伝えようとするバス。
    澄んだ心で...続きを読む
  • ライアの祈り
    誰に聞いたのか
    忘れてしまったのだけれど
    縄文時代の遺跡から
    若い時に足を骨折したのだけれど
    そのあともちゃんと生活をしていた
    人骨の名残が出土した
    そんな話を思い出しました

    その時の時代にも
    今の時代にも
    変わらずにある
    「人の思い」を
    まぁ
    さすがに森沢明夫さんです
    見事な 心温まる
    物語に仕...続きを読む
  • 青森ドロップキッカーズ
    面白かった。
    森沢ワールドらしく、心温まるストーリー。

    おばあちゃんの愛が、孫の宏海くんにしっかりと伝わっていて素敵だった。受け継がれていくスピリッツみたいなものを感じ、我が身を振り返り祖母のことを思い出した。

    カーリング、あまり興味のないスポーツだったけど、この本でルールも少しわかり、選手にも...続きを読む