森沢明夫のレビュー一覧

  • ライアの祈り

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    ネタバレ

    「普通って、なんて幸せなんだろう――。」
    この一文に、本作の(あるいは青森三部作全体の?)テーマがぎゅっと凝縮されているように感じました。

    青森三部作の完結編である本作は、「幸せ」をめぐる物語だったように思います。
    現代と縄文という2つの時代を舞台に、それぞれの主人公が挫折や絶望を抱えながらも、自分なりの幸せへとたどり着いていきます。その歩みを見届けた先に、冒頭の一文が静かに思い出されます。

    幸せとは、派手さや特別さの中にあるものではなく、ふとした日常の手触りの中に宿るものなのだと、改めて思わされました。

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    2026年02月17日
  • おいしくて泣くとき

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     子ども食堂が題材ながらももう少しほんわかした話を想像していたが、それなりに重かった。心也と夕花視点で進む物語に加え、とあるカフェの話が同時に描かれ、2つの物語がどうつながるのかあえて想像せずに流れに任せて読む。貧困家庭の子どもにご飯を提供することの何が偽善なのか理解できないが、そういった声は今もあるのだろうか。
     話の展開上どうしても幸太を連れて行くことはできなかったかもしれないが、夕花だけを連れ出したことにもやもやしてしまう。さらに最後にあれだけ登場させるなら、石村も仲間に入れてあげてほしかった。

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    2026年02月13日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    NHKの夜のドラマ観ました。
    ドラマもとっても面白かったけど、このエッセイは、もっとくだらない(失礼)ことたくさんあって、ゲラゲラ笑いながら読みました。

    男の子だねー‼️‼️‼️
    アホだねー‼️‼️‼️
    よく死なずにいたねー‼️‼️‼️

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    2026年02月11日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    とあるジムに通う人々の日常の話。
    ジムに通うという共通の趣味はあるが、それぞれの話は、それぞれの視点から見たり聞いたりしないと分からないもんだなと思った。
    ジムでの会話があんまり好きではない内容が多かったが、楽しめた。
    色々悩むことはあっても、笑って話せる相手というのはとても心強い存在だなと思う。

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    2026年02月07日
  • ロールキャベツ

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    会話が多くてすらすら読めて、色鮮やかな土地と青春を味わえたのは良かった。

    ただ、恋愛よりお仕事小説を求めていたので拍子抜け。続編に期待したい!

    色の表現が素人が頑張ったみたいな印象で寒気。

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    2026年02月06日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    オカマのママはいいんだけど
    全体的にあんまり好きになれるキャラクターじゃなかったかな。
    おじさん耐性がないからかも。
    下ネタ出るたび、うっっってなった。

    文章自体は読みやすいし、出てくるカクテルも、スナックひばりも、設定もすごくいいんだけど

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    2026年02月04日
  • 津軽百年食堂

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    ネタバレ

    一言で言うと綺麗な物語でした。
    物語の主人公というべき人たちは皆不器用で、予期せぬ出来事にも狼狽えながら、それでも最善の選択をしようともがき、落ち着くべきところに落ち着く――陽一や七海の人生を追体験できて、とても面白かったです。

    不快を感じることなく物語が進み、最後はふわっとしたような優しい読後感を味わえました。
    続編にあたる作品もあるとのこと。そちらも気になります。

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    2026年01月27日
  • 新装版 虹の森のミミっち

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    目の前の人を助けること、「ありがとう」、勇気、助け合い。

    深いというよりはかわいくて読みやすいという印象の絵本ですが、白黒ウサギの主人公の傷ついた様子の白の汚れ感が思いの外リアルで、子ども向けの絵、簡単に見える絵でも決して手抜きがないことを感じました。

    作者たちのプロフィールの華麗さにびっくり。

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    2026年01月25日
  • ぷくぷく

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    ぷくぷく

    心って、傷つかないんだって。ただ磨かれるだけ。やすりがけと一緒で、磨かれてるときは削られて痛むけど、でも、ごしごしやっているうちに最後はぴかぴかに光るでしょ?



    イズミの親友のことば。
    そんな風に考えられたらいいね。
    私の心はつるつるぴかぴかよ。



    今日は、残業なしで頼むよ
    電車のなかでも走ってきて



    太陽くんのことば。
    急いで帰ってきて!てお願いするのにこういう言葉使ってもらったら出かけるときすごく心が潤うわ。
    いいねー。
    いいフレーズ。

    キリキリした本を読んでたので小休止にちょうどいい。
    ぷくぷくってタイトルもかわいいし、
    表紙のイラストもかわいいね。
    ちょ

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    2026年01月11日
  • きらきら眼鏡

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    ちと繊細すぎて共感出来ず。
    まぁ、恋愛モノとは知らずに手に取ったから仕方ないけど年齢的にこんなにピュアな恋愛はもうすでにファンタジー。
    私はあかねより弥生がいいな。

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    2026年01月03日
  • 夏美のホタル

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    『エミリの包丁』の作品の雰囲気が良かったので、こちらも読んでみました。
    登場人物が皆優しく、田舎の風景の描写も美しく、読んでいて癒される作品だなと思います。

    ただ、登場人物に感情移入できない話がいくつか…
    特に病院での拍手のシーンは違和感しかなかったです…え、そんな事ある…?と思ってしまいました。
    地蔵さんの過去の話や、ラストの部分もちょこちょこ引っかかるところが個人的にはあって、少し冷めてしまったかなぁ

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    2026年01月02日
  • 青い孤島

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    ネタバレ

    住民たちが東西に分かれて、いがみ合う閉鎖的な孤島に若い男性主人公がやってくる。
    そこから騒動が巻き起こるが、主人公や仲間たちが取ったロールプレイングゲームのような作戦が、島民を一つにまとめ、危機を救うというストーリー。
    社会的背景も理論や理屈もなく、単純にストーリーを楽しむエンタメ小説。

    広告やイベントの制作会社社員の小島佑は社長から無能呼ばわりされ、「島を活性化させるアイデアが出るまで戻るな」と僻地の孤島・小鬼ケ島に派遣される。
    島でいろいろな人物と知り合いになるが、島民はなぜか東西で対立、険悪な雰囲気が漂っていた。
    西側の住民で村長を務める西森の息子・翔は東側の商店「よしだや」の娘・菜々

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    2025年12月28日
  • キッチン風見鶏

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    森沢明夫さんらしい、優しく温かい作品。安心して読めます。
    ただ、女性が笑う時の「うふふ」表記が多くていちいち気になってしまった。。他の作品もこんなだったっけ?

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    2025年12月13日
  • 桜が散っても

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    いつもと違って、人が死んでるところから始まる不穏な出だし。幸せな家族に良くないことが起きるのが目に見える序盤。最後は大団円らしい雰囲気だけど、彼・山川さんはそれで救われたことになるだろうか?檜山さんも救いがなく?どうでしょう。靄っとした読後感ではありますね。

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    2025年12月08日
  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    読み終わった後、モノを大切にしようと言う気持ちになった。個人的には第一章の清親子とボンネットバスの話が1番好きだった。

    最初のプロローグの清がボンネットバスを見つけるところが見たかったし、最後バスの声が聴きたかったなぁ...

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    2025年11月24日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    エッセイとは知らず読んで、本当におバカな珍事件の創作だなと思ってしまいました。まさか実話とは。
    登場人物の悪友たちが今は立派な社会人になっていることにも驚き。
    基本的に放浪生活の話の中でお酒が出てきて(それも尋常じゃない量)野外で飲んだくれる日々を綴っていた。しかも二日酔い確率多し。
    こうして身一つで旅に出る経験値を若いころに蓄えておくと老後になった時思い出話にも一層深みが湧きそう。
    今の所、野宿どころかキャンプすらしたことない人からすればちょっと羨ましい。

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    2025年11月16日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    森沢明夫さんの青春時代の面白い珍事件を
    集めたエッセイ本。

    どこからどこまで本当やら・・・
    少なくとも1.5倍くらいは盛ってるだろうな。笑
    肩の力を抜いてとことん
    森沢さん節を楽しむには、もってこいの一冊。

    最後まで気になったのが
    幻のミツコ103歳。
    ミステリーのような謎解きが無いので
    最後までオチがなくて逆に怖かった。

    下品な表現がそこかしこに出てくるので、
    独特な言い回しも含めて、正直なところ
    好き嫌いが分かれそうな内容だとも思う。

    まぁ、ビール好きな私には、
    共鳴ポイントも多かったんですが・・・

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    2025年11月10日
  • 新装版 虹の森のミミっち

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     ボロボロになりながらも、目の前の困っている人のために行動したミミっち。おばあちゃんの「ありがとう」の魔法を信じて良かったね!

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    2025年11月09日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    あおぞらビールに続く森沢さんのエッセイ第二弾。

    気分爽快!The青春って感じでいいなぁ。

    バイクで走りたい時に走り
    ビールを飲みたい時に飲み
    本を読みたい時に読み
    遊びたい時には思いっきり遊び
    食べたい時に食べ
    寝たい時に寝て

    エッセイのなかの森沢さんと、小説を書く森沢さんのイメージが違いすぎます。

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    2025年11月05日
  • あおぞらビール 〈新装版〉

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    森沢さんの青春時代のエッセイ集。

    もう本当にこんなことあったの、と言えるほどのはちゃめちゃな事件。

    若気の至りというものなのか、でも極貧旅行やアウトドア遊びなど、バカで楽しい思い出ばかり。

    103歳のお婆ちゃんがどうなったのか知らないけど気になります。

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    2025年11月03日