山崎豊子のレビュー一覧

  • 大地の子(三)

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    本作では松本耕次、陸一心それぞれが肉親探しを行いついにあつ子との再会を果たす。
    次巻が最終巻、山崎豊子さんらしい印象的な結末を期待。

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    2024年04月07日
  • 大地の子(二)

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    陸一心は労改から解放され、家庭を持ち、日中共同プロジェクトの製鉄所建設に加わる。
    プロジェクトの中で実の父松本耕次と出会う。

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    2024年04月06日
  • 二つの祖国(四)

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    軍事裁判、椰子との関係の結末は。
    裁判後賢治は身の振り方をどうするか…
    重い結末はだったがこの物語らしい納得いく内容でした。山崎豊子さんの作品はどれも印象深い。

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    2024年03月23日
  • 二つの祖国(三)

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    日系二世の主人公が日本とアメリカ、2つの祖国の間で悩みながら生きていく太平洋戦争末期〜戦後の物語。
    3巻目の本作は引き続き日本での軍事裁判が続く。
    愛する女性椰子と米国から日本にやってきたつまりエミーとの間で悩む日々も始まりいよいよ面白みが増してきた。結末が楽しみ。

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    2024年03月22日
  • 二つの祖国(二)

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    日系2世として生まれ育った賢二。
    太平洋戦争末期から始まる物語で4巻の連作。
    2巻目では戦場での弟との再会、戦勝国として日本に赴く葛藤、かつて恋仲にあった椰子と広島での再会など印象深いエピソードが沢山描かれる。
    1巻より徐々に面白味が増してきた。
    3巻も楽しみだ。

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    2024年03月20日
  • 二つの祖国(一)

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    日系二世として、日本人アメリカ人どちらからも阻害され、苦しみながら生き抜く賢治とその一家周りの人たちの第二次世界大戦中の物語。4部作。
    他の作品に比べ、主人公の印象がいまいち薄かった。2巻に期待。

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    2024年03月18日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    ご存知の様に過去に起こった墜落事故のドキュメント。
    実際に携わった方や被害者遺族の真実の描写が読みながら泣いてしまいました。
    二度と起こしてはならない史実の警鐘物語

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    2024年03月14日
  • 花のれん

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    吉本を作ったモデルの女性と言われる女興行師の波瀾万丈の生涯。
    ダメな夫、次々降りかかる試練、時代の波、その度にプライドも捨てて「ど根性」で乗り越える。
    絶妙なタイミングでの商売へのお金の投資の仕方、相手との駆け引き。
    さすがです。
    これだけのことができないと、商売を大きくすることはできないんだ、と感心。
    商売には勘とセンスが必要なんだわ。

    そして、こんなにこんなに苦労して苦労して..でも最後は..
    心が少し痛いせつない読後感。

    吉本の芸人さんたち、頑張って!

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    2024年03月12日
  • 花のれん

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    ブギウギで興味を持ち久しぶりに山崎豊子さん。
    今吉本も変わらないと行けない分岐点にいるタイミング。この時代には戻れないけど、今の時代のエンターテインメントを磨いていってほしい。

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    2024年02月27日
  • 女系家族(上)

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    山崎豊子さん作品大好きなものはたくさんあるが、男性主人公のお話の方が個人的には好み。
    まだ上巻のみですが、女性同士のドロドロがこんがらがり過ぎてやや読みづらかった。

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    2024年02月19日
  • 白い巨塔(五)

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    最後は怒涛の展開だった。
    学術会議選挙に勝ち、医療裁判や学内の政治に多忙な日日を送る財前に遂に病魔が…
    最後は本作らしい結末だった。

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    2024年02月15日
  • 白い巨塔(四)

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    5巻連作の第4巻。
    大阪を舞台にした作品で山崎豊子さん独特の味のある関西弁の言い回しが読みやすく、大作もサクサク読んでしまう。
    財前の裁判の結果は、次巻の結末が楽しみです。

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    2024年02月13日
  • 白い巨塔(三)

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    教授となり国際学会に旅立った財前。
    外遊中に担当患者が死亡し、遺族に訴えられることに。
    本巻の内容は患者と財前の法廷対決。
    法廷シーンは1,2巻のあからさまな対決とは異なりやや物足りなく感じた。

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    2024年02月10日
  • 白い巨塔(一)

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    ドラマ化もされている山崎豊子さんの代表作。
    敏腕外科医の助教授財前が教授選に向けて陰謀と名誉欲を全開に挑んでいく。
    第1巻は財前vs東教授メインの内容。
    全5巻の本作。今後の展開が楽しみ。

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    2024年02月06日
  • 華麗なる一族(下)

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    ドラマを先に見ており、結末を知っていたのに下巻の怒涛のストーリーは一気読みしてしまった。
    結末のなんとも寒々しい空気感が伝わってくる感じ、流石山崎豊子さんだと感じました。

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    2024年01月27日
  • 華麗なる一族(上)

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    山崎豊子さんのドラマ化もされている作品。
    銀行頭取の万俵大介の財閥一族、奇怪な夫婦関係、親子間の確執、政略結婚に翻弄させる兄弟と企む女執事…。
    ザドロドロの財閥一族の運命やいかに。
    独特の山崎節で上巻楽しませて頂きました!

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    2024年01月21日
  • 約束の海

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    山崎豊子さんの遺作。
    海上自衛隊のエリート潜水艇員、花巻朔太郎は勤務中の事故により自衛官であることの意義に悩み自衛隊の辞職を考える。彼は帰国した父の過去を知り、戦争と軍団の意味について考え始める。
    大作になるはずの本作、巻末の構想の部分や秘書の方の話を聞き、お話の全容を読みたかったと感じた。時代を超えて楽しめる作品を生み出す素晴らしい作家さんの作品、コンプリートしたい。

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    2024年01月03日
  • 仮装集団

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    序盤は門林社長の印象が強く、主役は流郷さんなのか、門林社長なのか分かり難く読み進めるに時間がかかりました。
    中盤から流郷さんの活躍で勤音の上演作品が成功していく様が描かれておりテンポよく面白く読めました。
    ただ最後はあっけなく終わってしまった気がします。
    勤音の江藤齊子さんと菊村くんのお姉さん文代さんの対比は、最後にこじつけたような印象が残りました。

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    2024年01月02日
  • 花のれん

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    大阪の寄席道楽を営む女性の話。
    商売魂が第一。
    子どもや恋愛は、二の次。
    女としての幸せ…とはなんだろう。
    私、読書三昧で一生独身なんだろうか。
    本好きな方と出会えたらいいのに、なんて。

    落語聞きに行ってみたいな。

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    2023年12月10日
  • 約束の海

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    ネタバレ

    読み進めていくと段々と面白くなってきて、海難事故の裁判が進みボルテージ上がってきたところで終了、という。。
    とにかく途中で終わってしまって未完成となってしまったことが無念でならない。最後まで読みたかった。。

    最後、編集チームの方たちがおおまかなあらすじは書いてくれたけども、やはり著書が描いたものとは温度感が違い、流し読みになってしまった。

    終わり方については残念無念だった一方、そんな中でも多くの人に認知され読まれている本だというのは素晴らしいと思う!新潮文庫100に選ばれた実績もあり。

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    2023年11月13日