山崎豊子のレビュー一覧

  • ぼんち

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    ネタバレ

    面白かった。面白くなかったら結構長いなと思ったけど心配無用だった。一気に読んだ。
    途中まで女好きすぎるやろって思ってたけど(感想が浅すぎる)、最後はカッコいいとさえ思ってしまった。めっちゃぼんちじゃんって。
    わからんけど今の時代では書く人によっては、しきたりを壊す的な物語にもなりそうだけど、しきたりはしきたりとして生まれ育った環境とかを受け入れて、というか受け入れる以外になかったのかもしれんけど、、でも皆、人生って感じで小説としてとても良かった。

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    2026年07月18日
  • 沈まぬ太陽(五) -会長室篇・下-

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    この結末、ストーリー的には星3だなあ、と思いつつ読み終わりました。ここまでアフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇、それぞれ読んで最後どうなるんだろうと思っていたら何ともいえない締めくくり。ですが、あとがきを読んで評価が変わってしまいました。この話が事実に基づかれて構成されていること、この事実を書き記そうとしたこと、事前調査、聞き込み量、現地視察を考えると評価を上げざるを得ませんでした。現在において、このような結末の作品は少ないと思います。貴重な作品に出逢えたなと感じています。

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    2026年07月15日
  • 運命の人(四)

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    1巻から3巻までは沖縄返還交渉の密約問題の行方が気になり、あっという間に読みきったが、4巻は沖縄の歴史と現実に改めて絶句するとともに、作者の思いを受け取るために一字一句読み漏らすまいと時間をかけて読んだ。
    これからは、沖縄のことはもちろん、日本の外交、防衛について、他人事ではなく自分のこととして真摯に考えたい。

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    2026年07月11日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    ネタバレ

    『沈まぬ太陽』最大のハイライト。
    御巣鷹山に縁のある場所に住んでいるのでページをめくる手が止まらなかった。
    元自衛官で実際の事故被害者の遺体収容作業に携わった人の話も少し聞いたことがある。
    自衛官のほか、地元の医療関係者の奮闘の描写が凄まじくてもう忘れられない。
    このドキュメンタリーを読めてよかった。
    実在の名前を出した被害者の描写は唯一無二だろう。

    私は家族が胴体の一部、足一本、腕一本、指先ひとつになったとして探し当てられるだろうか。

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    2026年07月10日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    これまでは恩地の物語だったが、突如ルポルタージュに変貌。
    御巣鷹山で起きた凄惨な事故についてただただ実直に綴られた一冊。
    遺体が完全な状態で戻らず、遺灰がほんの少ししか残らなかった描写に接し、涙が止まらなかった。

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    2026年07月07日
  • 運命の人(四)

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    長い歴史を早送りで見てきたような4冊でした。
    この本に出会えてよかった。
    運命の人ってどんな人のことだろうと読み始め最後で題名に辿り着けた

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    2026年07月04日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    カラチ、テヘラン、ナイロビの10年もの僻地左遷の歳月、組合員長時代の回想、そして次第に蝕まれてゆく会社、、、
    壮絶なアフリカ篇だった。

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    2026年06月28日
  • 不毛地帯 第五巻

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    最終巻。まさに会社は生き物で、それぞれの正義あり。権利と責任。同じ会社人として、覚悟を胸に進めねばならぬ時はあるということを学んだ。これから商社勤めをしたい方には必見の小説。

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    2026年06月28日
  • 花のれん

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    多加の激しい生き方にびっくりしながら夢中で読みました。なりふり構わぬ商売人ぶりは、かっこよく思いました。

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    2026年06月22日
  • 二つの祖国(四)

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    東京裁判についてよく知ることができた。この本を読みながら、小林正樹監督「東京裁判」を視聴して、理解が進んだ。

    本で書いてあることは、全体の一部ではあろうが、この史実を知ることは日本人にとって大切なことであると思う。

    勝者である連合国側において、アメリカが戦争責任を天皇に負わせようとしないことに必死であったことを初めて知った。

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    2026年06月07日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    空港という場所、飛行機という乗り物が大好き。広くて清潔でサービスが行き届いていて、何人もの人生が交錯していて、飽きることがない。

    その背後には、あらゆる国のあらゆる航空会社のあらゆる社員、管制官が「安全に人とモノを運ぶ」という一つの目的のために陰に日向に働く姿がある。
    そのはずなのに、という物語。

    やっぱり山﨑豊子の社会ものが大好き。引き込まれる。
    労働組合のあたりは、自分の職場の組合と対比しながら読んだ。
    うちの職場の組合もその昔ストを打ち逮捕者も、、、という話は何となく聞いたことがるけど、今やただの御用組合。労働環境が冴えなさは組合活動を盛り上げて是正しようというパワーも奪うんだよね。

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    2026年06月03日
  • 約束の海

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    未完は非常に残念ながら、色々と想像することができる作品でした。やっぱり山崎さんの本は深く考えさせてくれると思います。

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    2026年06月03日
  • 白い巨塔(五)

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    山崎豊子、、人生88年の中でこのレベルの小説を何作品も執筆していることが信じられない。すごい。
    山崎豊子小説は、沈まぬ太陽、大地の子に続いて3作目。江口洋介のイメージが強かったけど、主役の財前五郎を演じたのは唐沢寿明だったのね!

    白い巨塔では、教授選挙、医事裁判、学術会議選挙、と、普通ならそれ単体でテーマになるであろう大きな出来事が息つく暇なく次々と展開されるため、読む手が止まらない。その長編の中で、初期に描いた登場人物の行動を、動機や伏線としてその後展開されていく仕掛けのおかげで、キャラクターの価値観や背景をすんなり理解しながら読み進めることができる。

    面白いなと思ったのは、主人公が「イ

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    2026年05月22日
  • 大地の子(一)

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    中国人に育てられても日本語は一言も話せなくても元は日本人だと言う事で吊るし上げられ寃罪を着せられる。過酷な労働を強いられる。
    中国歴史ドラマもよく見るが寃罪はよくあったことのようだ。
    だったはず、のようだった、聞いた話だ、と言うだけで何の証拠もなく人間の扱いもされなく精神崩壊寸前まで働かされる。
    まだ一冊目、早く育ての父に会ってほしい。

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    2026年05月19日
  • 華麗なる一族(下)

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    面白かった。人間の業、所詮は自分のため、自分の信念のために人は生きる。奢れるものも久しからず、栄枯盛衰、生きているうちに栄華など長い目でみるとかわいいもの。

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    2026年05月18日
  • 二つの祖国(三)

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    第三巻は、東京裁判(極東国際軍事裁判)が中心であった。この裁判について、まだまだ知らなかったことが多く、ためになった。読んでいる最中、「東京裁判」の映画も見て、理解を深めた。

    東京裁判を知るうえで、有用な資料である。

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    2026年05月17日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    ご遺体の描写が残酷過ぎて、夜読んでいて恐怖を覚えました。
    でもこれが実際。乗客、乗員の味わった恐ろしさを思うと言葉では言い表せないです。
    事故後の大黒柱たる夫を失った妻や子どもの生活が一変する様子。
    ご遺族から罵声を浴びながら電卓を持って補償金の計算をするのは窓際族の社員たち。
    ボーイング社の修理担当者たちは出てこない。
    本当に考えさせられる良書です。

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    2026年05月10日
  • 白い巨塔(五)

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    本小説は筆者が入院した経緯本小説の執筆にあたったらしい。最初は3巻までで1度完結していたが、社会的反響を受けて4巻5巻の続編が作製されたことを知った。私の中では3巻までで良かったと思う。4巻以降については善人であると思い込んでいる人が社会的弱者に寄り添っている描写が多々見受けられたが、その描写に私が納得できないからである。
    関口の厚かましさが本当に腹がたった
    筆者が入院した経緯から教授選からここまで話を膨らませる筆者の才能に敬服する。

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    2026年05月09日
  • 華麗なる一族(下)

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    主人公は悪人。こういう人が脚光を浴びて銀行のトップに居続けられることは、今の時代では難しいと思いたい。天下を得るには一つの不義もなさず、一人の罪なき者も殺してはならぬ的な言葉が、主人公にかけられていたが、それとは対極にある主人公。
    私の好きなめでたしめでたしという話ではなかったけど、それを想像しながら読み終わりました。
    とにかくストーリー展開にハラハラドキドキ、圧倒されました。面白かったです。

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    2026年05月08日
  • 二つの祖国(一)

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    江藤淳「占領軍の検閲と戦後日本 閉された言語空間」からの本。

    第二次世界大戦中の日系人に対する差別や強制収容のうち、アメリカでは、1942年の大統領令9066号により、約12万人の日系人が強制収容所に送られ、そのうちの一つに主人公らが収容されたマンザナール収容所があったことを初めて知った。

    バイデン前大統領が戦時中の日系人差別について2021年に謝罪したことが報道されていたとき、あまり何のことかよく分からなかったが、この第1巻を通してよく理解できた。

    山崎豊子は、世の不条理を描くことにかけては天才的文才であり、ただただ恐れ入る。

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    2026年05月03日