山崎豊子のレビュー一覧

  • 沈まぬ太陽(四) -会長室篇・上-

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    次が最終巻ですね。
    あと一巻でこの物語は本当に終わるのだろうか。
    ここまで四巻読み終えたが、面白くなかった部分が無い。最高だ。

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    2026年02月15日
  • 花のれん

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    1958年、第39回直木三十五賞受賞作。『白い巨塔』『大地の子』『華麗なる一族』など代表作がたくさんある山崎豊子さんの出世作であり、傑作小説。大阪に生まれ、若くして夫に先立たれ、商売に命を捧げた女性・多加のど根性の生涯を描いている。

    明治末期、堀江の米問屋の次女として生まれた多加は、お見合いにより船場の呉服問屋・河島屋に嫁ぐ。義父が急死してしまい、夫の吉三郎が二代目の店主となったが、商売に身が入らず、多加が店を切り盛りしていた。吉三郎は「借金返済のための金策に行く」などと言って常に外出し、寄席を見に行っていた。寄席小屋で落語を見て笑い、終わると芸人を連れて飯を食いにいく生活。しだいに借金が返せなくなり、持っていた株も暴落し、河島屋を潰してしまう。

    多加は愛想をつかすが、生活が苦しく、育児もままならなくとも、別れを選ぶことはない。むしろ「そんなに笑いが好きならば、寄席小屋を経営したらどうか」と提案するのだった。戸惑う吉三郎に「やる前から失敗することを考えるもんがあるか!」とピシャリ。それから天満の寄席小屋を買い取り「天満亭」と名づけた。初めは有名な落語家を呼ぶことができずに集客に苦戦するが、多加の発案で、店先で冷やし飴を売るなどして、次第に人気を得るようになった。

    しかし、商売が軌道に乗るのとは裏腹に、夫の吉三郎の不倫が発覚。恥ずかしいことに、吉三郎は愛人宅で情事の途中で心臓麻痺で死んでしまう。葬式では気丈に振る舞った多加は、ここからさらに商売を加速させていく。そろばん片手に、多くの寄席を買収し、芸人の販路を拡大し、その頃はやっていた「安来節」を出雲まで出向いて買い付ける。大阪の寄席小屋の多くには、多加が経営していることを示す花菱模様の『花のれん』が付けられていた。さらに話を持ちかけられ、なんと通天閣まで買収する。多角経営の果てに笑いが根差した土地のシンボルまで手に入れ、落語だけでなく漫才の公演も多く手がけるようになる。しかし戦争が始まってしまい……。

    大阪の町を笑いで包み込むことに人生を賭けた、豪快な浪速女の一生。めちゃくちゃ面白かった。もちろんこの創業物語にはモデルとなった女性がいて、名前を吉本せいという。夫が創業し、彼女が成長させた会社は弟に引き継がれ、吉本興業として今も残っている。(小説なのでフィクション部分や時系列が違うところもあるみたい)

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    2026年02月13日
  • 大地の子(四)

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    ・血は日本人、育ちは中国人であり、血のつながりのある日本の父と、養育してくれた中国の父を持つ陸一心。大東亜戦争、そして文化大革命という災難の時代のなかで、日本人のルーツをもつがゆえに、想像を絶する生活を強いられてきた。義父の無償の愛、妻月梅の利他的な愛をうけ、実子燕々への愛情と生き別れた妹との再会の期待をもち、不屈の精神で生き抜いていく。
    最後は、日本と中国の間で揺れる心をもちながら、長江の雄大な景色をまえに、「大地の子」として生きていく宣言を実父におこなう。
    中国に対する見方がかわる読書体験だった。

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    2026年02月10日
  • 白い巨塔(五)

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    白い巨塔の最終巻です。
    沈まぬ太陽に続き、2作目にこちらを読みました。
    山崎豊子作品の人生の複雑に絡み合った思惑を堪能できました。
    読者にも寄り添った結末なんだろうなと、沈まぬ太陽よりは後味が良かったです。

    前巻では、財前側の弁護士が証人の夫を賄賂で丸め込もうとしたところで、証人になることを躊躇していた元看護婦長が出廷する流れになり話後終わった。

    今回も財前は選挙と裁判を掛け持ちして戦うことになるが、度重なる心労に、柳原医師に責任を押し付ける発言をしてしまうことで、新たな証拠を引き出すことになる。

    裁判は異議と正当な理由があれば、最高で3回まで行えることを知った上でどのような結末になるのか気になって読み進めてしまいました。

    財前が昏睡してしまう場面では、昏睡した財前の口から出た言葉が、どのような意味だったのか、昏睡する前の財前が、腕を認めていた里見に頼ったことや、どうすることもできないから本人には伝えなかったことなど、佐々木氏の心労を経験する。

    そんな中、財前から大河内に宛てた手紙に色々な思いがあっただろう中に医学の為に財前が選んだ選択を是非読んで確かめてほしいです。

    この本が書かれたのが、一度3巻までで完結していて、読者や世論が4,5巻を執筆するきっかけとなったと知って驚きました。その驚きも含め、山崎豊子の作品を楽しめました。

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    2026年02月09日
  • 白い巨塔(二)

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    東教授が退任され新教授として任命された財前。これまでの謙虚な態度から一変し、相手を見下す横柄な性格を露わにします。
    お金で解決してしまうところが怖いと感じます…

    同僚の里見助教授も目が離せない展開です!

    彼は財前とは正反対の性格で身分や地位より、“医療”というものをとことん追究しています。疑問に思うところがあると徹底的に調べる姿勢や損得抜きに患者を診る医師です。

    そんな彼がとある患者を巡って新任教授と対立します。

    :

    最初の方は中々話が進まず焦ったさを感じますが、中盤から一気に面白くなるのが魅力です✨続編も読むのが楽しみです!

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    2026年02月09日
  • 華麗なる一族(上)

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    初めて山崎豊子作品読みました。きっかけは、伊勢志摩観光ホテルに行くから、という何ともミーハーな理由から。軽い気持ちで読み始めたのに、重いテーマが幾重にも重なって、登場人物達は生きづらくないのかと、読み手の私がずーっと緊張してしまう。取材力が半端ないなと圧倒されました。
    で、伊勢志摩観光ホテルにいくなら、最初のページを読めばいいだけかもwww中巻へ続く。

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    2026年02月04日
  • 沈まぬ太陽(五) -会長室篇・下-

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    人は差別する生き物、人の争いは全て支配欲から生まれる、というのは宮部みゆきさんの中でも、ネガティブながら私の大好きな言葉です。
    その言葉を墨汁たっぷりででかでかと書いたような作品。これが巨人の筆なのね。

    Switchを子どもに買い与えて幸せ〜なんていう私の生活は、作者の表現を借りれば「塵芥」なるものです。でも出世や権力、利権なんていう怖いものから遠ざかろうとすると、究極ブッダやガンジーやマザーテレサみたいな清貧に身を置かなければ一生何か欠けたまま終わるんでしょう。
    もしくは死と隣り合わせの極限の冒険とか?
    悲しいかな。一兵卒マインドよ。

    いくら蓋をしても避けがたく支配と羨望とにまみれる私には、世界で最も危険な動物。それは檻の鏡に映った私。
    なんていうたまげた発想は、その危険を無自覚なだけに罪の意識を鮮明にします。

    はぁ。誰か大物に気に入られないかなぁ。(塵芥)

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    2026年02月03日
  • 沈まぬ太陽(五) -会長室篇・下-

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    門田隆将の「尾根のかなたに」が、日本航空123便墜落事故を題材とした被害者側の小説であれば、著書は加害者側の話です。
    他にもアフリカ転勤や、会社の派閥争いなどがありますが、1人の漢が会社に振り回されながらも仁義を尽くしていく、熱いストーリーです。
    著者の本は長いので、いつも読む前は躊躇してしまうのですが、読み始めたら止まらないです。

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    2026年02月02日
  • 沈まぬ太陽(四) -会長室篇・上-

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    門田隆将の「尾根のかなたに」が、日本航空123便墜落事故を題材とした被害者側の小説であれば、著書は加害者側の話です。
    他にもアフリカ転勤や、会社の派閥争いなどがありますが、1人の漢が会社に振り回されながらも仁義を尽くしていく、熱いストーリーです。
    著者の本は長いので、いつも読む前は躊躇してしまうのですが、読み始めたら止まらないです。

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    2026年02月02日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    門田隆将の「尾根のかなたに」が、日本航空123便墜落事故を題材とした被害者側の小説であれば、著書は加害者側の話です。
    他にもアフリカ転勤や、会社の派閥争いなどがありますが、1人の漢が会社に振り回されながらも仁義を尽くしていく、熱いストーリーです。
    著者の本は長いので、いつも読む前は躊躇してしまうのですが、読み始めたら止まらないです。

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    2026年02月02日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    門田隆将の「尾根のかなたに」が、日本航空123便墜落事故を題材とした被害者側の小説であれば、著書は加害者側の話です。
    他にもアフリカ転勤や、会社の派閥争いなどがありますが、1人の漢が会社に振り回されながらも仁義を尽くしていく、熱いストーリーです。
    著者の本は長いので、いつも読む前は躊躇してしまうのですが、読み始めたら止まらないです。

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    2026年02月02日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    門田隆将の「尾根のかなたに」が、日本航空123便墜落事故を題材とした被害者側の小説であれば、著書は加害者側の話です。
    他にもアフリカ転勤や、会社の派閥争いなどがありますが、1人の漢が会社に振り回されながらも仁義を尽くしていく、熱いストーリーです。
    著者の本は長いので、いつも読む前は躊躇してしまうのですが、読み始めたら止まらないです。

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    2026年02月02日
  • ぼんち

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    舟場のしきたりと伝統、昔良い頃の日本が伺えるとても面白い作品だった。つまるところ人生は人と人、男と女が織りなす物語なんだと感じた。

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    2026年01月17日
  • 白い巨塔(五)

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    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

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    2026年01月16日
  • 白い巨塔(四)

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    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

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    2026年01月16日
  • 白い巨塔(三)

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    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

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    2026年01月16日
  • 白い巨塔(二)

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    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

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    2026年01月16日
  • 白い巨塔(一)

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    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

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    2026年01月16日
  • 白い巨塔(一)

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    5巻全て一気に読みました。医療業界の複雑さ、人間の本性…息を呑むほどドキドキしました。この作品を書くために、山崎豊子さんはどれほど勉強なさったのでしょうか。素晴らしい作品でした。

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    2026年01月15日
  • 大地の子(一)

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    どこまでが事実なのか分からないけど、中国残留孤児と、日鉄の製鉄所合弁事業の現実にやっぱり中国嫌いとなったが、日本も日本だったのよね…
    最後の主人公の選択がとてもよかった!大地の子!!

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    2026年01月11日