山崎豊子のレビュー一覧

  • 二つの祖国(二)

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    二世の目でみる戦争の本は、初めてです

    必死で抵抗する日本兵が 気味悪くコワイです

    沢山ビラを撒いたのに
    降伏しなかったから、原爆が落とされたのかな

    沢山の被害...

    戦争は、おそろしい...


    だから、痴話喧嘩は要注意です
    夫婦、親子、仕事、友達...
    相手を受け入れたら 争い事が小さくおさまって
    笑顔が増えるかなぁ


    ...エイミー どうなるのかな...

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    2010年11月16日
  • 仮装集団

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    音楽が政党や経営者に利用され、大衆は翻弄される。作者の真骨頂は文章力に加え取材力だが、本著でも充分にうかがえる。著者の作品で一貫しているテーマは「正義」といってもよいだろうか。10.10.2

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    2010年10月02日
  • 二つの祖国(三)

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    二世の人と聞けば、生まれながらに母国語が2つも出来るから羨ましいと単純に英語で苦労している私は思ってしまうのだが、その両国が戦火を交えることになったとき、どれほど苦しむだろうか。
    主人公の天羽賢治には弟が二人いて、次弟は日本の大学に学んでいる間召集にあい、日本兵として出征する。一方アメリカに生まれ育ってそこから出たことのない末弟は、合衆国に対する当然の義務として米軍の志願兵となる。アメリカ市民としての義務を果たしたいと願う一方、両親の母国であり自分も10年間育った日本に対し、限りない愛着を持つ賢治は、その狭間で苦しむ。どれほど個人の能力が優れていたとしても、一介の市民に大きな歴史は容赦なく牙

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    2010年07月01日
  • 女系家族(上)

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    最初っから目が離せない展開で、とにかく先が気になって、一気に読んだ小説だった。
    大阪の老舗呉服問屋の当主が死んだ後、繰り広げられる遺産相続の壮絶な争い。しかも、四代続いた矢島家には、女系を尊ぶ伝統があるために、我儘放題に育てられた三人姉妹のいずれもが、自分の相続権を一分たりとも譲ろうとはしない。

    「華麗なる一族」も「白い巨塔」も「沈まぬ太陽」も、権力をめぐる闘争が大きなテーマだったけれども、この「女系家族」は、その中心にあるのが女性たちなので、その描き方もまた、男社会での争いとは様子が一味違っている。

    遺産相続の当事者である三人姉妹だけではなくて、その周りの、遺産管理人である大番頭や、長女

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    2020年07月15日
  • 不毛地帯 第四巻

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    「そんなこと心配しなくていいんだよ、会社で借りられるし、お父さんのことだ、贅沢なのを買わないから金の心配はいらないよ、総務部に、手頃なのを探して貰うことにしているよ」

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    2012年02月16日
  • 不毛地帯 第三巻

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    「いや、神森君や水島君が、よく手伝ってくれるので助かる、この間も三人で会員たちの原稿を整理しながら、思えば、あんな心身ともに極限状態の生活をしていた時のことが懐かしく、今のように物資は豊かでも、精神的な不毛の中に生きる方が、生き辛いと話し合っていたんだ」

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    2012年02月16日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    ネタバレ

    荒むさぁ………。
    そりゃ荒むよね、恩地さん。
    希望したわけでもないのに僻地勤務を10年間。
    最後には家族とも離れ離れで、隣家も見えないだだっ広い家に一人ぼっち。
    丸一日、日本語をしゃべらない日もある……。
    そんな生活によく耐えたなぁ。
    私だったらすぐ泣き入って、八馬とかに「組合とは縁切るから日本に戻して」なんて言っちゃうな。
    恩地さんには実在したモデルがいるとか。
    その強い精神力はどこからくるのか。
    見習いたいものです。
    でもなんとか恩地さんも、日本に帰ってくることが出来そうだとわかったときは、ホントに「よかったねぇ」という感じでした。

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    2023年09月20日
  • ムッシュ・クラタ

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    社会派小説を書くことに定評のある山崎豊子であるが、この短編小説も非常に面白い。
    どろどろした人間関係を克明に描き出している、というか怖い。

    一番気に入ったのはやはり「ムッシュ・クラタ」であろうか。あんまりどろどろした人間関係を描いているのは好きではないというのがありますが^^;
    もちろん全て読みましたけどね。

    結構薄いので、初めて山崎作品に手を出す人にはちょうどいいかもしれません。

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    2009年10月04日
  • 女系家族(上)

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    山崎豊子にしてはあまり社会派小説という感じではなくエンターテイメント性が高いかな。大阪船場の老舗を舞台に3姉妹と番頭、親戚たちのエゴと欲望がこれでもかというほど書かれてて、多少しつこいけど面白いですよ。

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    2011年07月16日
  • 不毛地帯 第四巻

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    オーディブルで拝聴。
    石油・自動車と、主人公以外の後輩方の話が続き、少し飽きてしまう場面もあったのだけど。後の5巻に続く伏線だったわけです。隠されていた訳ではないけど。

    石油の話は、特に専門的な単語も多くて何となく想像して読み進めていたけど、よくもここまで詳細に描けるものだと思った。あとがきから、多数の方に377名?取材をされたとの話で、さすがと感じた。

    千里の関係性からは、仕事で見せる男振りはどこへやら、情けなく溺れてしまう主人公の一面が見えて、少し幻滅。
    里井社長や鮫島の汚い男っぷりは聞いていて笑えてしまうほどひどかった。
    朝方、家に勝手にあがられるような親戚関係は嫌だよね。ほんと。

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    2026年01月20日
  • 沈まぬ太陽(五) -会長室篇・下-

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    悪人だらけですなあ、社内含めた政治ってこういう人間のドロドロ感の極みだからこそ、ここを目指すし、題材としても最適なのかもしれない。
    ただ、御巣鷹山の話と並列に並ぶ・並べるのは正直どうなのかな?どこまでリアリティがあるのか、判断し兼ねるし、注意深く回避すべき方向に読者の視線が移るような気が(帯の読者感想などその典型)。
    怒りは分かるし、後世に伝えていく責務はあると思うけれども、小説というフィクションの構成としては。。。

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    2026年01月06日
  • 沈まぬ太陽(四) -会長室篇・上-

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    作家の怒りが凄いなぁ。
    特にこの作家の作品群はあくまでフィクションだし、事実と誤認識してしまうことによくよく注意して読むべきだけれども、そこを凌駕する情念に負けてしまいそう。
    それ位の事件だし、その後の国策航空会社のだらしなさ、ひいてはそれらをすぐに忘却してしまう外部含めた人間の性に警鐘を鳴らすという意味でも本作の価値は十二分にあろうかと。

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    2026年01月03日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    この作家の手法には色々議論はありそうだなと改めて思わなくもなく。
    今生きる人が目撃している話題であるからして余計にそう思うし、逆に言えば作家としての腹の座り具合が違うとも言える迫力も否定できない。
    フィクションが事実を凌駕している典型例の一つかと。
    ともあれこの事故は日本は安全な国、技術大国とか言ってますが、本当ですか?という真摯な疑問が出てくる超絶の事故。子供ながらテレビに流れる名簿読み上げが異様に怖かったものです。私的には阪神淡路より、東日本より、サリンより、他の事件よりこれが今も一番の衝撃です。

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    2025年12月30日
  • 大地の子(一)

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    敬愛する俳優の上白石萌歌さんが、2026年2月からの舞台『大地の子』に出演するということで、読み始めた。彼女の役柄は“江月梅”。公演の発表が2025年8月で、当時彼女は舞台『震度3』に、まだ出演中だったと思う。今年、2025年の彼女は映画に舞台にTVドラマやバラエティ番組などの他に、adieu名義での歌手活動としてライブ開催、写真集の発売など、それはそれはめまぐるしい大活躍を遂げた年だった。フォロワーとしても、大いに喜ばしい限り。折しも2025年の年末である。
    上白石萌歌さま。今年は、もとい今年も、よくがんばりましたね。なにとぞ年末年始くらいは、ごゆるりとお過ごしください。
    舞台『大地の子』ぼ

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    2025年12月28日
  • 華麗なる一族(下)

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    内容は面白かったのですが、長かったです。主人公の立場や状況が目まぐるしく変化するで、グングンストーリーに飲み込まれて行きますが、とにかく長かったです。
    最後まで読みきった時は、マラソンを走り終わったかのような達成感でした。

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    2025年12月25日
  • 華麗なる一族(中)

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    内容は面白かったのですが、長かったです。主人公の立場や状況が目まぐるしく変化するで、グングンストーリーに飲み込まれて行きますが、とにかく長かったです。
    最後まで読みきった時は、マラソンを走り終わったかのような達成感でした。

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    2025年12月25日
  • 華麗なる一族(上)

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    内容は面白かったのですが、長かったです。主人公の立場や状況が目まぐるしく変化するで、グングンストーリーに飲み込まれて行きますが、とにかく長かったです。
    最後まで読みきった時は、マラソンを走り終わったかのような達成感でした。

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    2025年12月25日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    この小説のモデルになっているナショナルフラッグの会社のその後の行く末を承知している今、改めて読むと、ここで書かれている内容はあくまでフィクションだとしても、根幹の真実があるのだろうという気がする。
    加えて今だったら転職すれば良いでしょ、となるだろうけれども、この当時はそう簡単ではなかったんだと推察す。当方もほんの少し垣間見たことがありますが、身辺調査的なことは当然の如く横行していたようだし。
    でも不条理なものかもしれない、人生というのは。この厳然とした事実にどう向き合うかが万人に問われる永遠の命題なのかも。

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    2025年12月25日
  • 華麗なる一族(上)

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    こんな世界もあるんですね。
    まさに庶民の知られざる世界。
    官僚はやっぱり政界を牛耳っているのだと改めておもいました。
    彼ら一族は、政略結婚を拒否できないのですね。
    そうして家を存続させ繁栄させていく。
    いろんなカード、駆け引きが出てきます。
    そして言葉やしぐさから本心を読み取る。
    確かにドラマです。
    でも、やっぱり庶民でよかったかもしれない。
    そう思わせてくれます。

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    2025年12月26日
  • 大地の子(一)

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    序盤、中国のことがスッと入ってこなくて読み進まないが、中盤からサクサク読める。
    時代背景も中国のこともあまり知らなかったが、描写が素晴らしいので、想像しながら読めた。

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    2025年12月21日