山崎豊子のレビュー一覧

  • 不毛地帯 第三巻

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    第3巻も圧倒されました。
    主人公を支える妻が交通事故で亡くなる場面、その後母代りとなる長女の献身、自己の人生にどんどん進んでいく長男、などなど家族の大切さがじわ~っと感じます。
    また、ビジネスの面では、アメリカ3大メーカーも登場しての日本自動車業界の再編成の話に迫力があり、自分の前職も思い出しながら興味深く読めました。
    全部読んだ後、DVDでドラマも見てみたい。

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    2012年09月17日
  • 不毛地帯 第四巻

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    日本に戻ってきた壹岐。
    今度は油田開発に乗り出す。

    戦争時に燃料の重要性を感じている壹岐は、
    その思いも人より大きいが・・・

    物語も終盤、砂漠という新たな不毛地帯を舞台にして
    どのような結末を迎えるのか・・・次はいよいよ最終巻。

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    2012年08月20日
  • 暖簾

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    山崎豊子の処女作。さすが読み応えはあるのにさくさく読める。戦前戦後の大阪商人二代に渡るお話。暖簾=ブランドの大切さ、重みについてしんみりと感じ、考えさせられる。時代、環境に応じた活用という二代目の言葉が印象的。この本が書かれた頃からそんな発想あったんだなぁとも。

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    2012年08月17日
  • 不毛地帯 第三巻

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    フォーク社と千代田自動車の提携交渉に当たる壹岐。
    そんな中、悲しい出来事が起こる。
    そして、単身アメリカへ渡っていく・・・

    アメリカで社内外の争いはますます苛烈になっていく・・・
    そして、秋津千里との関係は?
    第4巻もきっと目が離せない。

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    2012年08月16日
  • 花紋

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    ネタバレ

    太平洋戦争の前後を生きた女流歌人の物語。

    歌と恋愛をどこまでも一途に希求しながら、旧家の伝統としきたりに押しつぶされていった女性の無念の一生が、流麗な文章と短歌を交えて描かれています。

    明るい部分よりも、無念さ、悲しさを表現した部分が多い作品です。

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    2012年07月19日
  • 花紋

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    旧家の総領娘であり、歌人御室みやじの秘められた恋と数奇な運命をたどる。

    今までこの方、社会派の作家さんだと思っていました。『不毛地帯』とかが有名すぎて。
    宮尾登美子といい、この作家さんといい、円熟した筆で描かれる女性の一生というものは読みごたえ満点です。目がくらむほどきらびやかで豪奢な反面、がんじがらめで窮屈な旧家の様子が生半可ではない描写力で描かれていました。
    波瀾万丈とはまさにこのこと。

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    2012年03月18日
  • 花紋

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    大正時代の世界感に、かなりはまりました。
    名家に生まれ、自分の思い通りに生きられない運命の下、凛とした強さを持った、御室みやじに魅了されました。

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    2012年02月28日
  • 運命の人(三)

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    ネタバレ

    第3巻。ほとんどが裁判での様子。事務官・三木にはガッカり。好きだったはずなのに、引っ込みがつかなくなったのか「そりゃないよ」という感じ・・・手記なんて出してほしくなかった。家族の絆もあやしくなってきた。弓成家は持ちこたえることが出来るのかな。4巻で完結。どんな展開になるか期待しながら読み進めていきたい。

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    2012年02月08日
  • 暖簾

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    店を継続、発展させる情熱。苦境から何度も立ち上がる根性。

    汗と涙と血を流しながら、親子二代で店の看板を守っていく姿勢は読み応えのある本だった。

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    2012年01月27日
  • 運命の人(二)

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    4巻にこそ,山崎豊子の想いが詰まっているのですね.
    この切替方はいいなぁと思いました.

    そもそも,史実的な面で山崎豊子を読むのが好きなので
    1-3巻でその部分をしっかり味わい,+で完全に巻を変えて
    4巻目で小説的な側面から沖縄問題を訴える.

    一つの作品でいい振り分けができていると思います.
    山崎作品にしては短くて簡潔だし.

    ドラマのほうあまり調子よくないみたいだけど,
    ディテールの再現性高くて僕はけっこう好きです.
    ただよほど読んでる人か,直前に読んだ人でないとわかんないですよね.

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    2012年01月25日
  • 女系家族(上)

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    さすが山崎豊子って感じの詳細な描写。
    知らない世界をリアルに表現していることろが興味をそそられる。

    続きが楽しみ。

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    2012年01月04日
  • 不毛地帯 第三巻

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    ネタバレ

    奥さんが亡くなってしまうとは思わなかった。
    商社のビジネスの中で、人間関係や、仕事感の違いが如実に出てくるようになって面白くなってきた。

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    2011年12月31日
  • 不毛地帯 第四巻

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    色々な葛藤や、どれだけ真剣にやっていても時の運によって仕事の流れや人生の流れが大幅に変わってしまう…

    ああ一体、最終巻はどうなるのか!?
    少しは幸せになってほしいのだけど…

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    2011年12月15日
  • 不毛地帯 第三巻

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    一冊一冊が完結した本でもよいぐらいの完成度と厚みのある話!
    それがまだあと二冊読めるというのがこれまた喜び

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    2011年12月15日
  • 暖簾

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    【優しさは放射線みたいなもの】
    奉公は厳しいものだったのだろう。
    だが、厳しく育てるのは、暖簾分けして、連結で規模を拡大して幸せになる為だった。
    (その代わり、この競争で弱者はふるい落とされる。)

    今の企業の人材育成は、奉公とは桁違いに生易しい。
    その代わり、大して成長しない。
    (かと言って、学校で予め鍛えられているわけでもない。)

    そういうわけで、絹の上で育った人は、弛んだ人格を持った挙げ句に、それを称賛するようになる。
    『(私を甘やかしてくれる)優しい人が良い!』

    他人に優しく、自分にも優しく。
    他人に甘く、自分にも甘く。

    更に悪化すると、自分が甘やかされているという自覚さえなくな

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    2011年11月07日
  • 暖簾

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    大阪船場商人の伝統と生き馬の目を抜く世界での苦労と生き様。一見の価値あり。とろろこぶを見ると極上の昆布と酢を思い出す。

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    2011年11月02日
  • 女系家族(下)

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    人間関係のこんがらがった様が面白い。ミステリーじゃないから結末は予想しやすいけど、読後感はかなり良い。

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    2011年10月27日
  • 女系家族(上)

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    読み始めてから、そういや何年か前に米倉涼子主演でドラマやってたなと思い興味本位でキャストを調べてみたら、藤代役じゃなくて文乃役だった。ふ、ふーん、そうでつか。

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    2011年10月25日
  • 二つの祖国(二)

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    実の兄と弟が、敵と味方に分かれてしまう。小説のような話だけど(小説だけど)、実際そういうことがあったんだろうな。広島の描写は細かい地名までわかるだけに、具体的なイメージを持って迫ってくる。

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    2011年09月26日
  • 女系家族(下)

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    出てくる人間すべて物欲の塊。ひとりとして善良な人物がいないところが、かえってリアル。
    最終局面で、矢島屋三姉妹が亡き父・嘉蔵を、陰険だ、計算高い、卑怯だと罵るが、そっくりそのまま自分たちの行状に当てはまることに、全く気づかないところが哀れ。

    TVドラマのキャストは、原作を読んでみて結構ぴったりだったことに驚く。
    藤代:高島礼子、雛子:香椎由宇、おば:浅田美代子、宇一:橋爪功、その女:伊佐山ひろ子、嘉蔵:森本レオ、文乃:米倉涼子、

    二女の千尋:瀬戸朝香だけは?だけど…。
    特に、橋爪の宇一は欲深ないやらしさが最高。浅田美代子もよかった。

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    2011年09月18日