山崎豊子のレビュー一覧

  • 運命の人(一)

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    特定秘密保護法案が審議されている今、国民の知る権利を考えるうえで、この作品を読むことは、タイムリーではないか。

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    2013年12月05日
  • 暖簾

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    ネタバレ

    2代にわたる大阪商人の話。商人にとって暖簾がこんなに大事なものとは。とても感銘を受けた。

    これが処女作とは思えない、さすが豊子先生。当初から念入りな取材をされていたのが分かる。昆布の話も面白い。昆布を使った料理をしようかな。

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    2013年11月13日
  • 女系家族(下)

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    遺産相続争いを通し人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説。
    格式ある船場の老舗の相続をめぐる色と欲と駆け引きが最後にどんでん返しがある。

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    2013年08月26日
  • 女系家族(上)

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    遺産相続争いを通し人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説。
    格式ある船場の老舗の相続をめぐる色と欲と駆け引きが最後にどんでん返しがある。

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    2013年08月26日
  • 花紋

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    ネタバレ

    あれ?これ、山崎豊子?彼女の本を読んだことがあればあるほど、そう思ってしまうだろう。いつもは社会の腐敗について考えさせられるが、今回はある女の一生を通して人生というものを考えさせられた。

    今の時代でも、自分で選んだ結婚相手を親が気に入らず、別れを選ぶカップルがいる。しかし花紋を読むと、それが正しい選択なのかわからなくなってしまう。

    自分の意思を尊重する現代的な女性であった郁子が、保守的な結婚をする。保守的な女性ならそれを受け入れ徐々に順応するだろうが、郁子は最初から受け入れず徐々に拒絶を強める。

    保守的な家系、意地の悪い継母や妾腹、腹黒い夫が郁子の不幸を一層際立たせるが、郁子自身にももう

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    2013年06月12日
  • ぼんち

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    今は存在しないであろう船場商屋の厳しいしきたりの中でのお話。
    船場の世界観は現在では無くなってしまっているだろうが、女性のしたたかさや我が儘などは何時の時代でも変わらず。男性は男性で、こんな風に放蕩してみたいなぁーなんて気持ちを少なからず誰しもが持っているのではないだろうか。
    だいぶ前に書かれた作品だが、読み応えがあった。

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    2013年06月11日
  • 女系家族(上)

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    えげつなく面白かったです(笑)
    大阪を舞台にした小説を大阪にいるうちにもうちょっと読んでおこうと思って、手にとった本です。
    (電子書籍なんで手には取れないんですが)。

    1960年代と思しき大阪。老舗の木綿問屋が舞台。
    代々女子ばかり生まれ、能力のある男を婿にとって続いてい女系家族。
    つまりは女性が権力を持っているわけです。
    冒頭、当主の葬式から。奥さんはもう死んでます。
    という訳で相続争い勃発。
    ①わがままで婿取りを嫌がり嫁に行ったのに離婚して出戻ってきて長女として惣領のプライドを持つ長女。
    ②長女の割を食って婿取りし、家に残っている次女。
    ③若くてまだまだぶらぶらしている三女。
    ④その三

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    2013年04月26日
  • 不毛地帯 第四巻

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    油田の入札についてがメイン。これまでの戦闘機受注や自動車会社提携において企業の利潤追求して来た主人公が、国の資源安全保障のためと掲げ石油に注力する。
    企業のためから国のためへ、参謀であった原点へと回帰する姿は納得できる。

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    2013年04月17日
  • 運命の人(三)

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    ネタバレ

    引き続き国家権力の恐ろしさが描かれる。裁判が進行するにつれ、主人公や周辺人物の生活が壊れ、人間の嫌な側面も見えてくる。

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    2013年03月31日
  • 二つの祖国(四)

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    なんという結末!なんという救いのなさ!

    モデルとなった人物がいたようだが、
    脚色しているとはいえ、なんとも切ない・・・

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    2013年03月20日
  • 二つの祖国(三)

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    物語の舞台は極東軍事裁判へと移る。

    モニターの仕事がここまでプレッシャーのかかるものとは・・・

    日本側の被告が実名ばかりなのは驚いた。

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    2013年03月20日
  • 女系家族(下)

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    ドラマを見ていたので結末は知っていましたが、最後のどんでん返しが見事で痛快な気分になりました。
    遺産を取り上げるだけでなく、女系に終止符を打たせるところに嘉蔵の怨念の深さを感じました。
    文乃や、生まれてくる子供への愛のための行動ではなく、ある意味彼女らをも利用して矢島家に復讐を遂げた嘉蔵はさぞかし爽快な気分でしょう。。

    番頭やお師匠などある意味実は男たちの駆け引きで話が進む様は、気が強いとはいえやっぱり3姉妹は愛すべきお嬢様よね、とちょっとお気の毒でした☆

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    2016年01月12日
  • 二つの祖国(二)

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    兄弟が戦場で相見える場面は何とも言いえぬ・・・

    日本軍と米軍の双方からの視点がわかるので、
    読者は絶えず、ヤキモキさせられると思う。

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    2013年03月02日
  • 二つの祖国(一)

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    やはり、山崎豊子作品に外れはない。

    日系移民の二世が日本とアメリカの狭間で苦しむ物語。

    それにしても、主人公のルーツが鹿児島とは・・・

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    2013年03月02日
  • 女系家族(上)

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    実は、ドラマではものすごくお世話になってるのに、山崎豊子さん読むのは初めてです。

    彼女の代表作を改めて検索すると、松本清張らと並び、なんと多くの作品が映像になったものかと驚かされます。

    この女系家族も以前米倉涼子バーションのドラマは見てましたが、職場の同僚が読んでて面白がるので借りることにしました。
    (そしたら先週から再放送してるのでびっくり!もちろん録画してます!)

    只今上巻を読み終えたところですが 藤代がいいですねー
    気位が高くて鼻持ちならない感じなのに、肝心なところは世間知らずでお嬢様。愛すべきキャラクターです。
    下巻も楽しみ☆

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    2013年02月26日
  • 女の勲章(下)

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    上巻より続きます。

    冷酷でやり手、切れ長眼の年下男、銀四郎(う~ん、何度書いてもワルそうな名前だ・・・)の冷淡な拡大計画はとどまるところを知らず、船場出身のいとはんデザイナー式子の地位をさらに高め、前例のない仕事を次々と成功裏におさめ、いよいよ、パリへ舞台を移そうとしていた。もはや日本のファッション界を代表するスターデザイナーとなった式子先生。しかし少しづつ、虚栄で飾られた勲章が重く影を落とし始めるのでした・・・

    下巻も相変わらず、銀四郎の快進撃が続きます。あまりにやり手なので、腹立つー!と思いながら読むのですが、まあ、あそこまで徹底して商売として割り切れたらもうご立派としかいいようがあり

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    2013年01月06日
  • 女の勲章(上)

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    船場のいとはん、こいさんものが何故か好きなわたくし。
    この作品は新聞の書評ではない欄で「船場のいとはんもの」として紹介されていたので知りました。
    知ってしまったら早く読みたい。某お急ぎ便も待ちきれなかったので、本屋さんの店頭お取り置きネットサービスで在庫確保し、取りに行きました。
    (このサービス、すごく便利だけど、カウンターで本のタイトルを告げるのがちょい恥ずかしいっす)

    この作品は、なみいる巨編をお書きの山崎先生においては上下巻と、規模としてそう大規模ではない作品に該当すると思われます。
    しかし、これが新聞連載の小説だったと知り、驚きました。
    こんなに悶々とする展開、毎日小出しにされるのを

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    2013年01月06日
  • 不毛地帯 第三巻

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    第3巻も圧倒されました。
    主人公を支える妻が交通事故で亡くなる場面、その後母代りとなる長女の献身、自己の人生にどんどん進んでいく長男、などなど家族の大切さがじわ~っと感じます。
    また、ビジネスの面では、アメリカ3大メーカーも登場しての日本自動車業界の再編成の話に迫力があり、自分の前職も思い出しながら興味深く読めました。
    全部読んだ後、DVDでドラマも見てみたい。

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    2012年09月17日
  • 不毛地帯 第四巻

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    日本に戻ってきた壹岐。
    今度は油田開発に乗り出す。

    戦争時に燃料の重要性を感じている壹岐は、
    その思いも人より大きいが・・・

    物語も終盤、砂漠という新たな不毛地帯を舞台にして
    どのような結末を迎えるのか・・・次はいよいよ最終巻。

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    2012年08月20日
  • 暖簾

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    山崎豊子の処女作。さすが読み応えはあるのにさくさく読める。戦前戦後の大阪商人二代に渡るお話。暖簾=ブランドの大切さ、重みについてしんみりと感じ、考えさせられる。時代、環境に応じた活用という二代目の言葉が印象的。この本が書かれた頃からそんな発想あったんだなぁとも。

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    2012年08月17日