女の勲章(下)
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女の勲章(下)

737円 (税込)

3pt

式子は、銀四郎の強引なまでの求愛を受け入れる。だが銀四郎は、なぜか三人の弟子たちとも次々と関係を結ぼうとする。そうしたなか、式子は、学院の理事に招請した銀四郎の恩師の静謐なたたずまいに心を奪われるのだが……。銀四郎の辣腕で、服飾デザイナーの頂点に昇りつめる式子。愛人の死亡記事をも広告料に換算する銀四郎。二人のたどる愛と打算の相克をリアルに追った野心作。

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女の勲章 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 女の勲章(上)
    781円 (税込)
    大阪船場に生まれ若くして両親を失った大庭式子は、三人の若い弟子たちと甲子園に聖和服飾学院の新校舎を建設する。一方、学院に出入りし、さまざまな場面で式子をサポートする八代銀四郎は、東京の名門大学を卒業し、一流会社に就職しながら、一年でサラリーマンに見切りをつけた経歴の持ち主。銀四郎の商才にたけた巧みな手腕で、式子は虚飾のファッション界の階段を昇っていく。
  • 女の勲章(下)
    737円 (税込)
    式子は、銀四郎の強引なまでの求愛を受け入れる。だが銀四郎は、なぜか三人の弟子たちとも次々と関係を結ぼうとする。そうしたなか、式子は、学院の理事に招請した銀四郎の恩師の静謐なたたずまいに心を奪われるのだが……。銀四郎の辣腕で、服飾デザイナーの頂点に昇りつめる式子。愛人の死亡記事をも広告料に換算する銀四郎。二人のたどる愛と打算の相克をリアルに追った野心作。

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女の勲章(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ギラギラと仕事に打ち込む男とそれに翻弄され欲にまみれて行く女。
    欲にまみれたギラギラした世界観がたまりません。

    0
    2014年01月26日

    Posted by ブクログ

    こんな面白いの読んだことない。身近なひとみんなに読んでもらっていろいろ話したい。銀四郎を前にしたら、私ならどの生き方をたどるのか、2人の女を同じ理由で死なせた白石教授の佇まいとはとか、何より私が産まれる20年前にあふれていたこの豊かな会話力と野心の力強さは、今わたしが触れる社会ではなかなか目にしない

    0
    2013年10月19日

    Posted by ブクログ

    そうなのか?これはひょっとしてそうなのか?と思ってたら、
    やっぱりそういう結末。
    わかっているのにとまらない。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    式子は、銀四郎の強引なまでの求愛を受け入れる。だが銀四郎は、なぜか三人の弟子たちとも次々に関係を結ぼうとする。そうしたなか、式子は学院の理事に招請した銀四郎の恩師の静謐なたたずまいに心を奪われるのだが・・・。銀四郎の辣腕で、服飾デザイナーの頂点に昇りつめる式子。愛人の死亡記事をも広告料に換算する銀四

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    昭和36年の作品と思えないくらい生々しく男女のドロドロした感情や煩悶がリアルに描かれている。山崎豊子作品は仕事のできる真人間の男性が主人公の作品ばかり読んできたが、この女の勲章は女性が主人公で男女のドロドロした騙し合い裏切り合いが描かれ全く違う凄みがあった。
    個人的に意外な結末も含めて読み応えのある

    0
    2023年06月23日

    Posted by ブクログ

     印象的だったのはパリ、ポルトガルでの描写で、自分の頭で情景を思い浮かべて読んだ。
     上巻を読み終わった時点でこのままハッピーエンドで終わるはずもなく、絶対にどんでん返しが来ると思っていたが、やはり!

    0
    2022年02月11日

    Posted by ブクログ

    ファッションデザイナー界での栄光を掴むため邁進する主人公。その背後には主人公を操る男の存在。女の世界の嫉妬や騙し合い、人間の欲望、愛憎、あらゆる感情が剥き出しで、ファッションビジネス面でも面白く、読み応えたっぷりな作品でした。

    0
    2021年06月23日

    Posted by ブクログ

    上巻より続きます。

    冷酷でやり手、切れ長眼の年下男、銀四郎(う~ん、何度書いてもワルそうな名前だ・・・)の冷淡な拡大計画はとどまるところを知らず、船場出身のいとはんデザイナー式子の地位をさらに高め、前例のない仕事を次々と成功裏におさめ、いよいよ、パリへ舞台を移そうとしていた。もはや日本のファッショ

    0
    2013年01月06日

    Posted by ブクログ

    男女、金銭、さまざまな欲情が絡み合い、駆け引きが行われる。気付いた時には、もう引き返せないところまできてしまっていた式子。
    読み始めたら止まらなくなる。

    0
    2011年06月12日

    Posted by ブクログ

    少し中途半端な終わり方で消化不良気味。
    男に翻弄され続けてきた式子がかわいそうだ。
    銀四郎、白石教授の二人のキャラクターが憎らしくて仕方なかった。
    こう思ってしまうことが、山崎豊子の術中にハマっているのかもしれない。

    0
    2020年01月26日

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