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Posted by ブクログ 2021年09月10日
「知る権利」を争うの裁判で一時は勝訴したが、逆転敗訴。敗訴する前から主人公は新聞記者としての自分を亡くしていました。それ以上に大切な家族とも絶縁状態になっていました。
ペンと紙を武器として戦ってきた主人公にとって記者以外の仕事は仕事ではないのだと思いました。本当にわずかの人かもしれないが、自分の好...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月24日
(一巻から四巻まで合わせたレビューです。)
大好きな山崎さんの(もしかすると最後になるかもしれない)長編小説。
沖縄返還時の機密文書漏洩事件(西山事件)をテーマに、
相変わらずの取材力&構成力で読者をぐいぐい引っ張っていきます。
この分野は完全に無知でしたが、小説を通じて、
昔の自民...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月13日
綿密な取材、細かな描写、読んでいくと、今そこで起こっている出来事のような文章に、読み進めていくにしたがって引きこまれていきます。
完結に向かって、長年離れていた夫婦が再び引き寄せ合うところは、感動的であり、そしてどこか残念な気持ちにさせられました。
真実とは何であるのか、生きかたとはどういうものか、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月29日
弓成は無罪、昭子は有罪に。
東京地裁の判決が下された…
判決直後に、昭子の手記が週刊誌に公表される。
窮地に追い込まれる、弓成…
上告後の高裁の判決は…
なぜ…
国家権力の機密情報に触れたことが、弓成をここまで追い詰めるのか⁇
弓成はなぜ昭子に対して、反論しないのか…
弓成はなぜ由里子に対し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月31日
第3巻は法廷決着編。
もつれにもつれる裁判は地裁から高裁、そして最高裁へ。機密漏洩と言われるが、国家機密とは?ということが常に頭によぎる。国民に知られてはまずい国家の機密?それが漏れることで政府は何を恐れている?裏取引がばれると反感を買うから、結局は自身の保身のためか?知らないことのほうがいい真...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月12日
弓成被告が逆転敗訴で刑が確定するあたり。
綿密な取材に裏付けられ、非常に中身が濃いが実在しているモデルが想起しやすい。そのためフィクションの部分については誤った印象を与えている部分はきっとあるのだろうし、当事者にとっては、忘れ去られて欲しい過去をほじくり返されるような思いなんだろうなぁと思いながら読...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月26日
一冊まるまる裁判描写。
とにかく濃い。
情報量が多く思惑策略が飛び交い、弁論の巧みさについていけず読み終わった時には疲れました。
だけどその分読み応えがあって面白かった。
出てくる人物が誰のことが推測できて、顔がすぐ浮かぶほどの大物揃い。
この本が事実に基づいたフィクションであることが怖くなる。
四...続きを読む
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