山崎豊子のレビュー一覧

  • 華麗なる一族(上)

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    長編なので、避けていたけど、山崎先生の作品に挑戦することにした。やはり綿密で読みごたえがある。人の心の機微に、そして政界、家の格式、財産、歴史、どろどろとして、でも引き込まれてしまう。家長の大介、長男鉄平、次男銀平、愛人との確執、三人の娘、どのように展開するか、楽しみ。

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    2022年01月22日
  • 沈まぬ太陽(四) -会長室篇・上-

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    重い・・・本当に重い。これ、あと一冊で終わるんか・・・?でも、とりあえず御巣鷹山の山場は越えて前に進んでるから読めるわ・・・・

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    2022年01月12日
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    今までで一番読むのしんどかったかもやな・・・単純に忙しかったんもあるけど、御巣鷹山の話はやっぱりしんどい・・・

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    2022年01月12日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    本当に読みごたえのある素晴らしい作品や。どんどん面白くなってくるな・・・恩地が報われてほんまに良かった!信念を貫き通す男にはやっぱええ仲間がおるな・・・
    しかし、次からどんな展開になるのか不安すぎて楽しみ❗

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    2022年01月12日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    昔の会社にはほんまにこんな組合闘争があったんかな・・・腹立ちすぎてやばいな。
    しかし、これこの勢いで全五巻とか、どうなるんやろ?
    なんとか恩地には報われて欲しい・・・

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    2022年01月12日
  • 白い巨塔(一)

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    ネタバレ

    この作品は、主人公の財前は悪役として、財前を告発した患者さん家族の味方となった里見は正義として描かれているが、実際には、財前はむしろ被害者であって、本当の悪人は里見なのではないか。

    物語の序盤、財前は、手術した患者さんの肺転移を見逃す。まわりはそれに気がつきつつ、誰もそれを財前に進言できないままに状態は悪化する。里見もまた、財前に「これは肺転移だ」と進言したはずだけれど、結局生検は行われることなく、患者さんは亡くなってしまう。

    患者さんの経過において、もちろん責任者は主治医であった財前だけれど、患者さんは結局亡くなってしまったとはいえ、訴訟を回避できた可能性は無数にあった。肺転移した胃癌に

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    2021年12月30日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    ちょっと自業自得だよなと思いながらも、物事をよくしようとする恩地のパワーはすごいなあと思った。それと同時に今では考えられないような労働条件があったことを痛感した。
    そう考えると、この時代に生まれてきた自分はラッキーなのかな。それとも未来はもっとホワイトな会社で溢れているのだろうか。
    この時代に戦ってくれた全ての労働者に感謝

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    2021年12月23日
  • 大地の子(四)

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    あらすじ
    太平洋戦争の敗戦によって、満州で残留孤児となった主人公・陸一心(中国名)が、中国人養父母への愛情と日本の実父との愛憎に揺れながらも、文化大革命の荒波を越え、日中共同の製鉄プラント事業を完成させるまでの物語。
    感想
    これが山崎豊子かって感じがした。

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    2021年12月09日
  • 不毛地帯 第五巻

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    終わりは意外と潔い(呆気ない)。組織の腹黒さというか、総合商社の熾烈な出世争い等のリアルな人間模様を描き切っている所が、この本が名著である故と思料。生馬の目を抜く───。

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    2023年07月02日
  • 運命の人(四)

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    3巻までは国家権力とジャーナリズム対立が中心の内容ですが、最終巻では沖縄戦史から現在にまで至る苦悩が一気に書かれています。
    胸を抉られる思い、また知らなければならないという思いで読みました。

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    2021年10月30日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    1.著者;山崎豊子さんは、小説家です。大阪の老舗昆布店に生まれ、毎日新聞に勤務後、小説を書き始めました。毎日での上司は作家の井上靖氏で、薫陶を受けました。19歳の時に、学徒動員で友人らの死に直面し、「個人を押しつぶす巨大な権力や不条理は許せない」と言っています。社会派小説の巨匠と言われ、権力や組織の裏側に迫るテーマに加え、人間ドラマを織り交ぜた小説は、今でも幅広い世代から支持されています。氏の綿密な取材と膨大な資料に基づく執筆姿勢はあまりにも有名です。「花のれん」で直木賞を受賞後、作家業に専念し、菊池寛賞や毎日文化賞を受賞しています。
    2.本書;3編(アフリカ篇2冊、御巣鷹山編1冊、会長室編2

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    2022年04月16日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    ナイロビ支店編ですね。これが実際にあったのが信じられない。未就航のナイロビにワンマンオフィスを構えて就航のための地盤作りは1000歩譲っても(将来がある可能性が少しでもあるにしても、1人はありえないが)、途中から就航は無くなったけどチケット売りしとけはないだろ。。。サラリーマンは逆らえないもんなあこの時代は。日本語を全く喋らない日が何日も続くのはきつい。。よく4年半も耐えたな。。おれなら会社を辞めて即帰国します。テヘランの時点で。それでも日本で耐えてる旧労組のみんなのために耐えたのはすごい。だけど、家族があそこまで苦しんでるのに意地になったのは、んー正直自分は共感できません。できないけど、やり

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    2021年09月05日
  • 大地の子(四)

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    8月は、なんとなくこういう本を読みたくなる。初読。よくこんな彼の国の固有名詞出まくりな本を、彼の国の協力のもとに書けたな、と。日本の固有名詞は出さなくて良かったのか?

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    2021年09月01日
  • 不毛地帯 第一巻

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    アメリカの産軍複合体と、防衛庁、元大本営参謀がらみなど、きな臭い話を、山崎豊子はよく取り上げたとおもいます。田中角栄が失脚した背景を含めて、日本の連合国軍の占領統治がまたおわっていないような錯覚を覚えました。

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    2021年08月30日
  • ムッシュ・クラタ

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    今更の山崎豊子であるが抜群に面白かった
    淡々と語られているのに引き付けられるのは何故だろう
    入り口は個性的な男の物語であるが
    実は女性の生き方の話で
    現代には通らない女道を辛く表現している
    自分の居場所は自分で作る
    見事な女たちに感心する

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    2021年08月12日
  • 白い巨塔(四)

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    財前がかつての患者と同じような手術をするのだが、その時の感情の動きが印象的。まるで呪い。

    物語も佳境に入ってきた。
    裁判の決着がこの物語の結末なのかなぁ。

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    2021年07月28日
  • 白い巨塔(三)

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    面白いなぁー
    時代は少し前だけど今でも十分に理解しやすく読みやすい。

    社会の仕組みはあんまり変わってないってことかな、、、

    里見先生がカッコいい

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    2021年07月23日
  • 白い巨塔(二)

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    本の裏にダイジェストが書いてあるので読みやすい。

    本当、誰かも書いてたけど社会の縮図のような物語。

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    2021年07月20日
  • 約束の海

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    1.著者の山崎豊子さん(故人)は、小説家です。大阪の老舗昆布店に生まれ、毎日新聞に勤務後、小説を書き始めました。毎日新聞での上司は作家の井上靖氏で、薫陶を受けたと思います。19歳の時に、学徒動員で友人らの死に直面ししました。
    「個人を押しつぶす巨大な権力や不条理は許せない」と言っています。社会派小説の巨匠と言われ、権力や組織の裏側に迫るテーマに加え、人間ドラマを織り交ぜた小説は幅広い世代から支持されています。綿密な取材と膨大な資料に基づく執筆姿勢はあまりにも有名です。「花のれん」で直木賞を受賞後、作家業に専念し、菊池寛賞や毎日文化賞を受賞しています。
    2.本書の主人公は、旧海軍士官を父親に持つ

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    2021年07月18日
  • 華麗なる一族(下)

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    ネタバレ

    終わりの始まりって感じで完結!って感じではなく、
    ここからどうなるか…気になる終わり方でした。

    世の中ってこんなふうに動くんだ、
    汚さを見せないように隠して動いていくんだなと
    妙にリアリティたっぷりでした。
    しかも、これはいつの世の中でも変わらないんだろうな…と。
    戦後が舞台とは思えないリアルで、
    70年以上も根本では変わっていないことを突きつけられました。

    ドラマではどんな風に終わるのか、楽しみです。
    今日絶対リアタイしよ…

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    2021年07月11日