二つの祖国(一)

二つの祖国(一)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

開催中のキャンペーン

アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。しかし日米開戦は彼らに、残酷極まりない問いを突きつけた。アメリカ人として生きるべきか、それとも日本人として生きるべきなのか――。ロサンゼルスの邦字新聞「加州新報」の記者天羽賢治とその家族の運命を通して、戦争の嵐によって身を二つに裂かれながらも、真の祖国を探し求めた日系米人の悲劇を描く大河巨編!

詳しい情報を見る

  • ドラマ化

    「二つの祖国」

    2019年3月23日、24日 テレビ東京系
    出演:小栗旬、多部未華子、ムロツヨシ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

二つの祖国 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 二つの祖国(一)
    825円 (税込)
    アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。しかし日米開戦は彼らに、残酷極まりない問いを突きつけた。アメリカ人として生きるべきか、それとも日本人として生きるべきなのか――。ロサンゼルスの邦字新聞「加州新報」の記者天羽賢治とその家族の運命を通して、戦争の嵐によって身を二つに裂かれながらも、真の祖国を探し求めた日系米人の悲劇を描く大河巨編!
  • 二つの祖国(二)
    1,045円 (税込)
    合衆国への忠誠を示すため、砂漠の強制収容所から米軍に志願し、欧州戦線に向かった末弟・勇。日本で教育を受け、帝国陸軍兵士として出征した次弟・忠。自らも米軍の語学将校となって南太平洋に配属された賢治は、血を分けた弟と戦場で出会うことを恐れていた。しかし地獄のフィリピンで彼が遭遇した、痩せさらばえた日本兵は……。戦争は天羽一家の絆を容赦なく引き裂いてゆく。
  • 二つの祖国(三)
    990円 (税込)
    終戦の翌年、極東国際軍事裁判が始まり、賢治はモニター(言語調整官)として法廷に臨むことに。戦勝国と敗戦国、裁く者と裁かれる者、そのいずれもが同胞だった……。重苦しい緊張の中で進行する裁判の過程で、自らの役割に疑問を抱き始める。家庭では妻との不和に悩まされ、次第に追い詰められてゆく賢治は、日本で再会した加州新報の同僚・梛子に、かけがえのない安らぎを感じていた。
  • 二つの祖国(四)
    935円 (税込)
    極東国際軍事裁判の苛烈な攻防戦も終盤を迎え、焦土の日本に判決の下る日も近い。勝者が敗者を裁く一方的な展開に、言語調整官として法廷に臨む賢治は、二つの祖国の暗い狭間で煩悶する。そして唯一の慰めであった梛子の体に、いつしか原爆の不気味な影が忍び寄る……。祖国とは何か。日系米人の背負った重い十字架を、徹底的な取材により描ききった壮大な叙事詩の幕が下りる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

二つの祖国(一) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦時中の日系人が、この様な扱いを受けていた事。ある程度、苦労しただろうとは思っていたが、この本を読み驚いた。次号を早く読みたい

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    江藤淳「占領軍の検閲と戦後日本 閉された言語空間」からの本。

    第二次世界大戦中の日系人に対する差別や強制収容のうち、アメリカでは、1942年の大統領令9066号により、約12万人の日系人が強制収容所に送られ、そのうちの一つに主人公らが収容されたマンザナール収容所があったことを初めて知った。

    バイデン前大統領が戦時中の日系人差別について2021年に謝罪したことが報道されていたとき、あまり何のことかよく分からなかったが、この第1巻を通してよく理解できた。

    山崎豊子は、世の不条理を描くことにかけては天才的文才であり、ただただ恐れ入る。

    0
    2026年05月03日

    Posted by ブクログ

    日系二世という微妙な立ち位置で、戦争という極限的に過酷な状態に置かれた主人公の心の持ちようが深く刺さる。平時には曖昧に出来るアイデンティティが戦争という究極の有事に突きつけられ、自分が保てなくなる。当然そのような経験はないが、自分はどこから来た何者なのか考えさせられる深い内容だった。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    日米開戦後、本編の主人公の邦字新聞の記者である天羽賢治はFBIに連行され、スパイ容疑で留置所へ入れられる。
    そして、アリゾナ砂漠の収容所へ送られる。
    砂漠の収容所から釈放され、ロスアンゼルスの家に帰ると家族は強制退去されていた。
    家財道具一切を二束三文で売り、一人2つまでのスーツケースの所持を許可されて、家族が移動させられたのは、競馬場の馬小屋だった。
    床にタールを撒いた、馬糞の付いた臭くて不潔な馬小屋に何千人もの日系人が、押し込められた。
    一週間に1回のみ、馬小屋の馬を洗うシャワーを使用することを許された。不潔な場所で、日系人達は、家畜の牛馬の扱いだった。
    しばらくして、千五百名の日系人はマンザナールの砂漠の中に建設されたバラックのマンザナー強制収容所へ入れられた。

    ※以下、ウイキペディアより。
    1942年2月19日にフランクリン・ルーズベルト大統領が発した大統領令9066号によって翌3月に開設された。マンザナー収容所は最大時には10,046名を収容し、収容された総数は合計で11,070名となった。

    アンケートや天皇の写真を踏み絵にしたり、日系人は各個人の米国への忠誠心を試される。親兄弟妻子間で意見が別れ、家族の絆の崩壊を招いた。
    同じ二世の賢治の弟の忠は、人種差別の米国に嫌気がさして、戦争前に日本へ帰属した。
    かつて、日本に留学していた賢治は、祖国日本と米国人としての自分との葛藤に悩む。

    戦前・戦時中と、相当な迫害を受けて来た日系人の心の有り様が、本作を読んで初めて分かった。
    日系人は人種差別を受けながら、そうではない白人もいるというエピソードが救いだった。
    物語は、更に続く日系人の苦難の道へ。
    二巻へ、つづく。

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    山崎豊子作品の戦争シリーズ第二弾。
    太平洋戦争におけるアメリカ在住の日系二世が主人公。
    1巻では、真珠湾攻撃から始まった戦争において、アメリカ在住の全ての日本人が収容所に入れられるところから始まる。

    ハワイでは日系人は少数派ではなかったため、それほど冷遇されなかったらしいが、本土では酷い扱いを受けたのは歴史的事実らしい。
    そして、日系人の中でも、アメリカのために忠誠を尽くそうとする者と、あくまでも日本民族としての誇りを捨てずに生きていこうとする者(アメリカ政府と対立して兵役にもつかない)とが対立する。
    主人公は、どちらにも属せず、あくまで日本人として誇りを捨てずに生きることがアメリカのためにもなるという信念のもとに行動する。
    そんな行動は、両派から理解されずに時には両派から疎まれることもある。

    そして、この戦争を早く終わらせることが両国の国益になると考え、日本の暗号解読を担う軍人になる。

    0
    2023年06月21日

    Posted by ブクログ

    やっぱり戦争のテーマは考えるところが多い。父 乙七と意見の違う賢治。賢治はなぜ、日本語教官になる選択肢しかなかったのに、自分の意志で米軍に協力すると父に伝えたのか。自分が置かれた立場への決意であろうが、父は受け入れ難い。本当のことを話しても決して分かり合えないと知っていたからかもしれない。この後、この父と子は分かり合う未来があるのだろうか。

    0
    2022年08月12日

    Posted by ブクログ

    山崎豊子ワールドはやっぱり面白いなあ。ドラマを見たことあるけど、ドラマではとても描ききれない濃厚さがある。まだ三冊もこの世界に浸れるかと思うと嬉しさしかない。

    0
    2022年01月06日

    Posted by ブクログ

    どの選択肢も正しくもあり、正しくなくもある。そんな時の意思決定は、自分自身が一番何を大切にしているかに尽きるのだろう。

    0
    2021年10月30日

    Posted by ブクログ

     明治時代たくさんの日本人が国外へ渡ったことは知っていた。もちろん、第二次世界大戦が起こったことも知っている。でも、戦争の中で移民たちがどのような扱いを受けたのかなんて想像したこともなかった。山崎豊子先生は、いつだって私の浅はかさを突きつけてくる。

     日系二世は正真正銘アメリカ国民なのに、戦時中は捕虜として収容所に入れられたらしい(ちなみに同じ同盟下にあったドイツ・イタリア人はこのような扱いは受けなかった)。その収容所の様子は、想像するだに不快感がこみ上げる。さらには日系二世に残酷な問いが投げかけられる。

    ー命令されれば米陸軍兵士として戦闘任務につくか
    ー日本の天皇に対する忠誠や服従を拒否するか

     日本で教育を受けた日系一世とアメリカで教育を受けた日系二世からなる家族がバラバラになることは、当然の成り行きである。天羽家の一人一人が下した決断の先に一体どのような運命が待っているのか。

    0
    2022年01月19日

    Posted by ブクログ

    山崎豊子の人間に対する深い洞察や徹底した取材には、彼女の作品を読むたびに、驚嘆の念を新たにせずには
    入られない。
    当時の日系人の皆さんが苦難を忍ばれ、我慢を重ねて来られたことに思いをはせた。
    偶然だが本書読中にドラマが放映され視聴したこともあって、深く印象に残る一冊になった。

    0
    2020年09月24日

二つの祖国(一) の詳細情報

  • ドラマ化

    「二つの祖国」

    2019年3月23日、24日 テレビ東京系
    出演:小栗旬、多部未華子、ムロツヨシ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

二つの祖国 のシリーズ、関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

山崎豊子 のこれもおすすめ

二つの祖国 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す