中村真理子のレビュー一覧
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今回は良かった
今一つ煮え切らないストーリーが続いていたが、今回は大きく動き始めた巻。
実際、史実として残っている魏志倭人伝には、景初二年(238年)六月、卑弥呼が帯方郡に大夫の難升米と次使の都市牛利を遣わし、太守の劉夏に皇帝への拝謁を願い出たとある。
難升米とは本巻でも出てきたが「難斗米(なとめ)」とも書き、トメ将軍のこと。
都市牛利(つしごり)は牛利とも書き、ゴリのこと。
役者が揃ってきた感が気分を盛り上げる。
なお、卑弥呼の死は正始年間、中でも正始八年(247年)が有力で、本巻の9年後となる。
この9年間はニニギが力をつけ、卑弥呼(ヤノハ)の前に現れるのに十分な時間。
魏志倭人伝でも、狗奴国に狗古智 -
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情報戦とか
ヤノハさんはアカメさんの能力を駆使して情報操作に長けていて、この辺も兵法家に近いです。追放されたヒルメさんの前に現れたのは、後半に出てくる鬼の関係者とかでしょうか。
タケル王、やはり偽物というか、本人の能力不足でこれもトンカラリンに追放され、あえなく最期を迎えてしまいました。
日本神話の里とおぼしき千穂も出てきて、今度は鬼退治?が気になります。 -
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結果的に真のヒミコに
元々の地域も豊富で、幻覚作用をもたらすケシの知識などもあるようで、ヤノハさんの活躍が目覚ましいです。各国の思惑が交錯してかなりのピンチだったはずですが、ヌカデやアカメの活躍もあり、結果的にヤノハさんが女王になりそう。
諸星大二郎氏の作品とかだったらまた全然違う話になりそうですが、これはこれで興味深いです。 -
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古代史ものとして
当然、想像で構成したストーリーでしょうが、登場人物が有機的に噛み合っています。トンカラリン自体はそんなに昔からあるものでもないようで、とある小説家のアイディアを流用した設定だったようです。
ヤノハさんの知識は広範にわたるので、シノビの彼女も有効活用できそうです。
諸国の思惑は錯綜する中、卑弥呼らしい動きをするヤノハさん、悪知恵?は働きます。 -
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ヤノハを中心に
謎に満ちた邪馬台国の話は好きです。ただ、この作品は殺戮が多いです。
シャーマンとしてのモモハ、あっさり突き落とされて転落死したりで、ヤノハ、手段を選ばず、自分は生き延びようとしています。言い寄って来ていた男も刺し殺していますし。
ヤノハにはシャーマン的な能力まではないので、続きは気になります……。
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子供たちが大きくなってた。
藍子の弟が出来た。
2人とも保育園に通い出し、弟はまだお母さんに甘えたい幼子。
保育園でも藍子は活発元気な子だけど、最近何だか藍子の様子がおかしい。
そして2人の送迎は友弘だが、相変わらず友弘はママ達の間でモテモテ。
だが今回は以前とは違い、父親としての自覚がしっかりとしていた。
そして晃はこのシリーズからまたまたドタバタと騒がしい。
久しぶりに東京の実家へ帰ると何だか商店街の様子が変わっていて半数が若者になっていて、そして友弘の仕事も新商品開発の宣伝などで友弘も忙しそうで何だか晃は自分だけ取り残された気分になって、よかれと思ってした行動が全て裏目に出てしまい、遂には友弘に怒ら -
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やっと落ち着いてきた2人。
友弘の晃が嫉妬してしまうような女たらし癖や、男勝りの晃の突拍子もない行動は、藍子が産まれてからなくなりましたね。
友弘の場合は藍子が出来る前の、あの大阪支店店長になりたての向かいのライバル店店長の日浦との浮気以来、落ち着きましたよね。
流石の友弘も、その時は本気でヤバイ!と感じたんでしょうね。
この2人はというか、友弘は、晃に心底惚れてるけどなかなか素直でないために感情を口にしないで考え込んで1人勝手にキレたりと、ホントに以前はヒドかった。
今回もチョロッとその突然の感情が垣間見えた場面もあって、ひとり暴走してましたね。
藍子の初節句の雛人形を1人でデパートに買いに行く時 -
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なかなか面白い
主人公のヤノハは美しさ・聡明さ・豪胆さを兼ね備えており、さらに天照大御神のお告げを聞ける女の人の霊もついているみたいなので、充分ヒミコ(日見子)になる資格がある。
シノビのアカメや女戦士のヌカデなど使える部下も増えてきたので、今後の展開が面白そうだ。
ヤノハが様々な困難をどのように乗り越えるか、敵対勢力をどのように叩くかを見てみたい。 -
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やっと。
晃の場合、まだ何も分からない時に何故か食欲増進、気分がハイ状態、体調もすこぶる良くてと本人は至って元気だけど周りからは晃の様子がおかしい?と思われていた時に、友弘と意地の張り合いで受けた健康診断で分かったのが…妊娠でした。
相模家と軍司家の両親は待ちに待った知らせに大喜びで、マンガとしてでもちょっと引くぐらいのはしゃぎようだった。
晃ももういい歳なので、そろそろ落ち着いて欲しいんだけどな。疲れる。 -
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ホントに面倒い夫婦。
晃夫婦は義母から避暑のために別荘へと誘われたが、そこで待っていたのは過酷なサマーだった。
お手伝いさんが風邪でダウンのために、義母夫婦と晃夫婦の4人で料理などをしないといけなかったが、晃は義母にこき使われて掃除等をしているウチに、3人は食事を終えていて…。晃、すごく可哀相だった。
友弘も知らんぷりだし。
その後も友弘は接待で外国人主催のパーティーへ夫婦での出席をと言われて晃に言いますが、晃もその日は酒屋のメーカーとのイベントで暇無しだったので断ると友弘はものすごくキレて晃を罵倒したり、一人でむくれたりとやることは子供ですね。
晃もガサツだけど根は優しいので、なんとかしようと -
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夫婦の絆。
相模家へのお正月のお呼ばれで友弘にほったらかしにされた晃。
寂しい気持ちを理解してくれたのは他でもない義母だった。
他には友弘に転勤の噂があると聞かされた晃は友弘に聞くが、もしそうなっても晃は置いていくと言われてショックを受けた晃は…。
友弘言葉が足らないよねぇ。
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新婚さん。
結婚したら晃は変わるのか?!と思ったけど相変わらずの晃だった。
寝坊するし友弘を遅刻させるし。
会社では皆から冷やかされる友弘。
そして夏祭りの夜、ホントは浴衣を着て友弘と楽しみたかった晃は祭りで人助けのケンカをしてしまい、ボロボロな時に友弘と昔友弘と歩いていたキレイな女性を見かけてしまい、落ち込んでしまう。 -
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あらら。
今回は晃が夢で悪夢を見てから災難が続く。
友弘が飛行機で出張との事を聞いた晃は夢で友弘が乗った飛行機が墜落という夢を見るので何とかして出張を止めさせようとするが、友弘は馬鹿にして取り合ってもくれない。
そして無事に出張が終えて帰りを待っていると、飛行機墜落事故のニュースが流れ心配でたまらない晃に電話がかかる。「落ちた」と。
それから数日後、友弘は足の骨折のためにしばらく軍司家にお世話になるがその同居の件でまたまた軍司家では一波乱あり、それがきっかけで晃は家を出ようと決意する。