中村真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たまたま書店で見つけて手に取ったのだが、帯にいきなり田原総一朗ががががが。
それはともかく、個人的に関心の深い時代のお話である。主役は大海人で中大兄がヒール。そして関裕二氏などが唱えるように、鎌足の正体は…(ネタバレにつき自粛)というのが鍵か。
大海人は母の出自が謎、というのが公式の記録だが、この作品では(これもネタバレにつき以下同文)。この説も誰かがどこかで書いてた気がする。
「新説」と銘打ってはあるが、定説へのカウンターとして唱えられたさまざまな説から新たな物語を組み立てたストーリーという感じ。しかし決して継ぎ接ぎな印象はなく、描き方が巧みで興味深い。
大海人は青年になるまで、とある隠 -
Posted by ブクログ
1巻で感じたような衝撃が無かった。残念。
遣唐使船に真人を乗せた経緯は初めて知った。史実と違う点もあるでしょうけれど。
中大兄皇子が考徳帝をないがしろにして遷都をした辺りは想像以上に軽々しく(もっと根深いはず)ちょっと物足りない・・・
斉明帝の重祚を計るところや有間皇子を謀るところなど益々中大兄皇子のしたたかさが楽しみ。したたかと言えば、大海人皇子の方がもっと歴史に残っている表現ではしたたかなはず。さわやかな青年風に今は描いているけれど今後の二人のドロッドロな展開、目が離せない。
かかわってくる女性たちももっとたくさんいるでしょうが、まだあまり登場してはいない点も物足りない。 -
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新章突入?
遼東まではるばる旅をするシリーズが終わりを告げ、再び九州と出雲・近畿での複雑な争いに。
ただ、さすがに遼東まで卑弥呼が直々に出かけるというのは無理があったと思う。
しかも陸路であれば、往復に時間がかかりすぎて現実的ではない。
また、細かいところではヤノハの事を「矢野叶」と表記しているが、中国語の発音からしてあり得ないこと。
この辺り、もう少しリアルにして欲しかった。
後半の新章は再び畿内や南九州との争いになるという事で「またか」感も感じられる。
少しずつ大きなストーリーも進んではいるが、もう少しスピーディな展開を求めたいところ。
大好きなシリーズではあるんですが、今回はちょっとマイナス面 -
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着眼点は面白いが…
藤原氏が百済の王子豊璋の子孫?
蘇我入鹿が実は超善人?
大海人皇子が蘇我入鹿と皇極天皇の子?
ちょっとトンデモ説過ぎるんじゃないだろうか?
古代日本の話なので創作は当然アリだが、これはちょっと…。
もっとも、その設定自体は面白い。
トンデモ説ではあるが、物語としてはアリかも。
この、「誰もが知っているけれど物語のテーマに選ばれにくい」時代に着目したのも、非常に新鮮味がある。
ただ、乙巳の変に至るまでの流れが駆け足過ぎる。
好青年・蘇我入鹿もどこまで本当かわからないうちに亡くなる。
豊璋に至ってはわき役から突然主役に躍り出てきた感じ。
そもそも、中大兄皇子が蘇我入鹿を殺す理由が唐突過ぎ -
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お隣に。
あの長谷夫婦が越した来た。
晃と長谷の子供は年の近い赤ちゃんなので、長谷の妻の悦子が保育所代わりに晃の子供も世話してくれていたが、今までは少し離れた場所に住んでいたために不便だったけどたまたま晃宅のお隣が空き家となったので長谷夫婦が越して来られたというラッキーな話だけど、マンガだから可能なんだよね。
しかし長谷の奥さんって、友弘が大阪時代、浮気しそうだった相手だったのに、そんなこと忘れて友達になれるのか?、友弘も晃も。
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晃の居住環境って…。
独特ですよね。
妹の舞子が友弘が店長として勤める神戸支店の美容師なので、一人暮らしよりはという事で周りも晃も舞子を晃夫婦と同居って、どうかなぁ?と思うけど。
いくらお互いにプライバシーは尊重とか言っても、舞子も友弘の事を憧れや義兄として素敵と思っていたし、友弘も女ぐせ悪いし。
晃も鈍感なので心配したけど、この作者さんはそのつもりはない思いで描いたようだけど、ちょっと読んでいても読者としてはあまり気持ちは良くなかったですね。
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長谷と悦子が結婚。
友弘が前職時代の大阪単身赴任時に色仕掛けをした浅野悦子が友弘の同僚だった、堅物の長谷とデキ婚。
いくら昔の事でも、そして晃とも意気投合したからといってそんな女性と仲良し付き合いするなんてなぁ。
この作品はけっこうデリカシー無い話が多いので玉にきずだな~。