吉田修一のレビュー一覧

  • 橋を渡る

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    最後の章で苦手なジャンルになった。
    この手の小説だとは思わなかっただけに残念。
    横道は良かったんだけどな。

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    2019年06月17日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    角田光代、吉田修一、村山由佳、柚月裕子、保坂和志、養老孟司。今を代表する気鋭の作家たちの猫エッセイ。紙面の半分は可愛い猫ちゃんのフォト。作家らの優しい素顔にも触れられ、ほんわか癒される。人気作家ばかり。仕事に追われ辛くてどうしようもなく苦しい時、その辛いことに全身で向かわなければならない。それがとてつもなくしんどい。そんな時でも猫の存在は、一刹那にせよ難題の直面を忘れさせてくれる。気持ちの逃げ場が心を楽にしてくれる。そういえば自分もワンちゃんに日々救われている。あらためて思い知らされた。

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    2019年06月08日
  • 橋を渡る

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    「春」の章を読んだ時にハズレたかと思った。
    「夏」の章でようやくこの作者らしいザラッとした感じが出てきた。そして「秋」の章で本領発揮という感じがした。
    最後の「冬」を読み始めると何の話かと分からなくなるが、進むに連れそういう事かと読めてくる。
    ただこの「冬」の締め方がいいかは疑問だ。

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    2019年04月08日
  • 最後の息子

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    吉田修一さんの本は、理由はわからないけどつい惹かれて読んでしまい、すとんとその世界に入れるものと、やっぱり自分とは合わないな、と思ってしまうものと両方ある。(それなのに読みたくなるのが不思議。)
    今回は残念ながら後者で、それはおそらく「女たちは二度遊ぶ」と同じく、男性のダメっぷりが目立ちすぎてしまったからだと思う。わたしは閻魔ちゃんのように母性もなく、心広くもないので、ダメ男性に対して許しの気持ちをもてず、ただイライラや不潔感のみを覚えてしまう。
    「Water」だけは違った。一見ダメ男子ばかりにみえるけれど、水泳に全力を注いでいる高校生たち。泳げないのに水泳部に入った後輩を励まし、友の記録更新

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    2019年03月20日
  • 初恋温泉

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    温泉を舞台にした連作短編集。
    「怒り」や「太陽は動かない」と言う重厚な作品のイメージが強かったが、今作は全然作風の違う作品が読める。
    温泉に行く直前に離婚を切り出された夫婦、不倫カップルなど、温泉に行く人の関係性も様々。
    特に盛り上がる部分がある訳ではないが、個人的には高校生カップルが初めて温泉に行く「純情温泉」が好き。もう一度、こんな純粋な恋が出来たらなぁ。
    吉田修一の恋愛作品もなかなかイケる!と思った一冊。

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    2019年03月20日
  • 橋を渡る

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    取り繕って生きること、自分の意思で生きること、流されて生きること・・本を読んでる視点からだから自分ならどうしたいかとか考えられるんだろうけど、実際に起きたらと思うと、ホントに自分のしたい考えや行動がとれのか、、という事を考えさせてくれた本

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    2019年03月04日
  • 最後に手にしたいもの

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    旅に出たくなる本。笑

    「泣きたくなるような青空」と連続して読んだ。
    あちらが爽やかな感じ、ならこちらは穏やかな感じ、かななんとなく。

    なんだろう、なぜかこっちの方が好きかもしれない。

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    2019年01月18日
  • 泣きたくなるような青空

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    旅に出たくなる本。笑

    吉田修一のエッセイは初めて読んだので、なんだか「ふーん」と思いながら読んだ。
    こちらは爽やかな感じ、かななんとなく。

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    2019年01月18日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    タイトルの美しい短編集。
    特に好きな話はないが、どこにでもいそうな、でも男にしか見えない女の姿が描かれている。
    そして、女を語る男はどれも地に足の付いていないようなモラトリアム中の男ばかり。
    時の流れの中で互いに漂う男と女が偶然交差した瞬間を切り取った写真を見せてくるような短編集だった。

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    2018年09月24日
  • 日曜日たち

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    ネタバレ

     日曜日たちっていうタイトルの意味がよくわからなかった。確かに、プロットが短編ごとにあって少しだけつながるのですが、つながる意味はそんなになかったのかなって。もっと複雑に絡まるならいいんですけどね。
     ただそれぞれの短編は面白くて、リアリティのある登場人物たちで、心情描写はなかなかに納得できるものでした。

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    2018年09月01日
  • 初恋温泉

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    実在する温泉宿を舞台にした短編で、思わずネットで宿を検索して想像しながら読んでしまった。
    どの宿も行ってみたくなったけど、青森の青荷温泉は描写も細かかったから尚更検証したくなった。

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    2018年08月26日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サクッと読める本が読みたいなーと思い、購入◎

    なんの疑問も持たずに読みすすめて、まんまと騙されました。

    チェーンソーや穴、火という不気味な描写で、桃子はこれから先生きてゆけるのかと心配になりながら読んでいったけれど、ラスト、ああ、この人は生きてゆける、そう思いました。
    この作品の心理描写、桃子を追い詰める周囲の人物や出来事の描写は、読者をどんどん作品の世界へと引きずり込んでゆく。

    けれど、個人的にはなくはない不倫をされた女性の心理描写に、日記のトリックが加わったもの。
    せっかく、という言い方がふさわしいかわからないけれど、せっかく上下巻に別れているのなら、真守の目線もあってよかったんじゃ

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    2018年08月09日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    この世には、恐ろしほど男性がいると同時に、恐ろしいほど女性がいる。

    それも、魅力的で、一筋縄ではいかない女性。ハマりはじめた時には、もう、遅いです。

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    2018年07月16日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    どんどん追い詰められていく桃子が、さすがに気の毒になってきた。
    とりあえずは、光の見える結末でホッとした。
    最後の章「ありがとう」はもう、ジェットコースターのような展開で途中から息苦しくなったけど、李くんの「ありがとう」と浅尾くんからの電話とぴーちゃんで、やっと呼吸できるような感じがした。

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    2018年07月10日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    ある種、ホラー。
    色々、怖かった。
    途中までは、桃子よりの読み方をしてたけど、最初の日記も桃子のものだとわかったあたりで、ちょっと複雑な気持ちになった。

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    2018年07月10日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    えー。。。こんなのってあり?
    桃子が不憫で不憫でかわいそうで久しぶりに本読んでこんなに滅入った気持ちになってしまった。
    トリックにはまんまと騙されました。でもそれを踏まえても因果応報?とはあえて言いたくない。
    ただただサレ妻が精神に異常をきたしていく姿がじわじわと描写されていって怖かった。いや、桃子の言う通り実際は"気が触れたフリ"なんだとしても、それでもね。不倫ってこういうことだ。誰かの日常を、生活を、精神を、確実に壊す。
    上巻では想像もできない展開と結末でした。一縷の希望は残されたのでホッとしたけど、うーん未だ消化できず。
    吉田修一氏はこの小説でなにを書きたかったんだろ

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    2018年07月12日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    義実家で暮らす結婚8年目で子無しの主婦、初瀬桃子。
    夫の真守は、なにやら26歳の女と浮気をしている。
    子供ができたから離婚したいと言われて……。

    というところで上巻は終わり。
    読みやすくておもしろくて、あっという間に読み切ってしまいました。
    下巻には驚きの結末がまっているらしいので楽しみ。

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    2018年07月05日
  • 平成猿蟹合戦図

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    歌舞伎町のバーテンダー浜本純平は、ある日、ひき逃げ事件を目撃する。だが逮捕されたのは、まったくの別人だった。真犯人への恐喝を目論むうちに、世界的なチェロ奏者のマネージャー園夕子と知り合った純平は、いつの間にか地元東北から国政選挙に出馬することになり…。

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    2018年06月17日
  • 空の冒険

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    吉田修一さんのエッセイは初めてだったため、どんな人なのか人となりが少しだけ垣間見られたのがよかった。短編小説は短すぎるため、盛り上がってきたところで終わってしまうところに物足りなさを感じた。また月刊連載のため、小説によっておもしろさにばらつきがあると思った。

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    2018年05月31日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    主人公の桃子、不倫する夫の真守、義母の照子の人物像が良くできてて、面白かった。真守もだめなヤツだし、桃子も変だし、あんまり感情移入はできなかったのだけど。
    日記のトリックというか、上巻と下巻とでは意味合いが違ってくるのが良かった!

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    2018年05月30日